2020年02月08日公開
2020年02月08日更新
【まふまふ】命に嫌われている!歌詞の意味は?
YouTubeなどで活躍中の歌い手・まふまふさんが「命に嫌われている」をカバーして話題となっているようです。まふまふさんがカバーしたという「命に嫌われている」の歌詞の意味はどのようなものなのでしょう?「命に嫌われている」のYouTube動画と共にお伝えします。

目次
まふまふのプロフィール
昨日10億年ぶりに徹夜で仕事してきて、これで夜寝れば生活リズム治るでしょ!って20時に寝たら、見事20時間睡眠をキメ今日という日を溶かしました。ロングスリーパーには無理でした。
— まふまふ@3/25東京ドームワンマン (@uni_mafumafu) February 5, 2020
写真は「この後もうひと現場あるよ?」と言われるとも知らず自撮りしてる眠気で左目開けるのがつらい生き物。 pic.twitter.com/9wPcLV1zXu
・愛称:まふまふ
・本名:非公開
・生年月日:1991年10月18日
・年齢:28歳(2020年2月現在)
・出身地:日本
・血液型:AB型
・身長:178cm
・体重:59kg
・活動内容:歌い手、シンガーソングライター
・所属グループ:After the Rain
・事務所:フリーランス
・家族構成:父、母、兄
まふまふの経歴
まふまふさんはもとはニコニコ動画の歌い手として活動していましたが、現在はYouTubeチャンネル「まふまふちゃんねる」を中心に活動しています。「まふまふちゃんねる」はチャンネル登録者数が223万人となっており、まふまふさんのユニセックスでパワフルな歌声が人気を集めているようです。
また、まふまふさんは現在、同じくYouTubeで活躍する歌い手・そらるさんとのユニット「After the Rain」のメンバーとしても活動しています。「After the Rain」でまふまふさんは、ボーカルの他に楽曲の作詞作曲、編曲を担当しているそうです。

【まふまふ】命に嫌われているが話題!
まふまふさんはこれまでにもさまざまなアーティストの曲をカバーしてきましたが、その中でも「命に嫌われている」が話題となっているそうです。まふまふさんがカバーした「命に嫌われている」とはどのような曲なのでしょうか?
まふまふが「命に嫌われている」をカバー
まふまふさんは自身のオリジナル楽曲も多数ありますが、他のアーティストの曲をカバーすることもたびたびあるようです。まふまふさんが話題の曲「命に嫌われている」をカバーしたのは2018年1月のことでした。後ほどYouTube動画は紹介しますが、まふまふさんの「命に嫌われている」はこれまでに5700万回以上再生されています。
「命に嫌われている」はカンザキイオリの代表曲
「命に嫌われている」はカンザキイオリさんという方の代表曲なのだそうです。実はこのカンザキイオリさんの「命に嫌われている」は、まふまふさんの他にも数多くのアーティストがカバーしていることで知られています。まふまふさん以外の「命に嫌われている」のYouTube動画についても、後ほど改めて紹介します。
カンザキイオリとは
「命に嫌われている」の作詞作曲者であるカンザキイオリさんは、主にボーカロイドやUTAU等を使用して楽曲を制作していることで知られています。カンザキイオリさんのプライベート情報などについてはほとんど明らかになっていませんが、「命に嫌われている」の他にも「自由に捕らわれる」などの楽曲が知られているようです。
「命に嫌われている」と言えばメッセージ性の強い歌詞
カンザキイオリさんの楽曲はどれもメッセージ性の強い歌詞が特徴ですが、特に「命に嫌われている」の歌詞のインパクトはすごいと言われています。まふまふさんを始め、多くの歌い手たちがカバーしたいと考える理由も、この強いメッセージ性のある歌詞にあると言えそうです。
まふまふカバー「命に嫌われている」歌詞の意味【Part1】
まふまふさんがカバーした「命に嫌われている」の歌詞について見ていきましょう。「命に嫌われている」の歌詞にはどのようなメッセージが込められているのでしょうか?「命に嫌われている」の歌詞について調べてみました。
歌詞の意味①世の中にありふれた歌詞への疑問
世の中には多くの曲が溢れていますが、その多くは生きることを肯定するものです。その中には押しつけがましい曲もあったり、生きることを「義務」のように強制するような曲があるのも事実です。「命に嫌われている」は、そうした世の中にありがちな歌詞への疑問がメッセージとして描かれていると言われています。
自分の死について
「命に嫌われている」の歌詞では自分の死についても言及しているようです。この歌詞の中では「自分は死んでも良い」という表現が使われています。ただ、たとえ自分が死んだとしても、自分の大切な人には死んで欲しくないという気持ちも歌っているようです。
命に対するエゴ
世間に溢れる歌の多くでは、「死にたいと言うな」や「諦めずに生きろ」などという偽善めいた歌詞が溢れています。「命に嫌われている」では、こうした歌詞は「本当は自分の大切な人に死んで欲しくない」というエゴが隠されているのではないかとも歌っているようです。
歌詞の意味②大切な人へのメッセージ
「命に嫌われている」は、そのタイトルからは想像できませんが、「大切な人へのメッセージ」が数多く込められた歌だと言われています。ただ、その表現方法が逆説的な部分もあり、世間一般の分かりやすい歌詞と比べると、少し考えなければ理解できない歌詞も多く見られるようです。
歌詞の意味③世間に対する意見
「命に嫌われている」の歌詞には、世間に対する痛烈な批判もあります。それは、「人はみな自分のことばかりで他人はどうでもいい」ということや「ファッション感覚で誰かを嫌っている」というものなどです。多くの人が自分の胸に手を当てると思い当たることもあるのではないでしょうか?
勝手な世間に対する批判
「命に嫌われている」では、勝手な世間に対する怒りも歌詞にこめられているようです。この世の中はまるで悪魔の仕業かと思うような事件も頻繁に起こります。しかし、世間の人々はきれい事が大好きです。現実と乖離した理想を語りたがる世間の人を、「命に嫌われている」の歌詞は冷めた目で見ています。
世の中への嫌味
「命に嫌われている」の歌詞では、世間の矛盾も鋭く指摘しているようです。世の中は基本的に自分勝手な人ばかりなのに、他人に対しては「仲良くしましょう」、「平和が一番」などと矛盾した価値観を押しつけることがあります。こうした矛盾に対して、「命に嫌われている」の歌詞では「素敵なこと」と嫌みで応酬しています。
歌詞の意味④悲惨な社会
現在の日本は、貧富の差も大きく、先進国とは思えない悲惨な状況を抱えているという一面もあります。子供の貧困問題や虐待問題など、幼い命を巡る問題も深刻です。「命に嫌われている」では、こうした悲惨な社会についても、歌詞にメッセージを込めています。
テレビで報道される事件
テレビでは日々、耳を疑うような事件が報道されています。「命に嫌われている」では、こうした「テレビで報道される悲惨な事件も、誰かの歌にされてしまう」という現実に対する怒りもメッセージとして歌詞に託しています。そんな歌が流行ってしまうのは、悲惨な事件もどこか他人事だと思っているからだと言いたいのかもしれません。
命を奪う逆効果な世界
「命に嫌われている」では、悲惨な事件を題材にした歌を聴いた少年が、命を奪う行動に出てしまうという物語が描かれています。歌詞を書いた人は、「命を大切に」というメッセージを込めたのかもしれませんが、「命に嫌われている」の歌詞に登場する少年は、ナイフを持ち、「他人の命を奪う」ために走り出してしまいます。
歌詞の意味⑤「命に嫌われている」で表現されている意味
「命に嫌われている」というこの曲のタイトルにはどのようなメッセージがこめられているのでしょうか?これは作者の解釈などは公表されていませんので、受け手の受け取り方次第のところもありますが、歌詞を見ながら考察してみましょう。
命を奪うような行動
世間を見渡すと、「命を大切にしよう」と言いつつも、いじめや虐待、殺人など、命を奪うことばかりが連日報じられています。直接人を殺すという行動を取らなくても、いじめなどで間接的に「命を奪う」行動を行っている人は、残念ながらこの国には大勢います。こうしたことも、「命に嫌われている」の歌詞では訴えているのかもしれません。
命に嫌われる理由となる行動
口ではきれい事ばかりを言い、「命を奪う」行動ばかりを繰り返してれば、「命に嫌われてしまう」ということを「命に嫌われている」という曲は訴えたいのかもしれません。たとえ「命に好かれたい」と思っても、「命に好かれる」ような行動がなければ、それも叶わないというメッセージもあるのではないでしょうか?
「死にたい」など言動の軽さ
「命に嫌われている」からこそ、軽々しく「死にたい」と口にする人が多いのではないかというメッセージもこの曲には込められているようです。「命に嫌われる」ような行為をするからこそ、こうした悪循環が生まれているのだと作者は訴えたいのかもしれません。
まふまふカバー「命に嫌われている」歌詞の意味【Part2】
まふまふさんがカバーした「命に嫌われている」の歌詞には、まだ多くのメッセージが込められています。「命に嫌われている」の歌詞の意味【Part2】を紹介します。
歌詞の意味⑥主人公の生き方
「命に嫌われている」にはストーリーのようなものがあり、主人公の存在があります。歌詞はその主人公の生き方が描かれているようです。この主人公は、現代の若者を代表するような境遇で、仕事もなく、家で寝てばかりいるという生活をしています。
無職で過ぎ去る日々
「命に嫌われている」で主人公として描かれている人物は、日々を「無駄にするように」生きていると感じているようです。「自分が呼吸をすることすら無駄なのではないか」とも主人公は考えます。
壮絶な孤独感
「命に嫌われている」の歌詞に登場する主人公は、壮絶なほどの孤独感を感じています。無駄に生きるだけの自分に対しての罪悪感も感じているのでしょう。「寂しい」と口にできる人はまだ幸せで、この歌詞の主人公はそれすら口にできないほどの孤独を味わっているようです。
大切な人との別れも関係?
「命に嫌われている」の主人公が仕事もせずに寝てばかり過ごしているのには、大切な人との別れが原因であることも歌詞に示唆されているようです。自分も死にたいと考える一方で、「自分が死ぬことによって、今の自分のように悲しむ人が出る」ことも主人公は考え、死ぬこともできずに日々を過ごしています。
歌詞の意味⑦命に対する主人公の思い
大切な人を亡くし、後を追いたいと考える一方で、主人公は自分を思う大切な誰かのために、生きていくことも考えています。「命に嫌われている」の歌詞では、この先主人公が年老いるまで生き、1人で死んでいくことも示唆しています。
歌詞の意味⑧矛盾
「命に嫌われている」の歌詞には多くの矛盾が描かれています。「命を大切に」と言いつつも「命を奪うことを繰り返す」世間の人々、そして、「死にたい」と考えつつも「自分が死んだら悲しむ人のために生きなければならない」と考える主人公などです。
歌詞の意味⑨大切な存在への願い
「命に嫌われている」にはさまざまなメッセージがこめられていますが、その中で作者がもっとも訴えたいメッセージは「大切なあなたに生きていて欲しい」、「あなたが生きていてくれればそれでいい」ということなのかもしれません。
歌詞の意味⑩足掻いて生き抜く人生
ご紹介してきたように、「命に嫌われている」では数多くの矛盾が描かれています。そんな矛盾に気づき、自分に嫌悪しながらも、歌詞はこの先も主人公が足掻きながら生きていくことを示唆しています。容赦のない現実を認めた上で、それでも生きていこうとする主人公の姿が描かれているのです。
まふまふなど「命に嫌われている」カバーYouTube動画
まふまふさんなど、数多くの歌い手たちがカバーしてきた「命に嫌われている」のYouTube動画を紹介しましょう。それぞれの歌い手によって印象が異なる「命に嫌われている」を、ぜひ聴き比べてみてください。
「命に嫌われている」YouTube動画①まふまふ編
まず、こちらがまふまふさんによる「命に嫌われている」をカバーしたYouTube動画です。まふまふさんの音域は驚くほど広く、初めてまふまふさんの歌を聴いた人は女性だと勘違いしてしまうこともあるようです。まふまふさんは高音域で歌うことが多いですが、性別は男性と判明しています。
「命に嫌われている」YouTube動画②初音ミク編
こちらは初音ミクによる「命に嫌われている」のカバーのYouTube動画です。初音ミクはヤマハが開発した「VOCALOID」に対応したボーカル音源で、薄い青色の髪の美少女がキャラクターとして使用されています。
「命に嫌われている」YouTube動画③柘榴-zakuro-編
こちらのYouTube動画は、ネットを中心に活躍する女性の歌い手・柘榴-zakuroさんによる「命に嫌われている」のカバーです。透明感のある歌声による「命に嫌われている」は、多くの人が高い評価をしています。
「命に嫌われている」YouTube動画④コバソロ&相沢編
こちらのYouTube動画は、ネットを中心に活動する歌い手・コバソロさんと相沢さんによる「命に嫌われている」のカバーになります。少しスローテンポにアレンジされた「命に嫌われている」は、他のアーティストの楽曲とはまた異なった印象を感じるかもしれません。
「命に嫌われている」YouTube動画⑤YuNi編
このYouTube動画はバーチャルYouTuber・YuNiによる「命に嫌われている」のカバーです。YuNiは他のアーティストたちとは異なるイメージの声質で、動画ではYuNiが歌っている姿も見ることができます。
まふまふカバー「命に嫌われている」は歌詞の意味も深い話題曲
まふまふさんがカバーして話題となった曲「命に嫌われている」の歌詞について紹介してきました。「命に嫌われている」はカンザキイオリさんの楽曲で、これまでに数多くのアーティストがカバーしてきた名曲であることでも知られています。
「命に嫌われている」の歌詞には、大切な人を失い、絶望的な状況の中でも、何とか生きていこうと足掻く主人公の姿が描かれており、とても深いメッセージが込められていました。「命に嫌われている」は、今後もさらに多くのアーティストに歌い継がれていくことでしょう。