バッキー事件の概要!被害者や栗山龍らの現在!強要事件の結末

AV史に残る事件となった通称「バッキー事件」。代表の栗山龍を始め多くの人間が被害者への強要で逮捕されたこの事件ですが、今回はそんなバッキー事件の概要や判決内容、加害者・被害者のその後の様子などをまとめました。犯人である栗山龍は現在何をしているのでしょうか⁉

バッキー事件の概要!被害者や栗山龍らの現在!強要事件の結末のイメージ

目次

  1. 1バッキー事件とは
  2. 2バッキー事件主犯の栗山龍とは
  3. 3バッキー事件に関与した人間
  4. 4バッキー事件で実際に行われた撮影内容とは
  5. 5バッキー事件の卑劣な手口
  6. 6バッキー事件の判決
  7. 7バッキー事件の加害者&被害者とAV業界のその後
  8. 8バッキー事件のようなことが二度と起こらないように

バッキー事件とは

AV業界に大きな波紋を齎した事件である通称「バッキー事件」。複数の被害者が自身が受けた被害を告白し、8人もの逮捕者が出たこの一件は、AV業界の在り方自体にも一石を投じる様な大問題に発展した事件です。

今回はこのバッキー事件がどの様な経緯で発生したのか?犯人に下された判決の内容は?加害者と被害者のその後はどうなったのか?等をまとめ、皆さんにご紹介したいと思います。今後二度とバッキー事件の様な事件が繰り返されないためにも決してこの一件は風化させては成らないのです。

「バッキー事件」概要

バッキー事件とは、ビデオ制作会社である「バッキービジュアルプランニング」が行ったAV女優や素人モデルに対する強姦致傷事件の通称です。

2004年6月下旬、本事件の加害者であるバッキービジュアルプランニングの関係者は、東京都豊島区にある居酒屋でAV女優に脱法ドラッグを吸わせて前後不覚な状態にし、その女性をマンションに連れ込み猥褻行為の撮影に及びました。

撮影の際にAV女優の肛門に浣腸器具を挿入し、その器具を破裂させる事によって直腸穿孔や肛門裂傷など全治4か月もの重傷を負わせています。

被害者のAV女優はこの後人工肛門の装着を余儀なくされ、もし処置が遅ければ最悪の場合死亡していた可能性も有ったと言います。余りにも悪質な犯行内容という事で警察が動き、代表者である栗山龍をはじめ8人の関係者が逮捕されています。

バッキービジュアルプランニングとは

バッキー事件を引き起こしたこのバッキービジュアルプランニングは、2002年(平成14年)4月に創業したアダルトビデオメーカーで、バッキー事件後に会社を解散させており、現在はバッキービジュアルプランニング名義でのAV制作は行っておりません。

AVメーカーと一口に言ってもそれこそ星の数ほど存在するものですが、バッキービジュアルプランニングはその中でも一風変わったマニア向けの作品をメインとするAVメーカーとして知られていました。いわゆる普通のAVではなく、「観たいと思う人間以外絶対に観ない」様なコアな内容のAVを中心に制作を行ったいたAVメーカーなのです。

性癖は人それぞれ様々ですし、どの様な性癖を持っていたとしてもそれは問題ではありません。そういった特殊な性癖を持つ人々からの需要に答えるAVメーカーが有ったとしてても、それはビジネスとしては至極真っ当な行為です。

但し、だからといって何をしても良い訳ではありません。バッキービジュアルプランニングはコアな作品を作ろうとする余り、超えてはいけない一線を飛び越えてしまったのです。売れるものを作ることは企業活動として当然の事ですが、それはあくまでも法律の範囲内で行われなければ成りません。

バッキー事件主犯の栗山龍とは

栗山龍はバッキービジュアルプランニングの代表

それでは先ずこのバッキー事件の主犯である栗山龍という人物についてご紹介していきましょう。この栗山龍という人物はAVメーカー「バッキービジュアルプランニング」の代表で、AVや性風俗業界でその名を知られる人物でもあります。

とは言っても普段からその業界に関係している方以外にとっては、全く名前すら聞いた事が無い人物である事に変わりはありません。ただ、相当な成功者だという事で過去に雑誌の取材などを受けた事も有るようです。

栗山龍の経歴

この栗山龍という人物がAVや性風俗業界では相当に知られた存在であるという事は先程申し上げたばかりですが、彼はバッキービジュアルプランニング以外にもSMクラブ等風俗店の運営や、大手企業の経営コンサルタント等を務める事もある人物の様です。

それは彼の経営手腕が並のものでは無いという現れでもあります(とは言ってもそれがそのまま大手企業の経営に活かせるかという点には甚だ疑問を感じざるを得ないところですが)。栗山龍という人物は世間的には成功者という事で認識されていたようですね。

彼が以前ある雑誌のインタビューを受けていた際も、アメックスのブラックカードを所有している超大金持ちであると紹介を受けていたようですし、実際に相当な金額を稼ぎ出した事は間違いないようです。その多くは彼の運営するAVメーカー「バッキービジュアルプランニング」で稼ぎ出したモノというところでしょうか。

現在の栗山龍はどうか分かりませんが、当時の栗山龍の収入は年収で50億程有ったそうです。年収で50億とは我々一般市民には想像することすら出来ませんが、それだけの大金をたった一年間で稼ぎ出すのですから、やはりAVや性風俗業界は不況知らずといったところなのかも知れませんね。

栗山龍の生い立ち

続いては栗山龍の生い立ちについて調査してみました。…が、栗山龍の生い立ちについては特にコレと言った情報が無く、彼が一体どの様な生い立ちを過ごしてきたかという事を知ることは出来ませんでした。

先程申し上げた過去に受けたインタビューに生い立ちに関する情報が有るかと思いましたが、そちらにも詳しい事は何も記載されていなかったようです。

然しながら生い立ちとは異なる栗山龍の持つ異常な趣味というか「性癖」の様な情報が、その記事のインタビューには記載されていたようで、それが後の彼のビジネスへ大きな影響を齎したのは間違いなさそうです。

そんな特殊な栗山龍の持つ趣味や性癖についてはこの後の章でご紹介させて頂きたいと思いますが、やはり一風変わったAVメーカーを立ち上げるのは、自身も一風変わった何かを持っているからという事なのかも知れませんね。

栗山龍の異常な趣味

栗山龍の趣味、それは「猫を殺す事」だったそうです。栗山龍は昔から猫を殺す事を趣味としていたようで、猫を殺す時に感じる快感が何よりも堪らないらしく、それは大人になった現在も続けていたようです。

猫を買ってきたと思えばその猫を水の中に叩き落として溺死させたり、車で何度も轢き殺すなどの鬼畜な所業を自身の趣味であるとして公言しています。これだけでも充分万死に値する行いでありますが、それだけこの栗山龍という人間が倒錯した性癖の持ち主であるという事なのは間違いありません。

栗山龍はSMクラブを経営していると申し上げましたが、自身もSMが好きなようで、その手の作品を片っ端から観ていたそうです。然しどの作品を観ても満足が出来なかった様で、だったら自分が満足するような作品を自ら作ればいいと考え、その結果バッキービジュアルプランニングというAVメーカーが誕生しました。

つまりバッキービジュアルプランニングとは、栗山龍自身の歪んだ性癖を具現化するために作られたAVメーカーであり、その過激な作品内容は全て栗山龍自身が望む願望そのものという事に成るのです。他人の趣味にとやかく口を出すのも悪趣味ですが、さすがにこの趣味には嫌悪感を感じざるを得ませんね。

栗山龍に家族や彼女はいた?

また栗山龍の家族や恋人についても調査してみたのですが、こちらも目ぼしい情報は何一つ得られませんでした。栗山龍に関する情報は「お金持ち」「歪んだ性癖」のこの2つしか見つからない様で、その他の情報に関しては一切謎のままです。

ただ、この様な人物が当たり前に日常生活を送っている方が気持ちが悪い感じもします。猫を殺すことが自らの趣味であると堂々口に出来るその精神構造は常人の物ではありません。そんな人物ともし交際や結婚をするとしたら、お金が目的か、それとも同じく性的に倒錯した女性でなければ成り立たないでしょう。

バッキー事件に関与した人間

それではここからはバッキー事件に関与した人物(加害者)についてご説明していきたいと思います。バッキー事件には複数の関係者が加害者として関わっており、その中から8名が犯人として警察に逮捕されています。ここでは直接バッキー事件に関与した関係者の本名を交えながらご紹介していきたいと思います。

バッキー事件の加害者側関係者①栗山龍

先ずはバッキー事件の首謀者である栗山龍です。栗山龍はあくまでもバッキービジュアルプランニングの代表で、現場担当者では無いのですが、このバッキー事件に栗山龍は率先して関与していた様です。こうした事実からもこのバッキー事件が栗山龍自身の歪んだ性癖によって齎された事件であることが察せられます。

バッキー事件の加害者側関係者②監督のハリケーン三郎

続いてのバッキー事件加害者側関係者は、この作品の監督を務めたハリケーン三郎です。このハリケーン三郎の本名は「濱田太平洋」という名前だそうで、一見するとこちらも芸名のような印象を受けますが、どうやらこちらは紛れもない本名だそうです。

このハリケーン三郎はバッキー事件の首謀者の1人であり、バッキービジュアルプランニングの役員でもあります、つまりは栗山龍に最も近い人物として現場の指揮を任されていた人物でもあるのです。

バッキー事件当時は未だ20代半ばの青年であったハリケーン三郎。過去にキックボクシングとボクシングのプロとして活動していた時期も有ったそうですが、その後どの様な経緯でバッキービジュアルプランニングに参加したのは分かりません。

いずれにせよバッキー事件で逮捕された犯人の中でもかなり重要な人物です。彼のその後の行末に関しては、後程別章でじっくりとご紹介させて頂きたいと思います。

バッキー事件の加害者側関係者③3人の男優

続いてのバッキー事件加害者側関係者は、バッキー事件のAVに男優として参加していた3名です。AVで有る以上当然のことながら男優も欠かす事は出来ません。バッキー事件ではこの3人も積極的に事件に関わった人物であり、加害者でもあります。

パンティー仮面

バッキー事件加害者のAV男優「パンティー仮面」こと本名・中村件臣。この人物はバッキー事件当時32歳で、監督であるハリケーン三郎の弟子と言われていた人物だそうです。また自らも代表を務めるアダルトビデオの制作会社を設立しているらしく、そちらでは監督としてAV制作に携わっていると言われています。

以前自社に出演したAV男優に対する暴行監禁容疑で逮捕されたという前科があるらしく、これが原因で一度バッキービジュアルプランニングを退社しているそうですが、事件から2年後には復帰していたそうです。

ジャニーズ光太郎

バッキー事件加害者のAV男優「ジャニーズ光太郎」こと本名・矢野光太郎。ジャニーズという名が付けられているようにイケメン男優として人気のある人物だったらしく、元々はホストだったそうです。バッキービジュアルプランニングにはパンティー仮面からの誘いを受ける形で入社したと言われています。

バッキー事件に関しては、逮捕された犯人其々が自らの罪を他人に擦り付けようとする非常に見苦しい事件と成ったのですが、唯一ジャニーズ光太郎だけは自分がやった罪を全面的に認めていたと言われています。

サモハンチンポー

バッキー事件加害者のAV男優「サモハンチンポー」こと本名・神谷聡一。どうしようもなく下品な芸名のこのAV男優もバッキー事件に参加した人物です。

この男、でっぷりとしただらしのない体型と指が一本欠損しているのが特徴的だったらしく、指がないことから元々はチンピラで何処かの組織を破門された人物では無いかと考えられます。

この男はバッキー事件の際に撮影スタッフと男優を担当していたそうです。撮影時も率先して被害者達を罵倒し脅迫していたようで、公判中も終始ふてぶてしい態度をとっていたと言いますから、全く以て自身の行為に対し反省をしていなかったのでしょう。

こうした反省の色の見えない人物にどの様な判決が下ったのかは非常に興味深いところですが、そちらは後程しっかりとご紹介したいと思います。

バッキー事件の加害者側関係者④女優「おしおきシスターズ」

またこのバッキー事件には2名の女性も加害者として加わっていたそうです。それら女優の名称は「お仕置きシスターズ」という名称の様です。結局バッキー事件に参加した事で自らが社会的なお仕置きを喰らっているのですから、この2人も世話がありません。

きえねぇ

バッキー事件加害者のAV女優「きえねぇ」こと本名・中原紀恵。当時33歳のこの女性はバッキー事件にいじめる側として出演しておりました。犯行の動機として「お金がなかったのでつい参加した」と述べており、他のスタッフのように元々屈折した性癖を持っていたという訳ではなさそうです。

にしても目の前で同じ女性が酷い陵辱を受けているのを観て、自身も一歩間違えば同じ目に合うのではないか?とは考えなかったのでしょうか?鬼畜AVを撮る様な会社ですし、いつその矛先が自身に向けられるかも分からなかった筈なのです。そんな事すらも考えつかないからこそバッキー事件の様なAVに出演するのかも知れませんね。

ようこ

バッキー事件加害者のAV女優「ようこ」こと本名・大村恵美。撮影当時23歳のこの女性は、元々風俗嬢をやっていた女性だったそうです。立ち位置的には前途の女性と同じく被害女性を虐める役として出演していました。

本人は最後まで参加していないと供述していたようで、被害者に対し示談金を提示するなどして罪を軽くしようと動いていたようです。最後までだろうが何だろうがバッキー事件に参加した事自体には変わりはありませんし、何を今更といった感も否めないですよね。

バッキー事件の加害者側関係者⑤専属カメラマンの椎葉

続いてのバッキー事件加害者側関係者は、専属カメラマンの椎葉こと坂場三紀夫です。何故カメラマンなのに芸名なのかが不思議ですが、どうやらこの人物には前科が3つもあるようで、それを隠すためなのかも知れません。

専属カメラマンというだけ有って、鬼畜な映像を撮ることを専門としていたこの人物。自分は被害者に対し指一本すら触れていないと反論していたそうですが、触れずにカメラ越しに撮影していたのですから同罪です。その程度の意識しか無い人物だからこそバッキー事件に参加していたのでしょう。

バッキー事件の加害者側関係者⑥映像編集担当の猫屋陽平

最後のバッキー事件加害者側関係者は、映像編集担当の猫屋陽平こと岩崎悟です。編集まで芸名とはAVの世界はなかなかですよね。流石に編集者ということでこの人物はバッキー事件で逮捕や起訴はされていないようです。

然しながら加害者を養護するような発言をネットでしていたとされ、この人物も糾弾するべきだという声が数多く挙げられていたそうです。確かに現場には参加していなかったのでしょうが、作品を作るという工程を受け持っていた以上、この人物もバッキー事件の加害者であることは間違いありません。

バッキー事件で実際に行われた撮影内容とは

ではここからは実際にバッキー事件で行われた撮影内容についてご説明致します。正直言って非常に気分の悪い内容が記載されますので、読まれただけでも気分を悪くされる可能性がありますので、ここから先は自己責任にてお願い致します。

バッキー事件の撮影内容その①水責め

バッキー事件での撮影内容その①は「水責め」です。栗山龍率いるバッキービジュアルプランニングはこの手法をよく使うそうです。被害者の頭を掴み強引に浴槽の中へ。窒息する直前で頭を引き上げると再度また浴槽へ頭を押し込むという文字通りの拷問です。

被害者は大量の水を飲み込んでしまう為にその後吐くのですが、吐いたらまた更に水を飲ませて、その繰り返しでフラフラに成ってふやけた女性に対し性行為を行うのだとか。これもバッキー事件で実際に使われているそうです。

バッキー事件の撮影内容その②虫責め

バッキー事件での撮影内容その②は「虫責め」です。文字通り虫を女性器の中に挿入するという鬼畜な手法です。勿論虫は噛み付くので女性は悲鳴を挙げますが、そんな被害者をお構いなしに男優が挿入するという言葉にするのも耐え難い所業が、実際にバッキー事件では行われていたそうです。

バッキー事件の撮影内容その③薬やアルコールも

バッキー事件の撮影内容その③は薬やアルコールを使った強制強姦です。バッキー事件やバッキー事件以外の作品でも登場する手法で、合法ドラッグやアルコールで女性を前後不覚にし、そのまま強姦に及ぶというこれまた鬼畜の所業です。

当時合法ドラッグと称されていた物の殆どは現在は違法扱いと成っています。つまりは当時は未だ指定されていなかっただけで、その実は危険なドラッグを無理やり被害者に対し投与していたという事になるのです。

バッキー事件の中には、倒れている女優に対して誰も助けようとしないという異常な場面が映し出されている様ですが、これはそれだけ彼らがこうした行為を日常的に行っていたという証拠なのです。

バッキー事件の撮影内容その④暴力

そして最後のバッキー事件撮影内容はそのものズバリ「暴力です」。殴る蹴る髪を掴むは当たり前で、逃げ出す女優を捕まえて竹刀で脅したり、頭を殴られて流血している女優もザラにいたそうです。

中には撮影後に車椅子での生活を余儀なくされた女性もいると言われています。こうした集団暴行もバッキー事件やバッキー事件以外でも日常的に行われていたのだそうです。

バッキー事件の卑劣な手口

そもそも被害者には撮影内容が知らされていなかった

言葉では言い表すことが出来ない程の卑劣な行為に及んだバッキー事件。然しながらそのバッキー事件も事前に相手側との合意が有った上で撮影されたものなのであれば、これは何の問題も無いことです。女優自身がそうした行為が行われる事を承知した上で参加したのであれば、それは単なる自己責任の範疇ですからね。

然しこのバッキー事件の最も非難すべき部分は、被害者に対し撮影内容が知らされていなかった事にあるのです。つまり被害女性達は普通のAV撮影だとしか思っていない訳で、知っていればこんなバッキー事件の様な鬼畜なAVには出演しなかった筈なのです。

勿論バッキー事件で行われた撮影内容を伝えて、それでも参加するという女性は滅多にいないでしょう。それを分かった上で内容を伝えずに参加させたのですから、言ってみればだまし討ちの様なモノです。後は撮影中に鬼畜なプレイを強要し、泣き喚く女性たちを無理やり強姦するのです。これを犯罪と呼ばずして何と呼ぶのでしょうか?

被害者女性たちはスカウトや勧誘で集められた

バッキー事件に参加した被害者はスカウトや勧誘で集められた女性ばかりです。これはつまり「限りなく素人」であるという事に成ります。もし何処かの事務所に所属する女優だった場合は、後々面倒なことに成るという事を事前に踏まえているのです。なのでこのバッキー事件は用意周到な計画に基づいての犯行であったという事になります。

被害者女性たちは「普通のAV」「簡単なヌードモデル」という名目の求人で集められた女性や、何処かの事務所から売られたようなAV女優ばかりだったそうです。そして20万円程のギャラを貰った上で撮影に及んだ訳ですが、そのギャラはこうした鬼畜系AVとしては破格の安さだと言います。
 

AV出演を強要し強姦致傷事件にも

中には撮影に不穏なモノを感じ、ギリギリで出演を拒否する女性もいたそうですが、そうした女性に対しては事前に撮影していたヌード画像を使って脅し、AVへの出演を強要していたそうです。そして強要にも屈しない女性にはそのまま強姦に及ぶことも多々有ったと言います。

強要されている現場が撮影されていても、普通なら強要されている芝居をしていると思うところですが、バッキーの作品の場合は本当に強要されている訳で、その強要に応じないと否が応でも強姦されるというのですから、これは作品という名目で行われている犯罪以外の何物でもありません。

栗山龍も撮影に参加していた

また撮影には栗山龍自らも参加することが多々有ったそうです。バッキー事件の際も栗山龍は参加し「この女優の人格を壊してやろう!」と得意気に豪語しています。栗山自身が最も屈折した性癖の持ち主であることは既に説明済みですが、彼自身もまた撮影に参加することに強い喜びを感じていたのかも知れませんね。

バッキー事件の判決

続いてはバッキー事件で逮捕された8名の犯人に対する判決についてです。バッキー事件に参加した栗山龍を始めとする関係者のうち、8名が2004年に逮捕されています。そしてその後裁判が行われ、それぞれに判決が下されているのです。

栗山龍ら8人の犯人は一度逮捕されるも証拠不十分で釈放

2004年に栗山龍らバッキービジュアルプランニングの関係者8名が、出演女性に対する強姦致傷容疑で警察に逮捕されました。実刑もやむなしとみられていましたが、何とこの後栗山ら8名の犯人は証拠不十分として逮捕されるも釈放と成っているのです。つまりは不起訴処分という事に成ります。

日本の刑事裁判において、公判を維持するだけの証拠が有ることは絶対条件とされています。そして日本の裁判では起訴された場合99%の確率で有罪と成るとも言われています。つまりは絶対に有罪に出来るだけの証拠が無いと検察が判断した場合、起訴すらもされない事が有ると言うことです。

栗山ら8名の犯人が逮捕されたにも関わらず、その後釈放されたのはこのバッキー事件がAV撮影という中で行われた事であるという点と、強要によって行われたという明確な証拠が無いという点にありました。確かに女性側の言い分だけでは公判を維持し、強要によって無理やり強姦されたという証明が難しい状況だったのです。

その結果犯人として一度は逮捕されたにも関わらず、栗山ら8名は釈放されてしまうのです。これには被害女性も非常に悔しい思いをしたのではないでしょうか?

被害者女性からの被害届で再逮捕

しかしこのバッキー事件はこれで終わりではありませんでした。栗山ら8名が釈放された事実を知り、かつて栗山らに強要されてビデオを撮られた女性たちが一斉に被害届を提出したのです。

1名の被害届で証拠不十分と成った事件でも、複数名からの訴えという事であれば警察も本腰を入れない訳には行きません。こうして栗山ら8名は再度強要と強姦致傷等の容疑で逮捕される事と成ったのです。

栗山龍に下された判決

再度の逮捕で再び犯人と成った栗山龍ですが、取り調べの間も終始自身の罪を認めず、他のスタッフにその罪を擦り付けてばかりで一切反省の色が見てとれなかったと言います。そうして迎えた判決の日、検察が要求した懲役20年の求刑に対し、下された判決は懲役18年の実刑判決でした。

これまでに繰り返し行われていた強要行為を鑑みると、コレでも未だ安い判決だとも言える判決と成りましたが、栗山龍は判決の言い渡しの際にも薄ら笑いを浮かべていたそうです。

その他事件に関与した7名への判決

その他犯人たち7名に対する判決ですが、先ず監督のハリケーン三郎ですが、彼は犯人として再度逮捕状が請求された時点で一度逃走を図りますがその後逮捕され、後に判決として懲役15年の実刑判決を言い渡されています。

また同じく犯人のパンティ仮面も再逮捕され、彼もまた判決14年の実刑判決を課せられています。パンティ次郎は事件後に別の作品でも傷害・強姦事件を起こしており、これが逮捕の決め手と成った様です。

同じく犯人のジャニーズ光太郎にも懲役14年の実刑判決が下され、もう1人の男優であるサモハンチンポーにも懲役13年の実刑判決が言い渡されています。

バッキー事件で虐め役を担当したきえねぇは逮捕後に反省の態度を見せていた事もあり、求刑8年に対して懲役5年の実刑判決が、またもう1人のイジメ役であったようこにはバッキー事件の捜査に協力した点も考慮され、懲役2年執行猶予3年の判決が下されています。しかし彼女は執行猶予が付くと共に逃走したようで、現在もその足取りは掴めていません。

残るもう一人の犯人であるカメラマンの椎葉は、最後まで容疑を否認し続けたものの懲役3年6ヶ月の実刑判決が下されています。これによりバッキー事件に関わり、暴行や強要を働いた犯人全てに実刑判決が下されるという形と成りました。

バッキー事件の加害者&被害者とAV業界のその後

それでは最後にバッキー事件に関わった人物たちのその後と、バッキー事件を経てAV業界がその後どの様に変わっていったのかをまとめてみました。現在も犯人の一部は未だ服役中であるこのバッキー事件。このバッキー事件を経てAV業界は現在どの様に変化を遂げたのでしょうか?

栗山龍の現在

先ずはバッキー事件の主犯である栗山龍の現在からです。栗山龍は現在も服役中で、事件が与えた影響を考えても恐らく仮釈放は無いと思われますので、2025年迄は刑務所で過ごす事は間違いないと思われます。

釈放後にこの男がどの様な動きをするのかは分かりませんが、被害者に逆恨みのような行為を行わないかが現時点で懸念されるところです。

被害者女性達の現在

続いてバッキー事件の被害者たちの現在についてです。バッキー事件の被害者たちは現在其々に事件の後遺症によって悩まされている様です。或る被害者はその後車椅子での生活を余儀なくされ、或る被害者はその後水に対する恐怖症を発症し、また或る被害者は言語障害と成ってしまったといいます。

またバッキー事件のその後にアルコールに溺れ、自殺を図った被害者もいるそうです。事件を忘れたい一新だったのでしょう。彼女は残念ながらそのまま命を落としてしまったといいます。

他のところでも逮捕者が

また第二のバッキー事件と呼ばれるような事件がその後新たに発生した事も話題と成りました。この事件は大手AVプロダクションである「マークスジャパン」が、AV女優に対し出演を強要し、無理やり撮影に及んだといった物で、内容的にもまさに第二のバッキー事件とも言える事件と成りました。

AV業界では既にバッキー事件は風化してしまっている?

上記の様な事件が発生している事を見ても、AV業界では既にバッキー事件そのものが風化してしまっている感が有ります。この事件を忘れずに今後の健全化を図る第一歩にしようという動きもあった様ですが、現在のところその効果は現れていないと言っても過言ではありません。

会社も「コレクター」に名を変え存続

そして例のバッキービジュアルプランニングも会社名を「コレクター」に変更しただけで、現在も存続しているというから驚きです。確かに法律的には何ら違法では無いのですが、AV業界では例え問題を起こした会社であっても、その後で名前さえ変えればやっていけるという悪しき慣習を生み出す事と成りました。

バッキー事件のAVも未だ販売されたままの状態

またバッキー事件のAVも、その後回収される事もなく未だ販売が行われている状態にあるそうです。これらを取り締まる法律がない以上、彼女たちが強要されたAVは一生世の中に出回り続ける事に成ります。

現在の法律ではどうする事も出来ない?

これらを取り締まる為には現在の法律ではどうすることも出来ないというのが問題です。政府もこうした事件を受けて重い腰を上げたそうですが、隅々まで目が行く届いた法律の施行となるとまだまだ先のことに成りそうです。

バッキー事件のようなことが二度と起こらないように

今回はAV史に残る大事件と成った「バッキー事件」についてまとめて参りました。その後の被害者の苦況を思うと、二度とこの様な事件が起こらないように、世間がこうした悪徳業者に対して目を光らせる必要が有ると言えます。

業界が業界だけに一般人が目を光らせるのは難しいところですが、それでもこの様な悲惨な事件が繰り返されないよう、しっかりとした法整備が為される事を願うばかりです。

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