坂上忍の子役時代がすごい！出演ドラマや収入は？子役指導の評判も！

・愛称：不明
・本名：坂上忍
・生年月日：1967年6月1日
・年齢：55歳（2023年4月現在）
・出身地：東京都杉並区
・血液型：AB型
・身長：169cm
・体重：不明
・活動内容：俳優、司会者、マルチタレント、演出家、映画監督、コメンテーター、エッセイスト
・所属グループ：なし
・事務所：JK企画
・家族構成：母、兄（亡父は作家の坂上精一郎）

坂上忍さんは1967年6月1日東京都杉並区西荻窪で生まれました。幼い頃に芸能界デビューして以来可愛い天才子役と名を馳せましたが、私生活では苦労の連続でした。15歳あたりで芸能界を引退する予定でしたが、諸般の事情で叶わず、その後も俳優を続けています。

10代後半は可愛い子役のイメージからの脱却に苦しみました。1985年17歳の時には東映配給で公開された映画「魔の刻」で岩下志麻さんと禁断の関係に陥った母子役を演じ、話題になりました。

1984年に俳優を辞める口実を作ろうと音楽の道に足を踏み入れ、数年間ロック歌手として活動していましたが、取材の多さに苦痛を感じたそうです。そして1988年に出演した映画「クレージーボーイズ」でヤクザ役を演じた時に子役イメージの脱却に成功し、俳優として転機を迎えました。

その後は迷いも吹っ切れ、多くのドラマや映画そして舞台に出演して俳優として順調に実績を積み重ねていましたが、フジテレビ系列の昼帯バラエティ番組「笑っていいとも」に出演した時の「ブスは嫌い」などの毒舌トークが話題を呼びます。

それ以降バラエティ番組の出演が増加。マルチタレントとして再ブレイクし、現在はフジテレビ系列のトークバラエティ「バイキング」のMCを始め、10本近くのバラエティ番組のレギュラー枠を獲得しています。

坂上忍さんの現在の主な活動内容はマルチタレントですが、映画監督・演出家・エッセイストなどの顔も持っています。そして子役養成所「アヴァンセ」の総合プロデューサーとして未来の子役達を指導する立場になっています。

現在多くのバラエティ番組にレギュラーを持ち、メディアで顔を見ない日はないほど多忙な坂上忍さんですが、子供時代は子役としてスケジュールに追われる毎日を送っていました。そしてその子役時代に天才子役と謳われ、大人にも子供にも大人気の存在でした。

坂上忍さんが子役デビューをしたきっかけは、坂上忍さんが慕っていた祖母の死でした。おばあちゃん子だったためにショックがあまりにも大きく、引きこもってしまい、口も利かなくなってしまった坂上忍さん。

心配したお母さんが病院に連れて行くと、医師に「習い事でもさせて友達を作らせなさい」と言われ、家から歩いて5分にところにあった劇団若草に入団する事になりました。劇団では劣等生でしたがテレビのオーディションに受かり、芸能界デビューとなったのです。

坂上忍さんの子役時代の私生活は悲惨でした。お父さんがギャンブル好きの上に経営していた出版社を倒産させてしまい、多額の借金を抱える事に。小学校高学年から中学にかけては暴力団が自宅に押しかけてくるのが日常茶飯事だったとか。

俳優は中学を卒業する頃に辞めるつもりだったのですが、借金を返済するために続けざるを得ませんでした。有名人であるために学校ではいじめを受け、100回以上自殺を考えた事があるそうです。決して幸せな子役時代ではありませんでした。

私生活で苦労していたためか、子役としての坂上忍さんは素晴らしい演技力を発揮しました。笑う演技は苦手だったけれど泣く演技は簡単に出来たそうです。可愛い顔でポロポロと涙を流す姿。

そんな坂上忍さんに多くの視聴者が魅了されそして泣かされて大人気を博し、坂上忍さんはデビューして間もなく天才子役と呼ばれるようになっていきました。

こちらが11歳の子役時代の坂上忍さんの画像です。可愛いけれど憂いのある美少年で、現在とは全く雰囲気が違います。現在の坂上忍さんもイケメンではあるのですが、子役時代のはかなげな様子は全く残っていませんよね。

現在も演技力が高く可愛い子役は大勢いるのですが、子役時代の坂上忍さん独特の薄幸の美少年の雰囲気を持った子役は、現在のメディアには見当たりません。

この章では天才子役として大人気だった頃の坂上忍さんの出演ドラマをご紹介します。古い作品ばかりなので現在は画像しか残っていない作品が多いのですが、DVDが発売されている作品もあり、DVDは出ていないけれど動画サイトなどで視聴可能な作品もあります。

坂上忍さんの子役時代の出演ドラマの1作目は、1972年にフジテレビ系列で放映開始したドラマ「下町かあさん」です。坂上忍さんはこのドラマでメディアデビューしました。主演は京塚昌子さんで、夫に先立たれて4人の子供を必死に育てる下町の肝っ玉母さんの物語です。
 

坂上忍さんの子役時代の出演ドラマの2作目は、1970年にTBS系列で放映開始したドラマ「ありがとう」です。このドラマは3シリーズ製作され、坂上忍さんは1973年から放映された第3シリーズの魚屋編に出演しています。
 

坂上忍さんの子役時代の出演ドラマの3作目は、1975年にTBS系列で放映開始したドラマ「赤い疑惑」です。山口百恵さんが白血病に冒されたヒロインを演じました。坂上忍さんは15話に登場する白血病の少年役を演じています。

坂上忍さんの子役時代の出演ドラマの4作目は、1976年にNHK系列で放映開始したドラマ「となりの芝生」です。銀河テレビ小説枠で放映されました。嫁姑問題に揺れる家庭が舞台です。坂上忍さんは山本陽子さんと前田吟さんが演じる主役夫婦の長男を演じています。
 

坂上忍さんの子役時代の出演ドラマの5作目は、1973年に日本テレビ系列で放映開始したドラマ「たんぽぽ」です。1978年までに5シリーズが製作されました。坂上忍さんは1975年から放映された第2シリーズから第5シリーズまで出演しています。

坂上忍さんと同い年で同じ頃に天才子役と言われていた斎藤こず恵さんも第2シリーズで共演していて、2人の天才子役の名演技が当時お茶の間の話題になっていました。

坂上忍さんの子役時代の出演ドラマの6作目は、1978年にフジテレビ系列で放映開始したドラマ「ふしぎ犬トントン」です。このドラマで坂上忍さんはドラマ初主演を果たしました。犬好きで有名な坂上忍さんですが、きっかけはこのドラマなのだそうです。

2014年9月にTCエンタテインメントからDVD-BOXが発売されているので、動画サイト以外でもこのドラマを視聴する事が可能です。坂上忍さんの子役時代のドラマはDVD化されていない作品がほとんどですので、この作品のDVDはとても貴重です。

坂上忍さんの子役時代の出演ドラマの7作目は、1979年に日本テレビ系列で放映開始したドラマ「かたぐるま」です。1982年まで3シリーズが製作され、坂上忍さんは全シリーズに主演の加山雄三さんの息子役として出演しています。
 

坂上忍さんの子役時代の出演ドラマの8作目は、1981年に放映開始したNHK大河ドラマ「おんな太閤記」です。多くの大河ドラマの中でも特に名作と言われているこの作品は、殺伐とした戦国時代末期の様子を秀吉の妻ねねの視点で描いた事で大好評を博しました。

坂上忍さんは秀吉に忠実に使える家臣石田三成の少年期を演じています。真面目で賢い少年期の石田三成こと佐吉の姿は、多くの視聴者に高評価を受けました。DVDも発売されているので、この機会に子役時代の坂上忍さんをご覧になってみてはいかがでしょうか。
 

天才子役として多くのドラマに出演した坂上忍さん。当時坂上忍さんが稼いでいた収入がいくらに上ったのかが気になります。人気絶頂の可愛い子役時代の坂上忍さんは、一体いくら位収入があったのでしょうか？

坂上忍さんの可愛い子役時代の収入について調べましたが、具体的な数字はありませんでした。坂上忍さんが「相当稼いだ」と発言している程度です。坂上忍さんのお父さんが作った1億円以上の借金を25歳に完済できたのですから、莫大な金額であるのに間違いありません。

坂上忍さんの収入をお父さんが競艇代につぎ込んでいたと、2017年8月28日に放映されたTBS系列のディベートバラエティ番組「好きか嫌いか言う時間」で語っています。それがなければ借金返済は25歳までかからず、子役時代に完済する事が可能だったかも知れません。

そして同番組で坂上忍さんは、子役時代の収入はお父さんの競艇代のほか、お母さんのヴィトン（高級ブランド）代に使われたとも語っています。15歳の時に坂上忍さんの両親は離婚し、坂上忍さんはお母さんに引き取られています。

お母さんがお父さんの借金の連帯保証人だったために借金返済生活は続き、お母さんも3つの仕事を掛け持ちして頑張っていたそうなのですが、一時は借金を増やしてしまうような行為もしていたという事なのですね。

そして現在の坂上忍さんの収入ですが、坂上忍さんの収入は1年で4億を超えていると噂されています。バイキングのギャラだけでも1本150万円ほどなので、それだけでも年間3億を超えているため、収入は4億円どころか5億に届いているのではないかとも言われています。

かつて可愛い天才子役として大人気を博していた坂上忍さんは、現在可愛い天才子役を指導する側の人間になっています。2009年に子役養成所を開校したのです。元天才子役はどのような指導者となって子供達を指導しているのでしょうか？

坂上忍さんが2009年に立ち上げた子役養成所はアヴァンセという名前です。子役養成所アヴァンセは、可愛い子供を芸能界デビューさせたい親達の間でかなりの人気を誇っています。

アヴァンセの入会金とレッスン料が他の子役養成所の相場より安価である事と、生徒が子役としてデビューする確率が高いというのがその理由です。

子役養成所アヴァンセの入学金は15万円で、レッスン料の月額は3万円です。年間一括前納すると1年で30万円という額に割引されます。地方在住者優遇制度もあり、地方在住者は月額2万5千円で年間一括前納額は25万円になります。

子役養成所アヴァンセは、少人数制ながら坂上忍さんを始めとする講師陣の確かな指導で、これまでに150人の子供達の中から70人の子役を輩出しています。生徒の2人に1人の確率です。

これは他の子役養成所と較べてもかなり高い数値です。講師陣の指導力が水準よりも高度なのではないかと話題になっています。

坂上忍さんがアヴァンセで子供達を指導する姿は、2012年6月に日本テレビ系列の法律番組「行列のできる法律相談所」と、2012年11月に日本テレビ系列のバラエティ番組「スター☆ドラフト会議」、そして2013年5月にTBS系列の教養バラエティ番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」で紹介されました。

とても厳しく指導する姿に驚く視聴者も多かったのですが、厳しく指導する一方で愛情を注ぐ事も忘れず、優しく抱きしめたりしている事も明かされ、アヴァンセと坂上忍さんの指導の人気が高まりました。

アヴァンセは実際にアヴァンセに子供を預けている親達からの人気がとても高いようです。天才子役として人気を馳せた実績を持っている坂上忍さんの指導だからこそ、信頼度も高いのでしょう。そして実際に多くの生徒が子役としてデビューしている事で、親達の評価は更に上がっています。

現在の毒舌家である坂上忍さんしか見た事のない方は、坂上忍さんがかつて可愛い子役として人気があった事に驚かれたのではないでしょうか？子役時代の坂上忍さんは健気な美少年として人気があり、現在の坂上忍さんは辛口トークで人気があります。

どちらの坂上忍さんも真実の坂上忍さんで、どちらもとても魅力的です。これからの坂上忍さんもまた新たな一面を見せて、視聴者を楽しませてくれる事でしょう。今後の坂上忍さんの活躍に注目です。