勅使河原弘晶の生い立ちが壮絶!母が原因で少年院?不良からのチャンピオンロード

ボクシング東洋太平洋チャンピオンの勅使河原弘晶は壮絶な生い立ちの人物で、母親からの虐待を発端に不良化し、少年院に入ることになったと言われています。勅使河原弘晶の幼少期から不良時代、そしてボクシングチャンピオンに至るまでの道のりを追っていきます。

勅使河原弘晶の生い立ちが壮絶!母が原因で少年院?不良からのチャンピオンロードのイメージ

目次

  1. 1勅使河原弘晶のプロフィール
  2. 2勅使河原弘晶の生い立ちが壮絶
  3. 3勅使河原弘晶の継母が原因で少年院?
  4. 4勅使河原弘晶の不良からのチャンピオンロード
  5. 5勅使河原弘晶のボクシングの戦績や持ち味
  6. 6勅使河原弘晶は壮絶な生い立ちを乗り越えボクシング王者へ

勅使河原弘晶のプロフィール

・愛称:金色夜叉
・本名:勅使河原弘晶
・生年月日:1990年6月3日
・現在年齢:29歳(2019年6月現在)
・出身地:群馬県佐波郡玉村町
・血液型:不明
・身長:168㎝
・体重:53~55kg
・活動内容:プロボクサー
・所属グループ:なし
・事務所:輪島功一スポーツジム
・家族構成:父、姉

勅使河原弘晶の経歴

勅使河原弘晶は群馬県の佐波郡玉村町の出身だそうです。勅使河原弘晶の両親は幼いころに離婚してしまい、その後は父親と姉と三人で一緒に新潟へ引っ越し、そこで暮らすようになりました。

その後、勅使河原弘晶の父親は再婚しますが、新しく母となった女性からひどい虐待を受けるようになります。あまりのひどい虐待に、姉は元の母親の家へ逃げ込んだといいます。しかし、勅使河原弘晶だけは継母と父親の元に残りました。

幼少期の虐待の影響からか、勅使河原弘晶は中学生になる頃には不良になり、50人以上もの人数からなる暴走族のリーダーになっています。不良時代には暴行傷害や道交法違反などを繰り返し、ついには少年院に収監されてしまいました。

勅使河原弘晶は少年院から出所後、ボクシングを始め、現在ではタイトルを獲得するほどのプロボクサーとなっています。

勅使河原弘晶と坂本博之の関係

勅使河原弘晶は現在プロボクサーとして活躍していますが、デビューしてまもない新人王トーナメントで、元OPBF東洋太平洋ライト級王者・坂本博之が設立したボクシングジムの第一号ボクサーである錨吉人選手と対戦しています。

新人王候補と呼ばれていた錨選手に対し、まったく無名のボクサーだった勅使河原弘晶ですが、なんと試合は判定の末、勅使河原弘晶が勝ちを収め、その後新人王戦の決勝戦まで上り詰めました。(結果は準優勝)

坂本博之とは

坂本博之は元OPBF東洋太平洋ライト級王者で、「平成のKOキング」とまで呼ばれていたハードパンチャーです。幼少期には勅使河原弘晶と同じく親から虐待を受けており、児童養護施設に入っていたといわれています。

坂本博之と勅使河原弘晶は直接の関係はないものの、親から虐待を受けていたという共通項があります。虐待を受け少年院から這い上がってきたボクサーが、虐待を受け児童養護施設で育ったチャンピオンの教え子と対戦するというのはただならぬ因縁を感じます。

勅使河原弘晶の彼女は?

勅使河原弘晶には彼女がいると噂されています。勅使河原弘晶は自身でブログを立ち上げており、2014年には「りさたん」と呼ばれる女性とドライブデートをしている写真がアップされていました。(現在閲覧不可)

しかしその後、勅使河原弘晶は姉の昔の写真などをブログにアップしており、その顔をよく見ると「りさたん」にそっくりでした。どうやら「りさたん」は勅使河原弘晶の彼女ではなく、お姉さんだったようです。

勅使河原弘晶の生い立ちが壮絶

勅使河原弘晶はとあるテレビ番組に出演した際、自身の生い立ちについて話し、少年時代に虐待を受けていたことを明かしています。勅使河原弘晶の壮絶な生い立ちについてまとめてみました。

小学生時代に継母から虐待の壮絶な生い立ち

勅使河原弘晶は以前、読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝!」というTV番組に出演した際、少年時代に継母から受けた虐待の数々を明かし、あまりの壮絶な虐待の内容にスタジオにいた人たちを驚かせました。

その番組の中で「ごはんを3日に1度くらいしか与えてくれない」「万引きを命令されていた」「トイレを使わせてもらえない」など驚くような悪質な虐待を受けていることが明らかになりました。
 

継母の虐待を父には言えず

しかし勅使河原弘晶は継母から虐待を受けていることを、仕事で忙しかった父には言うことができなかったようです。父親も継母の態度が自分の前と息子の前では変わることを知らず、息子が家出するまで虐待を受けていたことに気づかなかったようです。

現在は壮絶な生い立ちに感謝?

勅使河原弘晶は幼少期に壮絶な虐待を受けていたものの、現在は世界チャンピオンを目指すプロボクサーとして活躍しています。勅使河原弘晶は自身の生い立ちに関して、むしろ感謝している言っています。

自分に対して虐待を行なっていた継母に対しても感謝の言葉を述べ、むしろ虐待されたことで精神が強くなったとも語っており、現在の勅使河原弘晶の強さに結びついているのかもしれません。

壮絶な生い立ちに対するネットの反応

勅使河原弘晶がテレビ番組で明かした壮絶な生い立ちに対して、ネットでは「大人が小さい子供を虐待するなんて考えられない」「母親は死刑になればいいのに」と継母を非難する声が相次ぎました。

また勅使河原弘晶に対しては「虐待の内容が壮絶だったのでそこから立ち直ったというのに素直に感動した」「勇気を与える存在になって欲しい」と応援する声が挙がっています。

勅使河原弘晶の継母が原因で少年院?

勅使河原弘晶は継母から虐待にあっていたことがわかりました。しかしその後、勅使河原弘晶は不良になり少年院に入ったといわれています。勅使河原弘晶が少年院に入った原因は継母の影響があったのでしょうか?勅使河原弘晶の不良時代にスポットを当てていきます。

継母の虐待の後に暴走族になり少年院に服役

勅使河原弘晶は継母から虐待を受けていた過去があり、それが原因で両親は再び離婚することになりました。しかしその頃から、勅使河原弘晶は暴走族に入り不良となり、暴行傷害や暴走行為を繰り返し、ついには少年院に服役することとなりました。

少年院で継母に関する言葉をかけられ更生を決意

勅使河原弘晶は新潟の少年院に服役していますが、さらに転居先の神奈川でも問題行動を起こし、ふたたび小田原少年院に服役します。しかし、この小田原の少年院で決定的な転機を迎えます。

あるとき看守を務めていた人物から「お前が継母に虐待されて不良になったのなら、お前が嫌いな継母にお前の人生を決められたということだぞ?」と諭され、更生することを決意したと言われています。

少年院後は輪島功一スポーツジムへ

勅使河原弘晶は少年院を退院したのち、ボクシングの元世界チャンピオンである輪島功一の経営するボクシングジムの門を叩きます。当初は受け入れてもらえなかったようですが、めげずにトレーニングを続け、1年後にその努力を認められ入門することになります。

輪島功一とは

輪島功一は元プロボクサーでWBA、WBCのスーパーウェルター級世界チャンピオンになった人物です。引退後はボクシングジムや団子屋を経営しながらテレビタレントとしてバラエティ番組にも出演しています。

輪島功一は現役時代「炎の男」という異名を持ち、「カエル跳び」に代表される変則的なモーションと、そこから繰り出される左右の強烈なパンチ、というスタイルで大人気となったプロボクサーでした。

輪島功一著書「炎の世界チャンピオン」との出会い

勅使河原弘晶は少年院に服役中、読書の時間に輪島功一の書いた自著伝「炎の世界チャンピオン」を読み深く感動したといわれています。その後勅使河原弘晶は少年院を出所して、19歳のときに輪島ジムに入門しています。

勅使河原弘晶の不良からのチャンピオンロード

勅使河原弘晶は幼少の頃虐待を受け、その反動から不良の道に走ってしまいました。しかし、少年院を出所してからはボクシングにのめり込み、現在では世界チャンピオンを目指すまでになっています。勅使河原弘晶のボクシング界での道筋を追っていきます。

不良から更生しボクシングの世界へ

勅使河原弘晶は少年院でボクシングの元世界チャンピオン・輪島功一の本を読み、更生の道を進み始めます。少年院を出所後、ボクシングの世界へと足を踏み入れた勅使河原弘晶ですが、「輪島会長にチャンピオンベルトを捧げる」と誓いボクシングに打ち込んでいきます。

ボクシングでの獲得タイトルは?

勅使河原弘晶が獲得したボクシングのタイトルはWBOアジア太平洋バンタム級王座とOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座の2つになります。輪島ジムとしてはいずれもジム設立以来初のタイトルとなっています。

いずれも国内チャンピオンを飛び越えて、アジアレベルでのタイトルを獲得しており、世界ランクにも名を連ねています。今後は世界タイトルも視野に入れ、より強敵と対戦していくことになると思われます。

ボクシング階級はスーパーバンタム級

勅使河原弘晶の階級は現在スーパーバンタム級に属しております。WBOのスーパーバンタム級では現在28戦27勝(23KO)1敗と圧倒的なKO率を誇るエマヌエル・ナバレッテが世界チャンピオンとなっております。

また、WBCのスーパーバンタム級の暫定王者にはあの亀田三兄弟の三男・亀田和毅がいます。スーパーバンタム級はやや小柄で俊敏な日本人が有利な階級と言われていますので、今後勅使河原弘晶が世界チャンピオンになる可能性も十分あると思われます。

勅使河原弘晶のボクシングの戦績や持ち味

勅使河原弘晶は今では珍しいくらいのハングリーな境遇から出てきたボクサーのようですが、いったいどういうボクシングをするのでしょうか?ここでは勅使河原弘晶のボクシングの戦績や試合内容、勅使河原弘晶の持ち味などについてまとめてみます。

プロボクシングの戦績

勅使河原弘晶のプロボクシングでの通算成績は23戦19勝2敗2分12KOとなっています。負けや引き分けもあるものの、勝率の高いボクサーであることは間違いないようです。相手から距離を取って戦うボクサーとしてはKO数も多い方で、パンチ力も十分にあるようです。

プロボクシングのランキングは?

勅使河原弘晶の現在のランキングはIBF世界スーパーバンタム級で9位、WBO世界スーパーバンタム級で15位となっています。まだ世界王者に挑戦できる位置にはいませんが、今後ランキングが上がっていけば世界タイトル戦も視野に入れていくことになるでしょう。

プロボクシング選手としての持ち味

プロボクシング選手・勅使河原弘晶の特徴は、他のボクサーとは一味違う小刻みなステップワークと、両手のガードを下げたスタイルにあります。このスタイルで相手のパンチをかわし「打たれずに打つ」というのが勅使河原弘晶のボクシングの持ち味と言えるでしょう。

ディフェンス

勅使河原弘晶の特徴のひとつに、ディフェンスの良さが挙げられます。ボクシングの強さとしてはよくパンチの強さや強烈なラッシュなどが語られますが、チャンピオンになるためには何十戦と戦う中でダメージを食らわずに勝つことが大事とされます。

勅使河原弘晶は赤穂亮との対戦で負けを喫していますが、試合後のインタビューでは勝った赤穂亮の顔がやや腫れ上がっているのに対し、負けたはずの勅使河原弘晶はダメージを負った様子がなく、ディフェンス面での技術差があったことがわかります。

ジャブ

勅使河原弘晶のボクシングのもうひとつの特徴として、通常より低い位置から繰り出されるフリッカージャブが挙げられます。勅使河原弘晶は基本姿勢でのガード位置が低く、その位置から繰り出されるジャブはリストが利いた「しなるジャブ」となります。

このジャブで相手を牽制しながらも徐々に相手の体力を奪って自分のリズムに持っていき、スタミナが尽きてきたところにラッシュを仕掛ける、というのが勅使河原弘晶のボクシングの必勝パターンです。

金色夜叉の異名

勅使河原弘晶のボクシングはいわゆるアウトボクシングスタイルで、接近戦で派手な打ち合いをするタイプではありませんが、相手が弱ってきたのを確認すると一気に攻勢に出て、仕留めてしまう場面も多々見受けられます。

そうしたラッシュ時の鬼気迫る姿と金に染めた髪から、やがて勅使河原弘晶は「金色夜叉」という異名を取るようになりました。

ボクシング入場曲にも注目

勅使河原弘晶はサービス精神旺盛なプロボクサーであり、試合での入場曲やコスチュームにもこだわりを見せ、お金を払って見に来てくれるお客さんを楽しませようと、毎回凝った演出をしています。

美空ひばり「お祭りマンボ」

勅使河原弘晶は2018年2月の後楽園ホール、ダイヤモンドグローブ・セミファイナルでは法被姿にねじりハチマキというお祭りの格好で、美空ひばりの「お祭りマンボ」を入場曲に登場しました。

「桃太郎さん」


勅使河原弘晶は2016年10月の後楽園ホール、ダイナマイトパンチ102では猿と犬の着ぐるみを着た二人を従え、桃太郎のコスチュームで登場しました。入場曲はもちろん「桃太郎さん」です。

DJビアンコ作の入場曲

勅使河原弘晶は2017年4月の後楽園ホール、DANGAN179では仮面舞踏会をテーマにしたコスチュームと仮面をつけて登場しました。このときの入場曲は勅使河原弘晶がDJビアンコにリクエストして作ってもらった曲だそうです。

のちに勅使河原弘晶は「自分のリクエスト通りに作ってくれた」とDJビアンコに感謝の言葉を述べています。

ハロウィンの扮装入場も話題に

2017年10月に行われた試合ではハロウィンにちなんでゾンビやミイラ、死神などに扮し登場し話題になりました。今後も勅使河原弘晶選手の入場曲やコスチュームには注目が集まりそうです。

勅使河原弘晶は壮絶な生い立ちを乗り越えボクシング王者へ

勅使河原弘晶は母親から虐待を受け、その反動からいったんは不良の道へと転落してしまいましたが、ボクシングに出会ったことで現在は更生しており、ボクシング王者を目指し日々トレーニングに励んでいます。

勅使河原弘晶の試合用パンツにはボクシングを始めるきっかけとなった輪島功一の名前が刻まれており、やがては観客を沸かせ感動させた輪島功一のようなボクシング王者になることを目指しているようです。今後の勅使河原弘晶の活躍に注目です。

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この記事のライター
ゆすやん
漫画・アニメ・映画大好きの元CGクリエイター・デザイナーです。声優・アイドルなどサブカル全般詳しいです。

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