深津絵里出演映画一覧!役や演技の評判なども
1988年から芸能活動をしている深津絵里さんの出演映画一覧をご紹介します。深津絵里さんがこれまでに出演した映画の中で演じた役を振り返ってみましょう。深津絵里さんの演技の評判などもご紹介します。深津絵里さんの出演舞台に関する情報もご覧下さい。

目次
深津絵里のプロフィール
・愛称:ふかっちゃん
・本名:深津絵里
・生年月日:1973年1月11日
・年齢:48歳(2021年2月現在)
・出身地:大分県大分市
・血液型:O型
・身長:156cm
・体重:非公表
・活動内容:女優
・所属グループ:なし
・事務所:アミューズ
・家族構成:父
深津絵里の経歴
深津絵里さんは1973年1月11日に大分県大分市で生まれました。東京・原宿で開催されたミス原宿グランプリで優勝した事で芸能界入りを果たしたのは13歳の時です。2年後の1988年3月に公開された映画『1999年の夏休み』で水原里絵名義で女優デビューしました。
同年に歌手デビューを飾り、その後高原里絵名義でも活動するようになりましたが、その後本名でもある現在の芸名に落ち着いています。数々の作品で演技賞を獲得し、2010年には史上8人目となる日本アカデミー賞でのダブル受賞を成し遂げて喝采を浴びました。
深津絵里がNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』主演
#KamishiraishiMone #FukatsuEri and #KawaeiRina to be the heroines for 105th NHK Asadora "Come Come Everybody". A family story of 3 generation. Screenplay by Fujimoto Yuki (Chiritotechin). Broadcast in Fall 2021.#カムカムエヴリバディ #朝ドラ #上白石萌音 #深津絵里 #川栄李奈 pic.twitter.com/N5fJLZP8dR
— ハズキ (@cloverblossoms_) December 24, 2020
2020年12月24日に深津絵里さんが2021年度後期に放映されるNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』に主演する事が発表されました。祖母・母・娘を3人のヒロインとして100年に及ぶ物語をヒロインリレー方式で展開する事になるドラマです。
初代ヒロインを上白石萌音さんが、3代目ヒロインを川栄李奈さんが、そして2代目ヒロインを深津絵里さんが演じる事に決まったのでした。朝ドラのヒロインはオーディションで決まる事が定石なのですが、深津絵里さんは直接オファーによってキャストに加わっています。
深津絵里とリリーフランキーの関係
深津絵里さんとリリーフランキーさんの関係も注目されています。深津絵里さんとリリーフランキーさんの関係はどんなきっかけでクローズアップされたのでしょうか?その理由を解説する前にリリーフランキーさんをご紹介します。
リリーフランキーとは
リリーフランキーさんは1963年11月4日に福岡県北九州市で生まれました。芸名は大学時代の友人に付けられたあだ名が由来です。イラストレーター・作家・エッセイスト・俳優・ミュージシャンを含む多種多彩な才能を発揮している方です。
リリーフランキーと大和ハウスCMで夫婦役が話題に
深津絵里さんとリリーフランキーさんの関係は、大和ハウス工業のCMで夫婦役を演じた事がきっかけで話題になりました。深津絵里さんとリリーフランキーさんが夫婦役で共演している大和ハウス工業のCM『ここで、一緒に篇』は2011年から放映開始され、「こんな夫婦いいな」というような視聴者の羨望を集めています。
深津絵里の実家の家族構成
深津絵里さんの実家の家族構成を見てみましょう。深津絵里さんは私生活について語る事が少ないため深津絵里さんの家族の全容を知る事は難しいのですが、深津絵里さんが一人娘として育ったという事は判明しています。深津絵里さんの父親の名前・生年月日・職業・顔などは公表されていません。
母親は書道家「深津諭美子」
午後NHK総合で黒沢さんの『岸辺の旅』、続けてクローズアップ現代でもインタビューや作品分析をしていて、今日は木曜日なのになぁ…と散歩に出るのをやめて大好きな深津絵里さんに見とれていた。🎌建国記念の日!横浜にお稽古ごとに行ってた友人とmessengerでやりとりして初めて気づく体たらく。 pic.twitter.com/VaLbfXZznT
— naoko hatano 羽田野直子 (@hnaomilk) February 11, 2021
深津絵里さんの母親は書道家の深津諭美子さんです。1948年8月24日に大分県別府市で生まれ、1994年から書家として活動を始めました。深津絵里さんが有名女優である事から長年諭黄(ユンホン)の雅号で活動していましたが、2009年に本名の深津諭美子の名を使うようになっています。
2014年に東久邇宮文化褒賞を受賞しましたが、同時期に末期の肺がんである事を公表し、翌年6月に亡くなりました。

深津絵里出演映画一覧【Part1】
深津絵里さんがこれまでに出演した映画一覧を2章構成でご紹介します。【Part1】では深津絵里さんの女優デビュー作品から日本アカデミー賞をダブル受賞するに至った2作品を含む5本の映画をご覧下さい。
出演映画一覧①『1999年の夏休み』則夫役
出演映画一覧・1本目の『1999年の夏休み』は1988年3月に公開されました。萩尾望都さんの漫画『トーマの心臓』を翻案した映画で、登場人物は4人の少年だけ、そして少年を演じるのがすべて女優という事でも話題になり、2018年にデジタルリマスター版が発売されました。則夫役を演じた深津絵里さんはこの映画で女優デビューしています。
出演映画一覧②『踊る大捜査線シリーズ』恩田すみれ役
出演映画一覧・2本目の『踊る大捜査線シリーズ』は、人気ドラマの映画版の第1作が1998年10月に公開されました。副題は『湾岸署史上最悪の3日間!』でした。公開当時に実写邦画歴代興行収入第2位となる大ヒットになっています。
深津絵里さんは映画版第1作から第4作までドラマ版と同じ恩田すみれ役で出演し、第1作から第3作で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を獲得しました。
出演映画一覧③『博士の愛した数式』杏子役
出演映画一覧・3本目の『博士の愛した数式』は2006年1月に公開されました。原作は小川洋子さんの同名の小説です。事故によって80分しか記憶が持たなくなってしまった元数学者とその家に派遣された家政婦親子の交流を描いた映画で、主演は寺尾聰さんでした。深津絵里さんは「博士」と呼ばれる元数学者の家で働く家政婦・杏子を演じました。
出演映画一覧④『ザ・マジックアワー』高千穂マリ役
出演映画一覧・4本目の『ザ・マジックアワー』は2008年6月に公開されました。失態を償うために伝説の殺し屋「デラ富樫』をマフィアのボスの元に連れてこなければならなくなった男と男にデラ富樫を演じるよう申し付けられた三流役者が織りなすコメディで、佐藤浩市さんが主役を演じました。深津絵里さんはボスの愛人・高千穂マリ役を務めています。
出演映画一覧⑤『悪人』馬込光代役
『悪人』鑑賞。ある峠で起きた殺人事件をめぐる人間模様を描いた李相日監督作品。『赫いコートの女』というタイトルで、ロマンポルノのひとつにあってもおかしくないようなオールドムービー感が最高。深津絵里演じる光代の職場が紳士服量販店という設定も面白い。痩せる前の樹木希林が若く見えた。 pic.twitter.com/FG0grUfpSM
— だよしぃ (@purity_hair) October 20, 2019
出演映画一覧・5本目の『悪人』は2010年9月に公開されました。吉田修一さんの同名の小説が原作で、保険外交員の女性が土木作業員に殺されて逃避行を開始するところから始まるサスペンス映画です。
妻夫木聡さん演じる主人公と逃避行をする女性・馬込光代を演じた深津絵里さんは、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を含む4つの賞を受賞した上に、『踊る大捜査線』映画版第3作と併せて日本アカデミー賞の最優秀主演賞と助演女優賞をダブル受賞するという偉業を成し遂げました。
深津絵里出演映画一覧【Part2】
深津絵里さんが出演してきた映画一覧をご覧下さい。【Part2】では日本アカデミー賞で優秀主演女優賞を受賞した主演作品や人外生物を演じて話題となった作品を含む7本の映画をご紹介します。
出演映画一覧⑥『ステキな金縛り』宝生エミ役(主演)
出演映画一覧・6本目の『ステキな金縛り』は2011年11月に公開されました。三流弁護士が落ち武者の幽霊に裁判での証人をさせようと試みる法廷サスペンスコメディです。主人公の三流弁護士・宝生エミを深津絵里さんが、証人となる落ち武者の幽霊・更科六兵衛を西田敏行さんが演じ、深津絵里さんは日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を獲得しました。
出演映画一覧⑦『寄生獣』田宮良子役
「寄生獣」(深津絵里)…成した子は、母に感謝する時が来るように願う。…母が、例え寄生生物であったとしても…#母の日 pic.twitter.com/HMJwrc3bB4
— nofret (@mouchette1967br) May 14, 2017
出演映画一覧・7本目の『寄生獣』は、前編が2014年10月に公開されました。原作は岩明均さんの同名の漫画です。人間の頭部を乗っ取る事でその体を支配し、他の人間を捕食する寄生生物「パラサイト」の脅威に晒される架空の日本を舞台にした映画です。
染谷将太さんがパラサイトと立ち向かう主人公を演じ、深津絵里さんはパラサイトの中心人物である田宮良子を演じました。
出演映画一覧⑧『岸辺の旅』薮内瑞希役(主演)
出演映画一覧・8本目の『岸辺の旅』は2015年10月に公開されました。湯本香樹実さんの同名の小説が原作とする、死んだ男性と、彼に思い出の地を巡る旅に誘われた妻の最後の日々を描いた映画です。
妻を遺して死んだ薮内優介役を浅野忠信さんが、その妻・薮内瑞希役を深津絵里さんがW主演で演じました。深津絵里さんはキネマ旬報ベスト・テンと高崎映画祭で主演女優賞を受賞しています。
出演映画一覧⑨『永い言い訳』衣笠夏子役
出演映画一覧・9本目の『永い言い訳』は2016年10月に公開されました。原作は西川美和さんの同名の小説で、家族を喪った人々がその人生を建て直していく姿が描かれた映画です。本木雅弘さんが突然妻を亡くした主人公・衣笠幸夫を演じました。深津絵里さんは友人との旅行先で事故死した衣笠幸夫の妻・衣笠夏子を演じています。
出演映画一覧⑩『サバイバルファミリー』鈴木光恵役
出演映画一覧・10本目の『サバイバルファミリー』は2017年2月に公開されました。突然原因不明の電気消滅によって壊滅状態になった東京を脱出した家族のサバイバルを描いたコメディ映画です。一家の主である主人公・鈴木義之を小日向文世さんが演じ、その妻である鈴木光恵を深津絵里さんが演じました。
出演映画一覧⑪『(ハル)』ほし(藤間美津江)役
出演映画一覧・11本目の『(ハル)』は、1996年3月に公開されました。パソコン通信黎明期にパソコン通信を題材に制作されています。「ハル」と名乗る男性と「ほし」と名乗る女性が出会った事で紡ぎ出される映画で、ハルこと速見昇役を内野聖陽さんが、ほしこと藤間美津江役を深津絵里さんがW主演で務めました。深津絵里さんの初主演映画です。
出演映画一覧⑫『女の子ものがたり』高原菜都美役(主演)
出演映画一覧・12本目の『女の子ものがたり』は2009年8月に公開されました。西原理恵子さんの同名の漫画が原作です。スランプに陥って自堕落な生活を続ける漫画家が少女時代の友人を思い出す事で自分を取り戻していく姿が描かれました。深津絵里さんは主人公の高原菜都美を演じ、初めての映画単独主演を達成しています。
深津絵里の女優魂が光る演技の評判
デビュー以来女優としての名声を高め続けてきた深津絵里さんですが、一般人の間で深津絵里さんの女優魂はどう評価されているのでしょうか?ツイッターに投稿された深津絵里さんの演技の評判をご覧下さい。
演技の評判①
「悪人」のキャストさんみんな演技上手だけどずば抜けて深津絵里さんの演技に見惚れた pic.twitter.com/wS7oMwCnc7
— ももか (@06chl) September 20, 2020
深津絵里さんの演技の評判・その1を見てみましょう。出演映画一覧・5本目でご紹介した映画『悪人』での深津絵里さんの演技を称賛しているツイートです。『悪人』の出演者は名優揃いという事でも定評がありますが、深津絵里さんの演技がその中でも突出していたと多くの人に言われています。
演技の評判②
レンタルDVDでみた「寄生獣完結編」は娯楽映画としてはすごく面白くまとまっていた。細かい矛盾や説明不足な描写は気になりましたが、原作最初の方しか読んでいない私は楽しめましたよ。母性に目覚めた田宮役の深津絵里の演技が秀逸。 pic.twitter.com/5dmF8QJcGz
— 佑樹あかり (@akari_ginnji) January 6, 2016
深津絵里さんの演技の評判・その2を見てみましょう。出演映画一覧・7本目でご紹介した映画『寄生獣』での深津絵里さんの演技を称えています。人外の生物を見事に演じきった深津絵里さんに対する「あの演技だけでも映画を観て良かった」という声を散見しました。
演技の評判③
岸辺の旅
— ぽんたろう (@nameispontaro) May 13, 2018
カンヌ監督賞作品
深津絵里さんの演技が光った作品。深津絵里さんは
目だけで演技ができる人
声だけで演技ができる人
動作だけで演技ができる人
彼女の後に続く俳優は今のところ満島ひかり、蒼井優、蓮佛美沙子くらいか
ダブル主演の浅野忠信もいい味を出していた#岸辺の旅 #深津絵里 pic.twitter.com/blYP7f5tqP
深津絵里さんの演技の評判・その3を見てみましょう。出演映画一覧・8本目でご紹介した映画『岸辺の旅』での深津絵里さんの演技への感動を語っているツイートです。深津絵里さんは「目だけ」「声だけ」「動作だけ」で演技が出来る人と評されています。多くの人が同じ思いを共有しているようです。

深津絵里の出演舞台もチェック
深津絵里さんの出演映画の概要と演技の評判に続いて、深津絵里さんの出演舞台もチェックしてみましょう。深津絵里さんが出演した舞台で話題になった打ち上げエピソードもご紹介します。
野田秀樹作&演出舞台『贋作・桜の森の満開の下』
深津絵里さんの舞台における代表作と言われているのは、野田秀樹作さん&演出舞台『贋作・桜の森の満開の下』です。坂口安吾さんの短編小説『桜の森の満開の下』と『夜長姫と耳男』をベースにした作品で、1989年に初めて上演されてから3回再演されています。深津絵里さんは2001年の再演で夜長姫役で出演し、2018年の再演で同役を演じました。
打ち上げエピソードも話題に
『贋作・桜の森の満開の下』の打ち上げエピソードも話題になっています。打ち上げにはキャスト・スタッフ100人以上が参加して大盛況となりました。打ち上げの席では古田新太さんが酩酊して妻夫木聡さんや深津絵里さんに絡み、天海祐希さんが「婚活より筋活」と筋トレの重要性について深津絵里さんに熱く語っていたそうです。
海外公演も話題の舞台『春琴』
海外公演も話題の舞台『春琴』を振り返りましょう。舞台『春琴』は谷崎潤一郎さんの短編小説『春琴抄』をベースに描かれた物語です。イギリスの演出家であるサイモン・マクバーニーが推敲を重ねて造り上げた舞台は2009年にロンドンで上演され、2010年には台湾で上演されました。深津絵里さんはヒロインの春琴を演じています。
瑛太との共演が話題の舞台『ガラスの動物園』
2012年に上演された舞台『ガラスの動物園』では瑛太さんとの共演が話題を集めました。姉弟役を演じた深津絵里さんと瑛太さんはこれが初共演でしたが、息の合った演技を見せて観客の喝采を浴びています。
2012年2月に開かれた会見の席では瑛太さんが深津絵里さんを「武士のような人」と表現し、それに対して深津絵里さんが「武士と言われるのは初めてじゃないので驚きません」と答えて出演者と観客の笑いを誘いました。

深津絵里出演映画は演技力が眩しい作品ばかり
深津絵里さんの出演映画は「演技力が眩しい」と多くの人に絶賛されるような作品が揃っています。深津絵里さんの演技力の評判の上昇はとどまるところを知らない勢いだとも言われ、今後の出演映画にも期待が集まっています。深津絵里さんのさらなる飛躍を見守りましょう。
