2020年06月25日公開
2020年06月25日更新
旭川女子中学生集団暴行事件の真相に迫る!被害者や加害者のその後は?
今から約25年前に「旭川女子中学生集団暴行事件」という悲惨な事件が起きました。「旭川女子中学生集団暴行事件」とは一体どんな事件だったのでしょうか?今回は、旭川女子中学生集団暴行事件の真相についてや学校側や世間の反応、被害者と加害者のその後を調査しました。
目次
【旭川女子中学生集団暴行事件】とは
「旭川女子中学生集団暴行事件」とは一体どんな事件だったのか調査しました。旭川女子中学生集団暴行事件は、今から約25年程前の1996年に起きた中学生同士の悲惨な事件で、この事件により1人の被害女子生徒が心に一生残る傷を負いました。ではこの悲惨な旭川女性中学生集団暴行事件を詳しく見てみましょう。
北海道旭川市内の中学校で起きた集団性的暴行強姦事件
「旭川女子中学生集団暴行事件」は、1996年12月24日に北海道旭川市内にある私立中学校で起きました。女子中学生1名が、同級生である男子中学生10名から集団で暴行を受けたという集団性的暴行強姦事件であり、あまりにも悲惨で現在では到底考えられないような事件です。
事件の舞台になった中学校は北海道旭川市立北都中学校で、2015年には旭川市立中央中学校に、旭川市立常磐中学校と旭川市立第七中学校とともに統合されたため、現在は閉校しています。
この旭川女子中学生集団暴行事件の被害者の女子生徒と加害者の男子生徒10名は、事件当時は中学3年生であり、被害者の女子生徒は、中学1年生の頃から男子生徒からお尻や胸を触るなどの性的ないじめを受けていたそうです。
最初の頃はスカートめくりなど男子が女子に冗談でちょっかいを出すような嫌がらせだったようですが、それが徐々にエスカレートして、最終的には校内のトイレで集団暴行となり事件が発覚しました。
北海道旭川市について
旭川女子中学生集団暴行事件が起きた北海道旭川市とはどんな所なのでしょうか?北海道旭川市は、北海道の中央部に位置し、北海道の経済や産業などの中心都市とされています。旭川空港もあるので、東京や名古屋、大阪など各地からも観光客が多く来る場所です。
また北海道旭川市と言えば旭川動物園が有名で、年間500万人以上が観光に訪れるそうです。他にはジンギスカンやホルモン、旭川ラーメンなどの食も有名です。
旭川女子中学生集団暴行事件の被害者と加害者
続いては、旭川女子中学生集団暴行事件の被害者と加害者について見てみましょう。この事件の被害者となった女子生徒はどんな生徒だったのでしょうか?また旭川女子中学生集団暴行事件には加害者が10名いるのですが、それらの男子生徒についても調査しました。
被害者はアイドル的存在の女子生徒
旭川女子中学生集団暴行事件の被害者となった女子生徒は、肌は色白で清潔感があるとても可愛い子で、クラスではアイドル的な存在だったそうです。またとても明るい性格で友達も多く、勉強もできる優秀な生徒でした。
この女子生徒は当時、周りの女子生徒よりも少し胸が大きかったので皆から注目されていたそうです。当時は加害者の男子生徒たちに話しかけられても、その女子生徒は普通に会話をしていたようです。
被害者は1人ではない?
旭川女子中学生集団暴行事件では被害者1名とされているのですが、調べていると実際は被害者は1人ではなかったということもわかりました。最終的に事件が発覚した時の被害者は女子生徒1名なのですが、その他にもターゲットとなった可愛い女子生徒も複数おり、日常的にお尻や胸を触られる行為受けていたそうです。
しかも、ただふざけてタッチされるようなものではなく、特別教室に連れ込まれて大勢から押さえつけられ、その男子生徒たちが満足できるまで身体を弄りまくるという悪質な行為だったそうです。
加害者は同じ中学校の男子生徒10名
旭川女子中学生集団暴行事件の加害者と言われている男子生徒10名は、市内の中学校の中では有名は非行グループで、日頃から暴力沙汰や窃盗などの悪事を起こすような生徒達だったそうです。また校内の廊下をバイクで乗り回すこともあったとのこと。
その非行グループの男子生徒達は、同級生だけでなく教師まで平気で殴る行為もしており、内気な男子生徒や女子生徒には集団暴行している間、見張りをさせることもあったそうです。
旭川女子中学生集団暴行事件から通報までの経緯
続いては旭川女子中学生集団暴行事件の通報までの経緯を見てみましょう。旭川女子中学生集団暴行事件は、1996年12月24日に起きた集団暴行事件でありますが、どのようにして事件が発覚したのでしょうか?
加害者グループの1人が被害者の女子生徒に告白
この旭川女子中学生集団暴行事件が起きるまで、加害者の男子生徒達は被害者の女子生徒に対して、お尻や胸を触るなどの行為を2年程前から繰り返していたと言われています。なぜ最終的にこの悲惨な事件が起きることになってしまったのでしょうか?
実はもともと加害者グループのリーダー格の1人が、被害者の女子生徒に好意を持っていたそうです。そのため周囲には「被害者女性には手を出すな」と言っていたそうです。
被害者の女子生徒も、そのリーダー格の1人が自分に好意を持っていることは薄々気付いていました。被害者の女性生徒はその加害者グループの悪い噂を知っていたのですが、自分には優しかったためそこまで嫌いではなかったようです。
被害者の女子生徒はとても可愛かったことで、加害者グループのリーダ格の1人だけでなくその他の男子生徒も彼女に片想いしている人は多かったそうです。そしてそのリーダー格の男子生徒は被害者の女性生徒に告白もしていますが、断られています。
告白するも断られ腹いせに性暴力が始まる
被害者の女子生徒に告白するも、断られた加害者グループのリーダー格の男子生徒。告白を断られた腹いせに、ボディタッチなどの軽い嫌がらせから性暴力へと徐々にエスカレートしていったようです。そして最終的に「旭川女子中学生集団暴行事件」という悲惨な事件が起きてしまいました。
教師が加害者に対して注意するもエスカレート
旭川女子中学生集団暴行事件は、世間に発覚するまで約2年程の月日を要しています。調査してみると、被害者の女子生徒に嫌がらせが始まったのは中学1年生の2学期であり、最初はお尻や胸を触られたりスカートめくりをされるような悪ふざけだったそうです。
その後加害者グループの1人からの告白を断ったことで、徐々に性暴力がエスカレートしていきました。その行為に耐え切れなくなった被害者の女子生徒は、中学1年の秋頃には教師に相談したそうです。
この事を知った教師は男子生徒らを呼び出して、女子生徒が嫌がるようなことはしてはいけないと注意をしたのだとか。しかしその教師は、この事をそこまで問題視していなかったのか強くは注意してくれなかったそうです。
日常的な性的集団暴行で教師は無視?
女子生徒からの相談により教師が男子生徒たちに注意するも、その後男子生徒たちは辞めることなかったそうです。むしろどんどんエスカレートしてもっと酷いことをするようになりました。被害者の女子生徒が誰にも訴えることがなかったため、中学2年生の夏にはついに集団暴行をされてしまいました。
それからは校外でも校内でもかなり酷い集団暴行が行われたそうです。男子生徒たちは授業中にも関わらず、被害者の女子生徒を連れ出し、校内のトイレなど至る所でも集団暴行をしたそうです。
集団暴行について、教師たちが気付かないわけがありません。しかし教師たちは黙認という態度だったそうです。ある時女子生徒が男子生徒たちに特別教室に連れ込まれそうになった時に、そこにいた女性教師に助けを求めたそうです。
しかしその女性教師は男子生徒たちに「帰れ!」と強く怒鳴られ、女子生徒を無視して助けることをしなかったそうです。この女性教師だけでなく、学校中の教師は全員見て見ぬふりをしていたわけです。
被害者の親友の後輩女子生徒が教師に伝え警察に通報
こうして2年にも及ぶ集団暴行ですが、ついに警察に通報され事件が明るみになりました。この日、校内のトイレで被害者の女子生徒が男子生徒たちに悲惨な集団暴行を受け廊下で泣き崩れている所を、被害者の親友の後輩女子生徒が発見しました。
後輩女子生徒が教師に事の経緯を説明し、教師は被害者の女子生徒を自宅まで送りました。そしてこの事件を両親に報告するとともに警察に通報します。そしてやっと警察が集団暴行事件に介入し、裁判へと発展したのです。
旭川女子中学生集団暴行事件で学校側の反応は?
では、旭川女子中学生集団暴行事件での学校側の反応について見てみましょう。旭川女子中学生集団暴行事件が発覚したのは1996年12月ですが、事の始まりは2年程前からと言われています。
その間、被害者の女子生徒は教師や両親などに相談していたようですが、なぜ2年もの間事件が解決せずにかなり悲惨な事件にまで発展してしまったのでしょうか?
学校側の対応に批判の声
この旭川女子中学生集団暴行事件が発覚しても、学校側はすぐにはこの事件について公表しませんでした。女子生徒が男子生徒たちから被害にあってると知っていても、見て見ぬふりをしていた教師たちの対応には、批判の声が殺到しました。
教師たちはたった1人の女子生徒を守ることよりも、非行に走る男子生徒たちとは関わらないようにしようという対応をとっていました。これらの教師たちの対応は、現在では考えられないものです。
両親や目撃した大人の対応は無関心?
被害者の女子生徒は、教師たち以外に自分の両親にも男子生徒達からひどい行為を受けていることを相談していたそうです。しかし両親からは「そんな子たちは無視しなさい」と言われただけでした。
また、旭川市内の土手でも集団暴行はあったそうで、女子生徒が裸になって大勢の男子生徒に囲まれている所に通りかかった大人は、「セクシービデオの撮影かと思った」と言うほど、事件性は全く疑わず無関心だったそうです。
教師から見た被害者とは
では教師から見た被害者の女子生徒とはどんな生徒だったのでしょうか?被害者の女子生徒は、勉強ができて真面目で、とても明るい可愛らしい生徒でした。教師から見てもとても良い生徒だったと思いますが、なぜ教師たちはこの事件を黙認していたのでしょうか?
教師たちは女子生徒からの相談について「笑みを浮かべながら話していた」などと言っていたそうです。そのため本気になって対応していなかったとのことでしたが、これに対しても学校側の対応には批判の声が殺到しました。
加害者の親は被害者に落ち度ありと発言?
さらに信じがたいことに、旭川女子中学生集団暴行事件の加害者の男子生徒の母親からは「被害者の女子生徒にも落ち度があるのでは?」との発言があったようです。どんな理由があっても、男子生徒たちが寄ってたかって女子生徒にした集団暴行は許されることではありません。
それでもこのような発言をする母親がいることには衝撃的でした。ここまで悲惨な事件が発覚したにもかかわらず、かなり他人事のように感じている被害者側の親もいたわけです。
同級生の助けは無かった?
加害者の男子生徒たちは学校内でも日常的に集団暴行をしていたので、もちろん同級生達が気付いていなかったことはないでしょう。クラスでも被害者の女性生徒の頭を殴ったり裸になることを強要したりすることもあったようなのですが、同級生達は巻き込まれたくなかったのか誰一人として被害者の女子生徒を助けることは無かったようです。
旭川女子中学生集団暴行事件の疑問点
この旭川女子中学生集団暴行事件には数々の疑問点が浮上しています。旭川女子中学生集団暴行事件は、このような悲惨な事件に発展するまでに約2年もの間解決することがありませんでした。旭川女子中学生集団暴行事件はかなり悪質な事件であるにもかかわらず、なぜか加害者を擁護する声や同情する声が多くあったとも言われています。
旭川女子中学生集団暴行事件のその後
最後は旭川女子中学生集団暴行事件のその後について調査しました。この事件は1996年12月24日に発覚し、その後は裁判に発展しています。裁判の判決についてや被害者、加害者のその後についてを見てみましょう。またこの事件の後に起きた、類似の事件を紹介します。
旭川女子中学生集団暴行事件の裁判の判決
旭川女子中学生集団暴行事件の裁判は2001年に判決しています。加害者の男性生徒10名のうち3名が少年院送検、6人が試験観察、1名が保護観察処分という判決が下りました。また慰謝料としては1000万円が認定されました。
加害者は他にもいた?
旭川女子中学生集団暴行事件の加害者は、非行グループの男子生徒10名と言われています。しかしこの事件については加害者が他にもいたという声が多くあります。旭川女子中学生集団暴行事件では、被害を黙認していた教師や同級生たちなども立派な加害者にあたるでしょう。
被害者の女子生徒のその後
被害者の女子生徒のその後について調査したところ、驚いたことに女子生徒は事件が発覚した翌日には学校へ通っており、休むことなく皆勤賞を取っていたとの噂があることがわかりました。
この悪質な事件から25年ほど経とうとしており、被害者の女子生徒は年齢40歳くらいになります。事件当時は未成年であり、また現在の情報も不明ですが、幸せに暮らしていることを願いたいです。
加害者達のその後について
また加害者の男子生徒達のその後についても調査しました。加害者の男子生徒達は、事件当時は未成年であったため少年法により保護されています。そのため少年院に収監された後も普通に生活することができたのかもしれません。
加害者の男子生徒達も現在は年齢40歳くらいになります。一部の噂だと、成人した後に殺人事件を起こして逮捕された者が1名、殺人未遂事件で逮捕が1名、そして殺害されてしまった者が1名いるとも言われているようです。
その後は類似した事件が発生
1996年12月24日に発覚した旭川女子中学生集団暴行事件。この事件が起きたその後には、類似した事件がいくつか発生しているようです。その類似した事件を紹介します。
兵庫県で起きた尼崎児童暴行事件
まず1つ目は、兵庫県で起きた「尼崎児童暴行事件」です。尼崎児童暴行事件は、2006年11月に発生した事件であり、小学4年生の児童が主犯格となり、同級生の女子児童に性的いじめをしたと言われています。
大韓民国で起きた大邱小学生集団性暴行事件
2つ目は、大韓民国で起きた「大邱小学生集団性暴行事件」です。この事件は2008年頃に発生し、小学校高学年の男子生徒達が女子児童に対して日常的に強姦行為を繰り返していたという事件です。
旭川女子中学生集団暴行事件は異常すぎる悲しい事件
以上、北海道旭川市で起きた「旭川女子中学生集団暴行事件」についてを紹介しました。この事件の真相を調査してみると、かなり異常すぎる悲しい事件であることがわかりました。今後このような事件が絶対に起きないことを願いましょう。