木村孔次郎や木村泰一郎兄弟の現在!死亡や大麻や事件などの真相は?
アウトロー界で現在も語り継がれている伝説の不良"木村奏一郎・木村孔次郎兄弟"ですが、現在は大麻所持で逮捕の噂や死亡説なども流れています。木村奏一郎・木村孔次郎兄弟の現在はどうなっているのでしょうか?大麻で逮捕の噂や関東連合との関係についても調べてみました。

目次
関東連合も恐れた木村孔次郎兄弟とは
木村奏一郎と木村孔次郎は、関東連合をも恐れさせた伝説的な不良兄弟として知られています。木村兄弟は関東連合との抗争の末、関東連合を壊滅させた男たちとも言われているのです。
実話ナックルズでは木村兄弟をモデルにした漫画が掲載されるなど、アウトロー界では語り継がれるほどの伝説となっている木村兄弟ですが、現在は大麻所持で逮捕の噂や死亡説なども流れているようです。木村兄弟は現在どうなっているのでしょうか?
兄の木村泰一郎とは
1979年生まれの兄・木村奏一郎(きむらたいいちろう)は、どちらかというといじられキャラで人あたりも良く、友達も沢山いるタイプだったようです。
自分から喧嘩を仕掛けることもなく、決して弱い者いじめをしなかった木村奏一郎ですが、喧嘩を売られると一転して狂犬ぶりを発揮していたといいます。大人数を相手にも決してひるまなかった木村奏一郎は、中学生の時には既に新宿界隈で名を馳せていたようです。
兄はジャニーズ系のイケメン
兄の木村奏一郎は、ジャニーズ系のイケメンだったと言われています。同じく若い頃は暴力団に所属し、『アウトローのカリスマ』と呼ばれていた瓜田純士によると、木村奏一郎は身長も高く、すれ違う女性が振り返るほどのイケメンだったようです。
弟の木村孔次郎とは
木村兄弟の弟・木村孔次郎は、兄とは1歳違いの1980年生まれ。木村孔次郎は、兄と同様に喧嘩も強かったようですが、どちらかというと頭脳派で喧嘩の戦略を練るのが得意だったとも言われています。
対立関係にあった関東連合の中では、木村孔次郎は”下剋上が得意な曲者”と認識されており、兄の木村奏一郎以上にビッグネームだったようです。木村兄弟のアウトロー伝説のほとんどが弟の木村孔次郎がらみのエピソードとも言われています。
弟は新宿ジャックスのメンバー
木村孔次郎は、反関東連合グループである「新宿ジャックス」のメンバーでもありました。新宿ジャックスのメンバーだった頃の木村孔次郎は、長年続いていた都内のイベント系サークルを牛耳っており、早稲田大学公認のインカレサークル「スーパーフリー」も傘下にあったと言われています。
木村兄弟はクォーター
兄の木村奏一郎はモデルのようなイケメンで有名でしたが、実は木村兄弟の祖父はフィリピン人のクォーターだったようです。これは瓜田純士の著書「遺書~関東連合崩壊の真実と、ある兄弟の絆~」の中で明らかにされています。
木村孔次郎の死亡説
アウトロー界では知らぬ者がいないほど伝説となっている木村兄弟ですが、現在はどうなっているのでしょうか?木村兄弟の現在について調べてみたところ、木村兄弟には死亡説が流れているというのです。
2人の死亡説は本当なのでしょうか?また死亡説が流れた理由は何だったのでしょうか?木村奏一郎と木村孔次郎の現在や死亡説について詳しくみていきましょう。
兄弟二人とも死亡の噂
木村兄弟の現在を調べると死亡説が出てきます。木村奏一郎・木村孔次郎共にすでに死亡しているとの噂があるのです。二人の死亡説は本当なのでしょうか?またこの噂はどこから出てきたものなのでしょうか?
居場所が不明なため噂が流れる
木村兄弟は、顔写真がほとんど出回っていないことでも有名なのですが、これは関東連合との対立により、警戒心が強かったことが関係していると言われています。また木村兄弟は集団でつるむことがあまりなかったようです。
警戒心の強さから連絡先や所在地なども明かしておらず、所在が不明なため、現在の死亡説に繋がったようです。
死亡説はデマ
現在の居場所が不明なことから死亡説が流れている木村奏一郎と木村孔次郎兄弟ですが、2人と親交のある瓜田純士のブログには度々木村兄弟の記事が投稿されていたり、死亡したという明らかな情報がないため、死亡説はデマと考えられているようです。
以前の二人はもういないという意味だった
明らかな情報がないのにも関わらず、2人の死亡説が流れた原因は何だったのでしょうか?実は2人にはもう昔のようなカリスマ的存在だった頃の面影がないことから、”以前の2人はもういない”という意味で死亡説が流れたようです。
木村孔次郎兄弟と関東連合の関係は?
木村兄弟を語る上で欠かせないのが、関東連合の存在です。特に弟の木村孔次郎は、関東連合の中でも恐れられた人物で、長年対立関係にあったと言われています。
なぜ木村孔次郎は関東連合と対立関係になったのでしょうか?木村孔次郎と関東連合の関係性について詳しくみていきましょう。
兄が関東連合系暴走族「見立真一」の誘いを断る
木村孔次郎兄弟と関東連合が対立するきっかけになったのは、兄の木村奏一郎が見立真一の誘いを断ったからと言われています。見立真一は関東連合系の暴走族「永福町ブラックエンペラー」を率いた総長で、関東連合の絶対的権力者として知られる人物です。
木村兄弟と同様にビッグネームだった見立真一は、当時16歳だった兄の木村奏一郎に「新宿十二社メデューサ」に入らないかと誘いましたが、集団でつるむのが嫌いだった木村奏一郎にあっさりと断られてしまったようです。メンツを潰された見立真一は憤慨し、それ以降木村兄弟と関東連合の対立が始まりました。
見立真一は残虐王子と呼ばれていた
見立真一は常軌を逸するほどの暴力的な人物で、抗争相手をリンチし、ナイフでメッタ刺しにするなど数多くの残虐的な行為を繰り返していました。そのため見立真一は”残虐王子”と呼ばれていたようです。
振り込め詐欺の利権を巡り弟と対立
見立真一の誘いを断り、関東連合から命を狙われることになった木村兄弟ですが、その頃弟の木村孔次郎は新宿ジャックス時代に獲得した闇金や振り込め詐欺の利権を利用し、大金を稼いでいたようです。
木村が率いるグループは、詐欺グループの中でもかなり大手の組織となりますが、一方で見立真一も関東連合の傘下にある振り込め詐欺グループの指揮を取っていたのでした。そこで以前から対立関係あった木村と見立真一は利権を巡って激しい抗争を繰り広げるのです。
2006年には渋谷の風俗店に滞在していた木村孔次郎が、男に軍用ナタで襲われるという事件が起きました。この軍用ナタ襲撃事件は、見立真一が石元太一に指示を出し、手下の木藤幸一郎が犯行に及んだと言われています。
木村孔次郎は怪我を追わずに済みましたが、一緒にいた新宿ジャックス時代からの子分・武田修の腕が切り落とされかけるほどの大怪我を負ったようです。
木村孔次郎が関東連合の柴田大輔を返り討ちに
木村孔次郎は関東連合から命を狙われていましたが、ただ逃げ隠れしていた訳ではありませんでした。実は関東連合の幹部だった柴田大輔を返り討ちにしているのです。このことから木村孔次郎は関東連合からも恐れられる存在となっていったようです。
木村弘次郎は関東連合を潰すため暴力団員に
木村孔次郎は18歳の時に山口組系の岡川総業の構成員となりますが、すぐに破門され、その後は六本木を中心に活動していた『六本木赤札軍団』のメンバーになります。しかしその後は再び山口組極心連合会極翔会の構成員となり、その後数年間に渡り暴力団員として動いていました。
極道の世界を転々としていた木村孔次郎ですが、これは極道の世界に馴染めなかった訳ではなく、関東連合を潰すために山口組の別働隊で動くことになったという説が有力視されています。
関東連合を壊滅状態に追い込む木村兄弟
木村奏一郎・木村孔次郎兄弟は、関東連合を事実上の壊滅状態に追い込んだと言われています。
2012年に六本木で発生した『六本木クラブ襲撃事件』で、関東連合の幹部らが次々と逮捕されましたが、それは木村孔次郎の策略、また警察へのリークがあったからとも言われているのです。長年対立していた木村兄弟と関東連合の抗争は、関東連合の壊滅により幕を閉じたようです。

木村孔次郎兄弟の関連事件
実話ナックルズで木村兄弟をモデルにした漫画が掲載されたこともあるほど伝説的な不良として知られる木村兄弟ですが、木村兄弟は数々の事件にも関与していたと言われています。
その中には西新宿事件や六本木クラブ襲撃事件などがあります。木村奏一郎・木村孔次郎兄弟が関与したとされる事件について詳しくみていきましょう。
西新宿事件は木村弘次郎の報復が原因?
2008年に新宿で発生した『西新宿事件』は、木村孔次郎の報復によるものと考えられています。西新宿事件が起こる少し前に、渋谷区にある飲食店で木村孔次郎の手下だった武田修が、関東連合のケツ持ち・金村剛弘に殴られるというトラブルがありました。
軍用ナタで襲撃されたこともあり、怒った木村孔次郎は金村剛弘へ宣戦布告します。その後2008年3月15日に見立真一の誕生日パーティーから帰宅した金村剛弘は、自宅前で待ち伏せていた目出し帽を被った複数人の男に撲殺されるのです。
金村剛弘死亡事件として話題に
この西新宿事件は、”金村剛弘死亡事件”としてアウトロー界では大きな話題となったようです。実行犯は現在も逮捕されていませんが、木村孔次郎による関東連合への報復と考えられています。
金村剛弘が撲殺される悲惨な事件に
西新宿事件は、金村剛弘が複数人の男に撲殺されるという悲惨な事件でした。金村剛弘の葬式では見立真一は泣きながら「絶対に返し(報復)をする」と誓ったといい、それがのちの六本木クラブ襲撃事件に繋がったようです。
六本木クラブ襲撃事件で幹部を逮捕に導く
2012年に六本木で発生した『六本木クラブ襲撃事件』では関東連合の幹部らが続々と逮捕されています。実はこれは関東連合壊滅を目論んでいた木村孔次郎の策略ではないかとも噂されているのです。
実はこの六本木クラブ襲撃事件は、関東連合による木村孔次郎を狙った犯行だったのですが、人違いで全く別の男性が襲われてしまったのです。頭脳派だった木村孔次郎は関東連合の報復を予見し、策略を練っていたようです。
被害者は影武者だった?
六本木クラブ襲撃事件の被害者の男性が人違いで襲われてしまったのは、木村孔次郎の策略によるものだったようです。実は関東連合に報復されることを予見していた木村孔次郎が、自身と似た風貌の男性を影武者に仕立て、その上で関東連合に嘘の情報を流し、その影武者を襲わせた計画的な人違い殺人事件だったと言われています。
さらには木村孔次郎は事件を警察にリークし、関東連合の幹部らを逮捕に導いたとも言われているのです。続々と幹部が逮捕された関東連合は事実上の壊滅状態となりました。
木村孔次郎兄弟の現在は逮捕?
関東連合を壊滅状態に陥れた木村兄弟ですが、現在は大麻所持や万引きの疑いで逮捕されているという噂があるようです。大麻所持や万引きで逮捕の噂は本当なのでしょうか?
また木村兄弟をモデルにした漫画が実話ナックルズに掲載されたことや、実話ナックルズの編集長による木村兄弟を始めとするアウトロー界の真実を描いた著書が話題を集めているようです。木村兄弟の大麻疑惑やナックルズ編集長の著書について調べてみました。
兄の木村泰一郎が万引きで逮捕
2015年12月末に兄の木村奏一郎が万引きで逮捕されたという噂が流れました。しかし逮捕のニュースが実際に報じられた訳ではないため、真相は不明のままとなっているようです。ではなぜこのような噂が流れたのでしょうか?
石元太一のブログの情報から判明
関東連合傘下のチームで元リーダーを務めていた石元太一が、自身のブログにて「K兄弟の兄が万引きで逮捕された」という記事を投稿したのです。また逮捕された木村奏一郎は昔のカリスマだった姿からは想像出来ないほど衰えた姿だったとも記されています。
弟の木村孔次郎は大麻所持で逮捕
弟の木村孔次郎は2017年2月27日に、東京都墨田区の路上で大麻を所持していたとして「大麻取締法違反」の容疑で逮捕されました。
兄の木村奏一郎の逮捕は実際に報じられていないため、噂に過ぎないとみられているようですが、木村孔次郎の大麻所持に関しては実際にニュースでも流れています。またニュースで流れた木村孔次郎の姿がまるで別人のような姿だったことからも大きな話題となりました。
兄弟と対立していた見立真一は海外逃亡
見立真一は、平成24年9月2日、東京都港区六本木五丁目のクラブ店内において、一般の男性客を準暴力団の抗争相手と勘違いし、金属バット等で殴り殺害した事件の主犯格です。
— 警視庁刑事部『公開捜査』 (@MPD_keiji) October 28, 2019
この男は、事件直後海外に逃亡していますが、日本に帰国し国内に潜伏している可能性も十分考えられます。 pic.twitter.com/OM7B1j3p6S
木村兄弟と長年対立関係にあった関東連合のリーダー・見立真一は、六本木クラブ襲撃事件で国際手配となりましたが、現在も海外に逃亡しているとみられ、逮捕には至っていません。
「実話ナックルズ」の編集長が本を出版
実話ナックルズはアウトロー界や事件、芸能界のスキャンダルなどの実話を扱う雑誌ですが、ナックルズには木村兄弟をモデルにした漫画が掲載されたこともあります。ナックルズの中で木村兄弟は"鬼村"として登場しており、大きな話題になったようです。
また2013年9月にはナックルズの編集長が、木村兄弟と始めとするアウトローたちの実態について書いた本を出版し、注目を集めました。
「関東連合 六本木アウトローの正体」を刊行
ナックルズの編集長による「関東連合 六本木アウトローの正体」は、ナックルズの編集長が独自に取材を敢行し、そこから見えた関東連合の実態について書かれています。
木村孔次郎兄弟は関東連合も恐れる伝説の兄弟だった
大麻所持で逮捕された際の木村孔次郎の姿が、カリスマだった頃の面影がないと話題になっている木村兄弟ですが、木村兄弟は関東連合も恐れる伝説の不良兄弟として現在も語り継がれています。今後木村兄弟を再び目にする日が来るのか、その時にはカリスマだった頃の姿で登場するかに注目が集まる事でしょう。