クエンティン・タランティーノ監督まとめ!おすすめ映画などの評判は?好き嫌いが分かれる理由も!

映画「キル・ビル」で有名なクエンティン・タランティーノ監督ですが、他にも様々な作品を手掛けています。そこで今回は、クエンティン・タランティーノ監督についておすすめ映画や評判、好みが別れるというその理由を含めて紹介していきましょう。

クエンティン・タランティーノ監督まとめ!おすすめ映画などの評判は?好き嫌いが分かれる理由も!のイメージ

目次

  1. 1クエンティン・タランティーノ監督のプロフィール
  2. 2クエンティン・タランティーノおすすめ映画の評判【監督や脚本】
  3. 3クエンティン・タランティーノ作品は好き嫌いが分かれる理由とは
  4. 4クエンティン・タランティーノの新作映画
  5. 5クエンティン・タランティーノの身長も調査
  6. 6クエンティン・タランティーノ監督おすすめ映画はマニアにはたまらない作品が多い

クエンティン・タランティーノ監督のプロフィール

愛称:タラ、タラちゃん
本名:クエンティン・ジェローム・タランティーノ
生年月日:1963年3月27日
年齢:56歳(2019年10月現在)
出身地:アメリカ合衆国テネシー州ノックスビル
血液型:不明
身長:後述
体重:不明
活動内容:映画監督、脚本家、俳優
所属グループ:なし
事務所:なし
家族構成:妻(ダニエラ・ピック)

クエンティン・タランティーノの経歴

大の映画好きだった母の元で育ったクエンティン・タランティーノは幼少期から映画を観て育ち、次第に映画製作に興味を持つようになりました。14歳の時に初めて脚本を書き、16歳で中退をします。そして劇団に入所し、そこで演劇について勉強を始めました。

22歳の時にビデオショップで働き、そこで出会った映画監督のロジャー・エイヴァリーと映画談議に花を咲かせます。
 

クエンティン・タランティーノは、ロジャー・エイヴァリーと知り合ったことでハリウッドのパーティに出席し、そこでローレンス・ベンダーに脚本を書くことを勧められました。

勧められて共同で脚本を書き、監督を務めた作品が、映画「My Best Friend's Birthday」です。この作品がきっかけで後に制作した「レザボア・ドッグス」がクエンティン・タランティーノの脚本家、監督デビュー作となります。

既にデビュー作から周囲の高い評価を得ていたクエンティン・タランティーノの作品は、2作品目の発表で大ヒットを遂げます。そしてクエンティン・タランティーノが手掛けた作品は、米アカデミー賞脚本賞、カンヌ国際映画祭など様々な映画賞を受賞しました。

クエンティン・タランティーノは映画監督だけではなく、俳優としても活躍しています。俳優デビューは舞台「暗くなるまで待って」で、以降自身が手掛けた映画作品に出演するようになりました。

クエンティン・タランティーノおすすめ映画の評判【監督や脚本】

クエンティン・タランティーノは現在までに様々な作品を制作し、数多くのファンがいます。ここからは映画作品でオススメの作品を紹介していきたいと思います。

おすすめ監督映画①「キル・ビルVol.1」

クエンティン・タランティーノの作品の中でもっとも有名な映画と言えば、「キル・ビルVol.1」です。映画を観たことがない人でも、タイトルは聞いたことはある人が多いはず。暗殺集団に復讐する主人公のお話です。

映画「キル・ビルVol.1」の評判

日本で上映する際に、残虐なシーンが多いということからR15指定となりました。ただしアニメが入っていることなどから、それまでのクエンティン・タランティーノ作品らしさがない作品とも言われています。

おすすめ監督映画②「キル・ビルVol.2」

2003年に「キル・ビルVol.1」が上映されてから、翌年に発表されたのが「キル・ビルVol.2」です。前作で話の主軸だった復讐の結末が描かれています。

映画「キル・ビルVol.2」の評判

「キル・ビルVol.1」が残虐なシーンが多い反面、「キル・ビルVol.2」はラブストーリーに主軸をおいた作品でした。そのためなのか、映画はあまりヒットすることはありませんでした。

おすすめ監督映画③「デスプルーフinグラインドハウス」

「デスプルーフinグラインドハウス」は、2007年公開でカーアクションシーンとスリラー的要素が満載の映画です。

この映画はクエンティン・タランティーノの5作品目で、元々映画2編として上映されていた「グラインドハウス」のうち、1編の「デス・プルーフ」を未公開シーンを加えて上映されました。

映画「デスプルーフinグラインドハウス」の評判

カーアクションシーンが必見のこの映画は、とても面白いと評判が高いです。ただ中だるみしてしまうシーンもあり、評価は別れてしまいます。

おすすめ監督映画④「ジャンゴ繋がれざる者」

2012年公開の西部劇が舞台の映画で、レオナルドディカプリオが初の悪役を演じた作品としても有名です。黒人奴隷が賞金稼ぎの男に出会ったことによって、生き別れとなった妻を救出するという復讐劇であり、友情劇でもあります。

映画「ジャンゴ繋がれざる者」の評判

この映画は公開と同時に評判となり、アカデミー賞やゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞といった名立たる映画賞の脚本賞を受賞しました。クエンティン・タランティーノの作品の中で1番大ヒットした作品と言えます。

おすすめ監督映画⑤「ヘイトフル・エイト」

2015年公開のクエンティン・タランティーノ作品です。。南北戦争後のアメリカを舞台にした映画で、偶然にも遭難してしまった8人の男女がロッジに集まり、そこで殺人事件が起こるミステリー作品となります。

映画「ヘイトフル・エイト」の評判

クエンティン・タランティーノらしさが溢れる作品ということもあり、ファンからは熱烈な支持を得ています。またクエンティン・タランティーノならではの脚本で、一味違ったミステリーが味わえるとあり評価が高いです。

おすすめ監督映画⑥「グラインドハウス」

先ほど紹介した「デスプルーフinグラインドハウス」の元になった映画です。2007年に公開され、「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」の2本からなるアンソロジー映画です。

「プラネット・テラー」をロバート・ロドリゲスが監督し、「デス・プルーフ」をクエンティン・タランティーノが監督しました。

映画「グラインドハウス」の評判

「グラインドハウス」は全てCGを使っていないにもかかわらず、迫力満点のカーアクションシーンがあるということもあり評価が高いです。さらに良い意味でのB級映画らしさがあり、まさにクエンティン・タランティーノ作品と言えるでしょう。

おすすめ監督映画⑦「レザボア・ドッグス」

クエンティン・タランティーノのデビュー作で、1992年に劇場公開されました。色をコードネームとしている6人の強盗達が集まり、宝石強盗を企てるもののなぜか警察の知るところとなります。6人の強盗の中にいる裏切者は誰かについて、緊迫した状態の中見つけていくというクライムムービーです。

映画「レザボア・ドッグス」の評判

1人1人の強盗達の心理描写が巧みに描かれている作品です。デビュー作ながらも既に完成されている作品ということもあり、熱狂的なファンが生まれました。

すすめ監督映画⑧「イングロリアス・バスターズ」

「イングロリアス・バスターズ」はクエンティン・タランティーノの6作品目の映画です。世界各国から集められているということもあり、作中では多言語で会話が繰り広げられています。舞台は第二次世界大戦中のフランスで、様々な人物たちの群像劇です。

映画「イングロリアス・バスターズ」の評判

実際に会ったノンフィクションとフィクションを見事に織り交ぜた作品で、全く異なる人たちがラストでは見事に繋がっていく様が見事だと評価が高いです。今までのクエンティン・タランティーノとは違い、さらに魅力的に仕上がっていると言われ、一皮むけた作品とも言われています。

おすすめ監督映画⑨「シン・シティ」

2005年公開の「シン・シティ」は、人気コミックを映画化した作品です。ロバート・ロドリゲスとフランク・ミラーが共同で映画監督し、クエンティン・タランティーノはゲスト監督として参加しました。

クエンティン・タランティーノが手掛けたのは作品の一部のシーンで、演じている俳優以外全てがCGになっています。

映画「シン・シティ」の評判

クエンティン・タランティーノが監督しているのは作中のごく一部ですが、「キル・ビル」のようなアクションシーンを見ることが出来ます。そのため、アクションシーンが良かったという声が上がりました。

おすすめ監督映画⑩「マイ・ベスト・フレンズ・バースデー」

クエンティン・タランティーノがまだ監督としてデビューする前に、作成された自主映画作品です。クレイグ・ハマンと共同で脚本を書き、4年がかりで映画を作成させました。

映画「マイ・ベスト・フレンズ・バースデー」の評判

制作後に火災が発生してしまったため、本来は90分作品ですが36分のフィルムしか残っていません。そのため誰も最後まで見たことのない、途中で終わってしまう作品です。クエンティン・タランティーノのデビュー作前ということもあり、クエンティン・タランティーノ好きの人は見た方がいい作品でしょう。

おすすめ監督映画⑪「フロム・ダスク・ティル・ドーン」

「フロム・ダスク・ティル・ドーン」は1996年公開の映画です。様々な場所で強盗殺人をしている牧師兄弟の逃亡劇かつヴァンパイアがテーマの作品です。特殊メイク技術のプロとして活躍しているロバート・カーツマンがプロットを担当し、それを元にクエンティン・タランティーノが脚本・監督しました。

映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の評判

殺人犯の逃亡劇からヴァンパイア作品となる意外性がウケ、高評価作品のひとつです。クエンティン・タランティーノらしいアクションシーンや、監督自身が俳優として出演していて演技力があるというのも好評かと言われる理由のひとつでしょう。

おすすめ監督映画⑫「ジャッキー・ブラウン」

1997年公開で、クエンティン・タランティーノ監督3本目の作品です。心理戦を巧みに描いた犯罪サスペンス映画で、監督自身が大ファンである小説家・エルモア・レナードの「ラム・パンチ」をベースに作成されました。

映画「ジャッキー・ブラウン」の評判

クエンティン・タランティーノらしい会話が主体の映画です。派手なシーンはあまりないですが、監督らしさがあるということもあり、クエンティン・タランティーノのファンからの評価は高いです。またしっかりと演出を手掛けていることから、海外での映画評論家からも高評価を得ました。

おすすめ監督映画⑬「フォー・ルームス」

1995年公開の映画である「フォー・ルームス」は、4人の監督がメガホンを取り、大みそかのとあるホテルを舞台にした4つのストーリーから成るオムニバスムービーです。クエンティン・タランティーノは最後の4作品目を手掛けました。

映画「フォー・ルームス」の評判

クエンティン・タランティーノが担当した4話目は、結末がきっちり描かれているということもあり、爽快感が最高だと良い評価を得ています。ただ一方で、「全てクエンティン・タランティーノが手掛けた方が良かった」という声もあります。

おすすめ監督映画⑭「パルプ・フィクション」

「パルプ・フィクション」は、クエンティン・タランティーノ2作品目として1994年に発表されました。ギャングを舞台に5つのストーリーから成るオムニバス映画です。

映画「パルプ・フィクション」の評判

クエンティン・タランティーノ作品の中で、最も評価が高い作品です。監督が好きなファンの誰もが絶賛し、アカデミー賞では7部門にノミネートされました。カンヌ国際映画祭でもパルム・ドールを受賞、クエンティン・タランティーノが天才として世に知らしめた作品です。

クエンティン・タランティーノ作品は好き嫌いが分かれる理由とは

ヒット作や名作を世に生み出しているクエンティン・タランティーノですが、人によっては評価が分かれるのが特徴です。なぜ評価が分かれるのか、その理由について迫っていきましょう。

クエンティン・タランティーノ作品は好き嫌いが分かれる?

クエンティン・タランティーノが手掛けた作品はヒット作が出る一方で、人によっては好き嫌いが真っ二つに別れるのが特徴です。

好き嫌いが分かれる理由とは

では、なぜこんなにもハッキリと好き嫌いが別れてしまうのでしょうか?その理由は様々ですが、2つに絞って紹介します。

理由①バイオレンスシーンが多い監督作品

監督作品の特徴として暴力シーンがある作品が多いことです。派手な印象を受ける一方で、暴力が苦手な人から敬遠されてしまうのが嫌いと言われる理由のひとつでしょう。

理由②マニアックな内容の監督作品

監督自身が映画マニアということもあり、作品はマニアックな内容が多いのがもうひとつの理由です。映画好きには受ける一方で、ライトな層にはあまり伝わりにくいのが嫌いと言われる所以でしょう。

クエンティン・タランティーノ作品が好き派の声

クエンティン・タランティーノ監督のファンは、どのような部分が好きなのでしょうか?監督の魅力についてご紹介しましょう。

映画サントラのセンスの良さ

まずは、映画で使用される楽曲センスが抜群に良いことです。例えば「ジャンゴ 繋がれざる者」では、1966年の映画「続・荒野の用心棒」で主題歌を使用しています。自身が敬愛する曲は積極的に起用するという強い意志も感じられます。

監督作品のキャスティングや自身も出演

音楽に限らずキャスティングも、自身がずっと好きだった俳優を積極的採用しています。そして「パルプ・フィクション」など自ら映画に出演している点も魅力のひとつです。

詩的正義(ポエティック・ジャスティス)

クエンティン・タランティーノは、自身の考えを映画に表しています。「イングロリアス・バスターズ」など迫害されている人をテーマとし、映画内において迫害するひとたちへ報復を遂げているのが特徴です。

映画ファンとしての視野で監督

自他ともに認めるほどの映画好きであるクエンティン・タランティーノは、アメリカ映画をランキング形式で発表していました。アニメ映画からコメディ映画まで様々な作品がランキングに入っているということから、クエンティン・タランティーノは幅広い視野で映画を観ていることが分かります。

監督自身が好きな映画などのオマージュ

そして映画ファンであるクエンティン・タランティーノは、B級からZ級まで様々な映画作品からオマージュをしているのも魅力と言えるでしょう。

クエンティン・タランティーノの新作映画

クエンティン・タランティーノは、2019年に最新作を発表します。ここからはクエンティン・タランティーノの新作映画に注目してご紹介していきましょう。

2019新作映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が話題に

2015年に公開した「ヘイトフル・エイト」から4年、2019年に最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が公開され、久々の作品ということもあり話題となりました。

ブラピとディカプリオのコンビで豪華キャスト

新作映画の魅力は何といっても、ブラットピットとレオナルドディカプリオをキャストとして起用したことです。そのため新作映画が公開する前から注目されてきました。

新作映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は監督・製作・脚本担当

新作映画でクエンティン・タランティーノは監督、制作、脚本の全てを担当しています。つまりクエンティン・タランティーノの魅力が全て詰まっている作品と言えるでしょう。

クエンティン・タランティーノは映画10本で監督引退?

さて、クエンティン・タランティーノは自身の監督映画作品を10本撮ったら引退すると公言しています。

2019年公開の新作映画は、通算9本目の監督作品です。つまり新作映画の次の作品で監督を引退ということになります。果たして本当に引退してしまうのか、それともこれからも魅力的な新作を発表し続けるのか、監督の動向が注目されています。

クエンティン・タランティーノの身長も調査

俳優としても出演しているクエンティン・タランティーノですが、身長がとても高いと言われています。そこでクエンティン・タランティーノの身長について調査していきたいと思います。

クエンティン・タランティーノの公表身長は185㎝

気になるクエンティン・タランティーノの身長ですが、公式発表ですと身長185cmです。日本人平均身長が170.7cmなのでクエンティン・タランティーノの身長は、日本人から見るとかなり高いことが分かります。

アメリカ人男性の平均身長と比較

では、アメリカ人男性の平均身長をみてみましょう。アメリカ人男性の平均身長は178.2cmです。つまりクエンティン・タランティーノは、アメリカ人男性の平均身長よりも高いということです。

同身長185㎝のハリウッド俳優も調査

クエンティン・タランティーノはとても高身長ということが分かりましたが、同じ身長のハリウッド俳優は誰がいるのかを見てみましょう。

身長185㎝の俳優①ブラッドリー・クーパー

1人目は、映画「ハングオーバー」シリーズで人気を博したブラッドリー・クーパーです。現在44歳で、「アベンジャーズ」や「アメリカン・スナイパー」などにも出演しています。

身長185㎝の俳優②デンゼル・ワシントン

2人目は、2度のアカデミー賞受賞歴があるデンゼル・ワシントンです。現在64歳で、「アメリカン・ギャングスター」や「イコライザー」シリーズなどに出演しています。

身長185㎝の俳優③ケビン・コスナー

3人目は映画俳優や映画監督などを務めているケビン・コスナーです。現在64歳で、「アンタッチャブル」や「ウォーターワールド」などに出演しています。

クエンティン・タランティーノ監督おすすめ映画はマニアにはたまらない作品が多い

クエンティン・タランティーノについて紹介してきました。クエンティン・タランティーノ監督の映画作品はどれも魅力的で映画マニアにはたまらない作品ばかりなのが特徴です。

2019年公開の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は公開前から話題になっていた作品で、10作品目となる次回作についても既に注目されています。今後の活躍に益々目が離せません!

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この記事のライター
まなしま
旅行とかわいいもの、雑貨が大好きです。最近はサンリオ沼で、クロミ推し!

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