2019年06月10日公開
2019年06月10日更新
【未解決事件】福島女性教員宅便槽内怪死事件の真相!事件の謎や関係者は?
謎だらけの事件として有名な福島女性教員宅便槽内怪死事件。事件か事故か?多くの謎を残したまま未解決と成っている福島女性教員宅便槽内怪死事件について徹底調査致しました。亡くなった菅野直之や村長等の関係者、過去のいたずら電話や警察の捜査等の謎に迫ります‼

目次
福島女性教員宅便槽内怪死事件とは
世の中には数多くの奇妙な事件や謎めいた事件が存在しておりますが、それらの中でも一際謎に包まれた事件として知られるこの「福島女性教員宅便槽内怪死事件」を皆さんは御存知でしょうか?この福島女性教員宅便槽内怪死事件は多くの謎を残してたまま、実質上未解決事件として処理されています。
今回はそんな謎だらけの未解決事件である「福島女性教員宅便槽内怪死事件」について、事件の概要から不明点、そして謎とされている部分について徹底検証して参りたいと思います。果たしてこの福島女性教員宅便槽内怪死事件の裏側に隠されている真実とは⁉
福島県田村郡都路村で起きた未解決事件
まずは簡単に福島女性教員宅便槽内怪死事件について説明しておきましょう。福島女性教員宅便槽内怪死事件とは福島県田村郡都路村で発生したある死亡事故(事件)の名称です。
読んで字の如く女性教員宅の便槽内である男性が死亡しているのが発見されたというこの事件、事件内容が内容だけにこの事件に関しては様々な憶測が飛び交いましたが、結局の所警察はこの福島女性教員宅便槽内怪死事件を事故と発表。こうして形式上福島女性教員宅便槽内怪死事件は事故死として片付けられる事と成ったのです。
然しながら実際には数多くの矛盾や謎が残されています。それらを考えるとこの福島女性教員宅便槽内怪死事件は単なる事故死とはなかなか考えにくい点もあるのですが、警察はそうした声が有るにも関わらずこの福島女性教員宅便槽内怪死事件の幕引きを計ったのです。
こうした数々の謎がこの福島女性教員宅便槽内怪死事件を、「謎多き奇妙な未解決事件」という印象に仕立て上げたモノと考えられます。その結果日本国内で発生した未解決事件を挙げる際には、必ずその中にこの「福島女性教員宅便槽内怪死事件」も挙げられる程の有名な事件と成ったのです。
死亡したのは誰?
この福島女性教員宅便槽内怪死事件で死亡したのは、村の住人である菅野直之でした。普段は福島第二原子力発電所の原発保守を行う会社で営業主任をしているこの菅野直之。村の青年会でもレクリエーション担当部長を担当しており、人々からの信頼も厚く、この村の中心的な人物という存在でした。
そんな村の中心人物である菅野直之が、女性教員宅の便槽内で怪死している状態で発見されたというのです。たちまち村はこの話題で持ち切りとなり大変な騒動と成りました。そして事件が事件だけに、この福島女性教員宅便槽内怪死事件では発覚直後より様々な噂が飛び交う様に成っていったのです。
発見者は教員住宅の住人の女性教員
被害者である菅野直之が便槽内で死亡しているのを発見したのは、この教員住宅で暮らす女性教員自身でした。トイレに入ったこの女性教員が何気なしにトイレの中を覗いたところ、其処に何故か靴が有る事を発見。驚いた彼女は教員住宅の外に有る汲み取り口から便槽の内部を確認する事に。
そうして恐る恐る汲み取り口の蓋を開けた女性教員は、便槽内に明らかに人間のものであろう足が有る事を発見したのです。恐怖と驚きで一時は激しく動揺した女性でしたが、気を落ち着かせて警察に通報を行うと共に同僚教師に連絡。やがて駆けつけた警察が便槽の中に男性が居ることを確認したのでした。
発見された遺体は重機によって取り出された
便槽内で発見された菅野直之の遺体ですが、便槽内の形状と汲み取り口の口径を加味すると、そのまま引き上げることは物理的に無理な状態にありました。それでも何度か人力でこの遺体を便槽内から引きずり出そうとはしたものの、どう考えてもそのままの状態で外に出すのは不可能な状態だったそうです。
結果的に菅野直之の遺体は重機で汲み取り口を破壊し、引きずり出すのに充分な広さを確保した上で便槽内から取り出されました。因みにこの汲み取り口の直径は36cmで、便座口に至っては僅か20cmしかありませんでした。
なぜ狭い便槽内に?
では何故菅野直之は狭い便槽内に居たのでしょうか?こればかりは当の本人である菅野直之が死亡してしまった以上、本当の理由を知ることは出来ません。ただ、可能性としては2つしかありません。それは「事故」かそれとも「故意」かです。
事故と考えるのであれば、何らかの原因によって足を滑らせた菅野直之がそのまま便槽内に落ちてしまったという事に成りますが、便槽内は「凹」の形状であって、高さも117cmしかありません。死亡した菅野直之の身長は170cmで、例え誤って便槽内に落ちたとしても凹の内部にまで入り込んでしまう事は絶対に有り得ません。
そうなると考えられるのは自ずと「故意」で有るという事に成ります。菅野直之が自ら(または何者かによって強制的に)便槽内に侵入したのであれば、彼が凹という形状の便槽内の底部分でしゃがみ状態で横たわっていた事も説明が付きます。
しかしそうなると彼が便槽内に入っていたその「理由」が気に成るところです。真っ先に…というよりも、恐らくそれ以外の理由等ある筈も無いのでしょうが、もし彼が自らの意思で便槽内に潜んで居たとすれば、それは彼が便槽内からその女性が用を足す場面を覗こうとしていたという、身の毛もよだつ行為を目的としていたという事に成るでしょう。
然しながら、この福島女性教員宅便槽内怪死事件の被害者である菅野直之は既に死亡しており、遺書等も残されていない以上、彼が便槽内に侵入した目的やそこに隠された真実が今後明らかに成ることは決して無いでしょう。
然しながらこの福島女性教員宅便槽内怪死事件に関しては、関係者の足取りや関係性などを調べれば調べる程、どんどん謎が深まって行き、謎に近づけば近づく程に菅野直之自身が便槽内に自ら侵入したとは考えられなく成っていくのです。果たして一体彼は何故便槽内に潜んだまま死んでいたのでしょうか?
福島女性教員宅便槽内怪死事件の警察の発表
では続いて福島女性教員宅便槽内怪死事件に対する警察の発表についてのまとめをご紹介致します。警察は福島女性教員宅便槽内怪死事件に対し一体どの様な判断を行ったのでしょうか?
また一説には福島女性教員宅便槽内怪死事件の再捜査を要望する嘆願書が作られ、これに4000人もの人々が署名を行ったと言われているのですが、一体何故それだけの人々が警察に福島女性教員宅便槽内怪死事件の再捜査を要求したのでしょうか?
警察は福島女性教員宅便槽内怪死事件を事故と発表
警察はこの福島女性教員宅便槽内怪死事件で死亡した菅野直之の死因を、「事故に拠るものである」とする見解を発表しました。つまり警察は菅野直之自身に原因があって発生した死亡事故であると結論付けたのです。これにより福島女性教員宅便槽内怪死事件は「事件」ではなく「事故」であると片付けられる事と成りました。
死因は「凍え兼胸部循環障害」
では福島女性教員宅便槽内怪死事件によって亡くなった菅野直之の死因についてですが、これについて警察は「凍え兼胸部循環障害」が死因であるという検死結果を発表しています。ではその其々の死因について説明して行きましょう。
死因①凍死(冷え)
先ず一つ目の死因と成った「冷え=凍死」についてですが、福島女性教員宅便槽内怪死事件が発生したのは2月、つまり季節的には真冬だったという事に成ります。加えて現場と成ったのは東北の福島県であり、この時期の気温は1桁台は当たり前で、下手をすると氷点下を下回る事も。
そんな寒空の中に上半身裸で便槽の中に居たと成れば、然程時間を要せずに凍死してしまうでしょう。そう考えると菅野直之は自殺とも取れる行為を自ら行っていたという事に成りますが、果たして彼はこんな愚かな行為を自ら進んで行ったと言うのでしょうか?
死因②胸部循環障害
そして凍死と共にもう1つの死因と成ったのが胸部循環障害です。狭い場所で長時間胸部を圧迫され続けた事により、肺がダメージを受けたのが原因です。それ程便槽内での状態が厳しい状態にあったという事が分かります。
これらの死因が重なって菅野直之は命を落としたと、そう警察は発表しています。そして警察はこれを誰かの手によってではなく菅野直之自らが行った結果生じたモノであると断定しているのです。
周囲の反応は?
この警察の発表に対し、周囲の人々が示した反応は「有り得ない」でした。先程も御説明差し上げた通り、菅野直之は村の中でも中心的な人物であり、真面目な人柄な上に村人からの人望も非常に厚い人物として知られていました。そんな菅野直之がこの様な不名誉な行為を自ら進んで行ったとは到底考えられないという事なのです。
そして実は、この福島女性教員宅便槽内怪死事件が発生する前に、菅野直之の足取りに関して幾つか大きな謎が残されているのです。それらの謎がこの福島女性教員宅便槽内怪死事件の真相に繋がっているのではないか?と言うのが、村の多くの人々がこの警察発表を訝しんだ理由です。
確かに菅野直之がスポーツマンの好青年として知られる人物だったとしても、「実は彼には隠された裏の顔が有った」という可能性も0ではありません。しかし、だとしてもこの様な行動を何の前触れも無く突如としてモノでしょうか⁉
命を掛けてまでやることかどうかという点については当人の価値観のみでしか測れませんが、まさか死ぬことを前程で自ら便槽に入っていくバカは居ないのでは無いでしょうか?もし死ぬことは無かったとしても、バレた場合はどうするつもりだったのでしょう?そこまで菅野直之がバカな人間だったとは到底考えられません。
福島女性教員宅便槽内怪死事件の再捜査願いに4000人が署名
こうした数々の違和感を抱えたまま事故死として片付けられた福島女性教員宅便槽内怪死事件。しかし住民達はこの警察の捜査結果に対して明らかなる違和感を覚え、再度この福島女性教員宅便槽内怪死事件の捜査を行う旨の嘆願書を作成。その結果何と4000人を超える人々の署名が集められたのです。
これは勿論菅野直之の無実を示して欲しいという願いもあるでしょうが、それ以上に「真実を明らかにする事」を村人たちが最重視した結果であると言えます。それは菅野直之の死因がもし事故で無いとすれば、菅野直之を殺害した犯人がいるという事になり、その犯人は未だ同じ村で生活を送っている可能性が高いという事に成るのです。
住民は今後もその殺人犯と同じ村で生活を送らなければ成らないという事に成りますが、殺人犯が住む村で住民が安心して今後の生活を送れる筈がありません。自分達の穏やかな生活のためにも、この福島女性教員宅便槽内怪死事件には白黒を付ける必要があるのです。
そうした理由によって多くの村人たちの署名が集まり。その総数は4000人をも越えたといういう訳です。確かにこの理論は最もです。亡くなってしまった菅野直之には悪いですが、亡くなってしまった者よりも現在生きている者の為にするべき事をしなければ成らないのです。
福島女性教員宅便槽内怪死事件は謎が多い?
「福島女性教員宅便槽内怪死事件には多くの謎が残されたまま」と、冒頭でもそう説明させて頂きましたが、この事件には多くの謎が残されたままと成っています。そしてこの謎を一つ一つ紐解いていく事が出来れば、この福島女性教員宅便槽内怪死事件の真相に辿り着く事が出来るのではないか?とも。
ではここからはその福島女性教員宅便槽内怪死事件の謎について迫って行きたいと思います。果たしてこの福島女性教員宅便槽内怪死事件にはどの様な謎が残されているのでしょうか?
菅野直之の足取り
先ずは被害者と成った菅野直之の足取りに関する謎です。菅野直之は23日の夜に職場の先輩の送迎会に出席。翌24日の昼、父親に「ちょっと出てくるからな」と告げ自宅を後にしています。この時の様子について菅野直之の父親は特に変わったところは無かったと証言しています。
その後菅野直之が発見されたのが28日、現場と成った女性教員宅の便槽の中ででした。警察の検死結果によると菅野直之が死亡したのは26日。つまり彼が便槽の中で死亡してから既に2日以上が経過していたという事に成る訳です。
という事はつまり彼は自宅を出てから少なくとも二日間は生きていたという事に成る訳です。もし彼が自宅を出て真っ直ぐに女性教員宅の便槽内に侵入したとしても、その便槽の中で丸2日間に渡って非常に苦しい体制のまま潜み続けたという事に成ります。しかも冬の福島で上半身裸のまま…。
また先程御説明した通り汲み取り口の直径は36cmしか無く、彼がどうやっても自ら入り込める様な大きさではありません。万が一に入り込んだとしても、その中で服を脱いで自らの腹部に乗せるなど到底ムリな話です。となると彼は最初から真冬の女性教員宅の汲み取り口で、上半身裸のまま侵入を試みたのでしょうか?
更に女性教員が最初にトイレを覗き込んだ際「男性の靴があった」とそう証言しているのですが、その靴は便槽内にて片方のみ発見され、もう片方はその後現場から離れた土手で発見されているのです。しかも彼の車は農協の駐車場に鍵を付けたまま放置されていたと言います。
これらの足取りにはおかしな部分が多い、というよりもおかしな部分しかありません。この謎の一つ一つに真実への手掛かりが隠されているのでは無いでしょうか?
過去に女性教員へのいたずら電話を突き止めている
実は女性教員と菅野直之は知り合いで、彼女は菅野直之の友人の婚約者であり、菅野直之とも婚約者を通して知り合いと成っています。そんな女性教員が以前いたずら電話によって悩まされていた際、菅野直之と婚約者によってそのいたずら電話の犯人を突き止め、警察に録音した証拠を提出したという事がありました。
結局警察はそのいたずら電話を行っていたとされる犯人を逮捕する事は無かったのですが、菅野直之はこのいたずら電話を行っていた犯人について既に突き止めていたとも言われていますが、その後この犯人は何処で何をしていたのでしょうか?
警察が再捜査を却下
再捜査への嘆願書に4000人もの署名が集まったにも関わらず、警察はこの福島女性教員宅便槽内怪死事件の再捜査を却下しています。勿論警察としては「再捜査を行うに足る証拠や情報が無い」という事で却下したのでしょうが、4000人もの署名が集まった以上は流石に無視できないところではあります。然しそれでも警察は再捜査を行わないという判断を下したのです。
遺体を2度も洗浄していた
また警察は2度に渡り遺体を洗浄しています。一度目はトイレを破壊して菅野直之を便槽から引き上げた直後にその場所で、そしてその後に消防団の詰め所にて再度遺体の洗浄を行っているそうです。まあ、これは単純に感染症を恐れてのモノであると考えるのが妥当ではありますが。
福島女性教員宅便槽内怪死事件の関係者
この福島女性教員宅便槽内怪死事件には数多くの関係者が存在している事もポイントの一つで、実は犯人はその関係者の中にいるのではないか?とも言われています。ではここでその福島女性教員宅便槽内怪死事件の関係者について御説明して行きたいと思います。
関係者①菅野直之
先ずは菅野直之です。福島女性教員宅便槽内怪死事件の被害者である彼は、先程申し上げた通り福島第二原子力発電所の保守を行う会社で営業主任として働いておりました。26歳のスポーツマンで周りからの評判も良く、多くの人々から慕われる存在だったそうです。
関係者②女性教員
続いては女性教員です。彼女は村内の小学校で教師として務めていた人物で、先程申し上げた通り菅野直之とは彼女の婚約者を通じ知り合いの関係にあり、いたずら電話の一件では彼等によって助けられています。因みに事件発生の数日前から彼女は自宅に帰っており、帰宅するまでの間この教員住宅は無人の状態でした。
関係者③女性教員の婚約者
続いては女性教員の婚約者です。この男性は女性教員の同僚として同じ小学校に務めていました。菅野直之とは青年会のメンバーとして元々知り合いで、先程説明した通り自身の婚約者である女性教員に対するいたずら電話の一件では、菅野直之と共にいたずら電話を撃退することに成功しています。一部では村長選挙の際に選挙参謀を担当していたWの次男であるとの噂も。
関係者④女性教員宅の近所に住む男性
続いては女性教員宅の近所に住む男性です。実はこの男性、菅野直之が突き止めたいたずら電話の犯人であると言われています。この男性は女性教員の存在自体を知らないと言っていたにも関わらず、「遠くから見ても男が好きそうな体系をしている女」と後で発言するなど、その証言の信憑性に疑問が残ります。
このいたずら事件の事を根に持っていたとするならば、この男が犯人である可能性もありますが、いたずら電話の件は結局警察も逮捕には至っておらず、菅野直之がいたずら電話の犯人に関する正体を知っていたという事自体、この男は知らなかったのではないでしょうか?そうなるといたずら電話と菅野直之の怪死とは関係性が薄いのではと考えられます。
関係者⑤青年会会長のA
続いては青年会の会長であるAです。菅野直之も所属していた青年会の会長を務めていた人物ですが、村長選挙に絡み村長から賄賂を受け取っていたという情報が有るようです。菅野直之の車が駐車場にある事を遺族に伝えた際「気に成ることが有る」と発言するも、その後は忘れてくれという旨の発言を繰り返すばかりです。
関係者⑥菅野直之の後輩であるB
続いては菅野直之の後輩であるBです。普段は村長が経営する建設会社の経理担当で、同じく青年会のメンバーでもあります。菅野直之と共に前日の送迎会にも参加していました。
関係者⑦郵便配達員のC
続いて郵便配達員のCですが、このCも青年会のメンバーで前日の送別会にも参加しています。その際菅野直之が翌日誰かと会う約束をしていた事を証言しています。この24日に会う約束をしていた人物こそが最も犯人である可能性が高いのですが、残念ながらCはその人物が誰なのかまでは知らなかった様です。
関係者⑧青年会の会員であるD
続いて青年会メンバーであるD。特にこれと言って取り立てた点は無い人物ですが、青年会のメンバーであり村長からの賄賂を受け取っていた可能性がある以上、何らかの形で関与している可能性も0ではありません。未解決事件はこうした人物が真犯人だったというケースも往々にしてあると言われています。
関係者⑨村長
そしてこの村の村長です。現職の村長であり村一番の権力者であるこの村長ですが、当時は選挙戦の真っ先中でした。この村長の応援演説に菅野直之は参加したものの、ある一件からパタッと現れなく成ってしましました。福島女性教員宅便槽内怪死事件に関して「分からない」「知らない」という言葉を繰り返すに終始していたそうです。
関係者⑩村長の選挙参謀であるZ
続いては村長の選挙参謀であるZです。Zの奥さんは福島女性教員宅便槽内怪死事件に関して何かを知っているような証言をしています。菅野直之の遺体が便槽内にあるという事を予め知っていたにも関わらず、彼女は菅野直之の家に出向き、遺族に対し「どこに行ったの?」と尋ねているのだとか。
関係者⑪村長の選挙参謀であるW
同じく村長の選挙参謀を務めたWは、女性教員の婚約者の親であると言われています。福島女性教員宅便槽内怪死事件では発生当時にバキュームカーを手配したとされていますが、それ以上の事件への関連性は不明です。
福島女性教員宅便槽内怪死事件に纏わる諸説
では続いて福島女性教員宅便槽内怪死事件に纏わる諸説についてご紹介して行きたいと思います。形式上は事故として処理されておりますが、実際には未解決事件であるこの福島女性教員宅便槽内怪死事件。
故にこの福島女性教員宅便槽内怪死事件には様々な諸説があるようです。ここではそれら福島女性教員宅便槽内怪死事件の諸説について検証を行ってみたいと思います。
嘆願書を無視したのは警察の隠蔽説
先ず最も違和感が残る警察の再捜査却下の決定ですが、村で暮らす人口の大半を超える4000人もの署名が集ったにも関わらず、その嘆願書を無視する形で再捜査却下の決定を下したのは、警察内部で何かを隠匿しようとしたからではないか?と言われています。
つまり「アンタッチャブルな案件」として、上部からSTOPが掛けられたという事です。真相が明るみに出ることによって国益に何らかの支障が生じる事でも有ったというのでしょうか?
村長選挙での裏事情
村人の多くは菅野直之は村長選挙が原因で殺害されたと考えている様です。実はこの時の村長選挙はかなり難しい選挙に成っていた様で、両陣営共に実弾(賄賂)のバラ撒き選挙と成っていたと言われています。
菅野直之は当初村長の応援演説にも参加していたのですが、そうした裏事情を知って応援する気が失せたのか、その後パッタリと現れなくなったそうです。それが村長の怒りを買ったのは、はたまた弱みを握られたと考えたのか。いずれにせと菅野直之が村で大きな影響力を持っていたという事が関係していそうな感じです。
菅野直之は福島原発の裏事情を握っていたとの説も
菅野直之は当時福島第二原子力発電所の保守を行っていた訳ですが、当時この福島第二原子力発電所では様々な問題や事故が発生していたのです。そしてこの裏に隠された事情を菅野直之が握っていたのではないか?とも言われているようです。
これについての裏はありませんが、彼の上司も上野駅で飛び込み自殺による最後を迎えているそうです。原発は国家事業であり、かなりの部分でタブーが存在すると言われています。それが菅野直之の死に何らかの影響を与えたのでしょうか?
福島女性教員宅便槽内怪死事件と似た事件とは?
続いては福島女性教員宅便槽内怪死事件と似たような事件をご紹介致します。福島女性教員宅便槽内怪死事件と似た事件…つまりはトイレの便槽に侵入した事件という事ですが、これが以外にも福島女性教員宅便槽内怪死事件以外にも発生しているのです。
事件①新潟公園公衆便所便槽内怪死事件
2010年5月19日に発生した新潟公園公衆便所便槽内怪死事件は、新潟県上越市稲田の上稲田公園で、くみ取り式トイレの便槽に遺体があるのを市内の清掃業者が発見して発覚。警察が調べたところ便槽内にいた男性は42歳の男性で、この男性は自ら便槽内に侵入。死因は水死と酸欠による呼吸機能障害と見られています。
事件②東京公衆便所便槽内遺体事件
1990年4月17日に発生した東京公衆便所便槽内遺体事件は、東京都足立区西新井の区立諏訪木東公園内にある公衆便所の便槽内に男性の死体があるのを、くみ取り中の作業員が見つけて発覚。死因は溺死で、便槽内でメタンガスを吸って気分が悪くなり倒れて、汚物に顔を突っ込んだものと見られています。
事件③秋田公衆便所便槽内覗き目的侵入事件
1999年6月13日に発生した秋田公衆便所便槽内覗き目的侵入事件は、秋田市にある下浜海水浴場駐車場の公衆便所で、トイレを使用した女性から「物音がして様子がおかしい」と通報があり、かけつけた警察官によって便槽内に居た自動車代行運転手の小助川正行が逮捕された事件です。犯人は覗き目的で便槽に侵入したと供述しております。
福島女性教員宅便槽内怪死事件は映画化も
この福島女性教員宅便槽内怪死事件は、その奇妙さも相まってか映画化がされているそうです。ちょっと内容的にも余り観たいとは思えない作品ですが、それでも福島女性教員宅便槽内怪死事件の映画化という事もあり、それなりに話題と成った様ですね。
映画「バリゾーゴン(罵詈雑言)」について
このポスター
— 🎏まつおかさやかちゃん⚾️ (@SayakaMatsuoka) December 11, 2018
バリゾーゴン
#子供の頃怖かったもの pic.twitter.com/B6qbSUnkAd
その福島女性教員宅便槽内怪死事件をモチーフとした映画というのが「バリゾーゴン(罵詈雑言」という作品だそうです。こちらはいわゆる自主制作のインディーズムービーと言われる類の映画で、内容的には…な作品だったそうです。この映画を見た観客が全国で「金返せー!」コールを行ったとか。
国内で起こった未解決事件
最後に福島女性教員宅便槽内怪死事件同様に国内で発生した未解決事件を幾つかご紹介しておきます。福島女性教員宅便槽内怪死事件同様、現在も解決される事無く迷宮入りしたこれらの事件。何か福島女性教員宅便槽内怪死事件に繋がる共通点は存在しているのでしょうか?
未解決事件①地底湖大学生行方不明事件
「地底湖大学生行方不明事件」は世界遺産である洞穴を訪れた大学生13人のうち、1名が突然行方不明と成った事件です。大掛かりな捜索が行われたものの、結局行方不明者を見つける事は出来ないまま捜索は打ち切られる事に。
未解決事件②長岡京殺人事件
「長岡京殺人事件」は、仕事帰りに山菜のワラビ採りに出掛けた主婦2人が何者かによって殺された事件。ポケットには「オワレているたすけてください」と書かれたメモが残されており、2人共アキレス腱が切断されておりました。
財布などもそのままである事から物取りの可能性は低く、警察は死体の状況から猟奇殺人犯による犯行とみて捜査を進めましたが、結局犯人に繋がる手掛かりは一切見つからず。やがてこの事件は迷宮入りと成りました。
未解決事件③グリコ・森永事件
犯人であるキツネ目の男の存在が大きな話題を呼んだグリコ・森永事件。江崎グリコの社長を誘拐し身代金の要求を行うという大事件でしたが、社長自らコレを脱出し無事事なきを得ます。しかし犯人はその後グリコの製品に青酸を混入したとの脅迫を行い、以後数々の食品メーカーに対し同様の脅迫を行い続けました。
実際に愛知県で青酸入りのお菓子がバラ撒かれるなど、日本全土を不安に陥れたこのグリコ・森永事件。1984年4月12日には警察庁の「広域重要指定事件」に指定されましたが、やがて全事件の時効が成立。警察庁広域重要指定事件では初の未解決事件と成りました。
福島女性教員宅便槽内怪死事件は謎だらけ
今回は福島女性教員宅便槽内怪死事件についてご紹介して参りましたが、結福島女性教員宅便槽内怪死事件には謎が多く、現在も真相は不明のままと成っています。いつの日か福島女性教員宅便槽内怪死事件の真実が明らかになる日はくるのでしょうか?今後も引き続き福島女性教員宅便槽内怪死事件については調査を継続して行きたいと思います。