鳥山裕哉とは?生い立ちや犯行動機を調査!【金井貴美香殺人事件】

元交際相手である金井貴美香さんを殺害した鳥山裕哉。金井貴美香さんは警察や両親にも鳥山裕哉のストーカー行為を相談していましたが、事件の発生を防ぐことは叶いませんでした。ストーカーから殺人へと発展するまでの経緯や鳥山裕哉の生い立ちなどを見ていきましょう。

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目次

  1. 1鳥山裕哉とは
  2. 2金井貴美香殺人事件の概要
  3. 3鳥山裕哉の生い立ち
  4. 4鳥山裕哉の犯行動機
  5. 5鳥山裕哉に対する警察の動向
  6. 6鳥山裕哉は極めて悪質なストーカー殺人犯

鳥山裕哉とは

2019年1月23日に起こった元交際相手によるストーカー殺害事件。金井貴美香さんを刃渡り20cmのナイフによって首を切りつけ殺人を試みた鳥山裕哉ですが、彼は交際関係にあった当時から金井貴美香さんへの暴力行為があったようで警察からも注意を受けていました。

警察の対応や金井貴美香さんのご両親による話合いなどもあったのですが、1月23日、ついに直接的な行動に出てしまいます。

金井貴美香殺人事件の犯人

男女関係のトラブルが原因となり、結果殺人事件へと発展してしまいました。元々交際相手であった二人ですが、その関係はあまり良好なものではなかったようです。何故、鳥山裕哉は金井貴美香さんを殺害してしまったのでしょうか?

殺害された金井貴美香さんとは

鳥山裕哉と交際関係にあった被害者の金井貴美香さん。彼女がどの様な人物であったのか、学生時代のことなどを含め、簡単なプロフィールと共に振り返っていきましょう。
 

・愛称:きーみかー、キミカリン
・本名:金井貴美香
・生年月日:1996年
・年齢:享年22歳
・出身地:群馬県高崎市
・血液型:不明
・身長:不明
・体重:不明
・活動内容:広告代理店勤務
・所属グループ:なし
・事務所:なし
・家族構成:父、母

金井貴美香さんは群馬県高崎市の高崎経済大学の英語研究部に所属していました。英語が非常に得意だったようで、全国学生英語スピーチコンテストにも出場し奨励賞を獲得するほどの腕前でした。

部活顧問の先生からの信頼も厚く、金井貴美香さんはいずれ英語を活かした仕事に就きたいと話していたそうです。卒業後は埼玉県春日部市に在住し求人広告の代理店で勤務をしており、業務終了を鳥山裕哉に狙われたものと考えられます。

 

金井貴美香殺人事件の概要

鳥山裕哉が殺人事件をおこした経緯や、それに伴う周囲の動き、鳥山裕哉と金井貴美香さんの詳しい関係性などを振り返っていきましょう。元々交際していた二人が何故、殺人事件の容疑者と被害者という関係へと変化してしまったのでしょうか?

鳥山裕哉と金井貴美香は元交際関係だった

交際関係にあった鳥山裕哉と金井貴美香さんですが、2018年9月ごろに別れ話をするようになったそうです。鳥山は金井さんへ交際継続の説得を試みていたようですが、金井さんの意思は変わらず、円満に解決とは行きませんでした。

ストーカー行為に苦しめられる

別れ話をはじめた直後から、鳥山は一人暮らしをしている金井さんの自宅へと押しかけ、暴力行為を働くようになっていきます。なんとしてでも別れ話を止めさせたかったのでしょう。鳥山裕哉の金井貴美香さんに対する執着の深さがうかがえます。

警察に相談していた

鳥山裕哉のストーカー行為に耐えかねた金井さんは、ご両親を通して2018年の9月中頃から埼玉県警へと複数回相談を行っています。

金井さんの父親から「娘が暴力を振るわれている」との通報を受けた警察は、鳥山裕哉へ口頭で注意。今後危害を加えたり接触をしないよう促すと、鳥山はその場では素直に受け入れたようです。

しかし同年の12月、金井さんから「元彼(鳥山裕哉)が自宅に来ている」との連絡を、自宅を管轄している春日部署の交番が受けており、鳥山は金井さんを諦めてはいなかったことが分かります。

2度と会わないとメール

2019年になってからも、鳥山裕哉からの暴力やストーカー行為は収まらず、過激化していきます。金井さんの安否を心配したご両親は1月19日、一人暮らしをしている彼女アパートへと泊まり込みを開始します。

翌日の20日に鳥山裕哉、金井貴美香さんとそのお父さんの三人で話し合いを行いました。鳥山は別れ話に納得した様子で帰っていき、「二度と合わない」という旨のメールをお父さんに送信しています。次の日の21日にストーカー行為はなかったそうです。
 

両親も泊まり込む状況

21日に安寧が訪れたことでストーカー行為から解放されたかに見えました。しかし鳥山裕哉は22日に再度金井貴美香さんの自宅に押しかけ、殴る、首を絞めるなどの暴力行為を行いました。連絡を受けたご両親は警察へと通報。

娘の身を案じたご両親は、再びアパートへと泊り込みます。翌日には警察署へ被害届の相談へ行く予定となっていましたが、無念にもその相談の日に犯行が行われてしまいました。
 

金井貴美香さんを待ち伏せし犯行に及ぶ

1月23日18時ごろ、とうとう事件が発生してしまいます。鳥山裕哉は金井貴美香さんの勤務先である大宮区宮町のビル5階通路にて待ち伏せを行いました。そして金井さんの背後から抱きつく形で襲い掛かり、刃渡り約20cmのナイフにより首を刺してしまったのです。

現場がオフィスビルで人通りもあったことから付近にいた男性が取り押さえ、鳥山裕哉は現行犯で逮捕されています。

事件当日仕事を早退していた

1月23日の殺人事件当日、役所公務員であった鳥山裕哉は体調不良を訴え13時15分ごろから仕事を早退しています。殺人を行うこの日までに鳥山が突然の早退を行った経験はありませんでした。

犯行を行うために休暇を取ったのか、それとも早退したことで予定に空きができ殺人を計画したのか。詳細は判明はしていません。

病院に搬送されるも死亡

金井さんは、事件後すぐさま病院へと搬送されました。しかしナイフによる首の傷が深く、病院で息を引き取っています。警察への相談を行おうとしていた矢先の出来事であり、鳥山裕哉が犯行を決意するのがもう少し遅ければ防げていた事件かもしれません。

鳥山裕哉の生い立ち

凶悪な殺人事件を起こした鳥山裕哉。彼の生い立ちや学生時代はどのようなものだったのか。出身や学歴などをはじめ、どの様な人物であったかなど、周囲の評価も併せて詳しく見ていきましょう。

群馬の県内有数の進学に入学

群馬県前橋市の出身であった鳥山裕哉。彼は地元の中学校を卒業後、群馬県立前橋高等学校に進学しています。前橋高等学校は公立の男子高校で、偏差値68を誇る県内でも屈指の進学校です。

この学校を卒業している有名人の方も腹数名いらっしゃいます。例えば落語家の立川談之助さんやアナウンサーの増田和也さんもこの前橋高等学校出身の方です。

クイズ研究会に所属していた

高校時代、彼はクイズ研究会に所属していました。全国高等学校クイズ選手権本戦への出場を本格的に目指す研究会だったようです。鳥山裕哉も出場に向けて取り組む研究会の一員でしたが、群馬県予選の決勝で敗退。本戦への出場という夢が叶うことはありませんでした。

奇抜な髪型がSNSで話題に

SNSに当時の写真が投稿されたことで、鳥山裕哉が高校生の頃奇抜な髪型をしていたことも話題となりました。前橋高等学校は県内でも有数の進学校であったため、それほど校則がそれほど厳しくなかったと考えられます。

写真を見てみると頭頂部と側面を剃り、一部だけ髪を残している何とも言い難い髪形をしています。一体どのような気持ちでこの髪形を選択したのでしょうか?鳥山の持つ独特な感性が、このころからあったのかもしれません。

浪人して筑波大学へ進学

前橋高等学校を卒業後、鳥山裕哉は2浪を経て国立の筑波大学へと進学します。大学では災害対策などについて学んでいたようです。

住まいは前橋市役所へアクセスしやすい利根川近くで家賃5万円ほどのマンションを借りていました。筑波大学入学後から殺人事件後逮捕される直前まで、そのマンションに住んでいました。
 

大学時代のストーカー気質は?

高校生時代は男子校だったこともあって、鳥山裕哉の女性経験はそれほど豊富なものではなかったのかもしれません。そうであれば彼女となった金井貴美香さんへと強い執着を抱くようになったことも頷けます。

もし金井さんが初めてできた彼女であったのであれば、その思いは一層強いものであったことでしょう。

前橋市役所職員に採用され中退

鳥山裕哉は前橋市役所に採用されたことを機に大学を中退。2018年の4月から技師として建設部道路管理課へと配属されています大学で防災や災害対策について学んでいたこともあってインフラ系の事業に興味を持っていたのでしょうか?
 

大人しく不気味な人物だった

おとなしくて真面目な人物に見えていた、というのが鳥山裕哉を知る人物の証言です。そんな声とは裏腹に、なにを考えているのか分からない、なにをしでかすか分からない人物といった意見も見られます。

過剰な暴力を振るう、特定の人物に以上に執着してしまうというような、ストーカー行為の片鱗は学生時代から持ち得ていたのかもしれません。別れ話が始まったのを境に攻撃的になっていることからも感情のコントロールが上手くできていない様子が伺えます。

鳥山裕哉の犯行動機

凄惨な事件を引き起こした鳥山裕哉。犯行へと至ったその動機について、警察に逮捕後に語られています。彼がどのような心情で金井貴美香さんを殺害したのか。動機について細かく確認していきます。

動機は別れ話の決裂

先ほどの解説にもありますが、鳥山裕哉と金井貴美香さんは別れ話を進めていましたが、鳥山は頑なに別れを認めようとはしませんでした。意見のすれ違いが暴力やストーカー行為から段々とエスカレートしていき、殺人へと発展してしまったと考える事もできます。

殺人の決め手はメール?

鳥山裕哉は、1月20日に金井貴美香さんとそのお父さんと話し合いをし、その後「二度と会わない」というメールをしています。たとえメールであっても、自ら別れの言葉を使ったことで金井さんとの決別をハッキリと意識したのかもしれません。

今後の未来に金井さんが自分の隣にいない状況を想像したことで、犯行を決意したのでしょうか?もしくは自らに「もう会えない」という枷をあえてはめることで、犯行を行う心理的ハードルを下げたとも考えることができます。

「彼女なしでは生きていけない」と発言

逮捕後の供述で鳥山は「彼女なしでは生きていけない」と話しています。金井さんへ依存している部分が多かったのでしょう。思い通りにいかないと気が済まず、暴力を振るう点などからも子供っぽい面が見え隠れしています。

精神的に未熟な面がある人や、心に闇を抱えている人は依存症になりやすい傾向があるようです。交際を重ねていく中で鳥山裕哉も井貴美香さんへの依存が高まっていったものと考えられます。

誰にも渡さないために殺人?

別れ話が進んでいたことや「彼女なしでは生きていけない」という警察に逮捕後の発言、依存症の様な状態になっていたことを踏まえると、今後他の誰かが金井さんと交際や結婚することを許せず犯行に及んだのではないでしょうか?

もしそれが犯行の動機であるなら、ストーカーによくある独りよがりで独善的な思考による行動と言わざるを得ません。鳥山に自分の言動を顧みる機会が少しでもあれば、このような結末にはならなかったのかもしれません。

鳥山裕哉に対する警察の動向

鳥山裕哉が金井貴美香さんへと暴力やストーカー行為を行っていた中、警察はその相談に対してどのように対応していたのでしょうか?暴力行為の発生から事件の発生までの警察の動向を見ていきます。

最初の通報は金井貴美香さんの父親

鳥山裕哉について最初に警察へ相談をしたのは、金井貴美香さんのお父さんです。別れ話をするようになったのは2018年9月ごろ。金井さんはご両親へと暴力の相談をしたのでしょう。同じ月に金井さんのお父さんは警察へと通報しました。

口頭で複数回警告していた

金井貴美香さんのお父さんから相談を受けた警察は、9月17日に春日部署から鳥山裕哉に対して、金井さんへの接触を控えるように口頭注意を行っています。群馬県の実家に避難していた金井さんは高崎市の再撮所にも相談。

同月の26日には群馬県警から鳥山裕哉を呼び出しており、こちらも口頭注意を行ないました。その場では鳥山裕哉は警察からの注意を了承し、警察もそれ以上の追求を行うことはありませんでした。

しかし12月に、金井貴美香さんは鳥山裕哉が再び自宅周辺にいることを春日部部署の交番へ通報。警察は鳥山裕哉のストーカー行為に目をつけていますが、この一件でも鳥山の行動が事件化することはありませんでした。

被害届がなく事件化できず

それでは何故、暴力やストーカー行為といった鳥山裕哉の問題行動を事件化しなかったのでしょうか?それは被害者である金井貴美香さんが事件化することを望まなかったことと、交際関係が明確に解消されていなかったことが要因です。

金井さんの証言とまだ交際関係が解消されていないことから警察はうかつに手が出せませんでした。そのためストーカー行為を事件化することができず、結果的に鳥山を野放しにしたままとなってしまいました。

鳥山裕哉は極めて悪質なストーカー殺人犯

別れ話から事件へと発展するまでの推移やそれに対する警察の動き、鳥山裕哉の生い立ちと金井貴美香さんとの関係性などを振りかえってみましたが、いかがでしたでしょうか?

自己中心的な理由で他社の将来を奪ってしまった鳥山裕哉は許してはいけない、最悪の殺人犯です。事件が起こるのが後少しでも遅ければ、警察に相談するタイミングができ、救えた命かも知れません。

また、別れ話が終わっていないからと、事件化を避けなければ別の未来があったのかもしれません。こうした凶悪な事件を再発させないためにも、ストーカーやDVに対する警察の対処をもっと柔軟なものに変化していくことを願うばかりです。

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ライラック

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