小山茉美の担当声優キャラ一覧!役や演技の評判なども
声優界のレジェンドと呼ばれる小山茉美さんの担当声優キャラを一覧にまとめました。小山茉美さんがこれまでに演じてきた中で特に有名な人気キャラを振り返ってみましょう。小山茉美さんが演じた役や演技の評判なども併せてご紹介します。

目次
小山茉美(声優)のプロフィール
・愛称:不明
・本名:古居真美(ふるいまみ)
・生年月日:1955年1月17日
・年齢:67歳(2022年3月現在)
・出身地:愛知県西尾市
・血液型:A型
・身長:155cm
・体重:非公表
・活動内容:声優、女優、ナレーター
・所属グループ:なし
・事務所:青二プロダクション
・家族構成:母、兄
小山茉美の経歴
小山茉美さんは1955年1月17日に愛知県西尾市で生まれ、小学4年生の夏休みに近所にあった西尾市岩瀬文庫に足繁く通って『少年少女世界文学全集』を読破したことで「将来は表現する世界を目指そう」と思うようになりました。
ベルモットやコロ助の声をやってる小山茉美さんの声幅の広さを知って欲しい。 #純黒の悪夢 pic.twitter.com/L8i96aeoNG
— 福 (@koorizatou29) April 14, 2017
高校卒業後に劇団シアター・ウィークエンドに入団して舞台女優活動を開始し、1975年放映のドラマ『キヨコは泣くもんか』でTVドラマデビューを、TVアニメ『一休さん』の桔梗屋弥生役で声優デビューをしています。
1981年から放映されたTVアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻アラレ役で新機軸を開き、声優としての名声を更に高めました。私生活では古谷徹さんと1976年に結婚しましたが、1983年に離婚しています。
小山茉美と内海賢二の関係
2013年6月20日に東京都港区の青山葬儀所で内海賢二さんの葬儀と告別式が執り行なわれた日、小山茉美さんと内海賢二さんの在りし日の関係を思い起こした多くの人達が涙する場面がありました。小山茉美さんと内海賢二さんはどんな関係を築いていたのでしょうか?小山茉美さんと内海賢二さんの関係を振り返る前に内海賢二さんの経歴をご紹介します。
内海賢二とは
内海賢二さんは1937年8月26日に福岡県北九州市で生まれ、高校3年生の時にNHK小倉放送局の専属劇団に応募して団員となり、ラジオドラマや朗読の仕事を始めました。その後九州朝日放送に移籍してKBCラジオの専属声優になっています。
1958年に上京後は俳優としても声優としても仕事が増え、やがて声優業が活動の主軸になり、第一線で活躍していましたが、2013年6月13日にがん性腹膜炎のため東京・新宿区の病院で逝去しました。
内海賢二との関係がわかるエピソード
小山茉美さんと内海賢二さんは小山茉美さんの代表作『Dr.スランプアラレちゃん』で則巻アラレと則巻アラレを製作した則巻千兵衛の役を演じていました。
2013年6月20日に営まれた内海賢二さんの葬儀と告別式の席上で、小山茉美さんは則巻アラレの声と口調で「皆博士と会えてめちゃんこ嬉しかったよ」「沢山の愛をありがとう」「またどこかで会おうね。ばいちゃ」と弔辞を読んで参列者を泣かせたのでした。
小山茉美の担当声優キャラ一覧
レジェンド声優・小山茉美さんの代表的な担当声優キャラ一覧をご紹介します。1983年から演じてきた『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻アラレ役から近作までの10人のキャラを振り返っていきましょう。
担当声優キャラ①則巻アラレ役(Dr.スランプアラレちゃん)
担当声優キャラ・1人目の則巻アラレが登場するTVアニメ『Dr.スランプアラレちゃん』は1981年4月から1986年2月まで放映されました。原作は鳥山明さんの漫画『Dr.スランプ』です。
2007年までにメインキャストを含むキャラが違う声優に受け継がれていますが、小山茉美さんが演じた則巻アラレだけは声優の交替がありません。「則巻アラレ役は小山茉美さん以外あり得ない」と言われ続けています。
担当声優キャラ②バラライカ役(BLACK LAGOON)
担当声優キャラ・2人目のバラライカが登場するTVアニメ『BLACK LAGOON』は第1期が2006年4月から2006年6月まで放映されました。広江礼威さんの同名の漫画が原作です。
小山茉美さんが演じたのは、主人公を拉致した海賊・ラグーン商会と取引しているロシアン・マフィアの女ボス・パラライカの役でした。凛々しさとセクシーさを兼ね備えた小山茉美さんの演技が「はまり役」と原作ファンにも称賛されています。
担当声優キャラ③ベルモット役(名探偵コナン)
ベルモット‼︎
— 鴉 (@verujin231) May 1, 2019
小山茉美さんが演ってるキャラは大概好きなので、1番叫ばずにはいられない方を。#令和最初に推しの名前を叫ぶ pic.twitter.com/x1oWHJJZaC
担当声優キャラ・3人目のベルモットが登場するTVアニメ『名探偵コナン』は1996年1月から放映されています。原作は青山剛昌さんの同名の漫画です。
謎の組織に飲まされた薬で小学生男児に変貌させられた高校生探偵・工藤新一が「コナン」を名乗って難事件に挑む物語で、小山茉美さんが演じたのは「千の顔を持つ魔女」の異名を持つ変装の名人・ベルモットでした。ベルモット役からファンになった人も多いようです。
担当声優キャラ④ミンキーモモ役(魔法のプリンセス ミンキーモモ)
担当声優キャラ・4人目のミンキーモモが登場するTVアニメ『魔法のプリンセス ミンキーモモ』は第1作が1982年3月から1983年5月まで放映されました。
子供がいないことを嘆く夫婦の元に夢の国フェナリナーサのプリンセス・ミンキーモモが現れ、多くの人ののぞみを魔法で叶えていこうとする物語が描かれました。小山茉美さんは少女のモモと変身して大人になったモモを見事に演じ分けたことで、更に多くのファンを得ています。
担当声優キャラ⑤キシリア・ザビ役(機動戦士ガンダム)
担当声優キャラ・5人目のキシリア・ザビが登場するTVアニメ『機動戦士ガンダム』は1979年4月から1980年1月まで放映されました。従来のロボットアニメにはなかった社会性やリアリティのある人物像が話題を呼び、一大センセーションを巻き起こした名作アニメです。
小山茉美さんは、主人公のアムロ・レイが属する地球連邦と敵対しているジオン軍の総帥の長女であるキシリア・ザビをクールに演じて新境地を拓きました。
担当声優キャラ⑥クイーン・セレニティ役(美少女戦士セーラームーンCrystal)
本日はTVアニメ美少女戦士セーラームーンRにてエスメロード、webアニメ美少女戦士セーラームーンCrystalにてクイーンセレニティを演じる小山茉美さんの誕生日!おめでとうございます! pic.twitter.com/xsnuSg2oM9
— セーラームーン🌙bot (@sailor06moon30) January 17, 2016
担当声優キャラ・6人目のクイーン・セレニティが登場するWEBアニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』は2014年7月から2015年7月まで配信されました。
原作は武内直子さんの漫画『美少女戦士セーラームーン』です。1992年から1997年まで放映されたシリーズとキャストを一新したことでも話題になりました。小山茉美さんはヒロインの前世の母親で太陽系を治める月の王国の前女王クイーン・セレニティを演じています。
担当声優キャラ⑦ビッグ・マム/シャーロット・リンリン役(ONE PIECE)
担当声優キャラ・7人目のビッグ・マムが登場するTVアニメ『ONE PIECE』は1999年10月から放映されています。原作は尾田栄一郎さんの同名の漫画です。小山茉美さんはビッグ・マム海賊団の船長であるシャーロット・リンリンを演じています。この役はかつて藤田淑子さんが演じていましたが、786話から小山茉美さんが継承しました。
担当声優キャラ⑧美樹役(シティーハンター)
担当声優キャラ・8人目の美樹が登場するTVアニメ『シティーハンター』はシリーズ第1作が1987年4月から1988年3月まで放映されました。原作は北条司さんの同名の漫画です。
スイーパー・シティハンターを描いたハードボイルドコメディで、小山茉美さんは主人公の友人のスイーパー・海坊主の相棒を務める美樹役でした。1990年代に長期休養をとった時は伊藤美紀さんが代役を務めています。
担当声優キャラ⑨ズン姐さん役(俺、つしま)
担当声優キャラ・9人目のズン姐さんが登場するTVアニメ『俺、つしま』は2021年7月より9月まで放映されました。おぷうのきょうだいさんの同名の漫画が原作です。キジトラ猫・つしまをめぐる物語が描かれています。沢山の猫キャラが登場する中で小山茉美さんが演じたのは、先住猫の中で最年長の猫・ズン姐さんでした。
担当声優キャラ⑩幽連役(キングダム)
キングダム 26話
— くろすけ🐾 (@Kurosuke16484) October 25, 2021
ついに羌瘣の宿敵、幽連との因縁に決着!一方は大切人間すら切り捨てて得た力で。もう一方は大切な存在があるからこそ得た力を武器に。
今期は見所が沢山あって面白かった(⁎˃ᴗ˂⁎)♪ pic.twitter.com/bsZBrt1sXb
担当声優キャラ・10人目の幽連が登場するTVアニメ『キングダム』は第1シリーズが2012年6月から2013年2月まで放映されました。原作は原泰久さんの同名の漫画です。中国を初めて統一した始皇帝と彼を支えた武将・李信を描いた歴史絵巻で、小山茉美さんは2020年4月から2021年10月に放映された第3シリーズに登場する幽連を演じています。
小山茉美の担当役や演技の評判
小山茉美さんの担当役や演技の評判を見てみましょう。小山茉美さんの担当声優キャラの演技の評判・声優業界での評判のほか、歌手・女優としての評判をご覧下さい。
小山茉美の担当声優キャラの演技の評判
小山茉美さんの担当声優キャラの演技の評判を見てみましょう。小山茉美さんは、前章でご紹介した担当声優キャラの役柄でもわかるように、声域の広さや演じる役柄の幅広さでも大評判となっています。
可憐な少女を演じることが多かった小山茉美さんが1979年にキシリア・ザビを演じた時はアニメファンの度肝を抜き、1981年に則巻アラレを演じた時は、それまで演じたキャラと全く違う個性を演じたことでアニメファンを驚嘆させました。その頃から小山茉美さんのファンになった人は、現在も小山茉美さんに心酔し続けているのです。
小山茉美の声優業界での評判は?
1月17日は小山茉美ねえさんのお誕生日!!サンクスフレンズ!!大人の女性役も好きだけど!! pic.twitter.com/2YLLGWYehJ
— 田仲さん【Agenda0.】 (@Agenda010) January 17, 2021
小山茉美さんの声優業界での評判を見てみましょう。小山茉美さんの声優業界での評判も格別です。小山茉美さんの演技力は共演した声優達に認められ、後輩声優にはこよなく尊敬されています。小山茉美さんに影響されて声優になった声優も非常に多いのです。
小山茉美は歌手や女優としても評判良し?
小山茉美さんは歌手や女優としても良い評判を得ています。歌手としては、則巻アラレとミンキーモモのキャラクターソングを多くリリースしています。2018年8月に32年ぶりにビッグ・マムのキャラクターソングを歌った時には往年のファンの歓声を浴びました。
女優としてのTVドラマ・映画・舞台の出演は決して多いとは言えないのですが、小山茉美さんの美貌と表現力を愛するファン達に「女優としてももっと活躍してほしい」と期待されています。
小山茉美のナレーター業にも注目が
小山茉美さんのナレーター業にも注目が集まっています。声優としてアニメキャラなどを演じる時とは違った形でニュース界で活躍している小山茉美さんの出演番組をチェックしてみましょう。
小山茉美の声優魂はニュース界でも話題に
いまやってるぶらり旅番組でガンダム焼きが取り扱われたとき
— こば@ジェミニのサガっ子クラブ (@koba200x1) June 24, 2018
ナレーターの小山茉美が「噂以上の性能と見た」とやってて軽く吹いたw#tvasahi pic.twitter.com/SrFYc5nnMh
小山茉美さんの声優魂はニュース界でも話題になっています。小山茉美さんは多くのニュース番組でナレーションを担当してニュースを伝えてきました。小山茉美さんの美しく落ち着いた声音が視聴者の大好評を得て、現在では多くのニュース番組・ドキュメンタリー番組・バラエティ番組でナレーターを務めています。
『報道ステーション』のナレーターとしても活動
小山茉美さんは『報道ステーション』のナレーターとしても活動しています。小山茉美さんが担当しているのは月曜と火曜で、「小山茉美さんの声を聞くためにこの曜日はテレビ朝日にチャンネルを合わせる」という人が非常に多いようです。
小山茉美のその他のナレーター出演番組は?
1/17は、声優・女優・ナレーターの小山茉美さんの誕生日です。
— 則巻ガジラ (@ayahietc_dqx) January 16, 2020
おめでとうございます🎉㊗️#小山茉美誕生祭2020 pic.twitter.com/SPATrbsM4p
小山茉美さんのその他のナレーター出演番組を見てみましょう。小山茉美さんがこれまでにナレーションを担当したのは12本の番組と1本のCMです。ニュース番組は前述の『報道ステーション』のほか、不定期で『報道特集』に出演しています。
終了してしまった番組では『お客様は王様かよっ!?』と『さんぽサンデー』のナレーションが好評でした。現在も出演している番組も多く、『NNNドキュメント』と『ポツンと一軒家』などが特に有名です。
小山茉美と同年代声優の代表担当キャラも調査
小山茉美さんと同年代の声優の代表担当キャラも調査しました。田中真弓さん・平野文さん・塩屋浩三さんがこれまで演じてきた中で代表作と言われているキャラを見てみましょう。
同年代声優の代表担当キャラ【田中真弓編】
小山茉美さんと同年代の田中真弓さんの代表担当キャラをご紹介します。1978年に声優デビューした田中真弓さんは、その声質から多くの少年キャラを演じてきました。
代表担当キャラは、『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィと『ドラゴンボール』のクリリンと『天空の城ラピュタ』のパズーと『忍たま乱太郎』の摂津のきり丸などです。『うる星やつら』で少年の姿をした少女・藤波竜之介を演じたことでブレイクしました。
同年代声優の代表担当キャラ【平野文編】
小山茉美さんと同年代の平野文さんの代表担当キャラをご紹介します。1981年に声優デビューした平野文さんは、デビュー作である『うる星やつら』のラム役でブレイクしました。
代表担当キャラと言われているのは、前述した『うる星やつら』のラムと『亜空大作戦スラングル』のセクシィと『三国志』の麗花姫と『アニメ三銃士』のミレディなどです。平野文さん自身は「ラム役とミレディ役が特に気に入っている」と語っていました。
同年代声優の代表担当キャラ【塩屋浩三編】
小山茉美さんと同年代の塩屋浩三さんの代表担当キャラをご紹介します。1979年に声優デビューした塩屋浩三さんは、塩屋翼さんの兄としても知られてきました。
代表担当キャラと言われているのは、『機動戦士ガンダムZZ』のモンド・アガケと『愛の若草物語』のデビッドと『獣神ライガー』の団五郎と『ドラゴンボールZ』の魔人ブウなどで、体格の良いキャラ・巨漢キャラを演じることが多い方です。
小山茉美は人気担当声優キャラ多数のベテラン声優
小山茉美さんは人気担当声優キャラを多数演じたことで知られているベテラン声優です。「小山茉美さんの声を聞きながら育った」と語る人も非常に多い小山茉美さんは、今後演じるキャラで新たな伝説を作っていくのではないでしょうか?
