江守徹は病気を克服して現在は活動中?死亡説やその他の疑惑も!

2007年に脳梗塞で入院されてから病気を克服された江守徹さん。ご高齢ということもあって以前よりもメディア露出が減り、死亡説も出ているそうですが本当なのでしょうか。江守徹さんが徹子の部屋に出演された時の画像や愛妻家であるエピソードなどご紹介していきます。

江守徹は病気を克服して現在は活動中?死亡説やその他の疑惑も!のイメージ

目次

  1. 1江守徹さんのプロフィール
  2. 2見かけなくなった江守徹さんに死亡疑惑
  3. 3江守徹さんは妻の支えで脳梗塞を克服
  4. 4永遠のライバル中尾彬さんとの関係
  5. 5徹子の部屋に出演した画像は?
  6. 6病気も克服した今現在の江守徹さん
  7. 7江守徹さんは病気を克服し現在も活躍中!

江守徹さんのプロフィール

シェイクスピア作品をはじめとする舞台や大河ドラマへの多数出演や、幅広い演技力と独特の渋い声を活かしてナレーションのお仕事をされるなど、多方面でご活躍されている江守徹さん。

徹子の部屋などでも黒柳徹子さんとこれまでの俳優人生について語っていらっしゃいました。まさに生涯俳優という言葉がぴったりの江守徹さんについて詳しくみてみましょう。

江守徹さんの経歴

・愛称:江守徹

・本名:加藤 徹夫(かとう てつお)

・生年月日:1944年1月25日

・年齢:現在74歳

・出身地:東京都

・血液型:A型

・身長:171cm

・体重:75g

・活動内容:俳優、ナレーター、演出家、劇作家、翻訳家

・所属グループ:なし

・事務所:文学座

・家族構成:妻、息子、娘2人

・出演作品:舞台「ハムレット」「マクベス」「リチャード三世」「リア王」
大河ドラマ「徳川慶喜」「葵 徳川三代」「八代将軍吉宗(ナレーションも担当)」
映画「火の鳥」「陽はまた昇る」「相棒-劇場版Ⅳ-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」
バラエティ番組などにご出演(「ダウンタウンDX」「徹子の部屋」「踊る!さんま御殿!!」他)

江守徹さんは映画好きの母の影響で、学生時代に美術部と演劇部をかけもちしながら俳優を志していました。高校を卒業後19歳で、現在も所属している文学座に入団。その風貌と演技力が買われ、次第に頭角をあらわすようになってきました。

江守徹さんの圧倒的な演技力から、これまで舞台、映画、ドラマなどにも多数出演され、代表作も数知れず。特に江守徹さんはNHK大河ドラマにも何度も好演されており、その出演数は西田敏行さんと並び歴代最多なのではないか、ともいわれています。

また江守徹さんは演者としてだけではなく台本・演出も手掛けられていて、舞台に人生を捧げていらっしゃる、まさに演劇界の重鎮とよばれる方です。

実は演技以外にも、あの低くて響く魅力的な声も凄いといわれています。周りが思わず聞き入ってしまう、そんな声質を活かしてナレーションや吹き替えなど声のお仕事も多数されています。最近ではどうやら江守徹さんはオペラ歌手としても活動し始めたそうです。

見かけなくなった江守徹さんに死亡疑惑

多方面でご活躍の江守徹さんですが、最近はメディアへの露出がぱったりとなくなりました。確かに現在は舞台や映画には出演されておらず、そのせいで死亡説も出ているようですが、果たしてその死亡説は本当なのでしょうか。

メディアで見かけなくなった江守徹さん

江守徹さんについて調べてみると、なんと「江守徹 死亡」「江守徹 死んだ」「江守徹 死亡説」などが「死亡」という言葉が検索で出てきています。

近年、表舞台に出てこられないのはそういったことが理由なのではないかと思われているようで、死亡説が浮上したのではないかと思われます。

最近ご活躍されている情報や画像などもあまり出てきてないようです。江守徹さんがご在籍されている文学座から特に正式なお知らせがないにもかかわらず、江守徹さんの死亡説が出ているのは何故なのでしょう。

高齢な江守徹に囁かれる死亡説

江守徹さんは1944(昭和19)年生まれで、現在74歳とご高齢のため、死亡したのではないかと言われています。また平成最後の年となった2018年は、数々の名俳優が亡くなった年でもあります。

大杉漣さんをはじめ、朝丘雪路さん、津川雅彦さん、星由里子さん、加藤剛さん、生田悦子さん、常田富士男さん、菅井きんさん、樹木希林さん、志水正義さん、穂積隆信さん、角替和枝さん、赤木春恵さんなど、江守徹さんと同じように昭和の時代から現在まで演劇界を支えてこられた方々ばかりです。

数々の名俳優・名女優の皆さんが病気などで先立たれていることや、江守徹さんよりご年齢的にも若くまだまだご活躍が期待されていた方も亡くなられていることなどが、表舞台に出てこない江守徹さんの死亡説をより濃厚とさせたのではないかと考えられます。

現在も元気に活動している様子

2007年2月頃、脳梗塞で倒れて入院された江守徹さん。ですがその後、病気を克服し、元気にご回復されてまた演劇の世界に戻ってこられています。現在の元気な姿が映っている画像がこちらです。

こちらの画像は2017年12月に行われた文学座の研修生の皆さんの舞台を鑑賞された時のものです。死亡説が出たとは思えないほど、とてもお元気そうでなによりです。病気で倒れたとのことですが、まだまだ現役として活躍されていらっしゃるのが画像からもとても伝わります。

また同年に文学座の舞台「鼻」で主演・将軍役としてご出演されており、迫力のある演技で圧倒的な存在感で観客を引き込んでいました。やはり江守徹さんの芝居の原点でもある舞台でもまだまだご活躍されていらっしゃいます。

2018年は舞台を含めメディア露出は控えていらっしゃるそうですが、最近江守徹さんは2018年10月に掲載の記事でインタビューをうけていらっしゃいます。

そうなると死亡説はやはりデマということになります。インタビューで、メディア露出が激減した大きな理由は、江守徹さんが代表を務める文学座の若手俳優を育成するのに力を尽くされているからのようです。

文学座の研修科のTwitterなどには若手俳優を指導するというより、成長を優しく見守っている江守徹さんの姿がたまに映っています。

江守徹さんご本人は育成しているつもりがないと仰っているようですが、若手俳優の皆さんからしたら、あの江守徹さんに演技を見てもらえるなんてすごく貴重な機会であることは間違いありません。江守徹さんもこれからの若手俳優の成長を楽しみにしていらっしゃるのではないか思います。
 

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江守徹さんは妻の支えで脳梗塞を克服

江守徹さんは1971年に旅公演で知り合った、当時俳優座に所属していた元女優さんとご結婚されました。現在も仲睦まじいご夫婦であることは周知の事実だそうです。

2007年に江守徹さんが脳梗塞で倒れた際、江守徹さんの妻は懸命に江守徹さんを支えたそうです。その甲斐あって江守徹さんは仕事に復帰でき、現在も元気にご活躍されていらっしゃいます。

豪快な飲みぷりで不摂生な生活

江守徹さんは脳梗塞で倒れてからお酒を断つことを決断し、現在も禁酒されているそうですが、元々は大のお酒好きで有名で、多い時には日本酒1升またはワインボトルを3本を江守徹さん1人で飲んでいらっしゃったこともあるそうです。

酔うと他の人の耳を噛む癖があるという江守徹さんですが、お酒にまつわる数々の豪遊伝説を残されていらっしゃいます。

例えば、お酒に酔うといつも車道を平気で横断してしまうそうで、ある日、俳優仲間と居酒屋でお酒を飲んだ後、同じように車道を横断していたら、自動車にはねられたことがありました。

江守徹さんは空中で回転して倒れてしまい、一部始終を見ていた俳優仲間は慌てて駆けつけましたが、その後何事もなかったかのように江守徹さんは平気そうにされていたそうです。
 

他にも、舞台稽古前にお酒を飲んで共演された大女優から「お酒臭い」と指摘されたり、昔出演されたテレビ番組の収録の本番中にお酒を飲んでいらっしゃったり、お酒にまつわるエピソードは数知れません。

酒豪であると同時に酒癖の悪さでもかなり有名でしたが、お酒で酔いつぶれてしまう度に江守徹さんの妻が車で迎えに来られていて、江守徹さんは大人しく乗車されていらっしゃいました。

江守徹さんの妻は女優を引退された後も江守徹さんを献身的に支えていらっしゃり、また江守徹さんも愛する妻に感謝しているからこそ、妻の言うことには酔っていても従っていらっしゃったのだと思います。

息子や娘かわいい孫が元気の源

江守徹さんは妻との間に一男二女のお子さんがいらっしゃいます。そのお子さんももう40代だそうで、さらにかわいいお孫さんもいらっしゃり、江守徹さんはお孫さんが可愛くて仕方ないそうです。

残念ながらお子さんやお孫さんの画像や情報は全く出ていませんが、江守徹さんと元女優の妻に似て凛々しいお顔立ちをされていらっしゃるのではないでしょうか。俳優としてのDNAを受け継いでゆくゆくは芸能界入りしてもおかしくなさそうです。

以前、徹子の部屋へご出演された際に、「長男は小さい頃から漢字が好きで、現在は文学者を目指している」を仰っていたので、その分野でもしかしたらご活躍されているかもしれません。

またお孫さんからは名前の徹からとった「テッタン」という愛称で呼ばれると、とても幸せそうなお顔をされるそうです。こちらも徹子の部屋で、江守徹さんが嬉しそうに語っていらっしゃいました。

普段は厳格そうな江守徹さんですが、お子さんやお孫さんに対しては、優しいお父さん、おじいちゃんでいらっしゃることがとても伝わります。

軽度の脳梗塞だった江守徹さん

江守徹さんは、2007年に軽い脳梗塞で倒れましたたが、実はこの時は3度目の脳血管疾患でした。最初に病気を患ったのは2005年2月、ナレーション収録で現場に来ていた江守徹さんですが、本番直前で全く呂律が回らなくなりました。自分でコントロールが効かないことに異変を感じ、収録を延期して翌日病院にかかると医者から脳出血だと診断されました。

その時は奇跡的に後遺症もなく治療も無事に終わったのですが、健康を意識することもなくまたいつものようにお酒を大量に飲み続けてしまっていたそうです。

その翌年、舞台稽古中に意識を失い気が付いたら病院のベッドにいて、医者からの再び脳出血と診断されました。医者からお酒をやめるように言われたそうですが、それでも江守徹さんは大好きなお酒をやめることはしませんでした。

脳出血や脳梗塞などの脳血管疾患は、塩分やアルコールを摂り過ぎないようにするなど、生活習慣の乱れを改善することで再発を防ぎやすくしますが、江守徹さんのようにお酒を飲みすぎると、病気を再発しやすくなってしまうリスクが高まってしまいます。

最初に脳出血を患ってから2年後の2007年2月、江守徹さんはとうとう3度目の大病を患ってしまいます。所属する文学座の会合に出席された際、いつもよりも寒気を感じたそうですが、そのまま帰宅されて眠ってしまいます。

呂律が上手く回らない異変を少し感じた江守徹さんは、とりあえず「一晩眠れば大丈夫」とご自身で判断したそうです。後にこのタイミングで病院にかかっていればと、この時のことを江守徹さんは後悔されています。結果、医師から脳梗塞と診断され、江守徹さんはここで初めて禁酒することを決意されました。

復帰後イベントに登場し禁酒宣言

3度の病気を経験したことでやっと禁酒を心に誓った江守徹さんは、脳梗塞を患った翌月に文学座設立70周年記念パーティーに出席され、「お酒はやめました」と禁酒宣言をされました。

また同年4月に仕事復帰され、テレビ番組などにもご出演されていて、「踊る!さんま御殿!!」に出演された際、脳梗塞を患っていたとは思えないほどの饒舌ぶりに、司会の明石家さんまさんは思わず「江守さん、全快し過ぎでっせ!」と突っ込まれていました。

その他「徹子の部屋」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない病院24時」などのバラエティ番組でも元気な姿でご出演されていらっしゃいます。

今では舞台などの打ち上げの際にお酒が出ても、我慢して飲んでいらっしゃらないようで、江守徹さんのその徹底ぶりに周囲は驚かされたのではないかと思います。いくらお酒が好きであっても、やはり命にはかえられないと江守徹さん自身、身をもって感じられたようです。

また、現在も少し脳梗塞の後遺症が残っているそうで、その後遺症が少なからず演技にも影響している部分があるようですが、元気にご活躍されていらっしゃる姿を引き続き見守っていきたいと思います。

永遠のライバル中尾彬さんとの関係

中尾彬さんは江守徹さんと何十年ものお付き合いのある俳優仲間にして江守徹さんの永遠のライバルと言われています。また公私ともに江守徹さんとは大親友であることは有名で、テレビ番組やイベントなどにもお2人がご一緒に出演されていることも多いです。

この数年はバラエティ番組でお見かけすることがとても多いですが、元々は俳優としてデビューされています。現在もテレビドラマや映画などでご活躍されていて、芸術家の顔もおもちの中尾彬さんについて詳しく見ていきましょう。

永遠のライバル中尾彬との関係

・愛称:中尾彬
・本名:中尾彬(芸名と同じ・なかおあきら)
・生年月日:1942年8月11日
・年齢:現在76歳
・出身地:千葉県木更津市
・血液型:O型
・身長:175cm
・体重:80kg
・活動内容:俳優、声優、ナレーター
・所属グループ:なし
・事務所:古館プロジェクト
・家族構成:池波志乃(妻)・落語家10代目金原亭馬生(義父)・5代目古今亭志ん生(義祖父)、3代目古今亭志ん朝(義叔父)・俳優田宮五郎(姪の元夫)・茅島成美(前妻)※前妻との間に子供が一人
・出演作品:「本陣殺人事件」「暴れん坊将軍」「必殺シリーズ」「GTO」
その他バラエティ番組多数出演(「ためしてガッテン」「ダウンタウンDX」「徹子の部屋」「芸能人格付けチェック」他)

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中尾彬さんといえば、この「ねじねじ」または「彬(中尾)巻き」と呼ばれるマフラーの巻き方がトレードマークでとても印象的ではないでしょうか。

このマフラーの巻き方は1990年代頃、海外ロケの移動中の飛行機の中でイライラしながら首に巻いていたマフラーをねじっていたら神田正輝さんから「お洒落だな」と褒めてもらえたことがきっかけだったそうです。


元々ネクタイを着用するのが嫌いだそうで、「ねじねじ」以外を首に巻かれていることは、演じる役によって着用すること以外はないとのことです。

今では300本以上のねじねじが自宅にあり、季節や冠婚葬祭などの場面によって、使用する「ねじねじ」を分けているそうです。

画像の通り、葬儀の際は黒の「ねじねじ」を、夏は「ねじねじ」がプリントされたTシャツを着用するなど、中尾彬さんの「ねじねじ」へのこだわりがかなり強いようです。

シーンに分けて着こなしていらっしゃるのは流石としか言いようがありません。画像からも「ねじねじ」愛がとても伝わります。

中尾彬さんは普段から「ねじねじ」を着用されていらっしゃるそうで、バラエティ番組の抜き打ちファッションチェックのコーナーなどで中尾彬さんのファッションが紹介される際も、必ずその首には「ねじねじ」が巻かれていらっしゃいます。

そんな「ねじねじ」愛の強い中尾彬さんですが、おしどり夫婦として結婚40周年を共に迎えられた妻の池波志乃さんは「ねじねじ」についてどのように思っていらっしゃるのでしょうか。

2018年5月のイベントにご夫婦で登場された際、中尾彬さんが池波志乃さんが中尾彬さんにとって大切な「ねじねじ」を200本捨てられてて中尾彬さんはとてもショックを受けたとお話しされてました。池波志乃さん曰く、「ねじねじ」を捨てた理由は中尾彬さんの女遊びが原因だったそうです。

とはいっても、中尾彬さんは女性アナウンサーなどを呼んで食事会を開いただけのようで、とても浮気と呼べるものではありませんでした。

また以前徹子の部屋にお2人でご出演されていらっしゃり、番組内でも仲睦まじい姿を見せてくださっています。

俳優としてのライバル関係

江守徹さんと中尾彬さんは年齢も近く、共に俳優としてご活躍されてきたことからお2人はライバル関係といわれています。

そして江守徹さんも中尾彬さんも低めの渋い声質で、お2人ともナレーションの仕事も数多くこなされていらっしゃったり、見た目のダンディさなど共通点もたくさんあります。

確かにキャスティングをする際に、似ているお2人の役柄などが被る場合があるかもしれませんし、周りからはライバル関係と言われていることが多いかと思います。

ですが、お2人それぞれに俳優としての良さは異なる上に、俳優活動以外に江守徹さんは演出家・劇作家として演劇に関わったり、中尾彬さんは画家として個展を開いて話題になったりとそれぞれ別方面でご活躍されていらっしゃいます。

お2人はライバルといってもお互いに良い刺激をしあうライバルであることは間違いないと思いますし、どちらかと言うとバラエティ番組でのやり取りなどから、大親友という言葉ぴったり当てはまります。

口喧嘩をしていても、本気の喧嘩ではなくそう見せているようにも見えます。俳優として演技し、番組を盛り上げている姿はさすが大御所俳優と言えるのではないでしょうか。

二人の掛け合いが大人気に

以前、「踊る!さんま御殿!!」に江守徹さんと中尾彬さんがご一緒に出演された時のお2人の掛け合いが話題を呼びました。その息の合った見事な掛け合いを見ていた明石家さんまさんは、お2人のことを「新しい漫才コンビです」と紹介していました。

あの大御所芸人の明石家さんまさんがそこまで仰るほど、江守徹さんと中尾彬さんの掛け合いが素晴らしく面白かったのだと思います。視聴者からも江守徹さんと中尾彬さんの掛け合いが面白いと好評で、その後ご一緒にバラエティ番組やイベントに出演されることが増えました。

仲の良さが画像からも伝わってきますが、実は共通点がもう1つあります。江守徹さんが脳梗塞で倒れた2007年2月の翌月に、実は中尾彬さんも急性肺炎と相次いで大病を患われ生死を彷徨うことになりました。その後、江守徹さんが禁酒したように中尾彬さんも禁酒、禁煙し始めたそうです。

お2人が無事に病気を克服されたのはなによりですが、病気になるタイミングもほぼ同じというのも驚きです。ただ、徹底した禁酒をされている江守徹さんと比べて、中尾彬さんは回復された後のイベントで「休肝日を設けていない」とインタビューでお答えになっていたそうなので、またお酒を嗜むようになったのだと思います。

現在はお2人で共演はなさっていませんが、またいつか江守徹さんと中尾彬さんの掛け合いをテレビで見られることが楽しみです。

徹子の部屋に出演した画像は?

江守徹さんは脳梗塞から回復されてからしばらく経った2015年7月に徹子の部屋へご出演されていらっしゃいます。

病気で倒れた時のエピソードや元女優の妻との出会いなどを黒柳徹子さんとお話しされていらっしゃったので、その時の様子が映った画像など調べてみました。

徹子の部屋で見せた元気な姿

こちらが江守徹さんが徹子の部屋へご出演された時に画像です。以前よりも少しお年を取られた姿ですが、優しい雰囲気が醸し出されているのが画像からも伝わります。

江守徹さんと黒柳徹子さんが初めて出会ったのは江守徹さんが18歳の頃で、お2人は50年以上のお付き合いとなります。2010年には舞台「33の変奏曲」で共演され、そしてまた徹子の部屋で共演された際、この50年間の時間が経つ早さについて「あっという間」だと語っていらっしゃいました。

江守徹さんは妻の元女優と結婚して既に40年以上経ちましたが、長続きの秘訣は「私も妻もお互い我慢強いところ」だと語っていて、黒柳徹子さんもとても納得されていらっしゃる様子でした。

そんな江守徹さんの妻からメッセージが届いており、「無理しないで長生きをして老いてできる役を、満足の行く仕事をしてほしい」と温かい言葉が書いてありました。続けて江守徹さんが普段から感謝の言葉を口にしてくれることが嬉しいと綴ってあり、江守徹さんも大変嬉しそうにされていました。

また、この徹子の部屋の出演回で新たな酒豪エピソードが出てきました。何度か舞台で共演されている渡辺徹さんからのビデオレターで「ご一緒に食事をした後、自宅まで送ってもらった時に、深夜のマンションの前で『渡辺徹、バンザーイ!』と叫ばれた」とお話しされてました。

このエピソードを江守徹さんは全く覚えていらっしゃらないようでしたが、江守徹さんは現在禁酒されていらっしゃるので今後は酔って迷惑をかけることは恐らくないだろうと思います。これからも江守徹さんのお酒にまつわるエピソードがまだまだ出てくるかもしれません。

相棒に出演した時の世間の反応

江守徹さんは「相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断」にご出演されています。現在17シリーズ放送中の根強い人気を誇るテレビ朝日系列ドラマ相棒の劇場版第4弾で2017年2月に上映されました。

江守徹さんが一番最近ご出演された映画で、過去に起きた誘拐事件発生時の駐英大使で現在は環太平洋評議会専務理事をしている役に挑戦されています。約6年ぶりの映画出演で、実際に映画を見た方の驚きの声が多数SNSでも話題になりましたので画像と合わせてご紹介します。

いかがでしょうか。

江守徹さんがご出演されていることに気が付いていない方が沢山いらっしゃいました。江守徹さんと知らずに江守徹さんが演じていた役の演技を絶賛した後、エンドロールで初めて江守徹さんであることに気づいた方も多数見受けられました。

確かに画像を見ても、すぐに江守徹さんだと気づけないかもしれませんが、演技力に感服してしまうほど見事に嫌われ役を演じていらっしゃいました。

大河ドラマでは石田三成を好演

江守徹さんはこれまで数多くのNHK大河ドラマに出演されており、代表的な出演作品は「八代将軍吉宗」近松門左衛門役 (ナレーションも兼任)、「国盗り物語」 黒田官兵衛役、「元禄太平記」大石内蔵助役などです。

特にはまり役といわれていたのは、2000年に放送された「葵 徳川三代」で演じられた石田三成役ではないでしょうか。放送当時、江守徹さんの演技力に圧倒された視聴者も多いのではないかと思います。

数多くの俳優たちが、さまざまなドラマや映画で石田三成を演じてこられましたが、やはり江守徹さんが演じられた石田三成は放送終了した今でも、根強い人気であることが分かります。

病気も克服した今現在の江守徹さん

脳梗塞を患いながらも、現在は病気を克服し、元気にご活躍されていらっしゃるのが画像からも伝わります。それでも死亡説が出るほど、メディアに出る機会が減ったのは、恐らく身体への負担を考えて、出来る仕事を選んでいらっしゃるのだと思います。

ナレーションや朗読で負担軽減

前述でもお伝えしている通り、江守徹さんは低くて深みのある声を活かしてナレーションのお仕事も多数されています。病気を克服し、仕事復帰されてからは、特に体への負担も少ないナレーションの仕事に力を入れていらっしゃるようです。

再春館製薬所・ドモホルンリンクルのCMナレーションを担当されたり、文豪作品やハリーポッターシリーズの朗読CDなどの朗読のお仕事もされていらっしゃいます。優しい声がとても印象的なナレーションです。

声優としても多数の仕事をこなす

江守徹さんはナレーションだけではなく、声優としても活躍の場を見せており、2006年に上映されたアニメ映画「パプリカ」に、江守徹さんは声優として参加されて評判になりました。

江守徹さんの演技力を声だけで表現されているのですが、声優は演技力がないと務まらないといわれている職業ですので、演技力もあってさらに声もいい江守徹さんはまさに適役だったように思えます。

文学座代表死去で江守徹さんが後任に

江守徹さんが現在代表を務める文学座について簡単にご紹介します。

文学座は1937年9月6日、文学者の3人で発起して結成されました。他にも団員がいましたが、当時の日中戦争で戦没されたそうです。そして現在、200人以上の劇団員を率いるまでに大きくなりました。

過去に所属していた俳優として、北村総一朗さんや寺島しのぶさん、橋爪功さんなどの有名な俳優さんたちが所属していました。

また、過去に研修生として所属していたことで有名なのが、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二さんや現在のNHKうたのおにいさんとして活躍中の花田ゆういちろうさん、樹木希林さん、そして徹子の部屋で共演された黒柳徹子さんでした。
 

2015年10月5日に当時の文学座代表の俳優・加藤武さんが病気で倒れられ、お亡くなりになりました。江守徹さんは発起人として劇団葬を執り行い、加藤武さんの後任として文学座の代表を引き継ぐ形となりました。

文学座結成当時から「社会運動や政治運動を前面に押し出さず、芸術至上主義でレパートリーを決めていく。これをしてはいけないという縛りをしない」という芝居を含めて芸術そのものに対しての熱い思いが込められた伝統を、現在も受け継いでこられています。

江守徹さんは病気を克服し現在も活躍中!

脳梗塞で倒れ、一時は死亡説も出てしまった江守徹さんですが、徹子の部屋でもお話していた通り、禁酒し生活習慣を改めるように現在も努力されていらっしゃいます。

またどこかで江守徹さんの演技を見られる機会を待ち望んでいる方も多いはずですので、どうかこれからも身体を気遣いつつも、また新たなご活躍を期待しています。

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この記事のライター
杉山さき
宜しくお願い致します。

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