堤幸彦の学歴や経歴は?ドラマや映画などの代表作などまとめ
映画監督・堤幸彦の学歴や経歴について調査してみました。堤幸彦監督が手掛けるドラマや映画などの作品は常に話題を集めており、沢山の人が多くの作品に夢中になっています。そんな堤幸彦監督の学歴や経歴・ドラマや映画などの代表作品を今一度詳しく確認していきましょう。

堤幸彦のプロフィール
・愛称:不明
・本名:堤幸彦(つつみ ゆきひこ)
・生年月日:1955年11月3日
・年齢:66歳(2022年6月時点)
・出身地:愛知県名古屋市
・血液型:O型
・身長:不明
・体重:不明
・活動内容:映画監督・演出家
・所属グループ:なし
・事務所:オフィスクレッシェンド(取締役)
・家族構成:元妻(死別)・現妻・子供
堤幸彦の経歴
堤幸彦は1985年にディレクター業を開始し、1988年に「バカヤロー!私、怒ってます」の4話「英語がなんだ」で映画監督デビューを果たしました。1989年にはアメリカ合衆国・NYに渡り、オノ・ヨーコの映画「Homeless」も撮影しています。
そんな堤幸彦はその後も映画だけではなく数多くのドラマや舞台・MV制作などに関わり、2010年には愛知工業大学客員教授に就任しました。
堤幸彦がYouTuberデビュー
映画監督・演出家として活躍している堤幸彦が、2021年4月15日にYouTubeチャンネル「クレッシェンドチャンネル-Crescend Channel-」を開設し、「堤幸彦65歳」とのタイトルでYouTuberデビューを果たしたようです。
「大人の遊び場」をテーマに様々な情報を発信しており、監督として手掛けた作品の裏話なども語っているので、堤幸彦ファンにはたまらないYouTubeチャンネルと言えるでしょう。
堤幸彦の学歴
堤幸彦の学歴を紹介していきます。映画監督・演出家の学歴と言えば「高学歴」を思い浮かべる人も多いかと思いますが、堤幸彦の学歴は「まあまあ一般的」だと噂されており、「本人の努力の塊」とも言われているようです。
現在も常に遊び心を忘れず日々様々な作品に触れている堤幸彦に対し、「遊び心満載で学歴なんて関係ない」との声も挙がっています。しかし気になってしまう堤幸彦の学歴を今一度詳しく確認していきましょう。
堤幸彦の最終学歴は大学中退?専門学校?
堤幸彦の最終学歴は大学卒なのか、それとも専門卒なのかを調査してみました。堤幸彦は以前から「最終学歴は大卒」だと噂されているようですが、「大学を中退して専門学校を卒業している」との情報も出回っているようです。
映画監督・演出家は大学卒が多いイメージですが、専門的知識を詳しく学ぶことができる専門学校を卒業している人が多いとも言われています。堤幸彦の最終学歴は一体どちらなのか、引き続き詳しく確認していきましょう。
学歴【出身専門学校は東放学園専門学校】
学歴・出身専門学校は東京都杉並区にある偏差値なしの「東放専門学校放送芸術科」です。堤幸彦は21歳の頃に新聞で同専門学校の案内を見かけ、「何も知らないままマスコミ的な専門学校に行こう」と思い同専門学校に入学しています。
堤幸彦は当時について「僕は20代で、18歳の子達と一緒に「作品はこうやって作るんだ」っていうのを1から学びました」と語っていました。元々テレビ業界に興味がなかったようですが、「学んだら簡単に仕事ができそう」との理由で同専門学校に入学しています。
学歴【出身大学は法政大学で中退】
学歴・出身大学は東京都千代田区にある偏差値58.0の「法政大学社会学部社会学科」です。しかし堤幸彦は21歳の時に同大学を中退したようで、最終学歴は出回っている情報通り専門学校卒でした。
「ロックが好き」との理由で上京し同大学に進学した堤幸彦は、大学在学中に学生運動に参加したようですが世の中の矛盾に気付き、加えて挫折を経験したことから同大学を中退し、父親の仕事を手伝った後専門学校に入学しています。
学歴【出身高校は愛知高等学校】
学歴・出身高校は愛知県名古屋市にある偏差値65.0の「愛知高等学校」です。堤幸彦は本命高校の受験に失敗し同高等学校に進学したようで、「他の子はカリフォルニアみたいな、僕はシベリア的な感じで辛かったです」と当時を振り返っていました。
先程紹介した通り堤幸彦は高校生時代からロックに夢中だったようで、「高校生時代もロックとかバンドの事しか考えていませんでした」とも語っています。
学歴【出身中学校は名古屋市立城山中学校】
学歴・出身中学校は愛知県名古屋市にある偏差値なしの「名古屋市立城山中学校」です。堤幸彦は中学生時代からロックやバンドに興味を抱いたようで、「中学生の頃から勉強はどうでもよくなりました」と語っていました。
真面目な同級生が多かったようで、堤幸彦は当時について「まあまあ辛かったです。人として扱われなくなるからこそ勉強じゃなくてロックに行ってしまったというか」と笑いながら振り返っています。
学歴【出身小学校は名古屋市立田代小学校】
学歴・出身小学校は愛知県名古屋市にある偏差値なしの「名古屋市立田代小学校」です。堤幸彦の小学生時代のエピソードはコレといってないようですが、「父が厳しい人で。昭和のおやじというかビンタは当たり前でした」と語っています。
しかし堤幸彦は小学生時代から宇宙などに興味を抱いていたようなので、小学生時代の興味・想像力が現在の監督業・演出にも練り込まれているのでしょう。
学歴【堤幸彦の出身幼稚園も調査】
学歴・堤幸彦の出身幼稚園も調査してみました。堤幸彦は元々三重県四日市市生まれだそうですが、6歳の時に父親の仕事の都合で愛知県名古屋市に引っ越しているようです。しかしコレといった出身幼稚園情報は一切出回っていません。
それらのことから三重県四日市市内にある幼稚園に通っていたと推測できますが、母親の職業が不明なので幼稚園・保育園には通っていなかったとも考えられるでしょう。
堤幸彦の監督としての経歴をおさらい
堤幸彦の監督としての経歴をおさらいしていきます。監督は様々な仕事を経て沢山のことを学び、その後もずっと学び続ける職業として知られており、堤幸彦も相当な努力を重ね続け日本を誇る監督となりました。
学生時代から幅広い活動をして様々なことを学んだ堤幸彦は、監督デビューまで沢山の挫折を味わったと言われています。今も遊びながら学び続けている堤幸彦の監督としての経歴を今一度頭に入れていきましょう。
監督としての経歴:愛称「電信柱」って?
監督としての経歴「愛称「電信柱」って?」を紹介します。堤幸彦は専門学校卒業後にアシスタントディレクターとしての活動を開始したようですが、全く仕事ができず立っているだけだったことから「電信柱」とのあだ名がついてしまったようです。
「学んだら簡単に仕事ができそう」との理由で専門学校に進学した堤幸彦でしたが、専門学校卒業後は「本当の現場」を目の当たりにしてしまったのでしょう。
監督としての経歴:変名での活動
監督としての経歴「変名での活動」を紹介します。堤幸彦は1985年のTBS・情報バラエティ番組「EXPOスクランブル」で初めてディレクター業を務め、TBSには内緒で日本テレビ・バラエティ番組「コラーッ!とんねるず」のディレクターも担当していました。
それらのことから当時は「ハロルドKITAGAWA」「ローゼンKITAGAWA」「ローゼン堤」といった変名を使い分けていたようです。闇を感じる経歴と言えますが、堤幸彦が徐々にディレクター業に慣れたからこその変名と言えるでしょう。
監督しての経歴:多くの賞を受賞
監督としての経歴「多くの賞を受賞」を紹介します。1988年に映画監督デビューを果たし、その後も数多くの人気作品を手掛けた堤幸彦は、1999年に初めて第20回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞を受賞しました。
2000年には2度の賞、2001年・2002年には1度の賞、そして2015年には第40回報知映画賞監督賞も受賞し、映画兼ドラマ監督として多くの賞を受賞しています。今後も数多くの賞を受賞してくれることでしょう。
堤幸彦のドラマや映画など代表作品一覧
堤幸彦のドラマや映画などの代表作品一覧を紹介していきます。2022年6月現在までに数多くの映画やドラマ作品を手掛けている堤幸彦は、「大ヒット作品を作り上げる天才監督」として業界からも評価されているようです。
堤幸彦が手掛ける作品は全て人気作品となっており、映画やドラマを視聴して「堤幸彦監督」のファンになった人も多く確認できました。もう1度観返したい堤幸彦のドラマや映画などの代表作品一覧を懐かしみながら確認していきましょう。
堤幸彦の代表作品【ドラマ編】
堤幸彦の代表作品一覧「ドラマ」編を紹介していきます。堤幸彦は映画だけではなく連続ドラマ計29作品・単発ドラマ計34作品を世に生み出しているので、令和でも楽しむことができる「堤幸彦監督代表ドラマ」を詳しく確認していきましょう。
ドラマ代表作品:『Stand Up!!』
今日Stand By Meやってるけど
— ドリルかわ (@kazz_shred) May 28, 2021
その昔、Stand Up!!ってドラマやってたのよ。なつかしいやな pic.twitter.com/8mpFCF5aR8
ドラマ代表作品1作目は「Stand Up!!」です。同作品は2003年7月から放送されていた二宮和也主演ドラマで、堤幸彦は第1話~2話・第5話~6話・第10話~最終話の演出を手掛けました。当時リアルタイムで視聴していた人も多いことでしょう。
ドラマ代表作品:『加藤家へいらっしゃい!~名古屋嬢っ~』
名古屋の傑作TVドラマ
— ITOYOKO C100(日)東O-02 (@itoyokotoraya) July 25, 2015
「加藤家へいらっしゃい!名古屋嬢っ」
堤幸彦原案・演出の傑作ドラマ pic.twitter.com/Kw8EoieBeu
ドラマ代表作品2作目は「加藤家へいらっしゃい!~名古屋嬢っ~」です。同作品は2004年10月から名古屋テレビで放送され、堤幸彦が原案・演出(総監督)を担当しました。愛知県民にとっては懐かしい作品でしょう。
ドラマ代表作品:『ぼくらの勇気 未満都市』
要望ハガキをφ(..)カキカキ
— つばき (@tsubaki5124kin1) May 30, 2018
KinKi Kidsの活動を増やしてほしい、と書いてます🤗レギュラー番組もう1本やってほしい(>_<)💦
ぼくらの勇気、みたいに二人一緒の単発ドラマでも良いな~(≧▽≦)💕#KinKiKids pic.twitter.com/2HJdRENf8T
ドラマ代表作品3作目は「ぼくらの勇気 未満都市」です。同作品は1997年10月から放送され、2017年7月21日にはスペシャル単発ドラマも放送されました。堤幸彦が演出を手掛け、平均視聴率は16.8%となっています。
ドラマ代表作品:『サイコメタラーEIJI』
ドラマ代表作品4作目は「サイコメタラーEIJI(第1期)」です。同作品は1997年1月から放送され、平均視聴率は17.1%を記録するなど、堤幸彦の名が徐々に知れ渡った代表作品と言えます。
ドラマ代表作品:『世界の中心で、愛をさけぶ』
ドラマ代表作品5作目は「世界の中心で、愛をさけぶ」です。同作品は2004年に放送され、平均視聴率は16.0%を記録しています。堤幸彦は同作品で第42回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞を受賞しました。
ドラマ代表作品:『池袋ウエストゲートパーク』
ドラマ代表作品6作目は「池袋ウエストゲートパーク」です。同作品は2000年4月から放送され、堤幸彦がチーフ演出を手掛けました。堤幸彦は同作品でも第25回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞を受賞しています。
ドラマ代表作品:『金田一少年の事件簿』
ドラマ代表作品7作目は「金田一少年の事件簿(第1~第2シリーズ)」です。同作品は1995年・1996年に放送され、堤幸彦は同作品でプチブレイクを果たしました。当時リアルタイムで視聴していた人も多いことでしょう。
ドラマ代表作品:『ケイゾク』
ドラマ代表作品8作目は「ケイゾク」です。同作品は1999年に放送され、堤幸彦は同作品でも第20回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞を受賞して大ブレイクを果たしました。
ドラマ代表作品:『TRICK』
ドラマ代表作品9作目は「TRICK(2000年・2002年・2003年)」シリーズです。同作品は2000年からシリーズものとして放送され、堤幸彦は第1シリーズで第26回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞を受賞しました。
ドラマ代表作品:『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』
ドラマ代表作品10作目は「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」です。同作品は2010年に放送され、堤幸彦含む「ケイゾク」スタッフが手掛けた作品としてより多くの人気を集めました。
堤幸彦の代表作品【映画編】
続いて堤幸彦の代表作品「映画」編を紹介していきます。堤幸彦は2022年6月現在までに計43本の映画作品を手掛けており、どの作品も大ヒットしているので、映画の代表作品を今一度確認していきましょう。
映画代表作品:『20世紀少年』
映画代表作品1本目は「20世紀少年(3部作)」です。同作品は2008年・2009年に公開され、第1章・第2章・第3章共に堤幸彦が監督を務めました。当時話題になった人気作品と言えるでしょう。
映画代表作品:『人魚の眠る家』
映画代表作品2本目は「人魚の眠る家」です。同作品は2018年11月に公開され、2019年1月時点での興行収入は10.0億円を記録しています。堤幸彦監督作品の中でも珍しい感動作と言えるでしょう。
映画代表作品:『イニシエーション・ラブ』
映画代表作品3本目は「イニシエーション・ラブ」です。同作品は2015年5月に公開され、興行収入は13.2億円を記録、そして堤幸彦は同作品で第40回報知映画賞監督賞を受賞しました。
映画代表作品:『包帯クラブ』
映画代表作品4本目は「包帯クラブ」です。同作品は2007年に公開され、原作小説を基に堤幸彦が監督を務めました。堤幸彦は2007年度のブルーリボン賞で「監督賞候補」に選出されています。
映画代表作品:『天空の蜂』
映画代表作品5本目は「天空の蜂」です。同作品は2015年9月に公開され、興行収入は10.8億円を記録、そして堤幸彦は同作品で自身初の主要映画賞における映画賞を受賞しました。
堤幸彦の監督エピソード
堤幸彦の監督エピソードも紹介していきます。堤幸彦は自身が監督を務めた作品への評判を常にチェックしているようで、時にはショックを受けることもあるようです。そんな監督として何かと悩んでいるという堤幸彦の監督エピソードを知っていきましょう。
監督映画『BECK』の評判にショック?
2010年に公開された堤幸彦監督映画「BECK」の評判にショックを受けてしまったようです。同作はロックやバンドをベースとした作品となっており、堤幸彦の「ロック愛」がたっぷりと詰まっています。
しかし「BECK観たけどロックじゃない」といったレビューがあり、堤幸彦は「僕はロックバンドの経験があるのに・・・」とショックだったことを告白していました。
堤幸彦VSコロナ禍
堤幸彦は監督として「(コロナ禍になり)積み上げてきたものがゼロになってしまって」とコロナ禍における撮影の難しさも語っていたようです。しかしコロナ禍真っ只中の2022年1月に「truth」という映画作品を作り上げました。
堤幸彦は「コロナで撮影予定だった作品もボツになったりで」と現在の心境も語っており、「こんな世の中だけどどうにかしてでもこれからも作品を作って行きたい」と監督としての決意も語っていたようです。
堤幸彦以外の人気監督にもスポットライト!
堤幸彦以外の人気監督にもスポットライトを当ててみました。沢山の監督が様々な作品を世に残していますが、堤幸彦以外の監督は一体どんな人気作品を作り上げているのか、今一度確認していきましょう。
人気監督【深田晃司編】
人気監督1人目は「深田晃司」です。深田晃司は2011年の「歓待」、2013年の「ほとりの朔」で国際映画祭賞を受賞し、2016年の「淵に立つ」でも3つの賞、2018年にはフランス文化省芸術文化勲章シュバリエを授与されています。
人気監督【福田雄一編】
人気監督2人目は「福田雄一」です。「コメディの奇才」と称されている福田雄一は、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ・「今日から俺は!!」、映画「HK変態仮面」・「銀魂」など数多くの人気作品を世に残し続けています。
人気監督【西川美和編】
人気監督3人目は「西川美和」です。今注目すべき監督として話題を集めている西川美和は、自身が出版した小説「ゆれる」「永い言い訳」を自ら映画化し、映画「すばらしき世界」も多数の映画祭に出品されています。
堤幸彦監督の今後の作品から目が離せない
堤幸彦の学歴や監督としての経歴・代表作品一覧などを紹介しました。堤幸彦は現在までに数多くの大ヒット作品を作り上げており、2022年6月現在もコロナ禍と闘いながら「遊び心ある監督業」を務めているようです。
コロナ禍になりあまり撮影が出来ていなかった堤幸彦でしたが、今後はどのような撮影に挑むのか、このご時世でどんな作品を作り上げるのか、最新作品からは目を離すことができません。