【BLEACH】草鹿やちるの能力や正体は?更木剣八との関係や最後は?

少年ジャンプで15年に渡り連載された漫画「BLEACH」に登場する草鹿やちるの斬魄刀や三歩剣獣といった能力やその正体について調査していきます。また草鹿やちるの声を演じている声優や、草鹿やちると更木剣八の卍解との関係についてもあわせて見ていきましょう。

【BLEACH】草鹿やちるの能力や正体は?更木剣八との関係や最後は?のイメージ

目次

  1. 1【BLEACH】草鹿やちるとは
  2. 2草鹿やちるはどんなBLEACHキャラ?
  3. 3草鹿やちるの斬魄刀や卍解など能力とは
  4. 4草鹿やちるの正体について
  5. 5草鹿やちると更木剣八の関係
  6. 6草鹿やちるの最後は?
  7. 7草鹿やちるは三歩剣獣の能力で更木剣八と深い絆を持つBLEACHキャラ

【BLEACH】草鹿やちるとは

漫画「BLEACH」に登場する草鹿やちるは「護廷十三隊」の十一番隊で副隊長を務める死神です。死神は通常真央霊術院を卒業した者に限られますが、草鹿やちるは真央霊術院を卒業せずに死神になっている珍しいキャラです。

漫画「BLEACH」のファンの間で非常に人気の高いキャラとなっている一方で、草鹿やちるの能力やその正体については様々なことが語られており、草鹿やちるはもっとも謎が深いキャラとされています。

漫画「BLEACH」の概要

「BLEACH」(ブリーチ)は、週刊少年ジャンプで連載された漫画家・久保帯人による漫画作品です。悪霊・虚(ホロウ)を倒すため、主人公・黒崎一護は自ら死神となって戦うというストーリーです。

主人公・黒崎一護以外にも護廷十三隊の面々や、滅却師、星十字騎士団といった魅力的なキャラクターが次々と登場し、同時期に連載していた「ONE PIECE」(現在も連載中)や「NARUTO」とともに大人気の作品となりました。

2001年から2016年までの長期に渡り連載された「BLEACH」は全686話に過去編の12話を加えた全698話で構成されており、集英社から刊行されたジャンプコミックスの単行本は全74巻にも及ぶ長編漫画となりました。

現在「BLEACH」の累計発行部数は9000万部を突破しする人気作品となっており、アニメ化やゲーム化されただけでなく、実写映画やミュージカルにまで展開し、メディアを超えた広がりを見せています。

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草鹿やちるはどんなBLEACHキャラ?

護廷十三隊・十一番隊副隊長の草鹿やちるは、漫画「BLEACH」に登場するキャラの中では異色とも言えるルックスと、その外見からは想像できない強力な能力、そして謎に満ちた正体という設定のキャラです。

ここからは漫画「BLEACH」の作品中で屈指の人気を誇るキャラ・草鹿やちるのプロフィールや、アニメ「BLEACH」で草鹿やちるの声を演じている声優について詳しく調べていきます。

草鹿やちるのプロフィール

・誕生日:2月12日
・出身地:北流魂街79地区 草鹿
・身長:109cm
・体重:15.5kg
・所属グループ:十一番隊副隊長
・好きなもの:こんぺい糖
・趣味:お菓子を食べる
・特技:オセロ
・斬魄刀:三歩剣獣

身長109㎝体重15.5kgの小柄で可愛いピンク髪キャラ

草鹿やちるは身長109㎝、体重15.5kgと漫画「BLEACH」に登場するキャラの中でも最軽量クラスの小柄なキャラです。そして髪もピンク色と可愛らしく強面の多い「BLEACH」のキャラの中で異質なキャラとなっています。

趣味はお菓子を食べることで好きなものはこんぺい糖とこれまた子供っぽい趣味と特技で、死神最強クラスの強さを誇る更木剣八のことも「剣ちゃん」と呼んだりするなど、シリアスな展開の多い「BLEACH」にあって癒しを与えてくれるような存在になっています。

草鹿やちるは護廷十三隊の十一番隊副隊長

子供らしい可愛らしいルックスをしている草鹿やちるですが、尸魂界の警察や軍隊に相当する「護廷十三隊」の中でもさらに戦闘に特化した十一番隊で副隊長を務めるほどの実力の持ち主です。

さらに草鹿やちるは更木剣八と同様に、他の護廷十三隊の隊長や副隊長のように試験を受けずに副隊長に就任していることなどから、その戦闘能力の高さは圧倒的でBLEACHに登場するキャラの中でも屈指と言えるレベルと推測されます。

アニメ「BLEACH」草鹿やちるの声優は望月久代

アニメ版「BLEACH」では草鹿やちるの声を担当しているのは声優の望月久代です。望月久代は2000年に声優としてデビューしており、声優ユニットのさきがけとなる「Prits」にも在籍し活動していた声優です。

草鹿やちる役の声優として望月久代が登場したのは2005年からになります。そこから劇場版やスマホアプリゲームなど10年近くBLEACHアニメ版に声優として出演していることになります。

望月久代の声優としてのキャリアがまだ浅い時代に草鹿やちる役を担当することになりましたが、漫画版の草鹿やちるの無邪気なイメージを壊さずに演じており、声優としての技量の高さがうかがえる役となっています。

現在望月久代は声優として出演している作品は少なく、声優としての第一線からは離れているようですが、個人でのブログはいまだ継続されており、今後アニメでBLEACH・千年血戦篇をやるようなことがあれば草鹿やちる役として登板することでしょう。

望月久代の声優プロフィール

・愛称:もっちー
・本名:望月 久代
・生年月日:1978年4月27日
・年齢:41歳(2019年10月現在)
・出身地:東京都八王子市
・血液型:O型
・身長:148 cm
・体重:非公開
・活動内容:声優
・所属グループ:Prits
・事務所:81プロデュース
・家族構成:不明

望月久代のBLEACH以外の声優出演作

望月久代が声優として出演した作品には「BLEACH」以外にも「シスター・プリンセス」花穂役、「魔法少女猫たると』たると役、「円盤皇女ワるきゅーレ」ワるきゅーレ役などで出演しております。

望月久代が声優を務めたキャラクターはいずれも可愛い声が特徴のキャラが多く、草鹿やちると共通する部分があるキャラいます。草鹿やちるの声優として望月久代はハマリ役だったと言えるでしょう。

草鹿やちるの斬魄刀や卍解など能力とは

草鹿やちるはその可愛らしい見た目とは反対に戦闘に特化された強力な能力を持っています。護廷十三隊の中でも戦闘好きが集まった十一番隊の中で唯一の女性キャラですが、隊の中でも飛び抜けた戦闘能力を誇ります。

草鹿やちるのそうした高い戦闘能力の中に草鹿やちるの正体の秘密が隠されているようです。ここでは草鹿やちるの斬魄刀の能力や、草鹿やちるの卍解について詳しく解説していきます。

斬魄刀は三歩剣獣(さんぽけんじゅう)

草鹿やちるの持つ斬魄刀の能力には三歩剣獣という名前がついています。斬魄刀は通常時は「重たい」という理由により十一番隊の斑目一角が作った車輪のようなものをつけて持ち歩いています。

しかしながら草鹿やちるの霊圧は十一番隊隊長・更木剣八に引けを取らないほどの威力があり、速い移動速度や剣八を持ち上げるほどのパワーを持ち合わせています。斬魄刀による直接攻撃を主体とする十一番隊の副隊長として三歩剣獣は十分な能力と言えます。

斬魄刀(三歩剣獣)の解号は「でておいで三歩剣獣」

斬魄刀・三歩剣獣の解号は「でておいで三歩剣獣」というもので、毛むくじゃらの獣の姿をした「前獣」と黒い布をまとうスケルトンのような「後獣」が現れます。

三歩剣獣は草鹿やちるの動きをトレースして動くという能力のため、敵が草鹿やちるの攻撃をかわしたとしても三歩剣獣の前獣や後獣の攻撃を受けてしまい、ダメージを受けてしまうことになります。
 


実は三歩剣獣のように卍解ではなく始解の時点でこうした獣を召喚するのはかなり珍しい例といえます。三歩剣獣を目撃した護廷十三隊の四番隊副隊長・虎徹勇音は「こんな始解があるなんて」とかなり驚いています。

刀が生き物になるわけでもなく、生き物のように見えるわけでもない、そんな草鹿やちるの斬魄刀・三歩剣獣の能力とその正体についてはまだまだ謎が深い部分で、連載が終了した現時点でも明快な答えはでておりません。

なおコミックの巻末に書かれていた解説によると「前獣」の毛むくじゃらの獣を「モコモコ」、「後獣」の黒い布をまとったスケルトンのような獣を「ホネホネ」と草鹿やちるが名付けていたことがわかります。

草鹿やちるの卍解は?

草鹿やちるの始解・三歩剣獣はその高い能力の一端を見せましたが、未だ卍解を見せたことがありません。草鹿やちるのさらなる能力・卍解はいったいどのような能力を持っているのでしょうか?

そもそも草鹿やちるともに行動している更木剣八も護廷十三隊の中でただひとり卍解に到達していません。しかしそのような状態であったとしても隊長や副隊長を務められるというのは逆に言えば凄まじい能力だと言えるでしょう。

卍解は登場せず始解時点で凄い能力も

草鹿やちるの卍解は「BLEACH」の連載中にはついに登場することなく連載終了となりました。しかし始解の時点で獣を召喚したことに対して護廷十三隊の四番隊副隊長・虎徹勇音は驚いており、草鹿やちるの基本能力の高さが明らかになっています。

草鹿やちるの卍解がなぜ登場しなかったのか、あるいはそもそも卍解存在するのかに関しては謎のままとなっていますが、逆にいえば草鹿やちるの始解の能力には十分な力があり、卍解を出す必要がなかったとも言えるのかもしれません。

草鹿やちるの正体について

可愛らしい姿とは裏腹に三歩剣獣という強力な能力を持つというギャップがあるキャラ・草鹿やちるですが、その正体についてはついに漫画内で明らかになることなく連載終了となりました。

ここではファンの間やネット上で様々な噂や憶測が飛び交っている草鹿やちるの謎めいた正体について詳しく調査していきます。草鹿やちるの正体は意外なものである可能性があるようです。

草鹿やちるの正体は可愛い少女だけでない

草鹿やちるは護廷十三隊のメンバーでありながら、子供のような見た目で小柄で可愛らしい姿をしています。しかしその正体は謎に包まれており、単なる可愛い少女というわけではないようです。

なぜ戦闘力に特化した部隊で試験も受けることなく副隊長に抜擢されたのか、草鹿やちるの斬魄刀だけがなぜ始解の時点で獣を召喚できるのかなど、突っ込んで探していけばキリがないほどの謎が存在します。

性格からみる草鹿やちるの正体とは

好戦的で高い戦闘能力を誇る部隊に在籍する草鹿やちるですが、いつも行動を共にしている更木剣八が戦っているときには草鹿やちるは戦闘を眺めていることが多く、自ら積極的に戦闘を行うことはありません。

64巻の更木剣八がいない場面では敵を斬ろうとするシーンもあるため、基本的には草鹿やちるも好戦的な性格のはずですが、更木剣八と一緒にいる時はそうした展開になりません。この辺りに草鹿やちるの正体につながる秘密が隠されているのかもしれません。

正体は更木剣八の斬魄刀「野晒」との声も

以前から謎に包まれたままの草鹿やちるの正体について、コアなファンの間からは「実は更木剣八の斬魄刀・野晒が草鹿やちるなのでは?」と言われており、様々な考察が展開されています。

たしかに更木剣八が「野晒」の名前を知ってから草鹿やちるは行方をくらましています。また草鹿やちるが更木剣八に卍解の能力を示唆した際の瞳には「野晒」のシルエットが一瞬写っており、こうした演出からも野晒=草鹿やちると断言するファンもいます。

また、ジェラルド・ヴァルキリーとの戦闘で更木剣八が苦戦に陥った際に、草鹿やちるが現れ更木剣八に卍解の名を伝えており、さらには「剣ちゃんがあたしをちゃんと使えば斬れないものはないよ」というセリフを草鹿やちるは残しています。

つまり草鹿やちるの力=斬魄刀・野晒の本来の力を発揮すれば強大な力を手にすることができるということを暗に示唆しており、こうしたことから総合すると草鹿やちるの正体は「野晒」という説の真実味が増してくるようです。

草鹿やちると更木剣八の関係

同じ戦闘重視の第十一番隊に所属する小柄な可愛らしい草鹿やちると、強面で凄腕の剣客・更木剣八という隊長・副隊長コンビですが、この二人が常に一緒に登場することに違和感を覚える人も少なくないようです。

ここでは更木剣八がどういうキャラであるかを掘り下げていくと同時に、草鹿やちると更木剣八の関係についても詳しく調べていきたいと思います。深い絆で結ばれている草鹿やちると更木剣八の関係性が次第にわかってきます。

更木剣八とは

更木剣八は護廷十三隊の十一番隊隊長を務める死神です。何度斬られても死なないという意味でつけられる最強の死神「剣八」を名乗っており、圧倒的な霊圧で十一番隊の前隊長を倒し隊長に就任したというキャラです。

また更木剣八の斬魄刀は始解しているものの卍解にはいたっておらず、十一番隊の隊長になるための資格を満たしていません。にもかかわらず十三隊最強の十一番隊隊長を務めていることから図抜けた能力を持っているキャラということです。

また更木剣八の目にかかっている眼帯ですが、眼帯をつけているのは目が悪かったり、傷を負っているわけではなく、更木剣八自身の強さを調整するためについていることが作中で明らかになっています。

更木剣八の性格は好戦的で強くなることが好きというよりも戦いそのものが好きで、相手によって自分の実力を変化させることによってギリギリの勝負を演出したりもします。眼帯もそうした実力を調整するためのアイテムというわけです。

更木剣八と一緒の行動が多い

更木剣八が草鹿やちると最初に出会ったのは北流魂街79地区の草鹿の森です。この頃の草鹿やちるはまだ赤子同然の状態でしたが、更木剣八は地名の「草鹿」と自らが尊敬する「卯の花八千流」から「やちる」を取り、「草鹿やちる」と名付けました。

更木剣八に出会うまでの草鹿やちるは「血以外の色を見たことがない」というほど荒んだ地域に住んでいていつ死んでもおかしくないような状態でしたが、更木剣八に出会い名前を授かったことで更木剣八と行動を共にするようになったようです。

それ以降、草鹿やちるは更木剣八と行動を共にしていることが多く、漫画やアニメのシーンのなかで更木剣八の肩にちょこんと座っている姿もよく見かけます。ここまで隊長と副隊長が一緒にいるのは他の隊では見かけません。

更木剣八は死神最強を名乗るほどの死神ですので、草鹿やちるにもっと警戒心があっても良いと思いますが、遠慮なく一緒にいて発言したりする姿には単に人懐っこいという性格的なこと以外にも何か秘密が隠されているようです。

更木剣八の戦闘を見守る草鹿やちる

更木剣八が戦闘をしている時はそれを眺めているのが好き、という草鹿やちるですが、こうした関係性も更木剣八の斬魄刀「野晒」が草鹿やちるであるという説を裏付ける証拠となりそうです。

更木剣八の斬魄刀=草鹿やちるともし仮定するならば、更木剣八が戦っている時は斬魄刀として草鹿やちるは戦闘に参加しているので、草鹿やちる自身は静観しているのだと解釈することもできるのです。

草鹿やちるの最後は?

漫画・BLEACHの最終巻となった74巻には草鹿やちるの姿は登場することはありませんでした。そして草鹿やちるの名前だけが更木剣八によって語られるだけで、その後の行方も不明なままとなっています。

いったい草鹿やちるの最後はいったいどうなったのでしょうか?そして草鹿やちるの正体とはいったいなんだったのでしょうか?また、更木剣八は草鹿やちるの正体に気づいていたのでしょうか?

更木剣八は最後に草鹿やちるの正体に気づく?

更木剣八はジェラルド・ヴァルキリー戦で苦戦した際に、草鹿やちるから「剣ちゃんが私をちゃんと使えば斬れないやつなんかいない」という言葉を受け、更木剣八は卍解に開眼することになります。

そして草鹿やちるから強力な霊力を送り込まれるのを感じ更木剣八はジェラルド・ヴァルキリーを斬り伏せ倒しますが、その際に更木剣八は草鹿やちる=斬魄刀であることに気づいた可能性があります。

BLEACH千年血戦篇最後に更木剣八登場

BLEACH千年血戦篇の終盤では更木剣八と星十字騎士団の1人でユーハバッハ親衛隊であるジェラルド・ヴァルキリーと戦うことになりました。しかし、このとき草鹿やちるの姿はありませんでした。

ジェラルド・ヴァルキリーはダメージを負うとその度に巨大な姿に変身するという強さを誇るキャラで更木剣八は苦戦しましたが、草鹿やちるのイメージが更木剣八の斬魄刀を通して語りかけ更木剣八が卍解に目覚めることで退けることができました。

最後に更木剣八の姿あるも草鹿やちるは見られず

BLEACH最終回では千年血戦篇の10年後の世界が描かれていますが、依然として十一番隊隊長として君臨する更木剣八の姿は見られるものの、ここでも草鹿やちるの姿は見られませんでした。

更木剣八が卍解の力を手に入れると同時に、草鹿やちるは斬魄刀と一体化してしまったために姿を現さなくなったと考えるのが妥当のように思えます。しかし結局何も説明のないまま物語は終焉を迎えてしまいました。

草鹿やちるの正体についてBLEACHの連載の中ではっきりとした説明がないまま終了したことで、もやもやが残ったままというBLEACHファンも多いようで、連載が終了した現在でもネット上ではその正体について考察されています。

草鹿やちる=更木剣八の斬魄刀=野晒という推論についてはほぼ間違いないとされているものの、草鹿やちる=斬魄刀であるならば「なぜ草鹿やちる自身も斬魄刀を持っていたのか?」という疑問が残ります。他にそうしたキャラは存在しなかったからです。

ここからは推論の上にさらに推論を重ねることになりますが、更木剣八が草鹿の森で幼子に出会った際、更木剣八は幼子を「草鹿やちる」と名付けました。「草鹿」で出会ったことと初代剣八・卯ノ花八千流の名前から「草鹿やちる」と名付けたわけです。

しかしここで実は幼子=斬魄刀には「野晒」という名があるのに「草鹿やちる」と名付けてしまったために、斬魄刀の本来の力を発揮できず卍解も発動できなかったのでは?とも考えられます。

ここでピンとくる方もいるかもしれませんが、主人公である黒崎一護の斬魄刀・斬月もまた偽物の斬月に対して斬月と名前をつけた結果、真の斬月の能力を引き出すことが出来ておらず、本来の斬月とは全く別物の能力となっていました。

そしてさらにこのあたりの話を深読みしていくと、草鹿やちるの斬魄刀・三歩剣獣を使った際、草鹿やちるの「あたしの剣はね、まねっこの剣なの」というセリフに突き当たることになります。
 

この草鹿やちるのセリフは三歩剣獣の太刀筋をトレースする能力を説明しているわけですが、同時に草鹿やちるの三歩剣獣は斬魄刀・野晒の能力を「真似している」という意味にも取れないでしょうか?

つまり更木剣八の斬魄刀=野晒(本来の名)=草鹿やちる(仮の名)=草鹿やちるの斬魄刀・三歩剣獣(野晒の真似)という3重4重の関係性があるのではないでしょうか。そして野晒の強大すぎる力を考えれば分身を作ることくらいわけがないとも思えます。

もちろんここまでの考察はやや想像しすぎという部分もあります。しかしあえてこうした複雑な設定を隠したまま作者がストーリーを完結させたと考えると、「BLEACH」という作品の奥深さが見えてくるような気がします。

草鹿やちるは三歩剣獣の能力で更木剣八と深い絆を持つBLEACHキャラ

ここまで草鹿やちるというキャラの能力や正体について詳しく見て来ましたが、やはり草鹿やちるの正体が更木剣八の斬魄刀「野晒」が具現化した姿というのはかなり信憑性の高い説のようです。

草鹿やちるの始解・三歩剣獣で召喚される「前獣」「後獣」の名前からは日本の山岳信仰である修験道の前鬼・後鬼を連想させるものがあり、そうした日本古来の宗教的な感覚からすると草鹿やちるは一種の「物の怪」として刀が化けたものと考えることもできます。

一方で草鹿やちるの正体が更木剣八の斬魄刀と考えると、「斬魄刀が斬魄刀を持つことができるのか?」という疑問も浮かびます。BLEACHの他のキャラにはそうした二重構造になった斬魄刀を持つキャラは存在しませんので謎が残ります。

しかし、いずれにせよ草鹿やちると更木剣八とは切っても切り離せない存在として漫画内で描かれており、BLEACHに登場する数多くのキャラの中でも屈指の絆を持つコンビとして存在感を放っています。

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この記事のライター
ゆすやん
漫画・アニメ・映画大好きの元CGクリエイター・デザイナーです。声優・アイドルなどサブカル全般詳しいです。

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