飯塚幸三の現在!逮捕されないのは上級国民が関係?池袋事故の加害者の今に迫る

2019年4月19日12時25分頃、東京メトロ東池袋駅付近の交差点で忌まわしい事故が発生しました。死傷者12人、容疑者として捉えられたのは飯塚幸三容疑者でしたが、現在でも逮捕はされていません。事件の風化を懸念する声が上がる飯塚幸三容疑者の現在を調べてみました。

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目次

  1. 1飯塚幸三のプロフィール
  2. 2池袋事故の概要
  3. 3飯塚幸三の現在
  4. 4飯塚幸三が現在も逮捕されない理由とは
  5. 5飯塚幸三の服役なし説や妻の現在とは
  6. 6飯塚幸三の現在は在宅起訴で今後の動きにも注目

飯塚幸三のプロフィール

飯塚幸三は1931年6月1日生まれで89歳(2020年7月現在)です。飯塚幸三は計量学や計測工学の専門の研究者です。飯塚幸三は東京府内(現在の東京都中野区)に生まれています。飯塚幸三は東京府立第四中学校 (旧制)を卒業後、浦和高等学校 (旧制)に進学、更に新制の東京大学理科1類に進みました。

飯塚幸三は1953年、東京大学卒業後は通商産業省工業技術院に就職、中央計量検定所(のちに計量研究所)に配属されました。

プライベートですが、飯塚幸三には妻と息子がいることは分かっていますが、ある時期にプライベートに繋がる情報が、ことごとく削除されてしまったようで現在はほとんど知ることが出来ません。

飯塚幸三の経歴

飯塚幸三は通商産業省工業技術院に就職後、中央計量検定所にて研究を続けます。飯塚幸三は各種硬さ標準の研究を手掛けています。飯塚幸三は1958年3月~1959年6月、政府在外研究員としてイギリス国立物理学研究所(NPL)に滞在しました。

1967年7月から飯塚幸三は、国際計測連合の総会にて代表委員を務めます。更に国際計測連合に加盟している計測自動制御学会の「IMEKO委員会」においても、飯塚幸三は委員長を務めていました。その後に飯塚幸三はIMEKO委員会の会長に就任します。飯塚幸三が会長になったことで、日本人がIMEKO総会に参加しやすくなったと言われています。

飯塚幸三は微小球面の曲率半径を求める方法を開発して英文にて論文を書き、論文賞を受賞しました。1972年に「ショアかたさ目盛の精度向上に関する研究」というテーマで、飯塚幸三は論文博士として東京大学工学博士を取得しています。

1983年に飯塚幸三は計量研究所力学部の所長に就任、その際に国際法定計量委員会委員やISO/REMCO(標準物質委員会)の日本代表委員にも選ばれています。

1986年2月からは、国際度量衡委員会において飯塚幸三は委員も務めました。同じ年、飯塚幸三は工業技術院院長に着任します。飯塚幸三は基礎研究の重要性を主張し、研究に必要は施設を次々と発足しました。

1989年、飯塚幸三は工業技術院を退官と同時に機械振興協会の副会長に着任、更に技術研究所長も務めます。その後、飯塚幸三はクボタにて常務取締役、専務取締役、副社長と次々と歴任ました。1995年に飯塚幸三は国際ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム機構の会長に就任、更に日本工業標準調査会では副委員長に就任しています。

1996年から飯塚幸三は台湾の行政院科学技術部において国外顧問も務め、国際度量衡委員会では日本人初の副委員長にも就任しています。2000年には日本で初開催されたIMEKO世界大会にて飯塚幸三は大会委員長を務めました。

このように数々の組織や企業で役位を務めた飯塚幸三ですが、それ以外にも研究開発において大変な偉業を果たしています。飯塚幸三が研究に携わった代表的なものは「マルチステップ法の開発」「光計測応用した測定方法」「クボタにて質量計測・力計測の技術開発」などがあります。これらの研究において飯塚幸三は数々の賞も受賞しています。

飯塚幸三は池袋事故の加害者

東京池袋で乗用車が暴走し、通行人を次々とはねる事故が起こりました。この事故の犯人として逮捕されたのは乗用車を運転していた飯塚幸三容疑者です。丁度その頃は高齢ドライバーの運転による交通事故が多発していました。身柄を拘束された飯塚幸三容疑者も運転ミスによる事故で、当然ながら起訴され、高齢とはいえ服役もあるだろう思われていました。

しかし、この池袋事故では飯塚幸三容疑者はほとんど罪に問われていません。なぜそのようなことが起こったのでしょうか?事故の詳細と飯塚幸三容疑者のその後や現在の様子についても調べてみました。

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池袋事故の概要

東京池袋で目を覆いたくなるような恐ろしい交通事故が起こりました。連日テレビでは事故の真相を追及する番組が放送されています。あまりにも被害者の人数が多く事故の悲惨さもあり、世間は注目していました。しかし、このあと前代未聞の展開が待っていたのです。事件の概要について詳しくお伝えしていきます。

2019年4月に東京都豊島区東池袋で発生

事故は2019年4月19日の昼頃に起こりました。首都高速5号線をJR池袋駅方面から南西方向に猛スピードで走ってきた乗用車は、ハンドル操作を誤ったのか、歩道のガードレールに接触します。しかし止まることなく走り続け70m先の横断歩道を自転車で走行中の男性をはねました。

それでもまだ止まらない乗用車は次に数十メートル先の横断歩道を走っていた自転車に乗った母子をはねて死亡させています。更にその先で交差点を脇から走ってきたゴミ収集車に衝突、その勢いでスピンをしながら車線をはみ出した乗用車は、横断歩道を横断中の歩行者4人をはねました。

そして対向車線を走行してきたトラックに激突して停止しています。この間に赤信号を2回無視、スピードも100キロ程出ていたようで、12人の死傷者を出しています。

加害者は飯塚幸三(事故当時87歳)

駆け付けた警察に身柄を拘束されたのは、当時87歳だった飯塚幸三容疑者で、旧通産省工業技術院の元院長でした。飯塚幸三容疑者は自分では110番通報はせず、何故か自分の息子に連絡しています。その際に飯塚幸三容疑者は息子に対して「アクセルが戻らなくなって人をひいてしまった」と言ったそうです。

しかしその後の警察の調べでは車両には何の問題もありませんでした。警察は飯塚幸三容疑者がアクセルとブレーキを踏み間違えたのだと判断しました。当日、飯塚幸三容疑者はフレンチレストランに予約をしていたようで、時間に間に合わないからとスピードを出していたようです。それでも一般道を100キロ近いスピードで走るのは異常です。

更に飯塚幸三容疑者は足が不自由で、パーキンソン症候群の疑いがあるため運転を止められていました。しかし飯塚幸三容疑者は医師の言うことを聞かず、運転を辞めることはなかったそうです。そんな中で飯塚幸三容疑者が起こした事故でした。

池袋事故で母子2人死亡

この痛ましい池袋事故では死者が出ています。ちょうど横断歩道を渡っていた、松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)の2人です。2人は90キロを超えるスピードで突っ込んできた容疑者の車に跳ね飛ばされたそうです。

その他にも飯塚幸三を除く負傷者9人

その他にも重軽傷者が同乗者を含めて9人と、運転していた飯塚幸三容疑者も負傷しています。乗用車に同乗していたのは飯塚幸三容疑者の妻だそうです。

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飯塚幸三の現在

あれほどの事故を起こしていながら現在も逮捕されていない飯塚幸三容疑者の様子はどのようなものなのでしょうか?飯塚幸三容疑者が現在はどのように過ごしているのか調べてみました。

2020年の誕生日で年齢89歳の飯塚幸三

飯塚幸三容疑者が事故を起こしたのは87歳の時でした。あれから1年以上経って、飯塚幸三容疑者は現在89歳になっています。

池袋事故の被害者遺族への謝罪について

飯塚幸三容疑者は被害者遺族に対して現在も謝罪は一切していません。それどころか飯塚幸三容疑者は、当時被害者家族が記者会見することを事前に察知していて圧力をかけていたというのです。

被害者家族は記者会見の場でマスコミから「加害者側から謝罪があったのか?」と聞かれています。それに対して被害者家族は「そちらについては回答できません」と答えているのです。普通ならば《謝罪があった》もしくは《謝罪はされていない》の二択しかなく答えられるはずです。

回答できないということは「謝罪はないが、無かったと言ってはいけない」としか考えられません。おそらく圧力がかかったのは加害者が謝罪していなければ非常識だと世間が思うからです。ちなみに、それでも追いかけたマスコミが、加害者である飯塚幸三容疑者に事故についてどう考えているのかと質問しています。

飯塚幸三容疑者は「体力には自信がり、おごりがあった。」と答える一方で、「安全に運転できる車を開発するよう、メーカーには心がけて頂きたい。」と車の性能に苦言を呈するような発言をしています。完全に責任転嫁をしていて飯塚幸三容疑者に反省は微塵も感じられませんでした。

現在は証拠隠滅で逮捕されず?

飯塚幸三容疑者は現在も未だに逮捕されていません。東京都公安委員会は飯塚幸三容疑者に対して運転免許取り消し処分を決定しましたが、警視庁からは任意の事情聴取と実況見分しか行われていません。警察は「証拠隠滅の恐れがない」という理由で逮捕しなかったと言っています。

しかし飯塚幸三容疑者は事故直後、警察に連絡することも無く、ケガ人に気遣うことも無く、息子に電話で「自宅の電話番号の変更」「Facebookのアカウント削除」「Twitterのアカウント削除」「ストリートビューの自宅にモザイク」「ウィキペディアの編集作業のロック」「経済産業省の勲章贈呈ページから自分を削除」と指示を出しました。

その混乱時にこれだけの指示が出せるとは逆に頭が良いことがよくわかります。そして実際にその指示が実現されたことによって、飯塚幸三容疑者の権力ともいうべき地位の高さが分かります。

飯塚幸三が現在も逮捕されない理由とは

飯塚幸三容疑者は現在も逮捕されていません。マスコミも飯塚幸三容疑者を「逮捕されていないので」という理由で飯塚幸三さんと報道しています。普通ならば事件当時に直ぐに飯塚幸三容疑者は逮捕されるはずですが、それをしなかった理由について警察は飯塚幸三容疑者が「負傷していたので」と言っています。

1ヶ月もの長い間、飯塚幸三容疑者は入院していますが、それほどの重傷だったのでしょうか?そして飯塚幸三容疑者は退院後も逮捕されていません。飯塚幸三容疑者が逮捕されないことについて国民は、警察やマスコミに対して「忖度だ!」と声を上げました。

池袋事故で現在は書類送検後に在宅起訴

本来ならば「業務上過失致死傷罪」が適用され起訴されることが多いようです。「業務上過失致死傷罪」は罪としては非常に軽いのです。人が亡くなっているにもかかわらず「5年以下の懲役もしくは禁錮又は100万円以下の罰金」となります。

しかしこの時は事故から半年後に「自動車運転処罰法違反」で起訴されました。これでも「7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金刑」です。人が亡くなっていることを考えるとあまりにも罪が軽いと思ってしまいます。

ところが飯塚幸三容疑者は逮捕はされず、2020年2月6日に在宅起訴と免許取り消しだけで終わってしまいました。このことに怒りを感じた国民が厳罰を求める署名を集め、その数は39万1136筆になったそうです。

逮捕されない理由は上級国民が関係?

これまでに書いてきたように被害者が2人も亡くなっているにもかかわらず、警察に連絡することも無く、謝罪もなく、いち早く隠ぺい工作をして、追及されれば言い訳し、挙句の果てに車が悪いとメーカー批判までした飯塚幸三容疑者です。

それでも逮捕されない理由として、世間では「やっぱり上級国民だから」などとネット上で大炎上を起こしています。あまり耳にすることが無い上級国民とは、いったいどのような人のことを言うのでしょうか?飯塚幸三容疑者は上級国民なのでしょうか?

上級国民とは

主にネット上で用いられている俗語で、一般国民とは違い、地位や名誉が高い人たちに対して上級である国民と揶揄する言葉です。エリートや富裕層や上級階級など一般人とは格が違うと感じた人に対して使っています。

先の経歴にも書いた通り、飯塚幸三容疑者は元エリート官僚なので「上級国民」だと言われています。これほどの事故を起こしても逮捕もされないことで、世間からは「特別優遇」と言われるのは上級国民たる所以なのかも知れません。

在宅起訴後の現在の生活とは

飯塚幸三容疑者は、在宅起訴の際に免許取り消しになってるので、現在は危険な運転をすることはありません。しかし在宅起訴で特に罪には問われていないということで、現在は普通に生活しているようです。今後、新たな展開があるのかどうかは分かっていません。

飯塚幸三の服役なし説や妻の現在とは

池袋事故の加害者である飯塚幸三容疑者は現在服役はしていません。そんな飯塚幸三容疑者と、池袋事故当時に助手席に座っていた妻は、現在どのような生活しているのでしょうか?事故後の飯塚幸三容疑者と妻について調べてみました。

在宅起訴後も服役なしとの声

池袋事故で飯塚幸三容疑者は在宅起訴となりました。一時期は事故でのケガで入院していましたが、退院後は警察に行くことなく自宅に帰っています。服役をしていないことについて詳しいことは分かっていませんが、飯塚幸三容疑者が高齢であるので、服役が免除されている可能性もあるようです。

世間では逮捕すらされていないことに「特別優遇」だとの不満が現在でも語られています。飯塚幸三容疑者は事故当時に住んでいた自宅で、現在もそのまま生活しているとのことです。

報道陣に対する妻の対応

事故当時、飯塚幸三容疑者の自宅には連日マスコミが押し寄せました。何とか飯塚幸三容疑者から話を聞こうとしますが、管理会社や管理組合の名前を借りてこんな張り紙をしています。「迷惑です。インターホンを押し取材することはおやめください。悪質な場合、警察に通報いたします。」

インターホンを鳴らしているなら、迷惑なのは飯塚幸三容疑者の家だけでしょう。マンションにマスコミが滞在して住民が迷惑しているのならばそのように書くと思われます。この書き方を見る限り、飯塚幸三容疑者の指示で管理会社や管理組合が張り紙をしたとしか思えません。

それでも取材をしたマスコミもいるようですが、インターホンに出た妻と思われる女性はキツイ口調で「お断りします!」とだけ言って切ったそうです。病院に通院している飯塚幸三容疑者に付き添っていた時にも妻は、突然声をかけてきたマスコミに対して「予約時間がありますので」「病院内ですので」と夫をかばうような行動をとっています。

ネット上での飯塚幸三に対する批判の声

一連の飯塚幸三容疑者の態度に、ネット上では批判の声が相次いでいます。特に事故後の飯塚幸三容疑者の態度が世間の反感を買っているようです。飯塚幸三容疑者は事情聴取の際に帽子やサングラスで姿を隠そうとする態度が見られました。それはまだ良いのですが、事故現場で一礼はしたものの手を合わせたりすることは一切なかったそうです。

更に、警察とのやり取りで状況説明をする際に、手に持っていた杖を指し棒のように扱い場所を示すなど、横柄ともとれる行動を取っていました。これを見ていた視聴者はたいへんな怒りを覚えたようです。

飯塚幸三の現在は在宅起訴で今後の動きにも注目

飯塚幸三容疑者は現在は在宅起訴で服役はしていません。飯塚幸三容疑者に対しての、警察の捜査も含め判断に納得できない国民が声を上げていますが、これが覆るのかどうか、難しい状況に見えます。

飯塚幸三容疑者はこれまで社会に貢献してきていますが、だからと言って偉大な経歴があれば何をやっても良いというわけではありません。2人もの大切な命を奪い、大勢の人に重軽傷を負わせた罪は償うべきだと世間は考えています。

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この記事のライター
望花
趣味は京都の面白くてマイナーな神社仏閣や観光地巡り、特技はアクセサリー作りとタロット占い、最近はビジュアル系にハマ...

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