ケーシー高峰のネタまとめ!医事漫談?

漫談家として活躍したケーシー高峰さんのネタが話題になっているようです。ケーシー高峰さんの漫談は医事漫談ですが、どのようなネタを披露していたのでしょうか?ケーシー高峰さんの漫談のネタについて調査しました。ケーシー高峰さんのネタの評判についても併せて紹介します。

ケーシー高峰のネタまとめ!医事漫談?のイメージ

目次

  1. 1ケーシー高峰のプロフィール
  2. 2ケーシー高峰のネタと言えば医事漫談
  3. 3ケーシー高峰のネタをおさらい
  4. 4ケーシー高峰のネタに対する評判
  5. 5ケーシー高峰以外の漫談家のネタも調査
  6. 6ケーシー高峰の医事漫談ネタは永遠に輝き続けるだろう

ケーシー高峰のプロフィール

・愛称:ドクター
・本名:門脇 貞男(かどわきさだお)
・生年月日:1934年2月25日
・年齢:享年85歳(2019年4月8日没)
・出身地:山形県最上郡最上町
・血液型:AB型
・身長:174cm
・体重:???
・活動内容:タレント、俳優
・所属グループ:なし
・事務所:西村・オフィス. プロダクション.
・家族構成:妻、長男、次男

ケーシー高峰の経歴

ケーシー高峰さんのネタについて紹介する前に、まずはこれまでの経歴を見ていきましょう。ケーシー高峰さんは父親が商社マン、母親が産婦人科医という両親の元に生まれ、母方の親戚や兄弟たちもほとんどが医師という家庭に育ちました。そんなケーシー高峰さんも、大学は日本大学の医学部に進学します。

ただ、教授との相性が悪かったということもあり、ケーシー高峰さんは同じ大学の芸術学部に転部。大学の同級生には宍戸錠さんもいたそうです。大学を卒業したケーシー高峰さんは芸人を目指し、当時活躍していた漫才師の大空ヒットさんに弟子入りしました。

ケーシー高峰さんは兄弟子の大空曇天さんと漫才コンビ「大空晴天・曇天」を組み、漫才師としての活動を始めます。ただ、このコンビはすぐに解散。その後も弟弟子とコンビを組むものの、また解散してしまいます。ケーシー高峰さんはその後、漫才師から司会業に転身しました。

司会業時代のケーシー高峰さんは「坊られい」という名義でジャズ喫茶などで活躍していたようです。さらにその後、ケーシー高峰さんは漫談家に転身。この時から「ケーシー高峰」名義で活躍し、かつて医者を目指していた経歴を活かし、医事漫談を始めます。

ケーシー高峰さんは当時人気だったテレビ番組「大正テレビ寄席」などに出演し、人気漫談家の仲間入りを果たしました。また、漫談家として活躍する一方で、ケーシー高峰さんは俳優としても活躍。当初はセクシー映画などに出演していたものの、「木更津キャッツアイ」でオネエのヤクザを演じるなど演技派の俳優として注目されます。

ケーシー高峰さんは80歳を超えた晩年まで漫談家として舞台に立ち続けました。ただ、2018年に肺気腫を発症して以降はすべての仕事をキャンセルし、療養に専念していたとのこと。その後容態が悪化したケーシー高峰さんは、2019年2月に85歳で亡くなられました。

芸名「ケーシー高峰」の由来

ケーシー高峰さんの芸名の由来についても見ていきましょう。「ケーシー高峰」の「ケーシー」は医師が主人公のドラマ「ベン・ケーシー」からとったのだそうです。また、屋号でもある「高峰」は、女優の高峰秀子さんの苗字からとったのだとか。

実はケーシー高峰さんは少年時代、映画のロケで地元にやって来た高峰秀子さんを見て一目惚れしたのだそうです。高峰秀子さんは当時人気の若手女優でした。

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ケーシー高峰のネタと言えば医事漫談

ケーシー高峰さんのネタについても見ていきましょう。ケーシー高峰さんのネタといえば医事漫談です。ケーシー高峰さんの医事漫談とはどのようなものだったのかについて紹介しましょう。

医事漫談とは

医事漫談というのは、白衣を着て医者のような格好をして行う医学をネタにした漫談のことです。医事漫談には医学用語がふんだんに登場しますので、ある程度の医学的な知識も必要とのこと。あまりにも難しすぎる医学用語は観客に理解できませんので、その案配も難しかったようです。

ケーシー高峰は医事漫談の生みの親

ケーシー高峰さんは医事漫談の生みの親と言われています。ケーシー高峰さんは日本大学の医学部に入学していることや家族・親族に医者が多かったということもあり、医学に関する知識が豊富でした。

ケーシー高峰さんは漫談家に転身した際、自分の経歴を活かして漫談をしようと考え、医事漫談を生みだしたのだそうです。ケーシー高峰さんの医事漫談は医学のことだけではなく、時事ネタやお色気ネタなども織り交ぜたものでした。

闘病中も医事漫談?

ケーシー高峰さんは闘病中にも医事漫談をしていたことで話題となりました。ケーシー高峰さんは2005年に白板症(舌がん)を患い、喋ることができない時期があったのだそうです。しかしケーシー高峰さんは独演会を行い、一言も喋らない状態で観客を爆笑させたとのこと。

この独演会には漫才師のおぼんこぼんさんが登場し、喋ることのできないケーシー高峰さんに代わってネタを代読したのだそうです。ケーシー高峰さんは代読されるネタと身振り手振りだけで観客を笑いの渦に巻き込んでしまいました。

ケーシー高峰のネタをおさらい

ケーシー高峰さんのネタをおさらいしてみましょう。ケーシー高峰さんの医事漫談ではどのようなネタを用いていたのでしょうか?ケーシー高峰さんのネタについて調べてみました。

ケーシー高峰と言えばお色気ネタ

ケーシー高峰さんの医事漫談では、お色気ネタも登場します。中にはかなりきわどいネタが登場することもあるのだとか。たとえば、八の字の乳房を持った女性にはファザコンが多くいて、そのファザコンの女性がある時期を境に父親に近づかなくなるとのこと。これを「父(乳)離れという」というようなネタがあるとのこと。

また、ケーシー高峰さんが舌がんの闘病中に行った漫談では、「自分はガンでした」と告白し、その後少し間を置いて「子宮ガンです」と笑わせるネタも披露していたようです。

生い立ちと医事漫談ネタの関係性は?

ケーシー高峰さんの医事漫談のネタには、ご自身の生い立ちも深く関係しています。先ほども紹介しましたが、ケーシー高峰さんは母親が産婦人科医、兄弟も医者が多く、母方の先祖はほとんどが医者という家系に生まれ育ちました。

ケーシー高峰さん自身も医者を目指して医学部に進学していたほどですので、医学に関する知識はそれなりにあったようです。こうした生い立ちや医学の知識を活かし、ケーシー高峰さんは医事漫談のネタに用いていたようでした。

自身の病気もネタにしていた

先ほども少し紹介しましたが、ケーシー高峰さんは自身が舌がんを患った時にもそれをネタにして医事漫談を行っていました。ケーシー高峰さんは自分が舌がんだったことを受け、「顔は悪性です」などと言って観客を笑わせていたとのこと。

また、舌がんの手術が終わった後には「タンキュー・べろ・マッチ」というギャグも披露していたのだそうです。ケーシー高峰さんのポリシーは「芸人は辛いところを見せてはいけない」だったと言われています。たとえ自身が病気であってもそれさえネタにしてしまうところが、多くの後輩芸人たちの尊敬を集めていました。

ケーシー高峰のネタに対する評判

ケーシー高峰さんのネタに対する世間の評判についても見ていきましょう。ケーシー高峰さんの医事漫談のネタに対して世間ではどのような評判があるのでしょうか?ケーシー高峰さんのネタに対する世間の評判を調べてみました。

ケーシー高峰のネタに対する世間での評判

ケーシー高峰さんの医事漫談のネタに対する世間の評判について調べてみると、ネット上などでは寝る前にケーシー高峰さんの漫談を聞いてから寝るという人や漫談を聞きながら寝るという人が多いようでした。

ケーシー高峰さんのネタの中で人気が高いのは、やはりお色気ネタのようです。ケーシー高峰さんのお色気ネタはかなりきわどいものも多いようですが、ケーシー高峰さんが口にすると、不思議とからりとした笑いになるようでした。ケーシー高峰さんほど上手にお色気ネタを漫談に取り入れられる漫談家は他にいないとも言われています。

ケーシー高峰のネタに対する芸能界での評判

ケーシー高峰さんのネタに対する芸能界での評判についても見ていきましょう。お笑いのプロたちはケーシー高峰さんのネタをどのように評価していたのでしょうか?ケーシー高峰さんのネタに対する芸能界での評判を調べてみました。

立川談志からの絶賛コメント

ケーシー高峰さんの漫談の後に高座にあがるのを嫌がる落語家が多かったというのは有名な話なのだそうです。その中の1人が立川談志さんだと言われています。立川談志さんは、ケーシー高峰さんの漫談では会場が爆笑の渦に包まれてしまうため、その後は「高座に上がれない」と語っていたのだとか。

ケーシー高峰さんの医事漫談はあまりにも大受けするため、その後に落語家が登場しても落語をやれるような雰囲気ではないのだそうです。ケーシー高峰さんの後に高座にあがるのを嫌がった落語家は立川談志さんだけではなく、他にも多くいたと言われています。

ビートたけしからも尊敬?

現在はお笑い界の大御所とも言われるビートたけしさんも、ケーシー高峰さんを尊敬していたと言われています。ビートたけしさんは「ツービート」時代にキャバレー回りをしていたことがあったのだそうですが、その際にケーシー高峰さんと一緒になることがあったのだとか。

キャバレーでは酔客が多いということもあり、笑わせるのが難しいのだそうです。しかしケーシー高峰さんは、どのような状態の客でも大笑いさせていたとのこと。それを見てビートたけしさんは「キャバレーでも笑いを取れるケーシー高峰さんはすごい」と感嘆していたそうです。

番外編:ケーシー高峰の再来誕生?

ケーシー高峰さんの後を継ぐ医事漫談の漫談家はいるのでしょうか?調べてみたところ、「ケーシー高峰の再来」と言われている人がいるのだそうです。それがピン芸人として活躍する「しゅんしゅんクリニックP」さんなのだそうです。

しゅんしゅんクリニックPさんは医師免許を持っており、医師をしながら芸人をしているとのこと。ネタはもちろん医療関係のもので、ダンスを交えたパフォーマンスを行っています。ただ、ケーシー高峰さんとは異なり、お色気ネタはあまりないようです。今後のお色気ネタの追加に期待しているファンも多いようでした。

ケーシー高峰以外の漫談家のネタも調査

ケーシー高峰さん以外の漫談家のネタについても見ていきましょう。ケーシー高峰さんは医事漫談でしたが、他の漫談家はどのようなネタを披露しているのでしょうか?ケーシー高峰さん以外の漫談家のネタについて調べてみました。

漫談家「綾小路きみまろ」のネタ

中高年のアイドルとも言われる漫談家・綾小路きみまろさんのネタは「あれから40年・・・」で始まるものが有名です。綾小路きみまろさんがネタにするのは、新婚当時から40年を経過した女性の変化に関するものが多いとのこと。新婚当時は初々しかった新妻も、40年も経てばさまざまな変化があります。

その変化を面白おかしく漫談にしているのが綾小路きみまろさんです。綾小路きみまろさんは中高年の女性に人気がありますが、中高年の女性に対してかなり毒舌ともとれるネタも多いのだとか。それでも中高年の女性からの人気が続くのは、綾小路きみまろさんの毒舌ネタの中に愛がこもっているからだと言われています。

漫談家「街裏ぴんく」のネタ

ウソ漫談家として話題を集めている街裏ぴんくさんのネタについても見ていきましょう。街裏ぴんくさんはファンタジックな体験を漫談にするという少し特殊なネタを売りにしています。世間では「ウソ漫談家」と言われている街裏ぴんくさんですが、ご自身では「地に足の付いたファンタジー漫談家」と自負しているとのこと。

街裏ぴんくさんのネタは実際の話なのか作り話なのかが判断できないところが面白いと言われています。ダウンタウンの松本人志さんも「本当の話なのかどうなのか」と首をかしげてコメントしていたことがあったそうです。

漫談家「ダンディ坂野」のネタ

「ゲッツ」の決め台詞でお馴染みの漫談家・ダンディ坂野さんのネタについても見ていきましょう。ダンディ坂野さんが「ゲッツ」のギャグを使うのは、用意していたネタが滑ってしまった時なのだとか。ただ、人気絶頂時にはダンディ坂野さんが滑ることを前提で披露したネタが受けてしまい、困惑してしまったこともあるそうです。

ダンディ坂野さんは年齢を重ねるごとに頭髪が少し寂しくなってきて、「ゲッツ」を進化させた「ハゲッツ」というネタを生み出しました。実はこのネタがきっかけで、ダンディ坂野さんはアデランスのCMへの出演が決まったとのこと。ダンディ坂野さんの芸風はCM向きのようで、アデランス以外にも多数のCMに出演しています。

ケーシー高峰の医事漫談ネタは永遠に輝き続けるだろう

ケーシー高峰さんの医事漫談のネタについて紹介してきました。ケーシー高峰さんは医師の家系という生い立ちや医学部への入学経験などを活かし、医事漫談を生みだしたとのこと。ケーシー高峰さんの医事漫談には医学のことだけではなく、お色気ネタや時事ネタなども盛り込まれ、観客を飽きさせませんでした。

ケーシー高峰さんは2019年に85歳で亡くなられましたが、その後には多くの後輩芸人たちが死を悼んでコメントを発表していたとのこと。ケーシー高峰さんの医事漫談ネタは、現在でも多くの人に愛されています。今後もケーシー高峰さんの医事漫談は永遠に輝き続けることでしょう。

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この記事のライター
春日つぼね

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