藤田まことの死因は?娘や息子は?藤田まこと似のハムスターが話題?

俳優藤田まことさんが亡くなって12年になります。数々の名作ドラマに出演した不世出の俳優さんでした。藤田まことさんの死因は何だったのか?そして娘さんや息子さんはどうしているのか?藤田まことさん似のハムスターなどの話題をお伝えします。

藤田まことの死因は?娘や息子は?藤田まこと似のハムスターが話題?のイメージ

目次

  1. 1藤田まことのプロフィール
  2. 2藤田まことの死因は?
  3. 3藤田まことの妻や娘・息子について
  4. 4藤田まこと似のハムスターとは
  5. 5【動画】藤田まことの俳優魂を振り返る
  6. 6藤田まことの死因は大動脈瘤破裂だった

藤田まことのプロフィール

必殺仕事人シリーズや剣客商売シリーズなどの時代劇のほか、はぐれ刑事純情派シリーズ、京都殺人案内シリーズなどの現代サスペンスドラマなどで人気の高かった俳優藤田まことさんのプロフィールと経歴をご紹介します。

・愛称:不明
・本名:原田眞
・生年月日:1933年4月13日
・年齢:享年76歳(2010年2月17日死亡)
・出身地:豊島区池袋
・血液型:AB型
・身長:173cm
・体重:不明
・活動内容:俳優、歌手、コメディアン(別名義はぐれ亭馬之助)
・所属グループ:なし
・事務所:オフィス斉藤
・家族構成:妻、長女、長男、次女(藤田絵美子・EMIKO・歌手)

藤田まことの経歴

藤田まことさんは1933年4月13日に東京都豊島区池袋で生まれました。藤田まことさんのお父さんは無声映画時代のスター俳優だった藤間林太郎さんです。藤田まことさんは1940年代後半からお父さんの所属していた一座に雑用係として参加するようになります。

そして17歳の時歌謡ショーの一座の公演で歌って初舞台を踏んでから舞台俳優になりました。藤田まことという芸名はこの頃につけています。10代の終わり頃歌手となるためにディック・ミネさんのカバン持ちをしながら前座の歌手として活動するようになりました。

歌手として修行している時司会者が急病で倒れたので司会者の代役を務めてから、巡業の司会者としての活動も増えていきます。やがて中田ダイマル・ラケットさんに司会の仕事を辞めるよう助言され、ダイマル・ラケット劇団に入り俳優として活動するようになります。

当時藤田まことさんのいた大阪では俳優とコメディアンの区別がなく、役者志望の見習いコメディアンとして活動していたそうです。は1957年に大阪テレビ系列のコメディー時代劇「ダイラケのびっくり捕物帖」で初めてテレビに出演し、テレビデビューとなりました。

そして多くの番組に脇役としてレギュラー出演していましたが、1962年TBS系列のコメディー時代劇「てなもんや三度笠」の主役に抜擢された事を機に他の番組を全て降板し、「てなもんや三度笠」に集中する事になります。その「てなもんや三度笠」は大ヒット。

最高視聴率64.8%を記録するほどでしたがやがて人気は下降し、藤田まことさんはてなもんやシリーズ以降は地方のキャバレーの巡業に出ていました。そして1973年巡業中に朝日放送プロデューサーから電話で時代劇「必殺仕置人」の出演をオファーされます。

それが藤田まことさんと「必殺仕事人シリーズ」の出会いでした。藤田まことさん演じる中村主水を主役とした「必殺仕事人シリーズ」は中断をはさみながら1992年まで続きました。藤田まことさんが活躍したのは時代劇の中だけではありません。

1988年から始まった「はぐれ刑事純情派」のシリーズも地味と言われながら18年続きました。また1998年からは再び時代劇「剣客商売シリーズ」に出演しています。そして2009年には「必殺仕事人2009」に中村主水役でレギュラー出演しています。

藤田まことの死因は?

藤田まことさんは、2010年に亡くなる数年前から複数の病気に襲われています。食道がんと慢性閉塞性肺疾患です。それでも俳優業への復帰を諦めていませんでした。そんな藤田まことさんの死因についてこの章で解説します。

2010年2月17日に死亡

藤田まことさんは2010年2月17日に76歳で死亡しました。そして2019年2月17日が十回忌命日でした。その2年前に大手術を受け、その後俳優業への復帰を目指してリハビリに励んでいました。藤田まことさんの死因は何だったのでしょうか。

「藤田まことを偲ぶ会」に多くの芸能人参列

藤田まことさんの死亡後、お通夜と葬儀は息子さんを喪主として近親者のみで執り行なわれましたが、多くの人達の「藤田まことさんにお別れを言いたい」という要望に答えるために「藤田まことさんを偲ぶ会」が2011年4月13日に行なわれる事になりました。

ですが3月11日に東日本大震災が発生したために会は延期となり、同年11月24日に森光子さんと野中広務さんと石原慎太郎さんと森喜朗さんらを発起人として東京国際フォーラムで開催され、会には黒柳徹子さんら多くの芸能人を含めた600人以上の人が出席して藤田まことさんを偲びました。

死因は大動脈瘤破裂

藤田まことさんの死因は大動脈瘤破裂でした。2010年2月16日の藤田まことさん死亡前夜、夕食後家族と和やかに過ごしていた時に藤田まことさんが突然血を吐いたのです。大阪大学医学部附属病院に搬送されましたが、翌朝治療の甲斐なく死亡されました。

2008年には食道癌発覚

藤田まことさんは2008年には食道がんである事が発覚して手術を受けています。手術後数ヶ月で復帰して「必殺仕事人2009」にレギュラー出演なさっていたのですが、2009年には慢性閉塞性肺疾患で出演予定だった「JIN-仁-」を降板しています。

藤田まことさんは有名なヘビースモーカーでした。それが食道がんと慢性閉塞性肺疾患と死因になった大動脈瘤破裂を引き起こしたのではないかと言われています。病気に倒れても俳優業への情熱を捨てなかった藤田まことさん、本当に残念な事になってしまいました。

娘が語る藤田まこと死亡前の姿とは

2月17日に死亡する前日も、藤田まことさんはベッドの上で2010年3月に撮影開始となる「必殺仕事人2010」の準備稿を読んでいた、と、藤田まことさんの三回忌の席上で藤田まことさんの上の娘さんである原田敬子さんが語っています。

「亡くなるまで藤田まことであり続けた父を尊敬し誇りに思っています」と娘さんは語りました。最後はディナーショーで着ていた黒のベルベットのスーツを死亡した藤田まことさんに家族で着せて見送ったそうです。

藤田まことの妻や娘・息子について

藤田まことさんの死因に続いて藤田まことさんのご家族、奥さんと2人の娘さんと息子さんについての話題になります。藤田まことさんの奥さんと上の娘さんと息子さんは一般人ですが、下の娘さんは女優と歌手をしています。

1959年に結婚した妻が事業失敗で借金問題

藤田まことさんは1959年に奥さんと結婚しました。そして2人の娘さんと1人の息子さんに恵まれています。1986年末から日本にバブル景気が訪れた時、藤田まことさんは銀行から巨額の事業資金を借り、奥さんと娘さんと息子さんにブティックや料理店を経営させました。

最初は好調だったのですが1991年にバブル崩壊し、奥さんの経営していた料理店の負債が特に多く、30億円近くの借金を抱える事になってしまい、好景気の時に購入した豪邸や絵画などの資産を手放し、賃貸マンションに引っ越す事になってしまいました。

娘は歌手・女優の藤田絵美子

藤田まことさんの下の娘さんは、歌手で女優の藤田絵美子さんです。今は芸名をEMIKOにしていますが、藤田絵美子名義の時は女優を主に活動していました。簡単に藤田絵美子さんのプロフィールをご紹介します。

・本名:不明
・生年月日:1974年11月14日
・年齢:45歳
・出身地:京都府
・身長:160cm
・体重:43kg
・活動内容:歌手、女優

現在は娘が借金返済中?

奥さん名義の借金ですので奥さんに自己破産を勧められた時に、「奥さんの人権が制限されてしまうから」と言って借金返済を決意した藤田まことさん。でも30億もの借金は藤田まことさんが生きている間に返しきれるような額ではありません。

藤田まことさんが病気に倒れても俳優に復帰しようと頑張ったのは、借金返済のためでもあったようです。そして志半ばで藤田まことさんが死亡した後は、次女の藤田絵美子さんが借金を返すために頑張っているのかも知れません。勿論上の娘さんと息子さんも。

息子は藤田まこと死後に覚せい剤取締法違反で逮捕

藤田まことさん亡き後家族一丸となって借金を返していると思われますが、2013年1月、藤田まことさんの息子さんは覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されてしまいました。知人とのトラブルで警察を呼ばれた際に不審な様子だったため尿検査をされ、発覚したのだとか。

藤田まことさんのお通夜と葬儀では喪主を務めていた息子さんは、一般人で会社員でしたが、借金返済のストレスから覚せい剤に手を出してしまったのでしょうか。
 

藤田まことも著書「最期」で覚せい剤使用を告白

息子さんの覚せい剤取締法違反で逮捕の件で「藤田まことさんは草葉の陰で泣いている」とコメントした人が多かったですが、実は藤田まことさん自身も覚せい剤を使用した事があると著書「最期」の中で告白しているのです。

それはまだ終戦間もなかった頃、覚せい剤が「ヒロポン」という名前で流通していた頃でした。ヒロポンは入手が容易く、藤田まことさんの周囲の俳優さん達も景気づけに持ち歩いているような時代だったそうです。

藤田まことさんもそんな1人で、九州からの巡業の帰りの夜行列車の中でヒロポンを打とうと思いつき、車内のトイレで注射器を構えた時、うっかり鍵を閉め忘れていたために巡回中の警察官に見つかり、逮捕されてしまったのです。

ですので、息子さんの逮捕を聞いても藤田まことさんは草葉の陰で泣いてたりはしませんのでご安心下さい。ただ、苦笑はされているのではないでしょうか。息子さんの社会復帰を願います。

藤田まこと似のハムスターとは

藤田まことさんの死因とご家族の話題の次は、藤田まことさんに似ているハムスターの話題になります。渋い藤田まことさんと愛くるしいハムスターが何故結び付けられて話題になったのでしょうか。その理由と藤田まことさんに似ているハムスターをご紹介します。

藤田まこと似のハムスターがTwitterで話題に

藤田まことさんに似ているハムスターがTwitterで話題になったのは、2018年8月の事でした。ハムスターを飼っているTwitter住民の方が、うちのハムスターが藤田まことさんみたいな顔をしているとツイートしたのが始まりでした。

藤田まこと似のハムスター画像

こちらが、藤田まことさんに似ているハムスターを紹介した方のツイートです。確かに似ています。ハムスターのこの顔を即藤田まことさんに結びつけたこの方のセンスの良さが素晴らしいですね。話題になる筈です。

話題のハムスターに対する反応は?

話題になったツイートはこれまでに11万件以上リツイートされ、33万件以上いいねされています。そして反応のツイートも多いです。自分のハムスターも藤田まことさんに似ている時がある、というものや、

笑いが止まらなかった、家で1人なのに声を出して笑ってしまった、とか、

藤田まことさんはハムスターに生まれ変わったのか、というコメントもありました。藤田まことさんが死亡した後いつまでも寂しい気持ちの消えない人にも、思いがけない慰めになったのではないでしょうか。

【動画】藤田まことの俳優魂を振り返る

続きまして、藤田まことさんの俳優魂を、藤田まことさんの代表作であった3作品の動画で振り返ります。在りし日の渋い藤田まことさんをじっくりとご鑑賞下さい。

動画①時代劇「必殺仕事人」中村主水役

動画の1本目は、テレビ朝日系列の時代劇「必殺仕事人」での藤田まことさんです。藤田まことさんには時代劇が似合います。普段は嫁と姑と上司にいびられる冴えない同心が、凄腕の暗殺者であるというのが「必殺仕事人」中村主水の魅力でした。

近年の「必殺仕事人」では、中村主水の後継者として東山紀之さん演じる渡辺小五郎という侍が必殺仕事人として頑張っています。必殺仕事人中村主水が藤田まことさんの当たり役になったように、必殺仕事人渡辺小五郎が東山紀之さんの当たり役になると良いですね。

動画②「はぐれ刑事純情派」安浦吉之助役

動画の2本目は、時代劇ではなく現代物の、テレビ朝日系列のドラマ「はぐれ刑事純情派」での藤田まことさんです。放映当初藤田まことさん自身はヒットしないと予感していたそうですが、予想に反したヒットとなり、はぐれ刑事純情派は18年続きました。

「必殺仕事人」を主とした時代劇での藤田まことさんとは打って変わった人情家で正義感の強い刑事が、お茶の間の大人気を博した事が原因です。時代劇以外の藤田まことさんも渋くて素敵ですね。

動画③「京都殺人案内」音川音次郎役

動画の3本目は、テレビ朝日系列のドラマ「京都殺人案内」での藤田まことさんです。このドラマは前の2作のような連続ドラマではなく、土曜ワイド劇場枠で制作された刑事ドラマのシリーズ物です。

第1作は1979年4月21日に放映、第32作目は藤田まことさんが亡くなって2週間後の2010年2月27日に放映されています。こちらも長期にわたるシリーズ物でした。そしてこの第32作目が藤田まことさんの遺作となったのでした。

番外編「必殺メドレー」歌唱レア動画

動画の4本目は、毛色を変えた番外編「必殺メドレー」を歌う藤田まことさんの動画です。藤田まことさんは若い頃歌手を志していただけあって、とても良い声で歌っています。歌に入る前のMCが笑えるのですが。

藤田まことの死因は大動脈瘤破裂だった

2010年2月17日に死亡した藤田まことさんは、2019年2月17日に十回忌命日を迎えました。藤田まことさんの死因は大動脈瘤破裂でした。もう76歳というご高齢ではありましたが、ご本人も俳優を続ける気が充実している中での突然の死でした。

ショックと悲しみのさめない中東日本大震災に襲われた藤田まことさんのご遺族は、心身共に大変な1年であったかと思います。息子さんの逮捕などもありましたが、今はご遺族の皆さんが平穏に暮らしている事をお祈りします。

藤田まことさんのような俳優さんは、もう現れないかも知れません。藤田まことさんの演じた中ではやはり「必殺仕事人」の中村主水が見事でした。ああいった魅力的なキャラクターがまたメディアで生まれる事、そして藤田まことさんのご冥福を心よりお祈りします。

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この記事のライター
fuyuhome
漫画とゲームが好きです。 最近は古いドラマを発掘して観るのにはまっています。 昔の俳優、今の俳優、どちらも違う...

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