【三鷹ストーカー殺人事件】犯人の生い立ちから現在!事件のその後やリベンジポルノの真相

東京都三鷹市で起きた「三鷹ストーカー殺人事件」について紹介します。犯人の池永チャースルトーマスの生い立ちや現在、そして被害者について調査しています。三鷹ストーカー殺人事件は、事件後におけるリベンジポルノも大きな問題となったので注目しましょう。

【三鷹ストーカー殺人事件】犯人の生い立ちから現在!事件のその後やリベンジポルノの真相のイメージ

目次

  1. 1【三鷹ストーカー殺人事件】の概要
  2. 2犯人「池永チャールストーマス」とは
  3. 3三鷹ストーカー殺人事件のその後
  4. 4三鷹ストーカー殺人事件とリベンジポルノの関係
  5. 5三鷹ストーカー殺人事件は法律にも影響を与えた事件

【三鷹ストーカー殺人事件】の概要

元カップルの恋愛事情のもつれから起きた「三鷹ストーカー殺人事件」について解説します。犯人の池永チャールストーマスと被害者の鈴木沙彩の間に何があったのでしょうか?

2013年に東京都三鷹市で起きた殺人事件

三鷹ストーカー殺人事件が起きたのは2013年10月8日のことです。事件現場は東京都三鷹市でした。三鷹市は東京都の多摩地域東部に位置する市で、北多摩地域に属しています。水と緑豊かな場所で「井の頭恩賜公園」があることで知られています。

被害者は高校3年生で犯人の元交際相手「鈴木沙彩」

事件の被害者は当時高校3年生だった「鈴木沙彩さん」です。三鷹ストーカー殺人事件の犯人の元交際相手だったのです。

被害者「鈴木沙彩」は女優で映画やドラマ出演経歴も

三鷹ストーカー殺人事件が報道された際、鈴木沙彩さんの経歴に注目が集まりました。ドラマ「浅見光彦シリーズ44」や映画「冷たい部屋」などに端役で出演しています。また、2013年映画「ある子供の交わり」では主演を演じているのです。

犯人の名前は池永チャールストーマス

事件を起こした犯人の名前は「池永チャールストーマス」でした。後ほど詳しくプロフィールや写真などを紹介しますが、池永チャールストーマスはフィリピンマニラ出身で、父親が日本人で母親がフィリピン人のハーフです。

犯人は吉祥寺の雑貨チェーン店にて凶器を購入

三鷹ストーカー殺人事件で使用された凶器は、東京の吉祥寺にある雑貨チェーン店で購入された、刃渡り13cmのペティナイフでした。

三鷹ストーカー殺人事件の経緯

三鷹ストーカー殺人事件の概要を紹介します。事件の概要の中では犯人の計画的な犯行が注目点となっていきます。ストーカー事件における警察の対応の難しさを考えるきっかけになるかもしれません。

犯人の池永チャールストーマスと被害者の鈴木沙彩さんは約1年間交際していました。しかし、鈴木沙彩さんが2012年秋に海外留学することが決まり、別れ話が出たそうです。そのことがきっかけで池永チャールストーマスは凶行におよぶことになりました。

被害者の部屋に侵入し待ち伏せ

池永チャールストーマスは海外留学から帰国した鈴木沙彩さんに復縁を迫ったものの、しばらく連絡が続いたあとに着信を拒否されています。2013年頃に復縁不可と感じた犯人は殺害を計画し、ストーカー行為を行うようになったのです。

鈴木沙彩さんはそのことに気づいており、警察や学校の先生に相談。警察は相談に応じて、池永チャールストーマスの携帯に複数回電話をするものの出なかったため、留守番電話にメッセージを残しています。こういった経緯の後に、池永チャールストーマスは鈴木沙彩さんの家に2階から侵入し、クローゼットで待ち伏せをしています。

クローゼットで待ち伏せ中に被害者宅に電話

クローゼットに隠れていた犯人は友人に鈴木沙彩さんの電話番号を伝えて、無料通信アプリを使って電話をかけるように依頼しています。その理由は「室内に誰かいないか確認するため」でした。

実はこのとき、犯人は殺害を思いとどまるような連絡を友人にしています。その内容は「ふんぎりつかんからストーカーじみたことをしてる」とか「そのつもりなかったけどなんやかんやで押し入れの中。出たいけど出られへん」というものでした。

この発言から池永チャールストーマスは殺害を計画していたものの、家に忍び込んだのは衝動的なものだったことがうかがえるかもしれません。もはや元には戻れない状態で葛藤しながら、犯行に及んだのでしょうか?

事件発生前には警察に無事を知らせる連絡も

被害者となった鈴木沙彩さん。事件が起こる直前に帰宅後、警察に無事であることを知らせる連絡を入れていました。しかし、その直後に池永チャールストーマスに襲われています。

犯人の殺害実行と逮捕

鈴木沙彩さんはクローゼットから飛び出てきた犯人に襲われながら、自宅外の道路まで逃げています。犯人はペティナイフで鈴木沙彩さんの首や腹に11ヶ所の刺し傷や切り傷をおわせ、3ヶ所の致命傷を残しています。

周辺の人が倒れている鈴木沙彩さんを発見し、110番通報。事件から約1時間半ほど経ったとき、ズボンに血痕がついていた池永チャールストーマスが職務質問されて、事件の関与を認めたことから逮捕されています。

池永チャールストーマスは事件の前後に友人や母親に携帯電話を使って、鈴木沙彩さんを殺害していたことを伝えています。事件の概要から何かが少し違えば、鈴木沙彩さんが殺害されるのは防げたと言えるかもしれません。

犯人「池永チャールストーマス」とは

事件の概要に続いて、犯人である池永チャールストーマスの生い立ちを紹介します。池永チャースルトーマスと被害者の鈴木沙彩の出会いも調査しました。

池永チャールストーマスの生い立ち

池永チャースルトーマスはフィリピンのマニラ生まれです。父親は日本人で母親はフィリピン人のため、ハーフとして育ちました。

生い立ち①親からの虐待

母親は育児放棄状態で、最初は祖父母が面倒を見ていたのだとか。その後、池永チャースルトーマスが1歳10ヶ月になったときに、日本に移住。しかし、日本でも育児放棄は続いて、実父や義理の父からも虐待を受けていたとのことです。

生い立ち②消費期限切れのコンビニ弁当生活

犯人の母親はアパートの公共料金を払っておらず、池永チャースルトーマスに対してまともな食事を与えていなかったのだとか。消費期限切れのコンビニ弁当ならマシなほうで、時にはゴミを漁って食べていたそうです。

公共料金を払っていないため、池永チャースルトーマスは身体を洗うために公園のトイレで汚れを落としていました。そういった生活は池永チャースルトーマスが中学生ぐらいになるまで続いたと噂されています。

壮絶な生い立ちが犯行にも影響との声も

犯人の生い立ちの概要から、一般的な家庭とは違う環境で育ったと言えるかもしれません。虐待は毎日のように行われており、内縁の父親からライターで鼻孔をあぶられたり、冬に水風呂に投げ込まれたこともあったそうです。そういった壮絶な生い立ちが池永チャースルトーマスの心の闇を生み出した、という見方もあります。

Facebookが被害者との出会いのきっかけ

池永チャースルトーマスと鈴木沙彩さんが知り合ったのは、SNSのFacebookでした。2011年7月に高校1年生だった鈴木沙彩さんは、Facebook上でトラブルにあっていたそうです。その悩み相談や問題解決に付き合ってくれたのが池永チャースルトーマスでした。

その後は被害者と交際

当時の池永チャースルトーマスは高校を卒業し、フリーター生活を送っていました。しかし、鈴木沙彩さんには高校卒業後に有名な関西私大生で南米ハーフと偽っていたとのことです。

2011年末頃から実際に会うようになった2人。池永チャースルトーマスが鈴木沙彩さんの地域に出向く形でデートを重ねたそうです。交際を始めた2人は自宅でも会うようになっていたようですが、鈴木沙彩さんの留学が決定したことで、関係が悪化しています。

被害者から別れ話の後にストーカー行為

留学のために別れを切り出した鈴木沙彩さん。そのことに対して池永チャースルトーマスは食い下がったと考えられています。また、鈴木沙彩さんは留学先で親しい友人が出来たという噂もあり、帰国後に復縁を求められても拒否しました。

被害者は犯人のストーカー行為で警察に相談

どうしても鈴木沙彩さんと復縁したかった池永チャースルトーマスは、彼女に対してストーカー行為を行うようになります。鈴木沙彩さんはそのことを警察に相談したものの、当時の法律では相談に乗るか、巡回をする程度の対策しか行なえませんでした。

三鷹ストーカー殺人事件のその後

三鷹ストーカー殺人事件の概要や犯人の生い立ちについて紹介しました。高校生の鈴木沙彩さんが殺害された事件ですが、裁判はどのような判決が下されたのでしょうか?

逮捕その後は3つの罪で犯人を起訴

三鷹ストーカー殺人事件の犯人は3つの罪で起訴されています。三鷹ストーカー殺人事件は「殺人罪」、「銃刀法違反」、「住居侵入罪」の3つで起訴されたのです。

犯人の母親の証言にも注目が

犯人の母親の証言によると、池永チャースルトーマスは2013年3月に女子高校生からレイプ被害で訴えられたことを明かしています。女子高校生は池永チャースルトーマスに手錠をかけてレイプされたのだとか。この件について両親がどのように対応したのかは情報がありませんでした。

被害者の父親の証言とは

被害者の父親は犯人の印象を「とても自己顕示欲が強くて達成感すら感じている。反省の気持ちも感じられない」としています。

池永チャールストーマスの裁判での証言

三鷹ストーカー殺人事件の犯人である池永チャースルトーマス。彼は裁判において「彼女を失った苦痛から逃れるために殺害を考えた」と証言しています。自分の気持に矛盾があることを自覚しながらも、殺害衝動を抑えることが出来なかったことも告白したのです。

被害者家族に対しては、その苦痛は想像できるものの、謝罪の気持ちは持てていないことも明かしています。三鷹ストーカー殺人事件の犯人は自分と被害者である鈴木沙彩さんのことしか考えられない状態になっていたのかもしれません。

池永チャールストーマスに懲役22年の判決が確定

2014年8月1日に三鷹ストーカー殺人事件の判決が下されました。東京地裁立川支部は有期刑の上限である懲役22年という判決を池永チャースルトーマスに言い渡しました。被害者家族はこの判決を「軽すぎる」として控訴しています。

三鷹ストーカー殺人事件は差し戻し審の前に、犯人を「児童ポルノ禁止法違反」と「わいせつ電磁的記録媒体陳列罪」で追起訴しています。2016年3月16日に差し戻し審となった判決では、追起訴された内容を踏まえたものの、同じ懲役22年の判決を言い渡しています。

被害者家族は改めて控訴していますが、2017年1月24日に東京高裁は「一審の量刑判断に誤りはない」として、控訴棄却を判断しています。その後、被告や検察側双方が上告しなかったことから、同年2月8日に三鷹ストーカー殺人事件の犯人は懲役22年が確定しました。

池永チャールストーマスは現在も服役中

三鷹ストーカー殺人事件の犯人である池永チャースルトーマスですが、現在も判決を受けて刑務所で服役中と考えられています。被害者となった高校生の命は戻ることはなく、判決に対して被害者両親が納得することはありませんでした。

現在も殺害した被害者の写真を母親に要求

服役中の池永チャースルトーマスの面会の訪れた母親。そのときに彼は母親に、被害者である鈴木沙彩の写真の差し入れを求めています。写真を要求した理由は詳しく分かっていませんが、今でも彼女のことを忘れることが出来ないのでしょうか?

ネットでは三鷹ストーカー殺人事件が起こる前の、幸せそうな2人の写真を確認することが出来ます。幸せそうにピースをする2人の写真からは、三鷹ストーカー殺人事件が起きるとは想像出来ないかもしれません。

被害者の親は現在も精神科に通院?

三鷹ストーカー殺人事件の被害者の両親は、現在は精神科に通院していると言われています。次で詳しく解説しますが、被害者である鈴木沙彩はリベンジポルノの被害も起きており、両親はそのことでも心を病めているとのことです。

三鷹ストーカー殺人事件とリベンジポルノの関係

高校生の鈴木沙彩が殺害された三鷹ストーカー殺人事件。この事件は殺人事件だけでなく、リベンジポルノ問題も話題となりました。交際当時の様々な画像が犯人の手によって流出させられたのです。三鷹ストーカー殺人事件におけるリベンジポルノとの関係を解説します。

リベンジポルノとは

リベンジポルノというのは交際期間中などに撮影した画像や動画を、相手の許可なく嫌がらせのためにネットなどに公開することです。男性よりも女性が被害に合いやすく、未成年がリベンジポルノの被害にあうことも多いと言われています。

犯人とリベンジポルノの関係とは

三鷹ストーカー殺人事件において、犯人の池永チャースルトーマスは事件直前に画像や動画をネットに流出させていました。動画・画像共有サービスサイトの「XVideos」に交際中の画像や動画をアップロードしています。

殺害だけでなく被害者とのわいせつ行為画像を投稿

アップロードされた画像や動画の中には性的なものも含まれていました。犯人は三鷹ストーカー殺人事件を起こす直前に様々なサイトに殺害をほのめかす文と画像が載っているサイトのURLを書き込んでいたのです。

当初は一部の人にしから写真は見られていなかったと考えられていますが、三鷹ストーカー殺人事件が起きたことでネットでは大きな騒ぎとなりました。そのため、被害者の写真は多くの人間に拡散されてしまったのです。

三鷹ストーカー殺人事件当初、大手メディアはリベンジポルノに関しては伏せて報道していました。しかし、週刊誌などがリベンジポルノのことを記事にしており、次第にメディアの多くが写真や動画に関する情報を報じました。

リベンジポルノの怖いところは、こういった事件の概要が報じられることで、興味本位で写真を見たいと思う人が出てしまうことかもしれません。今でもネットでは被害者の写真や動画を見ることは不可能ではありません。

2014年にリベンジポルノ被害防止法が成立

三鷹ストーカー殺人事件におけるリベンジポルノの概要を解説しました。三鷹ストーカー殺人事件によってリベンジポルノが注目されて、2014年11月19日に「リベンジポルノ被害防止法」が成立しています。

日本はもちろんですが、海外でも交際中の画像を破局後にアップロードされるという被害は多いのだとか。ネットにアップロードされてしまった画像は、誰かの手に渡った瞬間から完全に削除することは不可能に近くなります。

事件の被害者は高校生であり、未成年の画像でありながら、ネットで閲覧することは難しくない状態のままです。事件の判決が下って、犯人が刑務所に入ってもリベンジポルノの問題は解決したわけではありません。事件の概要と合わせて、不用意に画像を撮影することの危険性も考えたほうが良いかもしれません。

三鷹ストーカー殺人事件は法律にも影響を与えた事件

三鷹ストーカー殺人事件の概要や裁判の判決について解説しました。事件の概要からカップルが破局後、危険な出来事に見舞われる可能性を感じたかもしれません。未来のある高校生が未練を断ち切れない元彼によって殺害されてしまった事件だったのです。

事件の概要の中では、殺人事件だけでなくリベンジポルノも重要なポイントと言えるでしょう。交際当時の写真をネットにアップロードされたことで、「被害者は2度殺された」と表現する人もいるそうです。

判決後、犯人は今でも服役中で出所後を心配する声もあるのだとか。本事件を通して、ストーカー被害に悩む人達に対して、警察を中心とした保護の重要性を考えたほうが良いかもしれません。

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この記事のライター
浅倉恭介
ギターと野球と料理が好き。犬が飼いたい! もともとは接客業界で働いてました その後は保育業界に。 ロ...

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