【蛇にピアス】井浦新はシバ役でかっこいい!あらすじなども調査
映画「蛇にピアス」にシバ役で出演した時の井浦新さんがかっこいいと大好評です。「蛇にピアス」での井浦新さんのかっこよさや「蛇にピアス」のあらすじ、「蛇にピアス」に出演した他の俳優や特別出演者についても紹介します。記事中「蛇にピアス」のネタバレが含まれます。

目次
井浦新のプロフィール
・愛称:不明
・本名:同じ
・生年月日:1974年9月15日
・年齢:45歳(2019年12月現在)
・出身地:東京都日野市
・血液型:A型
・身長:183cm
・体重:不明
・活動内容:俳優、ファッションモデル、ファッションデザイナー
・所属グループ:なし
・事務所:テンカラット
・家族構成:妻、長男、次男
井浦新の経歴
井浦新さんは1974年9月15日に東京都日野市で生まれました。大学在学中にスカウトされてモデルデビューし、「MEN'S NON-NO」「an・an」などの表紙を飾ったほか、パリコレや東京コレクションに出演していました。
1999年に映画「ワンダフルライフ」のオーディションを受けた結果、俳優デビューとスクリーンデビューを主役で飾っています。当初は俳優業にそれほど傾倒していた訳ではなかったのですが、オファーに応えているうちに俳優業がメインになっていったそうです。
ARATAの芸名で活動していましたが、2012年1月に芸名を本名である今の名前に変更しました。芸名を本名にしたきっかけは、映画「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」で三島由紀夫役を演じた事です。
理由は、映画のエンドロールに三島由紀夫を演じた役者の名前がアルファベット表記で出る事が好ましくないと考えたからなのだそうです。俳優・ファッションモデルとしてだけでなく、ファッションデザイナーとしても活躍し続けています。

井浦新の映画「蛇にピアス」シバ役がかっこいい!
映画「蛇にピアス」にシバという男性の役で出演している井浦新さんがかっこいい、と話題になっています。映画「蛇にピアス」は最近の映画ではないのですが、井浦新さんが近年TBS系列のドラマ「アンナチュラル」で人気が更に上昇した事で脚光を浴びたようです。
近作「アンナチュラル」と、ディーン・フジオカさんとW主演したフジテレビ系列のドラマ「レ・ミゼラブル」などで井浦新さんのファンになった人が、井浦新さんのこれまでの出演作品をチェックした結果、「『蛇にピアス』での井浦新さんが特にかっこいい!」という評価が増えたのでした。
2008年公開映画「蛇にピアス」に井浦新が出演
井浦新って
— まちゃん (@273Rose) October 11, 2019
どっかで見たことあると思ったら
蛇にピアスだ。
シバさんだ。
ああああああああしゅきあああ pic.twitter.com/aVd1jDsJ7L
井浦新さんのかっこよさが最近あらためて話題になっている映画「蛇にピアス」は、2008年9月20日にギャガの配給で上映されました。「蛇にピアス」の原作は、金原ひとみさんが芥川賞を獲得した小説「蛇にピアス」で、主演は吉高由里子さんです。
「蛇にピアス」は、基本設定と展開の衝撃度が高い事から、公開当時も注目を集めました。その「蛇にピアス」のあらすじについては後の章でご紹介します。
蜷川幸雄監督の映画としても話題に
蛇にピアスの井浦新さんが個人的にツボ pic.twitter.com/mVz7wxmwVV
— NRT (@nattoufujyosi2) July 6, 2014
「蛇にピアス」は、蜷川幸雄さんが監督をした作品としても話題を集めました。蜷川幸雄さんは2016年5月12日に亡くなった、映画監督・演出家として名声を極めた方です。元は俳優でした。
しかし、太地喜和子さんから演技について批判された事や、演出家としての才能の方が高評価を受けていた事がきっかけとなり、演出家として活動する事になったのだそうです。
井浦新のシバ役がかっこいいと話題に
【アンナチュラルの中堂系で話題の井浦新さんの作品紹介】蛇にピアス
— イオ (@62_eoh) June 19, 2018
全身タトゥーだらけ、彫り師シバさんは妖艶な雰囲気を漂わせて近づいてくる。ドSなのに触れ方が優しい
ヘビーな作品のため注意が必要ですが一度見ればあなたはシバさんの虜になること間違いなし…黒手袋が似合う男の1人👋🏻 pic.twitter.com/THIYSWR0d3
「蛇にピアス」でシバ役を演じている時の井浦新さんがかっこいい、と話題になったのは、井浦新さん演じるシバが、井浦新さんがこれまで演じた役とは、外見・内面共にかなり違ったタイプの男性だったからでもあります。
井浦新さんが演じる役はかっこいい男性がほとんどなのですが、「蛇にピアス」のシバはかっこよさの質が他の役柄とは異なるのです。そんな「蛇にピアス」の重要人物シバの概要を次の項で解説します。
映画「蛇にピアス」登場のシバとは
井浦新が蛇にピアスのシバ役だったのを知ってちびりそうやった pic.twitter.com/9qfoWeuE03
— あおい (@HoF6QnQfmJVrF4l) October 3, 2019
映画「蛇にピアス」に登場するシバという男性は、ヒロイン・ルイとその恋人・アマに密接に関わってくる男性です。職業は彫り師で、入れ墨を彫る事を生業にしており、アクセサリーなどの小物も営んでる店に並べています。
眉や口元や耳に大きなピアスをいくつも付けているほか、坊主にした頭の後頭部や体中に入れ墨を入れている、という異相の持ち主なのですが、物腰は柔らかい男性です。しかし、シバには更に隠れた内面がありました。それはサディストという内面です。
かっこいいシバ役の魅力について
ヒロイン・ルイに入れ墨を彫る事になったシバは自分がサディストである事を告白し、更に、ルイに「強い殺意を抱いた」と打ち明けます。そして、入れ墨の報酬をルイに聞かれて「自分と関係を結ぶ事」と答えます。
その他にも謎めいた部分がいくつもありました。「入れ墨を彫っている時にお前を殺したくなったらどうしよう」とも語るシバなのですが、残酷になるのは行為中だけで、それ以外では優しく、常識人である面も見せてきます。
こんな声でこんな台詞は、御本尊はお手のものです#蛇にピアス #井浦新 #ARATA pic.twitter.com/E2y3qClkk0
— 鳴海慧 (@kei_narumi) October 26, 2019
一面では語れない、奥行きの深いシバのキャラクターに、「蛇にピアス」を観ているうちに、「かっこいい」と虜になる女性が続出しました。
「蛇にピアス」は観た事があるという人の中には、「シバを演じていたのが井浦新さんだったのには気付かなかった」という声もあります。映画のテロップでは井浦新さんの名前は以前の芸名「ARATA」だったのも、その理由の1つでしょう。
映画「蛇にピアス」以外の作品でもかっこいい役柄?
井浦新さんがその卓越した演技力で観る人を魅了した作品は、「蛇にピアス」だけではありません。井浦新さんが第2のブレイクをした、と話題になったTBS系列のドラマ「アンナチュラル」を始め、多くのドラマや映画で観る人の目と心を釘付けにしてきました。
2002年に公開された映画「ピンポン」ではメガネを掛けた少年スマイルこと月本誠を演じ、2005年発行の書籍「メガネ男子」で「好きなメガネ男子」の1位を獲得し、2012年には映画「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」で三島由紀夫を演じて高評価を受けました。
同じ年にNHK大河ドラマ「平家盛」で初出演を果たし、怨霊となる崇徳上皇を熱演して話題をさらっています。2015年に出演したフジテレビ系列のドラマ「探偵の探偵」で演じた探偵社の社長役でも、かっこいいと人気を集めました。
フジテレビ系列のドラマ「BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸」では主演を務め、NHKの連続テレビ小説「なつぞら」にも出演しました。映画にも2019年には4本出演しており、そのうち「こはく」と「嵐電」では主役を演じています。どの作品でもかっこいい井浦新さんを堪能する事ができます。
井浦新出演映画「蛇にピアス」のあらすじ
この章では、映画「蛇にピアス」のあらすじをご紹介します。あらすじ紹介なので、一部物語展開についてのネタバレを含みます。「蛇にピアス」のあらすじを完全に知らないまま鑑賞したい、という方、これから「蛇にピアス」を読む予定の方は、その点をご注意下さい。
映画「蛇にピアス」のあらすじ
映画「蛇にピアス」のあらすじをご紹介します。主人公は19歳のルイという少女で、生きている実感に乏しい日々を過ごしていた時、渋谷のクラブで赤いモヒカンで眉と唇にピアスをし、背中に龍の入れ墨を入れた青年・アマと出会います。
アマは、更に舌の先を2つに割れたスプリット・タンにしており、それに強い関心を抱いたルイはアマと一緒に暮らすようになり、アマに龍の入れ墨を彫った彫り師・シバに紹介されました。
ルイは、最終的にスプリット・タンにするために舌にピアスを入れ、更に後日入れ墨を入れる事も決断します。入れ墨のデザインをシバと2人で相談しているうちに怪しい雰囲気になり、ルイはアマと同棲しながらもシバとの関係が深まっていきます。
そんな日々の中で、ルイとアマとルイの友人の3人で夜道を歩いていた時、暴力団員らしい若い男2人に絡まれた事から、ルイとアマ、そしてシバの人生に大きな変革の時が訪れる事になりました。あらすじのご紹介はここまでとして、一部を後の章でもご紹介しますが、その他の展開は伏せておきます。
好き嫌いは分かれる青春ドラマなあらすじ
映画「蛇にピアス」では、タイトルの通り蛇の舌のようなスプリットタンにする、そして入れ墨などの描写に始まり、女性1人に男性2人の三角関係、そして暴行殺人などの展開が起こり、観る側に心の準備をする隙を与えません。
それでいて、「蛇にピアス」で描かれているのは、青春ドラマとも言えるあらすじなのです。「蛇にピアス」の青春ドラマ的要素は、ルイの内に秘めた厭世観や、ルイに向けるアマの純粋で一途な愛情、そして謎の男シバの残酷さと意外なほどの優しさ、など。
三者三様の愛情が描かれ、観ているうちに「これは確かに青春ドラマだ」と思わせる内容となっています。好き嫌いは確かに分かれるのですが、多くの人に名作と評価されています。
映画「蛇にピアス」はあらすじがグロテスクとの声も
「蛇にピアス」は青春ドラマではあるのですが、そのあらすじはやはりグロテスクだという声も多く聞かれます。「主要人物3人が見ているだけで痛くなるような場所にピアスを入れていたり、入れ墨をしていたりしていて辛い」という人もいます。
しかし、「そういうグロテスクなところもひっくるめて青春なのだ」という評価もあります。受け取り方は人それぞれなのですが、「蛇にピアス」が良くも悪くも観る人の心を打つ作品である事に変わりはありません。
井浦新以外の映画「蛇にピアス」キャスト
「蛇にピアス」の見どころは、かっこいい井浦新さんと凄惨な中にも青春ドラマな要素が込められたストーリーもさる事ながら、井浦新さん以外のキャストがとても魅力的なところにもあります。
この章では、「蛇にピアス」に出演している井浦新さん以外のキャストをご紹介します。「蛇にピアス」は特別出演枠が豪華で、「蛇にピアス」を最後まで観てからエンドロールを観て、「えっ?この人がこんな役で出てたの?」と驚いた人も少なくありません。
映画「蛇にピアス」のキャスト①吉高由里子(ルイ役)
映画「蛇にピアス」のキャスト1人目ルイは役の吉高由里子さんです。吉高由里子さんは前述の通り、「蛇にピアス」ではヒロインのルイを演じました。当時の吉高由里子さんはまだ駆け出しの女優でした。
「蛇にピアス」のヒロインオーディションを受け、その演技で監督を圧倒して合格したのです。その時、吉高由里子さんはヒロイン・ルイと同じ19歳で、「蛇にピアス」が初主演作品となったそうです。
「蛇にピアス」で、吉高由里子さんは大胆なシーンを鮮やかに演じ、第32回日本アカデミー賞新人俳優賞とブルーリボン新人賞を獲得しました。美しさと演技力で一躍有名となり、この「蛇にピアス」でブレイクしたのです。
映画「蛇にピアス」のキャスト②高良健吾(アマ役)
映画「蛇にピアス」のキャスト2人目はアマ役の高良健吾さんです。スプリット・タンを持つ青年・アマを演じた高良健吾さんも、吉高由里子さん同様、デビューしてまだ3年の新人俳優でした。
舌が蛇のように2つに割れているのは特殊メイクによるものなのですが、そのメイクがあまりにもリアルだったため、「本当にスプリット・タンにしたのか?」とよく聞かれたそうです。
体に15ヶ所もピアスを開け入れ墨をしているという過激な外見と、逆上すると抑えが利かない性質ながらヒロインに一途な愛情を注ぐ根が純真な青年・アマは、端正な顔立ちの高良健吾さんにとてもハマっていると大好評でした。
映画「蛇にピアス」のキャスト③あびる優(マキ役)
映画「蛇にピアス」のキャスト3人目はマキ役のあびる優さんです。あびる優さんが演じたマキという少女は、ヒロイン・ルイの友人です。ルイにアマを紹介され、その外見に最初は驚きながらも一緒にお酒を飲むうちに打ち解けていきます。
しかし、その帰途でルイと共に暴力団員に絡まれた時、それまで子犬のようにルイについて回っていた可愛らしい様子から一変し、暴力団員を一方的に叩きのめすアマに圧倒されルイにうながされてその場を去ってしまっています。
映画「蛇にピアス」のキャスト④ソニン(ユリ役)
映画「蛇にピアス」のキャスト4人目はユリ役のソニンさんです。ソニンさんは、ヒロイン・ルイが登録している派遣会社の同僚・ユリを演じました。登場した時はルイ共々着物を着てパーティーのコンパニオンを勤めており、サボっていたところをマネージャーに叱られます。
吉高由里子さんとソニンさんの着物姿は、とても可愛らしかったと評判です。「蛇にピアス」では井浦新さん演じるシバと高良健吾さん演じるアマの個性がクローズアップされがちですが、出演した女優は3人共とても綺麗で、目の保養になると再び注目を集めています。
小栗旬など特別出演キャストも豪華
「蛇にピアス」はメインキャストも豪華なのですが、特別出演枠のキャストも非常に豪華です。メインキャスト3人のうちの2人はまだ新人だったので、特別出演枠のキャストのほうが大物俳優だというのが思いがけない見どころではないでしょうか?
出演していたのは、ルイとアマに絡む暴力団員2人を演じた小栗旬さんと藤原竜也さん、刑事役の市川亀治郎さん、警察官役の唐沢寿明さん、ルイのバイト先のマネージャー役に井手らっきょさん、という錚々たるメンバーが揃っていました。
特別出演枠で出演した俳優の皆さんがすごいところは、「蛇にピアス」に出演している時は、普段は嫌というほど出ているオーラを完全に消し、脇役に徹しているところです。彼らが普段通りのオーラを出してしまえば、場面が壊れてしまいます。
それを理解した上で完璧な脇役を演じ、エンドロールで初めて出演していた事に気付いた観客があっと驚く事になったのです。
映画「蛇にピアス」に山田孝之も出演?
映画「蛇にピアス」には多くの俳優が特別出演して話題になりましたが、山田孝之さんも「蛇にピアス」に関連付けて検索されている事があります。それで、てっきり山田孝之さんも「蛇にピアス」に出演していると思ってしまう人も多いのですが、それは間違いです。
山田孝之さんは「蛇にピアス」に出演していません。それなのに何故検索候補に出たのかと言うと、山田孝之さんの親友・小栗旬さんが特別出演しているので、小栗旬さんと関連付けられて検索結果に出たようなのです。ネット検索の罠だったのでした。

井浦新が演じるシバ役はアマ殺人犯人?
この章では、あらすじの章では伏せた「蛇にピアス」の物語の重大なネタバレを含みます。このネタバレについては「蛇にピアス」の予告編で既に明かされているので、予告編を観ている人なら知っている展開ではあるのですが、それも未見という方はご注意下さい。
映画「蛇にピアス」ネタバレ①シバがアマを殺人?
映画「蛇にピアス」ネタバレその1は「シバがアマを殺人?」です。「蛇にピアス」中盤で、アマは突然姿を消します。動揺したルイは、アマの本名を知らないため捜索願が出せないとシバに泣きつくのですが、数日後、アマは横浜で遺体となって発見されました。
井浦 新(当時はARATA)沼の入口シバさん( ˙꒳˙)♥︎「蛇にピアス」大好き。 #井浦新誕生祭2019 #井浦新 pic.twitter.com/c2jJoIszRW
— えみ🌙emi💄SOUL'S MATE🖖🏻 (@_88emomi3_) September 15, 2019
その死体は爪を全て剥がされ、体のあちこちにタバコの火を押し付けられた跡がある上に暴行されている、というとても凄惨なものでした。そして物語が進む内に「アマを殺したのはシバなのではないか?」という疑惑が持ち上がるのです。
タバコの銘柄がシバのものと一致、死体に刺さっていたお香が特殊なもので、同じものをシバも所有している、などシバが関与している事はほぼ間違いないと思えるほど、いくつもの手がかりが残されていたのでした。
映画「蛇にピアス」ネタバレ②アマ殺しの動機とは
映画「蛇にピアス」ネタバレその2は「アマ殺しの動機とは」です。アマを殺した犯人がシバなのかどうかは、「蛇にピアス」の中では明らかになりません。しかし、アマ殺しの犯人はシバで間違いないという見解になっています。
シバがアマを殺した動機についても不明なのですが、「蛇にピアス」を観た人の間では様々な動機が挙げられています。「ルイを本気で愛したためアマが邪魔になった」「アマとも関係していたシバが、アマを自分だけのものにするために殺した」など。
解釈は人それぞれなのですが「こういう視点があったのか」と驚くような解釈も紹介されていますので、探してみて下さい。
映画「蛇にピアス」ファンの感想なども調査
アマの死の真相が明かされないまま、「蛇にピアス」は終幕を迎えます。どのようなエンディングだったのかは伏せますが、「蛇にピアス」の物語の内容や展開、ラストシーンについては賛否両論でした。
TwitterなどのSNSに寄せられている「蛇にピアス」ファンの感想を、一部ご紹介します。「吉高由里子が可愛い」「行動が理解し難い」「10代の懊悩の描かれ方がリアル」「ラストが微妙」「グッと来るセリフがあった」など。
感想や解釈は多様なのですが、「観ているうちに惹き込まれた」「癖になりそうな映画だ」という感想も多かったです。
井浦新など登壇の映画「蛇にピアス」舞台挨拶
映画「蛇にピアス」同様、「蛇にピアス」が公開された時に行なわれた舞台挨拶も話題になりました。残念ながら「蛇にピアス」の舞台挨拶の動画は見つからなかったのですが、舞台挨拶の概要をご紹介します。
映画「蛇にピアス」舞台挨拶に吉高由里子など登壇
「蛇にピアス」の舞台挨拶が行なわれたのは、2008年9月20日、「蛇にピアス」の公開初日です。舞台挨拶には、ヒロイン・ルイを演じた吉高由里子さんと、恋人・アマを演じた高良健吾さん、シバを演じた井浦新さん、そして映画を監督した蜷川幸雄さんが登壇しました。
吉高由里子の映画「蛇にピアス」撮影秘話
登壇して最初にコメントをしたのは主演の吉高由里子さんです。「蛇にピアス」が映画の初主演作品となった吉高由里子さんは「緊張しています」と語り、「他人と話し合いながら役を作っていくのも初めてだったため、長い死闘で全てが大変だった」と語っています。
役作りの話し合いについて、具体的にどんな風に話し合ったのかと聞かれた吉高由里子さんは、「まずは部屋の窓とカーテンを閉め、静かにしっとりと語り合いました」と笑み混じりに答えて、観客の笑いを誘っていました。
監督の蜷川幸雄さんの印象について尋ねられると、「作品を根っこから愛してらっしゃる方」と語り、「外見ではなく中身を見つめているため、メンタルな部分がえぐり取られる感じがした」と告白していました。
「共演者・スタッフ・蜷川幸雄監督に救われてやり遂げる事が出来た」と感謝の気持ちを語り、観客に向けては、「自分の生命力が最も強い時期に撮った作品、観る側も体力が要る映画になってます」と語りかけていました。
シバ役の井浦新が蜷川幸雄監督の印象を語る
井浦新、悼む人とか光とか平清盛、蛇にピアス、探偵の探偵、蜜の味で好きすぎて推しててアンナチュラルの中堂さんとニッポンノワールの要さんで性癖にぶっ刺さり過ぎたし最高に男前過ぎるからミトにおすすめしたい。煙草吸ってるところめちゃくちゃにどエロ過ぎる pic.twitter.com/9lE6roG2Lq
— あっきー (@Jerryfish_0921) October 22, 2019
アマ役の高良健吾さんが「この作品で初めて現場を楽しいと思えるようになった」と語った後、シバ役の井浦新さんも映画について「とても心地よく、刺激のある優しい映画」と語り、その後に蜷川幸雄監督の印象を語っています。
蜷川幸雄監督については、「当初力強いイメージがあった。実際にお会いするととても繊細で、すごく丁寧に撮影して下さった」と明かしました。「吉高由里子さん、高能健吾さんと演技している様を、蜷川幸雄監督がきっちり撮ってくれた」と感謝の気持ちも述べていました。

井浦新の映画「蛇にピアス」シバ役は様々な魅力でかっこいい
2008年に公開された映画「蛇にピアス」で井浦新さんが演じたシバは、プロの彫り師・過激な外見・柔らかな物腰・内面はサディスト、という様々な魅力が注ぎ込まれ、かっこいい、と女性だけでなく男性の間でも話題になりました。
「蛇にピアス」は、あらすじだけを見ると、残酷な場面や展開は苦手だ、という人は避けてしまいがちなのですが、「蛇にピアス」を実際に観た人は「残酷だけど非常に魅力的」と絶賛しています。
井浦新さんは2020年には2本の映画が公開予定になっています。次の映画ではどんな新しい魅力を持った人物を演じているのでしょうか?今後の井浦新さんの活躍に期待しましょう。