【蛇にピアス】高良健吾の役やあらすじは?吉高由里子などとのエピソードも

2008年に上映されて観客に衝撃を与えた映画『蛇にピアス』で高良健吾さんが演じた役や、『蛇にピアス』のあらすじについて解説します。『蛇にピアス』で主役を演じた吉高由里子さんとの関わりなど、高良健吾さんの『蛇にピアス』にまつわるエピソードも合わせてご覧下さい。

【蛇にピアス】高良健吾の役やあらすじは?吉高由里子などとのエピソードものイメージ

目次

  1. 1高良健吾のプロフィール
  2. 2【蛇にピアス】高良健吾の役はどんな役?
  3. 3【蛇にピアス】高良健吾のあらすじ
  4. 4【蛇にピアス】高良健吾の吉高由里子などとのエピソード
  5. 5【蛇にピアス】高良健吾(アマ役)の死因など様々な噂
  6. 6【蛇にピアス】高良健吾はアマ役で俳優として成長

高良健吾のプロフィール

・愛称:不明
・本名:同じ
・生年月日:1987年11月12日
・年齢:32歳(2020年5月現在)
・出身地:熊本県熊本市
・血液型:O型
・身長:176cm
・体重:非公表
・活動内容:俳優
・所属グループ:なし
・事務所:テンカラット
・家族構成:父、母、兄

高良健吾の経歴

高良健吾さんは1987年11月12日に熊本県熊本市で生まれました。芸能界生活を始めるきっかけとなったのは、高校の時に熊本のタウン情報誌『クマモト』にスカウトされた事です。編集部で素人スタッフとモデルとして働くようになった後、副編集長に東京の芸能事務所の社長の紹介を受けました。

そして高校卒業後に芸能界に入り、2005年に人気ドラマ『ごくせん』の第2シリーズで俳優デビューとテレビデビューを飾りました。2006年には映画『ハリヨの夏』でスクリーンデビューを果たし、以降映画を中心とした俳優生活を続けています。

『蛇にピアス』や『アンダー・ユア・ベッド』などで幅広い役柄を熟す

高良健吾さんは、様々な役柄を自由自在に演じ分けるカメレオン俳優と呼ばれています。これからご紹介する『蛇にピアス』での役も個性的でしたが、2019年に公開された『アンダー・ユア・ベッド』では、愛する女性に異常な手段で付きまとうストーカー・三井直人を熱演し、話題をさらいました。

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【蛇にピアス】高良健吾の役はどんな役?

高良健吾さんが出演した話題の映画『蛇にピアス』において、高良健吾さんはどんな役柄を演じたのでしょうか?この章では、高良健吾さんが演じた『蛇にピアス』のアマという青年について解説します。

映画『蛇にピアス』アマ役を熱演

映画『蛇にピアス』で、高良健吾さんはアマ役を見事に演じ抜きました。赤毛のモヒカンという外見のスタイルだけでもかなりの個性なのですが、アマには他にも驚くような特徴がありました。

アマ役はどんな役?

アマは非常にインパクトの強い容姿の青年ですが、内面は外見のイメージとはかなり違っていました。恋人には非常に忠実で、一途に愛を注ぐのです。極端な行動に出る事もありますが、基本的には常に恋人を気遣う非常に愛情深い青年なのでした。

アマ役の特徴

高良健吾さんが演じたアマの外見的な特徴をご紹介します。アマはモヒカンにした髪を赤く染め、左の眉に3個・右耳に6個・左耳に3個・口の下に3個と、計15個のピアスを付けていました。更に、肩から背中に描かれた龍のタトゥーと、舌が2つに裂けているスプリットタンの持ち主なのです。

アマとルイの出会いの馴れ初め

アマと吉高由里子さん演じるヒロイン・ルイとの出会いの馴れ初めは、渋谷のクラブでの出逢いでした。テーブルを挟んで向かい合った時、アマはルイに口を開いて自分の2つに裂けた舌を見せて驚かせました。そして「君も人体改造してみない?」と誘いの言葉をかけたのです。その夜にアマの自宅で2人は結ばれ、一緒に暮らすようになったのでした。

アマの死

同棲生活をスタートさせたアマとルイですが、ある日突然アマが姿を消します。何も告げずに行方不明になったアマを心配したルイは、警察に捜索願いを出しました。しかし、数日後悲報が入ります。アマの死体が横須賀で発見された、という警察からの連絡でした。そして、ルイは警察署でアマの無残な遺体と対面する事になるのです。

アマ役で舌にピアスの真相

アマ役を演じた時、高良健吾さんは舌が2つに裂け、15個ものピアスを付けるという異様な風体でした。『蛇にピアス』上映当時には、そのスプリットタンとピアスが観た人の間で「本当に舌をスプリットタンにしたの?」「ピアスは本物だったの?」と論議されています。

アマ役の舌にピアスは本物?

本物ではないかと疑われた高良健吾さんの舌とピアスですが、舌はCGで作られたものであり、ピアスは特殊メイクだという事が明かされました。舌のCGもピアスの特殊メイクも、本物と思われても当然なほど良い出来です。高良健吾さん自身は「ピアスも刺青も興味あったのでいい経験」と語っていました。

舌ピアスだけでなくタトゥーにも注目が

アマ役の扮装で最も注目されたのはスプリットタンになった舌と大量のピアスでしたが、タトゥーにも注目が集まっています。アマは腕にタトゥーを入れていましたが、肩から背中にも見事な龍が描かれていました。

描いたのはアマの友人で彫り師のシバだったのですが、そのタトゥーに魅せられたルイは、自分の背中にもタトゥーを入れるようシバに頼み込む事になりました。

【蛇にピアス】高良健吾のあらすじ

映画『蛇にピアス』に出演した時の高良健吾さんは、今でもファンの間で非常に高い評価を受けています。この章では、高良健吾さんが演じたアマが躍動した映画『蛇にピアス』のあらすじと、高良健吾さん以外のキャストをご紹介します。

映画『蛇にピアス』のあらすじ

『蛇にピアス』は金原ひとみさんの芥川龍之介賞受賞作が原作です。特に目的もなく彷徨っていた渋谷の街でアマと出会った事から、体を改造する事に興味を持ったルイは、アマのタトゥーを描いた彫り師のシバに引き合わされます。

そして、舌にピアスを入れ、背中にタトゥーを入れる事になりました。しかしアマを友人に紹介した夜に思わぬ事件に巻き込まれた事から、運命の歯車が大きく狂ってしまうのです。

映画『蛇にピアス』の高良健吾以外のキャスト

映画『蛇にピアス』のあらすじに続いて、高良健吾さん以外のキャストをご紹介します。この物語は、ヒロインのルイとその恋人のアマ、そして2人に深く関わる彫り師のシバという3人を中心に展開します。というより、その3人以外には重要な人物はほとんど登場しません。

キャスト【吉高由里子】ルイ役

『蛇にピアス』のキャスト・吉高由里子さん演じるルイをご紹介します。ルイは19歳の少女です。登録制のアルバイトで生計を立てているのですが、心のどこかに破滅願望を持っています。

その事から、破天荒なアマと物静かな中に狂気を持つシバの2人に心惹かれていき、その2人のいずれかに殺される妄想を抱くようになっていきました。精神のバランスを崩すと酒に溺れるような脆い一面も持ち合わせています。

キャスト【井浦新】シバ役

『蛇にピアス』のキャスト・井浦新さん演じるシバをご紹介します。シバは身体改造の店であるDesireのオーナーで、顔中にピアスを刺している異相の持ち主です。1人で店を訪れたルイに「お前を見るとS(サディスト)の血が騒ぐ」と言い放ち、関係を結びました。

しかし、アマが行方不明になった時はルイのフォローをするなど、不思議に優しい面も持つミステリアスな男性でした。

映画『蛇にピアス』のゲスト出演俳優も豪華

『蛇にピアス』の主要人物は3人なのですが、ゲスト出演俳優も非常に豪華な顔ぶれが揃っています。アマとルイの運命を狂わせるきっかけを作った名もなきチンピラ2人を、何と藤原竜也さんと小栗旬さんが演じているのです。

アマの捜索願いを出しに行った警察では巡査役で唐沢寿明さんが出ているなど、映画で主役を張るクラスの俳優がエキストラのような役で登場している事も、上映当時大きな話題を呼びました。

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【蛇にピアス】高良健吾の吉高由里子などとのエピソード

映画『蛇にピアス』で、高良健吾さんは共演した吉高由里子さんとどんな関係を築いていたのでしょうか?『蛇にピアス』での高良健吾さんと吉高由里子さんの関わりと、『蛇にピアス』にまつわるエピソードの数々をご覧下さい。

エピソード①吉高由里子との共演

『蛇にピアス』にまつわるエピソードその1「吉高由里子との共演」をご覧下さい。『蛇にピアス』で高良健吾さんは初めて吉高由里子さんと共演しました。当時高良健吾さんも吉高由里子さんも駆け出しの俳優だったため、戸惑う事も多い現場だったようです。

吉高由里子との撮影エピソード

高良健吾さんは、吉高由里子さんと共演した時の事について「『蛇にピアス』の時は暗かったよね」と話していたそうです。また、吉高由里子さんとの共演は「予期しない事が起こるから楽しい」とも語っていました。そんな言葉が出るようなエピソードが撮影中にあったのです。

映画『横道世之介』で再共演時の告白も

2013年、高良健吾さんと吉高由里子さんは『蛇にピアス』以来5年ぶりに、映画『横道世之介』で共演する事になりました。その初日挨拶で、吉高由里子さんは「12時間中8時間は世之介(高良健吾さんの役)の事を考えていた」と告白しました。

そのまま映画について語った後、最後に「高良君への気持ちはこれからも続いていくと思います。好きだよ」と発言して観客席を沸かせたのです。

エピソード②ベッドシーンについて

『蛇にピアス』にまつわるエピソードその2「ベッドシーンについて」をご覧下さい。『蛇にピアス』では序盤にアマとルイが濃厚なベッドシーンを展開しました。これからご紹介するのは、そのベッドシーンにまつわるエピソードです。

ベッドシーンについての2人の会話

ベッドシーンの撮影本番がこれから行なわれるという時、控室で吉高由里子さんが高良健吾さんに「絡み(ベッドシーン)って本当にしなくていいんですか?」と問いかけました。それに対して高良健吾さんは「いや、しないでしょう」と返したのですが、その時に高良健吾さんは「何言ってるんだろう」と不思議に感じたのだそうです。

ベッドシーン拒否で変わった人?

これから撮影されるベッドシーンを拒否しているような吉高由里子さんの言葉に、高良健吾さんは「変わった人」という印象を強く受けたと語りました。それに対して吉高由里子さんも「何も分かってなかったもんね」と答えています。

エピソード③芝居が怖い?

『蛇にピアス』にまつわるエピソードその2「芝居が怖い?」をご覧下さい。高良健吾さんは、「現場に行くと、考えてきた事が毎回ゼロになるので悩んでます」と語り、「芝居が怖いというか」と続けました。

それでも「蜷川組は素敵な場所です」とも語っています。撮影に入ると、蜷川監督に「この恥知らず!」と怒鳴られた事もあったのだそうです。「無意識に自分の枠を出ない安全な範囲内で演技をしていた事を気付かされた」とも明かしました。

エピソード④性格の変化

『蛇にピアス』にまつわるエピソードその4「性格の変化」をご覧下さい。『蛇にピアス』撮影当時に高良健吾さんは20歳でしたが、当初の高良健吾さんは、撮影現場は大好きだったけれど、演技は嫌いだったのだそうです。

そんな時期を思い出したくないけれど、「前より前向きに現場に向かえているし、自由度が増した気がする」と語りました。『蛇にピアス』の現場で学んだ事が高良健吾さんの性格を変化させたのです。

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【蛇にピアス】高良健吾(アマ役)の死因など様々な噂

映画『蛇にピアス』の中盤、高良健吾さんが演じたアマは非業の死を遂げます。アマは何故死んだのでしょうか?そしてその死因は何だったのでしょうか?アマの死因などについての様々な噂や『蛇にピアス』のラストシーンの謎などについて振り返ってみましょう。

アマ役の死因①窒息死

アマ役の死因その1・窒息死についてご紹介します。アマは何者かによって殺されました。直接の死因は窒息死だったのですが、遺体には惨たらしい痕跡が残されています。体のあちこちに煙草を押し付けられ、爪を剥がされ、陰部にお香を差し込まれていました。

死因となったのは首を締められた事による窒息だったのですが、それに至るまでに目を覆いたくなるような無残な虐待を受けた事は明らかでした。

アマ役の死因②シバによる殺害説

アマ役の死因その2・シバによる殺害説についてご紹介します。アマの死因にまつわる最大の疑惑は、シバによる殺害説でした。ルイはアマの死因を探るうち、アマの遺体に残されていた特殊なお香をシバが所持していた事を突き止めます。

しかし、死因は絞殺だと判明したものの、シバがアマに手を下したという描写は本編にはなく、シバの告白もないため、アマの死因がシバの殺害だという説は疑惑のまま、真実は最後まで明かされる事はありませんでした。

ラストシーンの謎

アマを殺したのがシバではないかという疑惑を持ったまま、ルイはシバと生活を続けます。そして『蛇にピアス』のラストシーンで、アマと出会った渋谷の街を歩き回っていたルイは、交差点の中央で突然腹部を抱えてしゃがみ込むのです。

この時のルイの行動について『蛇にピアス』を観た人は「ルイは妊娠している」「アマと過ごした日々を思い出し、悲しみのあまり歩けなくなった」など、様々な解釈をしていました。観た人の間では他にも色々な解説が語られています。

映画『蛇にピアス』が伝えたかった事

映画『蛇にピアス』が伝えたかった事についても、ファンの間では議論が交わされています。それまで自由気ままに生きてきたルイが、最後にアマの死によって自由な心を失ってしまったという解釈により、因果応報という事を伝えたかったのだという説が最も有力なようです。しかし、それも観る人の受け取ったものによって変わってくるのしょう。

【蛇にピアス】高良健吾はアマ役で俳優として成長

映画『蛇にピアス』でアマ役を演じた事によって、高良健吾さんは俳優として大きく成長を遂げました。アマは高良健吾さんがこれまでに演じた中でも特に人気が高いキャラクターです。しかし、高良健吾さんは今後アマ以上に魅力的な役柄を多く生み出していく事でしょう。

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この記事のライター
fuyuhome
漫画とゲームが好きです。 最近は古いドラマを発掘して観るのにはまっています。 昔の俳優、今の俳優、どちらも違う...

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