【BLEACH】十刃(エスパーダ)まとめ!能力などネタバレ!破面の素顔とは

BLEACHに登場する敵の軍勢「十刃(エスパーダ)」についての情報をまとめます。藍染惣右介によって集められた中でも特に抜きんでた存在の十刃は、それぞれ特殊な能力を持っています。十刃にまつわる破面や帰刃、さらには十刃落ちについても取り上げました。

【BLEACH】十刃(エスパーダ)まとめ!能力などネタバレ!破面の素顔とはのイメージ

目次

  1. 1【BLEACH】十刃(エスパーダ)とは
  2. 2十刃とは
  3. 3十刃の能力について
  4. 4十刃キャラ最強ランキング【ネタバレ注意】
  5. 5十刃に関連BLEACHキャラも紹介
  6. 6十刃落ちなど破面の素顔とは
  7. 7十刃は高能力を持つ成体破面でBLEACH重要キャラ

【BLEACH】十刃(エスパーダ)とは

この記事では、人気漫画・アニメ作品「BLEACH」に登場する敵の軍勢「十刃(エスパーダ)」についての情報をまとめています。十刃の構成メンバーやそれぞれの能力、そもそも破面とは何か、「十刃落ち」まで、十刃に関する全ての情報を取り上げています。

アニメや実写映画などで人気「BLEACH」

「BLEACH」は週刊少年ジャンプにおいて連載されていた大人気バトル漫画です。「ワンピース」や「NARUTO」とともに"ジャンプ3大バトル漫画"と位置付けられ、テレビアニメ化はもちろんのこと、連載終了後も実写映画化されるなど根強い人気を誇っています。

BLEACHには死神や滅却師(クインシー)、星十字騎士団(シュテルンリッター)や破面(アランカル)など多種多様な個性をもった魅力あるキャラクター達が登場します。今回紹介する十刃は、敵の集団でありながら原作・アニメファンから特に人気のあるキャラクター達です。

十刃とは

まずは、そもそも十刃(エスパーダ)とは何かということについて振り返りましょう。BLEACHの物語の中で、十刃は黒崎一護の一行や護廷十三隊ら死神に謀反を起こした藍染惣右介に従う、いわば四天王のような存在として登場しました。

十刃(エスパーダ)の概要

十刃(エスパーダ)は、一連の黒幕である藍染惣右介が破面(アランカル)の中でも抜きんでた戦闘力を持った者に与える称号のことで、序列として番号が1~10の間で振られています。また、1に近いほど十刃の中でも強いと言われており、特に上位3人の十刃は別格です。

破面(アランカル)の選ばれし集団

十刃は破面(アランカル)の中から選ばれた存在であり、その力は並の死神を凌駕するどころか、隊長格でさえ1対1では劣勢を強いられるほどの猛者の集まりです。そのため非常に自我が強く、藍染惣右介のように隊長格を余裕で蹴散らせるほどの強者でなければ御しきれなかったのは間違いありません。

破面(アランカル)とは

十刃が破面の中から選ばれた存在であるということを取り上げましたが、破面とは一体どのような存在なのでしょうか?それを詳しく説明するには、まずは虚(ホロウ)についてよく知らなければいけません。そもそも死神は虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊を斬魄刀で斬ることで、魂を浄化するという目的を持っていました。

虚の中にも等級のようなものが存在し、虚同士が共食いをすることによって非常に強い大虚(メノス・グランデ)という存在になります。大虚にも3段階あり、下からギリアン・アジューカス・ヴァストローデと強くなっていきます。

そうした虚が強くなっていく過程の中で、死神の能力を手に入れた大虚のことを「破面(アランカル)」と呼びます。死神の力を手に入れたことで自身専用の斬魄刀を持ち、ヴァストローデともなると完全に人間に近づいた姿に変わります。

虚の頃とは打って変わり、理性や感情を持ち、欲望を抑え込む術も持っています。ただ強い者に従うだけでなく仲間意識を持つ破面も多く、知性的な破面も数多く登場します。戦闘能力は隊長格と同等のものから隊長格を凌ぐものまで様々です。

破面の集団「十刃」の概要

ここまで十刃(エスパーダ)がどのような存在なのかについて取り上げましたが、少しおさらいしておきましょう。虚(ホロウ)が共食いすることで成長し、大虚(メノス・グランデ)となり、さらに理性や感情を持って死神のような力を手にした存在が破面(アランカル)でした。

その破面の中でも特に抜きんでた力を持つ者を、藍染惣右介が集めて序列化した集団が「十刃(エスパーダ)」と言います。それぞれが隊長格を凌ぐ実力を持ち、自身の斬魄刀を駆使して戦います。

十刃の能力について

十刃(エスパーダ)がどのような存在なのかについて見てきましたが、ここからは十刃がどのような力を持っているのかについての情報を取り上げます。藍染惣右介に見初められた破面である十刃は、非常に強力な能力をもつ実力者ばかりです。

十刃は優れた殺戮能力を持つ成体破面

十刃は破面の中でも特に優れた殺傷能力を持つ精鋭部隊です。破面の時点で上級虚以上の能力を持ち合わせているため、並の死神を倒すことは容易いですが、十刃ともなるとその殲滅力は護廷十三隊の一隊以上です。

殺戮能力の高い順に番号が与えられる

藍染惣右介によって選び抜かれた十刃には、1~10の番号が割り振られています。これはそれぞれの持つ殺傷能力の高い順に番号が与えられており、数字が1に近づけば近づくほど殺傷能力が高いと言われています。十刃の1(プリメーラ)もなれば、霊圧の弱い者は消滅してしまうほどの殺傷能力を誇ります。

ただし、この殺傷能力は報告を受けて藍染惣右介が判断しているものに過ぎず、十刃から報告を受けておらず、認知していない能力を含めれば序列の高さが強さには結びつかないことも覚えておく必要があります。

従属官として従えるなど能力に加え権力も凄い

十刃には絶大な権力がもたらされます。破面にはナンバーが付いており、1~10のことを十刃と呼びますが、十刃はナンバー11以下の破面を部下に加えることができます。これらを従属官(フラシオン)と呼びますが、それぞれの十刃に付き従うため、派閥のようなものが形成されています。

十刃キャラそれぞれ能力にも特徴が

死神が持っている斬魄刀の能力や個性が千差万別であるのと同じように、十刃の斬魄刀や能力にもそれぞれの特徴があります。その中には、もはや刀の形状をしていないものもあり、キャラクターによって持つ能力も全く違います。

十刃をはじめ、実力者の破面は帰刃(レスレクシオン)ができます。これは別名刀剣解放とも呼ばれ、斬魄刀の中に封じ込めていた虚の本来の力を完全に開放し、さらにもう一段階上の力を手にすることができます。帰刃状態の十刃に勝てる死神はそうそういません。

十刃キャラ最強ランキング【ネタバレ注意】

それでは、十刃キャラ最強ランキングについて取り上げます。十刃は殺傷能力で藍染惣右介によって番号が与えられているため、単純な強さの比較ではありません。十刃のそれぞれの戦いを分析し、対戦相手などを考えた上でランキングにしました。

十刃キャラ最強ランキング10位:アーロニーロ・アルルエリ

十刃キャラ最強ランキング10位は、アーロニーロ・アルルエリです。第9十刃(ヌベーノ・エスパーダ)で、司っている死は「強欲」です。他のヴァストローデやアジューカス出身の十刃とは違い元ギリアンの虚であるため、人間には遠い姿をしており、液体の中にボールのような顔が浮いています。

アーロニーロは仲間の間で自分が戦った相手について情報を共有できる能力を持っています。アーロニーロが仲間と認識した相手にも情報共有の範囲が及ぶため、一時的に仲間として迎え入れられていた人間の井上織姫にもアーロニーロが手に入れた情報が伝えられました。

アーロニーロ・アルルエリのアニメBLEACHネタバレ

アーロニーロは作中で朽木ルキアと戦う事になります。そして、アーロニーロは朽木ルキアの兄弟子である志波海燕に擬態していました。以前、ルキアは同じ十三番隊の副隊長であった虚と融合してしまった志波海燕にトドメを刺したという暗い過去があるため、精神的なダメージを負いました。

志波海燕を取り込んだ虚が復活を果たした後、アーロニーロに捕食された事で志波海燕の容姿や能力だけでなく、記憶までも手に入れたと思われます。帰刃(レスレクシオン)は「グロトネリア」で、これにより捕食した虚や志波海燕の情報を手に入れる事ができたのです。

十刃キャラ最強ランキング9位:ヤミー・リヤルゴ

十刃キャラ最強ランキング9位はヤミー・リヤルゴです。七つの大罪の1つである憤怒の罪を司り、第10十刃(ディエス・エスパーダ)の称号を持っています。性格は非常に直情的で短気であり、仲間であっても気に障れば殺してしまうほどの暴力性を持っています。

第4十刃であるウルキオラ・シファーと共に空座町を訪れ、藍染惣右介の命令によって井上織姫をさらいます。その際に黒崎一護によって右腕を切断されたため、十刃の中では強くないという印象を読者に残したキャラクターではありましたが、実はヤミー・リヤルゴにはもう1つの顔がありました。

ヤミー・リヤルゴのアニメBLEACHネタバレ

実はヤミー・リヤルゴは第10十刃ではなく、刀剣解放することによって真の力を発揮して第0十刃(セロ・エスパーダ)となります。高さ約50メートルほどの大きな姿となり、殺傷能力だけであれば十刃最強と言っても過言ではありません。

しかし、ヤミー・リヤルゴは更木剣八と朽木白哉のコンビと戦った描写こそあれど、その後詳しい戦闘描写もなく敗れ去っています。そのため戦闘力でいえばバラガン・ルイゼンバーンやウルキオラ・シファーの方が圧倒的に強いのではないかと言われています。

十刃キャラ最強ランキング8位:ゾマリ・ルルー

十刃キャラ最強ランキング8位はゾマリ・ルルーです。ゾマリは第7十刃(セプティマ・エスパーダ)であり、司る死は「陶酔」です。十刃最速を自負していますが、実際に十刃同士が本気で戦った様子はないため、自身が語っているだけであり、ウルキオラやスタークの方が速いとも言われています。

ゾマリ・ルルーのアニメBLEACHネタバレ

ゾマリ・ルルーはアーロニーロとの戦いで重傷を負った朽木ルキアの命を狙ったところで、黒崎一護の応援に駆け付けた朽木白哉と交戦しました。死神の瞬歩の破面版である「響転(ソニード)」を駆使し、高速移動によって最大5人へと分身できます。帰刃することで無数の目がついた異形の姿へと変わります。

帰刃後に使用する「愛(アモール)」は非常に強力な技で、1つ1つの目で見つめた物体のコントロールを奪います。その対象は手足をはじめ、相手の脳をも支配する事が可能です。しかし朽木白哉の千本桜とは致命的に相性が悪かったため、全ての目を潰された挙句、「藍染様万歳」と叫びながら消滅しました。

十刃キャラ最強ランキング7位:ザエルアポロ・グランツ

十刃キャラ最強ランキング7位は、第8十刃(オクターバ・エスパーダ)であるザエルアポロ・グランツです。グリムジョーの従属官であるイールフォルト・グランツの弟ですが、親愛の情は全く抱いていません。ノイトラとザエルアポロは共謀することで第3十刃であったネリエルを陥れました。

帰刃は「フォルニカラス」と言い、斬魄刀を飲み込んで刀剣解放します。相手の人形を作り、その人形のパーツを破壊することで相手にもダメージが襲うという恐ろしい能力です。阿散井恋次や石田雨竜と交戦し、その力で圧倒します。

ザエルアポロ・グランツのアニメBLEACHネタバレ

ザエルアポロはその後現れた十二番隊隊長の涅マユリとも交戦します。石田雨竜の体内に監視カメラのようなものを仕込んでいた涅マユリによってザエルアポロの技は既に見切られており、臓器を倍用意するという離れ業によって自身の技を破られてしまいます。

さらに、涅マユリが開発した「超人薬」によって、1秒が100年に感じるほどに時間への感覚をマヒさせられます。その感覚が肉体に全く追いつけないまま、涅マユリによって心臓を貫かれて死亡します。

十刃キャラ最強ランキング6位:グリムジョー・ジャガージャック

十刃キャラ最強ランキング6位はグリムジョー・ジャガージャックです。第6十刃(セスタ・エスパーダ)であるグリムジョーは、作中で黒崎一護と何度も交戦します。好戦的な性格をしており、藍染惣右介に対しても時折反抗的な態度をとることが多いキャラクターでした。

グリムジョーは独断で黒崎一護と交戦したことにより、十刃の地位から外されてしまいます。井上織姫に治療してもらった恩を返すなど義理堅い性格もしており、ウルキオラに追われながらも黒崎一護を治療して再戦するために織姫を連れ出しました。

グリムジョー・ジャガージャックのアニメBLEACHネタバレ

井上織姫によって治療を受けた黒崎一護と一対一の戦いを行い、帰刃「パンテラ」で一時は追い詰めたものの、力を解放させた一語に敗北します。その直後をノイトラに襲われ、戦闘不能になってしまいました。

死んでしまったかに思われたグリムジョーでしたが、最終章の千年血戦編にて再登場を果たします。浦原喜助と共に星十字騎士団(シュテルンリッター)の親衛隊、アスキン・ナックルヴァールと交戦しました。

十刃キャラ最強ランキング5位:ノイトラ・ジルガ

十刃キャラ最強ランキング5位はノイトラ・ジルガです。第5十刃(クイント・エスパーダ)であり、従属官はテスラ・リンドクルツです。グリムジョーや剣八と同等以上の戦闘狂であり、十刃最強と自称しています。

女性でありながら自身より上の第3十刃であったネリエルに対して劣等感を抱いており、しばしば突っかかる様子がありました。十刃最硬の鋼皮を持ち、一護の斬魄刀を素手で掴み、ガンテンバインを倒したチャドの一撃を食らっても全くダメージを負っていないなど、規格外の防御力を誇ります。

ノイトラ・ジルカのアニメBLEACHネタバレ

帰刃は「サンタテレサ」であり、6本の腕と鎌をもった異形の姿に変わります。グリムジョーを後ろから切り伏せ、黒崎一護を圧倒するも、ピンチに駆けつけたネリエルと続けざまに戦闘を行います。ネリエルの刀剣解放によって一時は劣勢に陥るも、ネリエルが子供の姿に戻ってしまった事で事なきを得ます。

しかしその直後現れた更木剣八とも交戦することになります。更木剣八の成長速度によって自身の鋼皮も意味を成さなかったため、帰刃することで応戦し、剣八を死の淵まで追い詰めました。しかし斬魄刀を両手で持ち、剣道スタイルに切り替えた剣八によって一刀両断され、沈みました。

十刃キャラ最強ランキング4位:ティア・ハリベル

十刃キャラ最強ランキング4位は、第3十刃(トレス・エスパーダ)のティア・ハリベルです。従属官はエミルー・アパッチ、ミラ・ローズ、シィアン・スンスンの3人で、ハリベル自身も非常に部下を思いやっている節があります。

帰刃「ティブロン」をすることでサメをモチーフにした大剣を装備したような姿に変わります。水を変幻自在に操るだけでなく、水が状態変化した氷をも溶かすことで自由にコントロールすることが可能です。

ティア・ハリベルのアニメBLEACHネタバレ

ハリベルはコヨーテ・スタークやバラガン・ルイゼンバーンと共に藍染惣右介に引き連れられ、空座町での最終決戦に臨みました。日番谷冬獅郎や仮面の軍勢と激戦を繰り広げたものの、藍染惣右介に愛想を尽かされる形で切り伏せられました。

その後は虚園(ウェコムンド)の王として統治している姿が原作にて描かれています。BLEACHのアニメオリジナル回では、ハリベルがヴァストローデであった頃の虚の姿が描かれています。

十刃キャラ最強ランキング3位:バラガン・ルイゼンバーン

十刃キャラ最強ランキング3位はバラガン・ルイゼンバーンです。第2十刃であり、虚園の王を名乗っていましたが、藍染惣右介に圧倒された事から配下に加えられます。

バラガン・ルイゼンバーンのアニメBLEACHネタバレ

帰刃「アロガンテ」は老化の力を駆使する事ができ、バラガンが触れたものは朽ちていき、近づいたものはスピードが鈍化します。砕蜂らと交戦し苦しめたものの、仮面の軍勢のハッチによって敗北させられます。

十刃キャラ最強ランキング2位:コヨーテ・スターク

十刃キャラ最強ランキング2位は第1十刃(プリメーラ・エスパーダ)のコヨーテ・スタークです。霊圧が劣る者はスタークの傍にいるだけで消滅してしまうほどの殺傷能力を誇るため、第1十刃であることも頷けます。

コヨーテ・スタークのアニメBLEACHネタバレ

あまり戦いを好まない性格から、同じような性格をしている京楽春水と交戦した際も、気乗りしないような描写があります。実力は折り紙付きで、虚閃(セロ)を自身のもつ銃から1度に1000発以上も叩き込めるチート性能を持っています。

京楽春水によって敗れてはしまいますが、その理知的な性格から人気のあるキャラクターです。アニメ版では、自身そのものであり、従属官であるリリネットとの関係がより細かく描写されています。

十刃キャラ最強ランキング1位:ウルキオラ・シファー

十刃キャラ最強ランキング1位は第4十刃であるウルキオラ・シファーです。第4十刃でありながら、実力は1位であると言われているのには理由があります。十刃は自身の能力を解放させる刀剣解放を使いますが、ウルキオラだけは第二刀剣解放というさらなる能力の向上を見せた十刃だからです。

ウルキオラ・シファーのアニメBLEACHネタバレ

ウルキオラの第二刀剣解放の姿は藍染惣右介にも報告されていません。この事から、ウルキオラのこの姿を含めれば、十刃の中でも最強である可能性が非常に高いです。完全に虚化した一護によって致命傷を受け、超速再生を試みるも体が朽ちてバラバラと崩れていきました。
 

十刃に関連BLEACHキャラも紹介

ここまでは各十刃がもつ能力などについて取り上げました。続いては、十刃に関連するキャラクターである藍染惣右介・市丸ギン・従属官らについての詳しい情報をまとめます。

十刃に関連BLEACHキャラ①藍染惣右介

藍染惣右介こそがそれぞれの破面に十刃の称号を授けた人物です。崩玉の力によって強力な破面を生み出し、序列をつけることで競わせ、強力な軍勢として育てあげました。十刃が束になっても傷1つすら付けられないほどの実力をもっています。

十刃に関連BLEACHキャラ②市丸ギン

藍染惣右介と共に尸魂界を裏切ったかのように見せかけ、実は松本乱菊のために藍染惣右介を倒す企てをしていた市丸ギンも十刃を動かすような役割を担っていました。朽木ルキアに対してアーロニーロを差し向けたのは市丸ギンです。

十刃に関連BLEACHキャラ③従属官

十刃を語る上で欠かせない存在が従属官(フラシオン)の存在です。彼らはそれぞれの十刃に従うことで、一種の派閥のような集団を形成しています。ここからは従属官の中でも登場シーンの多かったキャラを取り上げます。

従属官:リリネット・ジンジャーバック

第1十刃コヨーテ・スタークの従属官で、戦闘力はかなり低いものの、実はスタークと魂を分け合った存在です。スタークが刀剣解放した際には彼の銃となり、戦います。

従属官:シャルロッテ・クールホーン

第2十刃バラガン・ルイゼンバーンの従属官の1人です。砕蜂と交戦し、敗れはしたもののその見た目や強烈な個性から読者に強い印象を与えました。涅マユリによって千年血戦編で復活させられており、活躍を目にすることができます。

従属官:エミルー・アパッチ

エミルー・アパッチは第3十刃ティア・ハリベルの従属官です。帰刃することでシカのような姿となり、基礎的な戦闘能力が向上します。実はティア・ハリベルの従属官の3人は人気ユニットperfumeの3人をモデルにしているそうです。

従属官:シャウロン・クーファン

シャウロン・クーファンは藍染惣右介の崩玉によって命を作られた最初の破面であり、ナンバーは11です。十刃以下の破面のナンバーは生まれた順番に付けられるため、強さとは直接関係はありません。グリムジョーの従属官であり、日番谷冬獅郎と交戦して一時は優勢であったものの卍解によって敗れました。

従属官:テスラ・リンドクルツ

第5十刃のノイトラの従属官であったテスラ・リンドクルツです。ノイトラに対して異常な愛とも呼べる忠誠心を見せており、ノイトラが傷つけられた際には駆けつけるほどです。戦いの描写こそ少ないですが、人間的な存在として読者に印象を残しました。

従属官:シィアン・スンスン

ティア・ハリベルの従属官であり、帰刃は「白蛇姫(アナコンダ)」です。千年血戦編でもハリベルに付き従っている姿が確認されています。

元十刃(エスパーダ)達にも注目が

十刃の中には、元十刃の称号を持った破面が何人か登場します。黒崎一護と一緒に旅をしたネリエルや、この後詳しく取り上げる「十刃落ち」がそれに該当します。非常に魅力的なキャラクターがそろっています。

十刃落ちなど破面の素顔とは

各十刃たちの能力や、従属官(フラシオン)について取り上げましたが、ここからは「十刃落ち」や、破面の素顔について詳しく取り上げ、迫っていきたいと思います。

破面には十刃落ちの存在も

黒崎一護や護廷十三隊の死神らと激闘を繰り広げた破面の中には「十刃落ち(プリバロン・エスパーダ)」といった存在が登場します。十刃落ちとは一体どのような存在であるのかについて取り上げます。

十刃落ちとは

実は、藍染惣右介の崩玉によって影響を強く受けた非常に強力な破面が次々に生まれたという事もあり、十刃から外された破面が存在します。それらを「十刃落ち(プリバロン・エスパーダ)と呼び、3桁の破面ナンバーが渡されます。元十刃であるため、現十刃には及ばずとも非常に強力な力を有しています。

十刃落ちキャラは?

十刃落ちのキャラクターは3人ほどBLEACHの作中で登場しています。よく間違われる事実として、ネリエルは十刃落ちではありません。十刃落ちは十刃の称号をはく奪され、その後3桁のナンバーをつけられたものに与えられる総称ですので、ネリエルは含まれないようです。

十刃落ちキャラ①ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ

十刃落ちキャラの1人目はドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオです。黒崎一護と交戦し、十刃落ちの強さを遺憾なく発揮しました。しかし、虚化した状態の一語に敗北します。漢気溢れる人物で、自身が認めた黒崎一護を逃がすために葬討部隊を引きつけ、命を落としました。

十刃落ちキャラ②チルッチ・サンダーウィッチ

十刃落ちキャラの2人目はチルッチ・サンダーウィッチです。石田雨竜やペッシェと交戦しますが、クインシーの力を引き出した石田雨竜のゼーレシュナイダによって敗北を喫し、葬討部隊によって処刑されてしまいました。しかし、彼女は千年血戦編において涅マユリによって復活します。

十刃落ちキャラ③ガンテンバイン・モスケーダ

十刃落ちキャラの3人目は、ガンテンバイン・モスケーダです。公平な戦いを好むボクサーのようなキャラクターで、チャドと交戦します。当初は優勢であったものの、チャドの「悪魔の左腕」などの能力の発現により敗北します。しかし、十刃落ちという通常の破面とは一線を画した強さを見せつけました。

十刃は高能力を持つ成体破面でBLEACH重要キャラ

この記事ではBLEACHに登場する破面の実力者集団、十刃(エスパーダ)についての情報を扱い、まとめました。十刃との戦いは作中でも非常に人気があり、最終章の千年血戦編においても一部の十刃や十刃落ちが参戦します。BLEACHにとって重要と呼べるキャラクター達です。

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この記事のライター
まるすけ
1993年東京生まれ広島育ちの20代男。 基本的にドラマや映画、漫画などの娯楽に日常的に触れています。 特にア...

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