【BLEACH】最強ランキング！死神だけでなく斬魄刀のランキングも！

BLEACHは週刊少年ジャンプにおいて連載されていた大人気バトル漫画です。「ワンピース」や「NARUTO」とともに、ジャンプの3大バトル漫画と位置付けられるほどの人気のある作品でした。現在は連載終了していますが、累計発行部数8700万部という驚異的な数字をたたき出しています。

BLEACHは、「幽霊が見える」特異体質を持った主人公・黒崎一護が死神の朽木ルキアと出会ったことから、虚（ホロウ）退治を始めたものの、やがて死神の世界「尸魂界（ソウルソサエティ）」から目をつけられ、数々の出来事に巻き込まれていく…というストーリーです。

BLEACHはその人気の高さからテレビアニメ化され、2004年から2012年まで全366話という非常に長い期間放送されてきました。本誌での原作の連載終了後も、スマートフォン向けゲームアプリが開発されたり、実写映画化されたりとその人気は衰えておらず、さらなるメディアミックスが期待されている作品です。

BLEACHの作品世界には人間だけでなく様々な種族がいます。虚（ホロウ）やその魂を斬り輪廻に還す死神、魂ごと消滅させてしまう滅却師（クインシー）、さらには破面（アランカル）などなど…様々な背景をもった個性あふれるキャラクターもBLEACHの魅力の1つと言えます。

そしてBLEACHファンの間で度々話題に挙がるのが、BLEACHキャラの中で誰が最強なのかというものです。BLEACHのキャラクター達は単なる力だけでなく、自身がもつ斬魄刀の力などを使役して戦うため、最強のキャラクターが誰なのかといった議論は尽きません。

この記事では、BLEACH世界における「BLEACH最強キャラランキング」と題し、独断でキャラクターの強さをランク分けしました。キャラクターの能力についても触れるため、原作を読んでいない方にとってはネタバレとなる可能性がありますので注意してください。

BLEACH最強キャラランキング15位は浦原喜助です。元護廷十三隊の隊長格であり、鬼道にも九十番台を詠唱できるほどに精通しています。知略にも長け、最終章である「千年血戦編」においてもユーハバッハから「手段」が未知数の特記戦力として数えられるほどの実力者です。

アスキン・ナックルヴァールとの戦いにおいて奮闘し、卍解「観音開紅姫改メ（かんのんびらきべにひめあらため）」などを駆使することでグリムジョーらと共闘していたとはいえ、親衛隊の1人であるアスキンに対して勝利を収めています。

BLEACH最強キャラランキング14位は、二枚屋王悦です。「刀神」の異名をもち、全ての斬魄刀の原型となる浅打を制作者という尸魂界への貢献度はもちろんのこと、護廷十三隊の隊長格をはるかに凌ぐほどの剣術の持ち主であることを示しています。

ユーハバッハがアスキン・ペルニダ・リジェ・ジェラルドといった親衛隊たちを引き連れて霊王宮に侵攻してきた際も、聖別による強化前とはいえど、実力者4人を一瞬の内に撃破していることから、圧倒的な戦闘能力を有していることが分かりました。

BLEACH最強キャラランキング13位はユーグラム・ハッシュバルトです。ユーハバッハ率いる見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）の皇帝補佐にして、星十字騎士団の最高位である「グランドマスター」です。ユーハバッハと同じく「他人に力を分け与える事ができる」という特異な能力を持っています。

クインシーの中でも抜きんでた存在で、ユーハバッハが眠りにつくとユーハバッハの持っている「ジ・オールマイティ」を行使できます。固有能力の「ザ・バランス」は幸運や不運を平等に分け与える能力ですが、自身は不運を弾き返す盾を所有しているので、一方的に相手に不運が襲い掛かるという恐るべき能力です。

BLEACH最強キャラランキング12位はグレミィ・トゥミューです。グレミィ・トゥミューの聖文字は「V」で、固有能力は「ザ・ヴィジョナリー（夢想家）」です。自分が想像したことを全て現実にしてしまうという、他の漫画やアニメ作品であれば間違いなくラスボスになれる程の能力を有しています。

その能力に一切の際限はなく、相手の骨をクッキーのように脆くして、燃え盛る炎に津波級の洪水を作り出し、巨大な隕石を降らせ、宇宙空間をも創造してしまいます。しかし、自身が作り出す想像を超え「野晒」を始解した更木剣八との戦いで、自身の敗北を想像してしまい消滅しました。

BLEACH最強キャラランキング11位はペルニダ・パルンカジャスです。初登場時はフードを被り、顔や表情を窺うことはできませんでしたが、更木剣八や涅マユリらとの戦いで、大きな左手の形をした異形の化物のような姿を現しました。聖文字は「C」で、ユーハバッハの親衛隊に選ばれるほどの実力を持っています。

ペルニダの固有能力「ザ・コンパルソリー（強制執行）」は、自身の神経を相手の体に打ち込むことで強制的に肉体を折りたたんで肉片にしてしまうというものです。この能力に対処するためには神経をマヒさせるか、その部位を切り落とすしかないという非常に厄介な能力です。

また、ペルニダは「霊王の左腕」そのものであり、神経を打ち込む「ザ・コンパルソリー」に加えて、バラバラにされても分裂する形で復活できる不死性や、相手の攻撃の特性などを学習することで爆発的に成長するという特性を持っています。

涅マユリらと交戦し、マユリの卍解を破り、ネムを殺害するなど大いに苦しめましたが、取り込んだネムに取り付けられていた成長加速装置によって、もともと高い成長力が加速させられた結果、限界を迎えて死亡しました。

BLEACH最強キャラランキングの15位から10位までにランクインした浦原喜助、二枚屋王悦、ユーグラム・ハッシュバルト、グレミィ・トゥミュー、ペルニダ・パルンカジャスについて取り上げました。千年血戦編の星十字騎士団から数多くのキャラクターがランクインしており、改めて見えざる帝国の戦力の高さが窺える結果となっています。

BLEACH最強キャラランキング10位は涅マユリです。十二番隊隊長・技術開発局の局長を兼任しています。毒々しい見た目をしているマッドサイエンティストでもあり、浦原喜助とはライバルのような関係です。護廷十三隊では司令塔のような役割を担っています。

涅マユリの斬魄刀の名前は「疋殺地蔵」であり、卍解は「金色疋殺地蔵」です。涅マユリの強さの根源は飽くなき探求心にあり、斬魄刀に頼らないトリッキーな戦い方をするところにあります。卍解を奪われる展開に始まる千年血戦編でも変わることのない活躍を収め、死神側の勝利に大きく貢献しました。

BLEACH最強キャラランキング9位は更木剣八です。護廷十三隊において、唯一卍解はおろか始解も使えないながらも、圧倒的な霊圧の大きさと力の強さで隊長にまで成り上がった人物で、エスパーダとの戦いでも始解のみでノイトラを撃破するなど、規格外の活躍を見せているキャラクターです。

千年血戦編においても、多くの隊長たちが卍解を奪われ苦戦する中、もともと斬魄刀の力に頼らず戦ってきた更木剣八は騎士団員を3人撃破します。その後「初代剣八」であった卯ノ花烈の手ほどきや草鹿やちるの助けもあり始解「野晒」に目覚め、さらなる力を得て戦いました。

BLEACH最強キャラランキング8位は石田雨竜です。クインシーの力を宿している少年で、主人公の黒崎一護のクラスメートです。一護たちと共に旅をし、様々な敵を撃破してきましたが、彼が最強キャラランキングにランクインする理由はその多くが千年血戦編においての活躍にあります。

実は石田雨竜の母親はユーハバッハの聖別によって命を落としており、石田雨竜はその特異体質によってユーハバッハの聖別の対象にはならなかった過去を持ちます。そのためユーハバッハの後継者に指名されるほどの評価を受けており、非常に強力なAのシュリフト「アンチサーシス」という能力を手にしました。

BLEACH最強キャラランキング7位はリジェ・バロです。親衛隊に選ばれる実力者で、その能力の絶望感から星十字騎士団最強とする原作ファンも少なくありません。万物貫通（ジ・イクサスシス）という固有能力を持っています。完聖体は「神の裁き（ジリエル）」で、まるで神様かのような偉業の姿に変身します。

「狙った対象の間にあるすべてのものを等しく貫通する」という非常に凶悪な能力で、防御は意味を持ちません。この能力で実力者である零番隊を始め、多くの隊士を葬り去りました。完聖体は固有能力である万物貫通の光に加え、全ての攻撃が効かず、瞬間移動まで出来てしまうというチート級の能力です。

BLEACH最強キャラランキング6位は京楽春水です。十刃1位のスタークを始解で倒すほどの実力があり、千年血戦編において護廷十三隊の総隊長として活躍しました。斬魄刀の名前は「花天狂骨」で、尸魂界において二振りしか存在しないとされている二刀一対の斬魄刀を所持しています。

京楽春水は千年血戦編においてユーハバッハ親衛隊のリジェ・バロと交戦し、卍解「花天狂骨枯松心中」を披露しました。その呪いのような能力で、無敵のように思えた完聖体に大きなダメージを負わせることに成功し、結果的に親衛隊で最も厄介であったリジェ・バロを倒しています。

ここまで10位から6位の涅マユリ、更木剣八、石田雨竜、リジェ・バロ、京楽春水を紹介しました。いずれも千年血戦編の星十字騎士団戦において活躍を収めたキャラクターがランクインしており、最終章で異次元の戦いが繰り広げられたことが分かります。それではBLEACH最強キャラランキングを1位まで一気に見ていきましょう。

BLEACH最強キャラランキング5位は山本元柳斎重國です。護廷十三隊全体の総隊長を務めます。姿は老人ではありますが、1000年以上自分を超える死神が出てきていない事から総隊長の座に居続ける「最強の死神」を自負しており、実際にその力は規格外です。

尸魂界や現世を恐怖に陥れた藍染惣右介ですら「戦闘力では敵わない」として、わざわざ山本元柳斎重國のために対策を講じるほど警戒していました。ハリベルの従属官を一瞬のうちに葬り去り、ワンダーワイスを体術のみで粉々にするなど、圧倒的な実力を誇っています。

BLEACH最強キャラランキング4位は兵主部一兵衛です。二枚屋王悦や修多羅千手丸同様に、霊王宮を守護する「零番隊」に所属しています。尸魂界に存在している万物に名前を付けた功績が称えられ、零番隊入りした過去をもちます。

それぞれが突出した力を持つであろう零番隊のリーダーであり、ユーハバッハと対峙しました。ユーハバッハが特記戦力の1人として数えている存在でもあり、兵主部一兵衛の場合、未知数の「叡智」であることが作中で語られていました。

兵主部一兵衛の斬魄刀は「一文字」で、巨大な筆のような形をしています。この斬魄刀で斬られたものは「名」を斬られ、半分に斬れば力が半減し、塗りつぶされれば兵主部一兵衛の所有物になってしまうという恐ろしい能力です。つまり、どんな事物であれ兵主部一兵衛は自分のものとしてしまえるわけです。

兵主部一兵衛の卍解は「しら筆一文字」で、山本元柳斎重國の卍解よりも古く、卍解の祖とも呼べる存在です。名を書き換えることで、対象の性質を完全に変質させてしまうことができます。また兵主部一兵衛は全ての「黒」を支配でき、未来の夜を100人分奪うことで漆黒の地獄を作るなど、スケールが大きいです。

BLEACH最強キャラランキング3位は藍染惣右介です。護廷十三隊の元五番隊隊長であり、尸魂界で起きた様々な事件の黒幕です。鬼道の九十番台の詠唱破棄など、他の隊長格が束になっても敵わないほどの強さです。また、ユーハバッハからは「霊圧」が未知数であるとして特記戦力の1人に数えられています。

斬魄刀は「鏡花水月」で、始解を見せた相手に完全催眠をかけるという能力です。文字通り五感を全て支配下におく催眠で、尸魂界のほぼ全ての死神がこの能力にかけられ、まんまと騙されていました。始解を見せるだけという簡単な条件ながら、非常に強力な能力です。

BLEACH最強キャラランキング2位は、BLEACH世界の主人公・黒崎一護です。黒崎一護は人間でありながらルキアと契約することで死神の力を得て戦ってきましたが、後に自身の中に眠る虚の力や、クインシーの力などに気づき、操って戦うようになります。

死神・虚・クインシーの3種族の素質を持ったキャラクターはBLEACHにおいて黒崎一護ただ一人であり、その特異性は藍染をはじめユーハバッハなど手の打ちようがない難敵にも役立ってきました。流石に主人公と言うべき性能で、特に崩玉を取り込んだ藍染を倒した「無月」状態はBLEACH世界でもトップクラスの強さを誇ります。

BLEACH最強キャラランキングで堂々の1位に輝いたのは、星十字騎士団を率いる頭領・ユーハバッハです。力を分け与えることができる自身の能力を使役し、星十字騎士団を作り上げ、尸魂界に大打撃を与えました。山本元柳斎重國や兵主部一兵衛など死神の中で最強と呼ばれる面々を自身の手で倒しました。

ユーハバッハの能力は「ジ・オールマイティ（全知全能）」で、これから起こる未来を見通し、都合の悪い未来を摘み取るという恐ろしい能力です。月島秀九郎による過去改変、藍染惣右介による完全催眠、クインシーの力を無効化する鏃を打ち込むことでようやく攻撃を与えることができました。

ここからはBLEACHの作品における斬魄刀の能力で強いものをランキング形式で発表します。多くは斬魄刀の能力を引き出した「卍解」がランクインしていますが、あまりにも強力な能力から始解も少しランクインしています。

最強斬魄刀ランキング10位は更木剣八の始解「野晒」です。始解ではありますが、もともと更木剣八が持っている膨大な霊圧をさらに活かす強大な斧のような形状をしており、グレミィ・トゥミューが落とした隕石をも破壊する威力を誇ります。

最強斬魄刀(卍解)ランキング9位は、現三番隊隊長・ローズの卍解「金沙羅舞踏団（きんしゃらぶとうだん）」です。この卍解が奏でる音を聴くと幻覚が見え、実際にその幻覚が放った攻撃でダメージを負う強力な技です。

最強斬魄刀(卍解)ランキング8位は、東仙要が使用する卍解「清虫終式・閻魔蟋蟀（すずむししゅうしき・えんまこおろぎ）」です。自身が作り出した空間内の相手の五感を奪い、認識を歪ませる能力です。使い手の戦闘能力が高ければ高いほど、恐ろしい能力になりえます。

最強斬魄刀(卍解)ランキング7位は、砕蜂の使用する卍解「雀蜂雷公鞭（じゃくほうらいこうべん）」です。エスパーダ2位のバラガン・ルイゼンバーンとの戦いにおいて使用されましたが、あまりの攻撃力に自身も後ろに吹き飛ばされてしまうほどのミサイルです。

神殺鎗（かみしにのやり）は、市丸ギンの卍解です。一瞬にして伸びた刀身が猛毒の塵となり、貫通した相手の体内に残って相手を溶かしてしまうという、非常に殺傷能力の高い卍解です。

神殺鎗（かみしにのやり）は市丸ギンの所有する斬魄刀・神槍（しんそう）の卍解ですが、非常に高い殺傷能力を誇ります。作中ではあまり出番がありませんでしたが、読者の印象は強く残っています。

BLEACHの最強斬魄刀(卍解)ランキングも残すところあとはトップ5です。様々な斬魄刀が登場し、卍解の能力も威力もキャラクターによって千差万別ではありますが、どれも隊長格にふさわしい殺傷能力の高いものになっています。

「金色疋殺地蔵」は涅マユリが使用する卍解であり、実はBLEACHの作品において初めて登場した卍解です。金色疋殺地蔵は赤ん坊の顔をしたイモムシのような怪物が出現し、周囲に致死性の猛毒をバラまく危険な卍解です。

涅マユリの「金色疋殺地蔵」は自身の斬魄刀の疋殺地蔵の卍解ですが、千年血戦編ではさらに涅マユリは自身の卍解を改造することで「金色疋殺地蔵・魔胎伏印症体」と発展させ、ペルニダ・パルンカジャスの神経を打ち込む能力を無効化しました。

白霞罰（はっかのとがめ）は、朽木ルキアの使用する斬魄刀「袖白雪（そでのしらゆき）」の卍解です。美しい雪の天女のような姿になり冷気を纏ったルキアの周囲や狙った相手などを一瞬で凍結させるほどの能力です。

「白霞罰」は千年血戦編終盤でエス・ノト相手に朽木ルキアが使用した卍解になります。これまで氷雪系最強の斬魄刀・卍解は日番谷冬獅郎の「氷輪丸」であると言われていましたが、この活躍によって氷雪系最強はルキアの卍解ではないかと言われるようになりました。

最強斬魄刀(卍解)ランキング3位は、朽木白哉の卍解「千本桜景厳（せんぼんざくらかげよし）」です。無数の桜の花びらは斬撃性能を持ち、当たってしまうとその身を切り刻まれます。オシャレでありながら、恐ろしい殺傷能力をもった卍解です。

千本桜の長所はその汎用性の高さにあります。1枚1枚が斬撃となる桜の花びらは、自身を守る防壁にも応用できるだけでなく、1か所に集めることで大きなエネルギーを持った剣にすることも可能です。

卍解「残火の太刀」は、尸魂界の護廷十三隊総隊長・山本元柳斎重國が、千年血戦編においてユーハバッハに擬態したロイド・ロイドに対して見せたものです。圧倒的な威力を誇り、その力は正攻法でいけば尸魂界ナンバーワンと言っても差し支えないでしょう。

「残火の太刀」は山本元柳斎重國がもつ斬魄刀、流刃若火の卍解になります。東西南北の4つの能力はどれも非常に強力であり、卍解を奪わなければユーハバッハですら危うかったのではないかと言われています。

最強斬魄刀ランキング1位は鏡花水月になります。数ある斬魄刀の力で卍解がランクインする中、鏡花水月は始解で1位という評価です。そのあまりに強力な能力には対処法がなく、作者である久保帯人も扱いに困ったのではないかと噂される程です。

鏡花水月の能力は、始解を見た相手に完全催眠をかけるという能力です。文字通り相手の五感を全て支配下におく催眠で、この始解を見た状態で藍染に勝てる者はいないと言われています。藍染は作中で卍解を披露していませんが、卍解以上に凶悪な能力として視聴者の印象に残っています。

BLEACHの最強ランキングについて取り上げてきました。キャラクター最強はユーハバッハであり、斬魄刀最強は「鏡花水月」であるという結論が出ましたが、戦いの条件や環境で結果が変わるのがBLEACHの魅力です。次の映像化も期待されるBLEACHからは目が離せません。