長原成樹の現在！探偵ナイトスクープ卒業のその後は？降板理由も調査

愛称：???
本名：張成熙(チャン・ソンヒ)、長原成熙(通名)
生年月日：1964年4月18日
年齢：55歳（2019年11月現在）
出身地：大阪府堺市生野区
血液型：B型
身長：180cm
体重：???
活動内容：お笑いタレント
所属グループ：元生野ブラザーズ、ヤンキース
事務所：吉本興業
家族：妻

長原成樹は元生野ブラザーズとして活動し、現在はお笑いタレントとして活動しています。かつては不良として地元で有名な人物だったようですが、お笑いの世界に飛び込んで成功しました。長原成樹は「探偵ナイトスクープ」の探偵として有名で、不気味なメイクの「ガオ～さん」の回が伝説となっています。

昔はバリバリの不良だった長原成樹は、吉本興業の養成所「NSC」を受けたものの、あまりにもガラが悪いという理由で落とされています。吉本興業でのし上がるという気持ちがあった彼は、うめだ花月にあった、明石家さんまの楽屋に押しかけました。

長原成樹は明石家さんまに事情を話し、自分のネタを見直してもらい、吉本の舞台に立たせてもらったそうです。そのときのネタを漫才作家の香川登志緒が鑑賞していました。その後、長原成樹は彼の推薦で吉本入りを果たしています。明石家さんまと香川登志緒のお陰で、なんとか吉本に入ることができたといえるでしょう。

コンビ名は「生野ブラザーズ」、「生野ヤンキース」、「ヤンキース」と変遷し、毎日のように舞台で漫才をしていたそうです。コンビを組んだ相手は小学校時代の同級生だった村上龍也で、「セイキ」、「タツヤ」として様々な漫才賞を受賞しています。

順調に活動していたコンビでしたが、1990年に相方の村上龍也が、ファンの未成年の女の子に売春をさせていたことが発覚します。この不祥事が理由でコンビを解散し、村上龍也は芸能界を引退したのです。セイキも芸名を「長原成樹」に改名して、ソロのお笑いタレントとして活動することになりました。

長原成樹は2008年に自伝小説「犬の首輪とコロッケと-セキとズイホウの30年」を出版しています。2012念に監督を自ら務めて映画化も行いました。不良少年時代や親子の絆、恋愛などをテーマにした作品です。当初は父親役として出演する予定でしたが、監督に徹しています。

「探偵ナイトスクープ」は1988年から、朝日放送テレビで制作されているバラエティ番組です。視聴者から寄せられた依頼を探偵たちが調査し解決する、というコンセプトになっています。長原成樹も1994年から2013年まで探偵を務めました。長原成樹と探偵ナイトスクープの関係について紹介します。

長原成樹は探偵ナイトスクープにおいて、「ガオーさん」という役を誕生させました。これは番組に届いた依頼の「夜に眠らない子供を懲らしめて欲しい」というものから誕生したそうです。メタルバンド「KISS」を日本風にアレンジしたようなメイクは、子供たちを号泣させて反省させています。

長原成樹が子供たちを反省させたところでVTRは終了していますが、取材宅のシャワーを借りてメイクを落としていたそうです。素顔になった状態で、ガオーさんは帰ったことなどを子供たちに伝えて、トラウマにならないようにフォローしていたというエピソードもあります。

こういったフォローの理由には、長原成樹が元々子供が好きということがあったそうです。仕事として番組をしっかり盛り上げたあとに、収録後は子供に優しく接していたのでしょう。長原成樹は仕事に対するこだわりが強く、命をかけて真剣に取り組むタイプという情報もありました。

探偵ナイトスクープの探偵は、それぞれ得意分野を任されており、長原成樹の場合は沖縄や南国を担当したことから「リゾート探偵」と呼ばれるようになったのです。派手な柄シャツを着る事が多く、陽気なキャラクターと南国が合っていたことが関係しているのでしょう。

他の探偵からも「旅行を楽しんでいる」という感じでイジられていたようですが、実際は大変なロケだったようです。他の仕事とスケジュールを調整しながら、地方までロケを行くのは重労働といえます。天候に左右されるロケも多く、そういったときに番組を成立させるために苦慮していたかもしれません。

人から借りたものを返さない人物を訪ねる「取り立て屋成樹」という依頼も生まれています。元ヤンキーという経歴もあり、相手に対して一歩も引かない交渉が探偵ナイトスクープで話題となりました。

長原成樹は1994年から2013年まで探偵を務めました。人気探偵であり、突然の降板に驚いたファンが多いでしょう。なぜ、人気探偵だった長原成樹が番組を降板することになったのでしょうか?

どうやら番組は5年ほど前から若返りを検討しており、長原成樹たちベテラン勢を世代交代させると決めていたようです。そのため、突然の降板というわけではなく、番組の25周年という節目に向けて交代を告げていたと考えられます。不祥事などで降板したのではなく、番組をリフレッシュさせることが理由だったようです。

探偵ナイトスクープを降板する際、最後に受けた依頼は「取り立て屋成樹」です。この回では長原成樹が久しぶりに復活したことが話題になっていました。長原成樹の経歴の中でも重要な番組だっただけに、降板するときも温かくにぎやかな雰囲気だったようです。

探偵ナイトスクープの中で、元ヤンキーという経歴を活かした活躍があった長原成樹ですが、若い頃はどういった人物だったのでしょうか?長原成樹の若い頃のエピソードを紹介します。

現在は落ち着いた雰囲気がありますが、若い頃の長原成樹は、かなりのワルだったようです。当時は暴走行為を繰り返していたようで、地元でも知られたワルだったのでしょう。また、長原成樹は暴走族の一員として、夜な夜なトラブルを起こしていたという噂もあります。

長原成樹は暴走族の生野連合という組織に所属していました。暴走族も大きな組織になると数百名が参加するような場合もあるそうです。現代では暴走族は減少していますが、長原成樹の時代では暴走行為を行う若者は多かったといえます。彼の若い頃はこれだけでも、若い頃のやんちゃぶりが想像できるでしょう。

長原成樹の経歴の中で、在日コリアンということが人生に大きな影響を与えています。幼い頃は、自身の生まれをコンプレックスに感じることは無かったそうです。しかし、就職試験に落とされたことで在日コリアンだから差別された、と感じたそうです。

そういった出来事が関係したのか不明ですが、強盗事件で逮捕されるというトラブルを起こしていました。自分の生まれで差別されたという思いが、どうなってもいいという暴走行為に繋がったのかもしれません。

強盗事件が原因で長原成樹は少年院に入所させられています。暴走行為はもちろんですが、強盗事件となると許してもらえるものではありません。長原成樹が少年院にどれぐらいの期間入っていたかは不明ですが、この他にもいろいろとトラブルを起こしていたのでしょう。

長原成樹は芸人になってからも尖っていたようで、千原兄弟の千原せいじとトラブルを起こしています。千原せいじは、長原成樹に顔面を殴られたというエピソードがあるそうです。

千原せいじが殴られた理由は、大阪のアメリカ村で長原成樹を見かけて声をかけたというものでした。当時、千原せいじは中学生で長原成樹は約5歳年上でした。声をかけた理由は不明ですが、不良だった長原成樹の癇に障ったという理由だったのでしょう。

やんちゃな時代があった長原成樹ですが、現在は結婚して家庭を持っています。長原成樹の嫁や子供の噂について調査しました。長原成樹は結婚相手だけでなく、ペットもいるという噂について紹介しましょう。

長原成樹が結婚したのは、2010年10月10日のことです。結婚するまでの間、ミス札幌の女性と2年間ほど交際していました。しかし、その方とは結婚に至らず、別の女性と結婚しています。

嫁が一般女性ということもあり、プロフィールなどは一切公開していないそうです。長原成樹のお笑いの考えとして、嫁などの身内ネタは使わないというのがモットーという噂がありました。

これは昔付き合っていた女性が、自分もテレビ番組に出たいと頼んだことが原因だったようです。自分がお笑いタレントとして必死に戦っている中で、軽い気持ちで番組に出たいという考えに怒ったのでしょう。嫁と結婚してからも身内は絶対に出さないのは、芸人としてのプライドと身内を巻き込みたくないという考えのようです。

結婚してしばらく経っている二人ですが、子供は誕生したという情報はありませんでした。やや晩婚だったということもあって、嫁と子供を作らないという判断をしたのかもしれません。近年は子供を作らない家庭も増えているため、そういった選択をしたことが考えられます。

嫁との間に子供がいない長原成樹ですが、愛犬が2匹いるそうです。年齢的に子供を作るよりも、ペットとの生活を選んだかもしれません。ペットを子供のように可愛がるという家庭もあるだけに、長原成樹の場合も同様なのでしょう。

長原成樹が可愛がっている愛犬は、「文江ちゃん」と「絹江ちゃん」という古風な名前です。犬種はチワワで、長原成樹のInstagramに写真を投稿することがあります。子供を溺愛するように、愛犬を可愛がっているのでしょう。

愛犬を可愛がっている長原成樹ですが、まったく懐いていないという情報もあります。嫁が1日家を空けて帰ってきたら大騒ぎする愛犬ですが、長原成樹が帰ってきても平然としているのだとか。1週間近く仕事で家に帰っていなくても、出迎えてくれないということに嘆いているそうです。

嫁と結婚し、愛犬と暮らすという落ち着いた家庭が想像できるでしょう。昔の経歴は尖っていたも、ガオーさんのエピソードや結婚した嫁との話から、優しい性格と想像できます。

長原成樹の経歴において、探偵ナイトスクープは代表作といえる出演番組です。しかし、番組を卒業後の経歴を知らない人も多いでしょう。長原成樹が探偵ナイトスクープを卒業してからの経歴について紹介します。

現在までの経歴の中で、長原成樹が脳出血で入院をしていたという噂があります。入院を経験したのは2005年9月のことでした。時期的には、探偵ナイトスクープ出演していたころであり、一時的に番組を休業していたのでしょう。降板の理由に健康面も関係していたかもしれません。

冒頭で紹介した自伝小説は、入院していた時期に執筆したそうです。病気で入院したのは初めてではなく、2005年より13年前に脳出血を経験していました。このときの入院は13年前の病気が再発したといえそうです。1年間の入院生活を経て、現在は病気を克服したそうです。

探偵ナイトスクープを降板した長原成樹ですが、現在は関西ローカルの番組に出演しています。バラエティ番組だけでなく、俳優として「土曜ワイド劇場」にも出演したことがあるのです。映画にも脇役で出演することがあり、以前とは違った活動を楽しむことができるでしょう。

お笑い芸人として充実した経歴の持ち主ですが、長原成樹は飲食店経営に挑戦していました。その一つが抹茶スイーツプロデュースです。長原成樹は甘いものが大好きですが、抹茶のスイーツだけは苦手でした。そのことから、抹茶が苦手な人でも食べられるスイーツを開発したのです。

長原成樹は知り合いの人気菓子店「ル・フルティエ」とタッグを組んで、新しい抹茶スイーツを販売しました。完成された抹茶スイーツを、なんば花月で試食するというイベントも行われています。

甘いお菓子だけでなく、居酒屋経営にもチャレンジしていました。お店は日本橋にある「ごちそうや 日本橋 長原」です。お鍋などの料理が人気だったようで、長原成樹が店員をすることもあったのだとか。

残念ながらお店は2012年に閉店しています。飲食店を経営するのは簡単ではなく、タレントが経営して潰れることがよくあります。今後もお店の経営に携わることはありそうですが、借金を抱えない程度に慎重に行っていくのでしょう。

長原成樹の経歴について紹介しました。元不良という経歴の持ち主ですが、現在は落ち着いてお笑いタレントとして活躍しています。嫁と結婚し、愛犬と幸せな生活を送っているそうです。吉本の舞台やドラマに出演することが増えており、関西ローカルがメインとなっているのでしょう。