【東京喰種】金木研がムカデに覚醒した原因や理由は?能力や最後なども調査
漫画・東京喰種で金木研は能力を解放し「ムカデ」という強力な喰種へと変貌を遂げました。ムカデへと覚醒する原因となった耳への拷問、ムカデの形状になった理由などを見ていきます。またムカデの能力や金木研の種類、東京喰種:reでのムカデの最後なども調査していきます。

目次
【東京喰種】ムカデとは
漫画「東京喰種」に登場する「ムカデ」とは主人公・金木研が全身を喰種の触手・赫子で包んだ「半赫者」の状態になった際に、その尖った形をしたお面と通常時よりも長く伸びてトゲが出ているような赫子の様子から名付けられた名称です。
アニメや漫画で人気「東京喰種」の概要
漫画「東京喰種」は2011年より週刊ヤングジャンプで連載開始しました。2014年には早くも東京喰種はアニメ化されるなど高い人気を誇る作品です。現在でも東京喰種は漫画・アニメだけでなく実写映画化されるなど、より広くの層にファンが広がっています、
アニメ作品では「東京喰種トーキョーグール」第1期シリーズ、第2期「√A」、第3期「:re」と3期に渡ってテレビアニメとして放映され、テレビアニメ以外にもOVAアニメシリーズとして「JACK」「PINTO」など番外編アニメが制作されました。
「東京喰種」は「喰種(グール)」と呼ばれる「人間を捕食する」怪物人間達と喰種対策局 (CCG)との抗争を描いた作品です。主人公が人間と喰種の間で苦悩する姿はその後「東京喰種」の大切なテーマとつながっていきます。

東京喰種の金木研がムカデに覚醒した原因や理由は?
漫画・東京喰種の金木研は人間と「喰種」の中間の存在となっています。そしてあることが原因で喰種の捕食器官である赫子(かぐね)で全身を覆われる赫者(かくじゃ)として覚醒し、「ムカデ」と呼ばれるようになりました。
ここでは東京喰種の主人公・金木研が赫者「ムカデ」に覚醒した原因や、金木研の赫子がムカデの形状になった理由について詳しく調べていきます。
金木研は東京喰種の主人公
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漫画「東京喰種」の主人公は読書が趣味の大人しい大学一年生・金木研(かねき けん)です。金木研はひょんなことから出会った喰種「リゼ」に捕食されそうになり瀕死状態となりますが、事故で落下してきた鉄骨がリゼに当たり九死に一生を得ます。
しかしその後搬送された病院で金木研は命をつなぐためにリゼの臓器を移植。そして回復後、自身の中に喰種を宿す「半喰種」となってしまったことに気付きます。そこから金木研が人間としての心と「人食い」である喰種の本能との葛藤が始まりました。
金木研がムカデに覚醒した原因はヤモリが関係?
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東京喰種の主人公・金木研は喰種・リゼの赫包を移植したことが原因で半喰種化したものの、金木研は喰種の能力を使うことを意図的に抑えています。しかしその後金木研が喰種・ヤモリとの戦闘後に喰種の変態した姿・半赫者となり、ムカデとして覚醒しています。
金木研がムカデへと覚醒原因は、どうやら喰種集団・アオギリの樹に所属する「ヤモリ」との戦闘が関係しているようです。
ヤモリとは
漫画「東京喰種」に登場するヤモリとは東京を暗躍している喰種集団「アオギリの樹」の幹部で、本名を「大守 八雲」といいます。拷問を趣味とするサディスティックな性格で、他の喰種と違って「食べる」ことではなく「遊び」を目的として人を攻撃します。
ヤモリは喰種が喰種を食べる「共食い」を繰り返した結果「半赫者」として覚醒しており、赫子が巨大化しています。また、喰種対策局からはマスクの形状などから「ジェイソン」と名付けられており、非常に残虐な喰種としてマークされています。
半喰種状態の金木研のヤモリとの戦闘が覚醒の原因
東京喰種の主人公・金木研はリゼの赫包を移植されたのが原因で半喰種状態となっていましたが、しばらくは喰種としての本能を抑え、戦闘には消極的な姿勢を見せてきました。しかしヤモリとの戦闘で絶体絶命のピンチに追い込まれ、さらには拷問まで加えられます。
ヤモリに対抗するために金木研は自分の中に存在する喰種・リゼを「食べる」ことで、それまで能力を制限していた赫子の力を最大限発揮するようになります。その後さらにヤモリの赫包を食べることで、金木研も「半赫者」として覚醒します。
覚醒後の名前「ムカデ」の理由は耳が関係?
漫画「東京喰種」で「半赫者」として覚醒した金木研は、赫子が長大な「ムカデ」のような形に変身します。金木研の赫子がムカデのような形になった理由は、ヤモリとの戦いで耳に受けた拷問が大きく影響したようです。
ムカデの理由は耳の中にムカデを入れられる拷問
東京喰種実写化ってことは、金木くんの拷問シーンで耳の中にムカデ入れたりするんだけど、まさかやりますよね? pic.twitter.com/O7iR1TOhtO
— ❢十六夜ちゃん❢ (@xoxo_2139) June 14, 2016
金木研がムカデのような赫子を手に入れた理由は、ヤモリから耳の中にムカデを入れられるという拷問のせいと考えられます。金木研は半喰種化したことが原因で驚異的な回復力を手に入れていますが、その結果ムカデを耳の中に入れられてもすぐに傷は再生します。
ムカデを耳の中に入れられると普通の人間ならば、耳の中から耳の器官や脳などに損傷を受けてすぐ死ぬはずが、喰種の力により回復してしまうために永久的にに耳の奥から地獄のような痛みを感じるという拷問となりました。
ムカデの印象を赫子にも反映させたのも理由の1つ
金木研は耳への拷問を受けるものの、ヤモリを倒すことに成功します。その後さらに上のレベルの喰種・鯱(しゃち)との戦闘になりましたが、鯱との戦いに金木研は敗北し、喰種の本能を抑えきれなくなり「半赫者」として覚醒します。
その際金木研から出た赫子は巨大なムカデの形状をしていました。ムカデの形をしていた理由は、やはりヤモリから受けたムカデを耳に入れられるという拷問によって金木研に強いストレスがかかったせいだと思われます。
東京喰種ムカデの能力や金木研の種類とは
カネキ君がムカデになった時にそっくり(*´﹃`*) pic.twitter.com/2QrCpxZ27W
— 紫乃丸ムチ子 (@shino_shino_o10) January 23, 2019
漫画やアニメで大人気となっている「東京喰種」ですが、「東京喰種」に登場するキャラクターの中で最強クラスの種類の喰種は「ムカデ」といえるでしょう。ここではその「ムカデ」の能力や金木研の種類についても調べていきます。
ムカデの能力はスピードが凄い
金木研が半赫者として覚醒した状態である「ムカデ」の能力で特筆すべき点はやはりそのスピードです。CCGの特等捜査官である篠原幸紀に対してあっさり背後をとってしまうほどのスピードを誇ります。
ムカデの能力はスピード以外にパワーも半端ない
また、ムカデの能力はその驚異的なスピードだけにとどまりません。梟討伐作戦では亜門鋼太郎が装着していた全身装甲型のクインケ・アラタ弐<proto>を亜門鋼太郎の腕ごと破壊しており、半端ないパワーも秘めていることがわかりました。
覚醒した金木研の:reまでの種類もおさらい
ここまで半赫者として覚醒した金木研の能力について考察してきましたが、ここからはストーリーが進むにつれて変化していった金木研自体の容姿の種類について詳しく見ていきたいと思います。
金木研は「東京喰種」から「東京喰種:re」に至るまでの間にその容姿がたびたび変わっており、その姿は「黒カネキ」「白カネキ」「闇カネキ」「ハイセ」の4種類に分けることができます。
金木研のキャラ種類①黒カネキ
漫画「東京喰種」1巻から6巻の間までの金木研は黒い髪におとなしそうな少年というイメージです。半喰種状態である黒カネキは片方の目だけに喰種の特徴である「赫眼」が現れており、喰種特有の高い身体能力を持つものの、制御しきれない部分もあります。
普段の金木研は赫眼であることを隠すために眼帯をしていますが、戦闘時には眼帯をモチーフにデザインされたマスクを装着しており、喰種対策局CCGからは「眼帯の喰種」と呼ばれています。
金木研のキャラ種類②白カネキ
余震気をつけてくださいませ。
— 石田スイ (@sotonami) June 19, 2018
アニメ12話今日からです。
:re1期ラストです。よければ是非、是非。 pic.twitter.com/jTtHQPfZpi
漫画「東京喰種」7巻から13巻ではヤモリからの拷問を受け、その強烈なストレスによって髪の毛の色が白く変色してしまった金木研が登場します。この時の金木研はファンの間では「白カネキ」と呼ばれていました。
ヤモリとの戦いでリゼを取り込むことによって赫子の本来の力を発揮するようになった金木研はそれまでの大人しい性格が一変し、喰種を捕食する「共食い」も躊躇しない狂気に満ちた暴力的な性格へと変貌しています。
金木研のキャラ種類③闇カネキ
漫画「東京喰種:re」の6巻から8巻に登場する金木研は、喰種捜査官・佐々木排泄の中に存在します。「闇カネキ」は喰種捜査官・佐々木排泄としての力と喰種・金木研としての力の両方を兼ね備えているようです。
月山家の執事・カナエとの戦闘により「闇カネキ」は覚醒し、瀕死状態に追い込まれた佐々木排泄に変わり、かつての残虐な性格と高い能力を取り戻すことになります。
金木研のキャラ種類④ハイセ
— 石田スイ (@sotonami) April 2, 2019
「東京喰種」の終盤、金木研は特等捜査官・有馬 貴将(アリマ キショウ)によって倒されてしまいます。しかしその後「東京喰種:re」では喰種の能力を持つCCGのチーム「クインクス」のメンター役佐々木排泄(ハイセ)の中にいることが明らかになりました。
漫画「東京喰種:re」の主人公であるハイセの中に潜んだカネキは、戦闘の際にその性格が発露し、普段の温厚で面倒見のよいハイセの人格は隠れてしまいます。金木研の中に住み着いた「リゼ」のように、ハイセの中にカネキがいる状態です。
東京喰種ムカデの最後を調査
「東京喰種」で登場する半赫者・ムカデは作品中でも屈指の強さを誇っています。「東京喰種」の終盤、そしてその後の「東京喰種:re」でいったいどうなったのでしょうか?ムカデの「東京喰種:re」での最後を調査していきます。
CCGからレートSS級ムカデと認定のムカデ
《喰種》として暴走してる時のカネキくん大好きです
— Lizaness/Uru (@UruSeven) December 20, 2015
ムカデマジかっけー!
おめでとう!#金木研生誕祭2015#東京喰種#カネキ#ムカデ#隻眼#眼帯#RTした人全員フォローする pic.twitter.com/bxLhWJ8g2z
金木研が半赫者として覚醒した状態「ムカデ」はその圧倒的な強さを理由に、喰種対策局CCGから「レートSS級ムカデ」として認定されました。レートSS級は喰種集団「アオギリの樹」の幹部クラスに匹敵するほどの強さで、その脅威度の高さがうかがえます。
ムカデの最後は?
最近保存した画像
— トウキョーグール :re【きね】 (@sss4884) May 29, 2014
亜門 鋼太朗
亜門さんかっこいいですね♪ pic.twitter.com/kpvLjr5DHn
圧倒的なスピードとパワーを持ち、喰種対策局の幹部クラスですら恐怖を覚える強さを誇る半赫者・ムカデですが、「隻眼の梟討伐作戦」の際、亜門鋼太朗がもつクインケ「ドウジマ・改」により深手を追ってしまいます。
ムカデの能力は高いスピードやパワーなど攻撃能力や回避能力に特化していたものの、金木研がもともと持っていた赫子の種類「鱗赫」は防御力が低い傾向にあり、その欠点までカバーすることはできなかったようです。
東京喰種の最後で有馬に駆逐
「東京喰種」シリーズの第1作目である「東京喰種」の終盤、ムカデはCCGの特等捜査官で最強とされる有馬貴将と対峙することになります。そして、複数のクインケを自在に扱う有馬貴将にムカデはついに駆逐されてしまいました。
その後は東京喰種:reで佐々木琲世の名で登場
#佐々木琲世生誕祭2017
— ログアウと (@sub_tama_chaaan) April 2, 2017
琲世くん!!
誕生日おめでとうございます
琲世くんのこれからの幸せを願っています😊#RTした人全員フォローする #いいねした人全員フォロー #佐々木琲世 #東京喰種 pic.twitter.com/RUR9ItEYi4
半赫者・ムカデとしてCCGの特等捜査官・有馬貴将に駆逐されたムカデ(金木研)ですが、その後「東京喰種:re」では有馬貴将から「佐々木琲世」という名前を与えられ、全くの別人格の人間として再登場します。
20年間の記憶がないという佐々木琲世ですが、その中身は金木研そのものであり、佐々木琲世の内面世界には子供の姿をした金木研が住み着いていました。そして戦闘になると白カネキのような凶暴性を発揮し、佐々木琲世の人格は引っ込んでしまいます。
東京喰種:reからムカデの吉運や夢占いも調査
「東京喰種:re」の126話ではラストの部分でムカデの姿が挿入されています。東京喰種でムカデ=金木研であることは明らかになっていますが、この場面でムカデが登場したことには何か深い理由がありそうです。
そこでここからはムカデにまつわる話や、夢占いでムカデが出てきた場合の意味などを調査していき、東京喰種のストーリーとムカデがどう関係しているのかを考察していきます。
ムカデのは不吉な存在なのか
何本もの足が生え、鋭い顎をもつムカデはその見た目からかなり邪悪な存在に見られることが多いようです。またムカデに噛まれた場合その持っている毒によって噛まれた部分が腫れあがることもあります。
やはりムカデというのは「東京喰種」の中でこれから不吉なことが起こる予兆として描かれていたのでしょうか?
見た目とはギャップで縁起物とも言われるムカデ
しかし実はムカデというのはそのおぞましい姿形とは裏腹に、日本では縁起物としても扱われています。ムカデの足はたくさんありますが、そのことから「客足が途絶えない=商売繁盛」の象徴とも言われていました。
また、日本にはムカデの姿を模した武士の兜が存在しますが、これはムカデの「後ろに下がらない」という習性から「戦場で後退しない」という強い決意を表しています。
ムカデ夢占いは?
ムカデが夢に出てきたときの夢占いを見てみましょう。まず良い意味としては、ムカデに襲われ逃げ延びた場合、「災難から逃れる」という意味や、ムカデに刺されることで成功を収めたり金運上昇を意味するこことがあるようです。
また夢の中でムカデに襲われることにより、病気にかかることを示唆していたり、ムカデが増えることは出ていくお金が増えることを示唆しているとも言われています。
東京喰種でムカデが意味しているのは金運とはあまり関係がなさそうです。したがって災難から逃れることや、あるいは「困難に当たっても引き下がらない」という東京喰種の主人公の強い決意を暗示しているともいえそうです。
東京喰種ムカデは金木研がヤモリに拷問されたのが原因で誕生した覚醒キャラ
漫画やアニメで根強いファンを持つ「東京喰種」ですが、その中でも特にムカデは強い印象を残す喰種です。ムカデは主人公・金木研がヤモリから「ムカデを耳に入れる」という拷問を受けたことが原因で赫者へと覚醒した姿でした。
また、金木研=ムカデというイメージは、金木研が物語の終盤に向けて「決して引き下がらない」決意で臨むことを示唆しているようでもあり、東京喰種という作品の結末を暗示するような重要な隠喩となっています。
いままで漫画やアニメで東京喰種を見ていないという方はぜひこのムカデに注目して見てください。またすでに見た方でも「ムカデ」の意味に注目してみると新たな視点で「東京喰種」を楽しめますので、ぜひ「東京喰種」の漫画やアニメを見返すことをおすすめします。