【閲覧注意】「シリアルキラー」エドゲイン!世界を震撼させた殺人鬼の正体とは?

エドゲインは有名なシリアルキラーで、殺人など数々の猟奇的な事件を起こしています。人皮を使うなどの底のない異常性は、現在では数々の作品に影響を与えています。エドゲインの親、兄などの家族や彼に殺害された犠牲者などについてもまとめています。

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目次

  1. 1エドゲインとは
  2. 2エドゲインが起こした悲惨な犯行
  3. 3エドゲインの生い立ちと両親
  4. 4エドゲインの兄
  5. 5エドゲインの影響を受けた作品一覧
  6. 6エドゲインは計り知れない異常者だった

エドゲインとは

エドゲインは、実在するアメリカの殺人犯です。彼の起こした事件の内容は非常に猟奇的であり、その残虐性・特異性から現在でも悪名高い殺人犯、シリアルキラーとして多くの人々に知られています。

20世紀を代表する殺人鬼の1人に数えられることも多く、彼が起こした事件や犯罪は、あまりにも異常であることから様々な国に伝播し、数多くの作品に影響を及ぼしています。

エドゲインの経歴

1906年8月27日、エドゲイン(本名エドワード・セオドア・ゲイン)はアメリカの北部に位置するウィスコンシン州バーノン郡に生まれました。父親と母親、そして兄がいる家庭の中で育ちます。

人当たりがよく、周囲からの評判も上々であったため、その異常性が本当に発揮され始めたのはエドゲインが40歳前後の頃で、家族がいなくなってから後述する数々の猟奇的な犯行を行いました。

シリアルキラーとは?

もともとシリアルキラーとは、あるFBI捜査官が提唱したことから生まれた言葉です。現在FBIにおけるシリアルキラーの定義は「殺人による犠牲者が3人以上であり、一定の間隔で事件が発生していること」が条件となっています。

エドゲインはシリアルキラーの代表格と扱われることも多いですが、彼の殺人による犠牲者は2人であるため、実は厳密に言うとエドゲインはシリアルキラーの定義には当てはまりません。

 

エドゲインが起こした悲惨な犯行

それでは、多くの人々に衝撃と嫌悪感をもたらしたエドゲインの悲惨な犯行の内容を見ていきましょう。(エドゲインの犯行についてはかなり刺激の強い内容を伴いますので、閲覧する場合は注意いただくようお願いします。)

犯行の概要

なんとエドゲインは女性の死体を解体し、人皮を使って自身の使う道具や服を制作していたのです。ただ、この女性達はエドゲイン自身が殺したわけではなく、墓地に行って掘り起こした女性の死体を使っていました。

なんとその数は40体にものぼる数であり、エドゲインの自宅には人皮で作られたアイテムがあちらこちらに転がっていたようです。

実際に人皮で作り出していたもの

エドゲインが人皮で製作したものは多岐にわたります。ちょっとした入れ物をはじめ、太鼓の打面やイスの表面など、様々なものを人間の皮を加工して作っていました。手の込んだものだと、ボディスーツなども制作していたようです。

どうしてわざわざ死体の中でも女性だけを選んで使っていたのか、それは後述する彼の生い立ちや性癖に深く関わっていきます。

エドゲインによる犠牲者

ここからはエドゲインによって殺害された犠牲者を見ていきましょう。1人目はメアリー・ホーガンという中年女性で、2人目はバーニス・ウォーデンという金物屋を営んでいる方で、この人もまた女性でした。

犠牲者①メアリー・ホーガン

1954年12月8日に、酒場を営んでいたメアリー・ホーガンが行方不明になりました。店に立ち寄った客が呼んでも返事はなく、カウンターの裏には大きな血だまりが続いているだけだったようです。

警察が調べたところ、現場には犯人と揉み合いになった形跡もなく、酒場のお金にも手はつけられていなかったため、犯人の動機が分からないまま1ヶ月の時が流れました。

 

エドゲインはこの頃40代後半であり町の外れに住んでいましたが、頼み事なども快く引き受けてくれる、おとなしくて良い人という印象を周囲からは持たれていたようです。

一方でエドゲインはメアリーが行方不明になった事が話題に上がった時に、自分がメアリーを軽トラで家に運んだという旨の発言をしていますが、彼の人柄からして周囲はジョークだと受け取っていたようです。

犠牲者②バーニス・ウォーデン

2人目の犠牲者であるバーニス・ウォーデンは金物屋を営んでいました。メアリーの失踪から3年後、1957年11月16日に行方不明になりました。事件はここから驚きの展開を迎えることになります。

殺人事件の発覚

バーニス・ウォーデンの最後の目撃時に居合わせていたことなどを理由に、エドゲインは強盗殺人の容疑で別件逮捕されます。この別件逮捕をキッカケに、エドゲインの常軌を逸する犯罪が明るみに出ることになりました。

強盗殺人の罪で逮捕するつもりでエドゲインの自宅に踏み込んだ警察が見たものは、凄惨な犯行現場そのものでした。バーニス・ウォーデンは首を切断され、手首や足関節がそれぞれ吊るされているような無惨な状態で発見されました。

自宅に突入した警察が見たものはそれだけではありませんでした。人皮を使って製作した衣料品や、頭蓋骨を半分に割った器、冷蔵庫に詰め込まれた内臓など、目を疑うような光景が広がっていました。

そして1人目の犠牲者であるメアリー・ホーガンの干した首も見つかり、エドゲインの犯行であったことが明らかになりました。髪の毛も生前のままであり、警察は恐怖のあまり笑うしかなかったようです。

犯行の動機

エドゲインをここまで異常な犯行に駆り立てた動機は一体何だったのでしょうか。実はそれは、彼の生い立ちに深く関係しているのです。次の項でエドゲインの生い立ちについて見ていきましょう。

エドゲインの生い立ちと両親

エドゲインの家族構成は両親と兄を含む4人家族でした。しかし、決して平凡な家庭というわけではなく、それぞれが問題を抱えていました。

そしてそれこそが、エドゲインの屈折した人格と性癖を形成した理由であると言われています。それではエドゲインと生い立ちとその家族について、詳しくみていきましょう。

アルコール依存症の父親

エドゲインの父親であるジョージ・ゲインは重度のアルコール依存症であり、失業を繰り返しており、少なくとも良い父親ではありませんでした。家族に暴力を振るっていたこともあったようです。

そんな父親を快く思うはずもなく、家族からも嫌われていました。特に後述する母親はジョージ・ゲインを軽蔑し、毛嫌いしていました。彼は66歳で心臓発作によって亡くなりました。
 

母親「オーガスタ・ゲイン」

エドゲインの母親であるオーガスタ・ゲインは、エドゲイン達息子を溺愛していました。しかし、その一方でヒステリックな人格を隠し持っており、彼女の愛は非常に独善的なものでした。

母親の偏った教育

彼女は狂信的なクリスチャンであり、この世界があらゆる悪に満ちていると考えていました。自分以外の女性を穢れた存在であると息子たちに教え、男友達すら作ることを許しませんでした。

学校に通っていたエドゲインが他の子供と仲良くなるような素振りを見せると、ヒステリックに反応して激昂に近い形で怒鳴り散らしていたようです。この教育がエドゲインの人格を捻じ曲げた一端を担っているのかもしれません。

女性に変身願望を持っていた?

オーガスタ・ゲインはエドゲインに対し、性の関係するものを悪であると教え込みました。特に、男性器を悪の象徴であると伝え、自分の性器に唾を吐くことを強要していたのです。

エドゲインは同世代の子供たちと満足に話す機会を与えられず、性に関する屈折した思想を植え付けられていました。そのせいか、エドゲインは女性に変身したいと考えるようになっていたようです。

エドゲインに関する事件で女性の死体ばかりが使われているのは、男性への嫌悪と女性への変身願望が関係していると言われています。

女性の人皮で作った衣料品をそばに置くことで、エドゲインは自身の男性性を否定し、女性に成り代わりたかったのかもしれません。

母親を崇高していた

エドゲインは母親に施された教育が原因で、いつしか母親こそが崇高な存在であると考えるようになり、崇拝していたようです。

脳卒中で倒れた母親を1年余りも献身的に介護し、母親が亡くなった時もエドゲインは「母ほど素晴らしい人間はいなかった」と号泣していたといいます。

母親の部屋だけ綺麗だった

警察の突入でエドゲインの犯行が発覚した時、彼の自宅の大部分が足の踏み場もないほどに荒れており汚い状態でした。

しかし、母親オーガスタ・ゲインの部屋だけは綺麗なままでした。母親こそが不浄の存在であるというエドゲインの思想がそこに表れているのかもしれません。

エドゲインの兄

エドゲインの父親は前述した通り66歳の時に心臓発作で亡くなります。その後に農場を手伝い始めたのがエドゲインの兄です。ここからはエドゲインの兄について見ていきましょう。

母親を疑問視する兄

エドゲインの兄は父が亡くなってから農場を手伝い始めました。エドゲインよりも大きく物事への分別がついていたので、母親の思想の異常性などには気づいており、疑問視するようになります。

エドゲインの兄はこの頃には母親は病気だと言い切っていました。エドゲインが母親を妄信している様子を気にかけ、母親から離れて生きるように忠告などもしていたようです。しかし残念ながら、エドゲインの心には兄の言葉は響かなかったようです。

遺体で見つかった兄

そして悲劇は起こります。農場付近で火事が起き、それを消火しに行ったはずのエドゲインと兄の2人ですが、兄だけが消息不明となってしまいます。その後、兄は遺体で火事現場から見つかります。

エドゲインの兄の遺体はすすで汚れてはいたものの、火傷の痕などは見つかりませんでした。警察は煙による窒息死でエドゲインの兄が亡くなったものと判断し、捜査を打ち切りました。

殺したのはエドゲイン?

しかし、今では兄を殺害したのは弟であるエドゲイン本人ではないかと言われています。エドゲインは消化の最中に兄を見失ったという証言をしているものの、なぜか兄の捜索隊を遺体のある場所まで誘導できたからです。

また、エドゲインの兄の頭部に打撲痕があることもその疑念を大きくしている理由の1つです。警察もそのこと自体には疑問を感じていたようですが、エドゲインが関与していることまでは推測にすぎず、断定できなかったようです。

兄の死後から加速する異常性

エドゲインは兄の死後は崇拝している母親オーガスタ・ゲインと暮らしていましたが、兄が亡くなった同じ年に母親も脳卒中で倒れてしまいます。

エドゲインは母親に尽くし、これ以上ないほどに献身的に介護していたようです。しかし母親は一時は回復したものの、この世を去ってしまいました。1人になったエドゲインはここから異常性が加速していきます。

エドゲインは兄や母親の死後から、墓場に行っては女性の遺体を掘り起こし、盗んで家に持ち帰るようになりました。1947年から1952年のわずか5年の間に、エドゲインは40回も墓場を荒らして遺体を盗んでいたようです。

そして、それでも満足できなくなったのか1954年のメアリー・ホーガンや1957年のバーニス・ウォーデンの事件に繋がってしまうというわけです。

エドゲインの影響を受けた作品一覧

これまでエドゲインの猟奇的な犯行内容や、その異常性を育んだ家庭環境などの情報をまとめてきました。実は、エドゲインのその猟奇的な行動は後世の映像作品などに大きな影響を与えています。

最近の作品でもシリアルキラーを扱う作品にはエドゲインに強く影響を受けているものも多く、改めてエドゲインの異常性を強く認識できます。それではエドゲインに影響を受けた作品を見ていきましょう。

「サイコ」

「サイコ」はアメリカで1960年に公開されたサスペンス映画です。昔の映画なので全編モノクロ映像で描かれています。アルフレッド・ヒッチコック監督もエドゲインの事件には強く衝撃を覚え、影響を受けたようです。

この「サイコ」はアルフレッド・ヒッチコック監督において最も有名な映画と言っていいでしょう。今でもスリラー映画の代表として挙げる人も多い作品です。

「悪魔のいけにえ」

こちらも有名な作品で「悪魔のいけにえ」。登場するシリアルキラーのレザーフェイスのモデルが人皮を用いていたエドゲインではないかという噂が大きいですが、実はこの映画が影響を受けたのはエドゲインではないようです。

この映画の元になったのは、「医学生が死体安置所の皮を剥いでハロウィンに着た」というイタズラ話と、同じく実在する連続殺人鬼ディーン・コールとエルマー・ウェイン・ヘンリーだということです。

「羊たちの沈黙」

「羊たちの沈黙」はシリアルキラーが登場するサイコスリラーの名作です。人皮を被るシリアルキラーといえばこの作品を挙げる方も多いですが、この作品も実はエドゲインの事件を参考に作られています。

原作者であるハリスはエドゲインが育ったウィスコンシン州で記者見習いをしていましたが、なんとその際にエドゲインの猟奇殺人事件を取材しており、それがこの作品を書くヒントになったようです。

 

「るろうに剣心」

実は、日本で大人気の漫画「るろうに剣心」にも、マイルドにはなっていますがエドゲインをモチーフとしたキャラクターが登場しています。外印というキャラクターで、死体で作った人形を操ります。
 

「ゴールデンカムイ」

最近アニメ化した「ゴールデンカムイ」にも、江戸貝(えどがい)というキャラクターが登場します。こちらは名前からもエドゲインに影響を受けたキャラクターだと分かりますね。

墓を荒らし、犠牲者の死体を用いて革細工などの制作を行っているという特徴はエドゲインや事件の内容そのものであり、モデルとして登場しているといってもいいでしょう。

エドゲイン仕様の人皮加工アイテム

エドゲインが墓を掘り起こして手に入れた人皮や、自身で手にかけた犠牲者を加工して作ったアイテムは様々です。彼の異常性から生まれたものを見ていきましょう。

ジャケットやブーツ

エドゲインは犠牲者などの人皮を用いて自身のためのジャケットやブーツを制作しました。いずれも女性をかたどったもので、彼の女性への変身願望を満たすために作られたものであると言われています。

バッグやランプシェード

人間の皮をなめして作られたバッグや、ランプシェードもエドゲインを語る上でよく挙げられる制作物の1つです。日常的に使うものに人皮を使用していた、エドゲインの猟奇性を改めて感じる制作物ですね。

エドゲインは計り知れない異常者だった

エドゲインがどのような人物であったのか、彼を駆り立てたものは何だったのか、その原因の多くが家庭環境にあったことを見ていきました。精神医学が発達した今日でさえ、彼の異常性は我々には計り知ることはできません。

皮肉にも彼の事件は多くの作品に影響を与えています。これからも畏怖の対象として、様々な形でエドゲインの事件や犯行は語り継がれていくことでしょう。

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この記事のライター
まるすけ
1993年東京生まれ広島育ちの20代男。 基本的にドラマや映画、漫画などの娯楽に日常的に触れています。 特にア...

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