山田千賀子(てるみくらぶ社長)の現在!詐欺事件逮捕の経緯やその後も!

格安旅行を売りに詐欺事件を働いた山田千賀子元てるみくらぶ社長。今回はこの元てるみくらぶ社長である山田千賀子が詐欺事件で逮捕される迄の経緯や、そして被害者達のその後等をまとめました。山田千賀子社長とてるみくらぶを破産に追い込んだ原因とは一体何だったのでしょうか?

山田千賀子(てるみくらぶ社長)の現在!詐欺事件逮捕の経緯やその後も!のイメージ

目次

  1. 1山田千賀子とは
  2. 2てるみくらぶとは
  3. 3山田千賀子が起こした詐欺事件と逮捕の経緯
  4. 4てるみくらぶが破産した原因は?
  5. 5てるみくらぶの詐欺事件の被害者について
  6. 6山田千賀子元社長と詐欺事件被害者のその後
  7. 7山田千賀子元てるみくらぶ社長の現在
  8. 8山田千賀子元てるみくらぶ社長は現在も服役生活中

山田千賀子とは

それでは早速山田千賀子てるみくらぶ元社長についてご説明していきたいと思いますが、その前に山田千賀子とてるみくらぶを舞台にした一連の事件をご存知無い方もいらっしゃると思いますので、先ずは山田千賀子という人物について、学歴や経歴などのプロフィールを中心にご紹介しておきたいと思います。

「てるみくらぶ」の元社長である山田千賀子

山田千賀子は株式会社てるみくらぶの元社長で、てるみくらぶを舞台にした一連の巨額詐欺事件の首謀者として逮捕された人物です。現在山田千賀子てるみくらぶ元社長はこの一件で有罪判決を受け、現在も刑務所に服役中であると言われております。

御存知の方も多いかと思いますが、株式会社てるみくらぶは格安旅行パッケージを売りに急成長を遂げた旅行会社で、このてるみくらぶの成長の立役者と言われていたのがこの山田千賀子だったのです。前進企業時代から辣腕で知られており、やり手の女社長として業界を超えて注目を集める存在でした。

然し実際のてるみくらぶの急成長は全て山田千賀子が行った粉飾決済に拠る「ハリボテ」でした。全てが明るみに出た時には、既に日本全国に多数の詐欺被害者がおり、てるみくらぶ自体も破産待ったなしの状態に。その後てるみくらぶは莫大な負債を抱えて倒産し、債権者の多くは泣きを見る事に成ったのです。

この辺りの経緯は後程詳しくご説明させて頂きますが、てるみくらぶを「格安旅行会社の星」と呼ばれる迄に成長させた山田千賀子ですが、蓋を開けてみると彼女の素顔は「稀代の詐欺師」だったのです。

山田千賀子の学歴&経歴

では続いて山田千賀子てるみくらぶ元社長の学歴や経歴をご紹介致します。芸能人やタレントではありませんので、山田千賀子てるみくらぶ元社長の詳細な情報はネット上にも殆ど見当たらない状態ですが、その中から幾つか確かな情報が見つまりましたので、そちらを元に説明を行わせて頂きます。

山田千賀子てるみくらぶ元社長は島根県の出身で、地元の中高を卒業後に大学受験のため関東へ。大学は神奈川県内にある私立大学を卒業したと言われています。神奈川県内の私立大学と言っても星の数ほどありますので、実際に山田千賀子てるみくらぶ元社長がどちらの大学を卒業為されたのかは不明です。

その後大学を卒業した山田千賀子てるみくらぶ元社長は、同年にてるみくらぶの前進企業であるアイ・トランスポートへ入社。入社初年度から個人旅行部門に配置され、みるみるうちに成績を上げていきます。このアイ・トランスポートという企業は1973年に立ち上げられた企業で、山田千賀子てるみくらぶ元社長はこの会社の第一期新入社員と成ります。

その後も右肩上がりで業務成績を上げ続けた山田千賀子てるみくらぶ元社長は、アレヨアレヨと出世街道をひた走り、何と26歳で会社役員にまで登り詰めたのです。容姿端麗・眉目秀麗で、顧客からの評価も上々で、会社側からも大きな期待を寄せられていた山田千賀子てるみくらぶ元社長は、見事その期待に応えたのです。

新興宗教団体「大星教会」に所属する山田千賀子

こちらは事件には一切関係の無いことなのですが、山田千賀子てるみくらぶ元社長は新興宗教団体である「大星教会」に所属していたと言われています。山田千賀子は相当熱心に信仰を行って居たらしく、てるみくらぶの会長室にはこちらの協会の祭壇が設置されており、山田千賀子は毎日熱心に線香をあげていたと言われています。

だからと言ってそれが何か問題があるのか?と言えばそうではありません。勿論信仰の自由は法律で保障されていますので、どの様な宗教を彼女が信仰していたとしても、それに関しては誰に何かを言われる筋合いは一切ありません。この様に「○○の宗教を〜…」等と、さも胡散臭いかの様に取り上げる側が下衆なのです。

てるみくらぶとは

では続いて山田千賀子が社長を勤めていた「てるみくらぶ」についてご説明して参りたいと思います。一時期は格安旅行会社業界で1、2を争う人気代理店として名を馳せたてるみくらぶですが、ある事件がきっかけでそのメッキが剥がれ堕ち、とんでもない実態が明らかと成ったのです。

そんなてるみくらぶとは一体どの様な会社だったのでしょうか?ここではてるみくらぶの成り立ちから業務内容など、「株式会社てるみくらぶ」に関する情報を出来る限り詳細にご紹介して参りたいと思います。

格安旅行会社である株式会社てるみくらぶ

「株式会社てるみくらぶ」は1998年に設立された旅行会社。自社のウェブサイトである「てるみくらぶ」を利用したオンライン予約システムを採用し、ハワイ・サイパン・韓国・台湾といった都市での「一都市滞在型ツアー」をメインに展開していた格安旅行会社です。

株式会社てるみくらぶは設立以来右肩上がりで業績を伸ばし、2016年頃迄は旅行業界内でも一定の地位を築きあげていました。

営業拠点も札幌市、名古屋市、大阪市、福岡市と多岐に渡って設置され、ハワイ、グアム、サイパンにも現地法人を設立。そして格安パッケージとは別にヨーロッパ旅行やクルージングなど付加価値の高い旅行商品にも参入していたそうです。

てるみくらぶはテレビ業界でも多数利用されており、ネームバリューの面でも抜群でした。「格安旅行を楽しみたいなら知名度の高いてるみくらぶを選ぶのがBEST」と、当時の旅行まとめサイトにもそう綴られている程人気が有った会社です。

てるみくらぶの売りは「安さ」と「安心感」と「充実したパッケージ内容」でした。海外旅行と言えばどうしてもコストが掛かるイメージがあって、行きたくても行けないと考える方が多いでしょう。然しそんな海外旅行を手軽な費用で、然も内容も充実したワンパッケージとして販売されていたら嬉しいですよね。

てるみくらぶは先程上記した海外都市を対象に、じっくりと腰を据えてその都市を楽しむ滞在型パッケージツアーを展開しており、他の旅行会社が取り扱うパッケージよりも更に密度の濃い都市滞在ツアーを格安で味わう事が出来るという事をウリとしていたのです。

確かにこれが本当なら最高の旅行に成りますよね。実際にてるみくらぶの旅行パッケージを利用したお客さんには、てるみくらぶのツアーで大変満足されたという方も多くいらっしゃると言います。この状況がいつまでも続いていれば、恐らく今回の様な事件は起こらなかった事でしょう…。

1998年に株式会社てるみくらぶを設立

株式会社てるみくらぶは1998年に設立されました。社長には当時アイ・トランスポートの代表取締役社長であった山田千賀子が就任しています。彼女はアイ・トランスポートの出世コースをひた走り、やがて社長に迄就任していたのですね。其処から今度はこの株式会社てるみくらぶを立ち上げ、その新会社の社長に就任したという事に成ります。

てるみくらぶは前身のアイ・トランスポートから分社化して誕生

この株式会社てるみくらぶは、前進企業であるアイ・トランスポートから分社化して誕生した会社で、元々はアイ・トランスポート株式会社内の一部署であった「てるみくらぶ事業部」が、分離独立する形で企業化した物です。1998年当時てるみくらぶのシステムがヒットし、業績が急上昇していた事から、こちらを独立させる事に成ったと言われています。

山田千賀子が起こした詐欺事件と逮捕の経緯

それではいよいよ本題に移りたいと思います。先ずは山田千賀子てるみくらぶ元社長が起こした詐欺事件の全容と、事件発覚から逮捕迄の経緯についてご説明させて頂きます。山田千賀子てるみくらぶ元社長は一体どの様な詐欺事件を起こし、どういった経緯で逮捕されるに至ったのでしょうか?

2014年頃から山田千賀子はてるみくらぶの粉飾決算を開始

てるみくらぶが詐欺事件を行うきっかけと成ったのが、2014年頃から山田千賀子が手を染め始めたてるみくらぶの粉飾決算です。粉飾決算とは「会社が不正な会計処理を行い、内容虚偽の財務諸表を作成し、収支を偽装して行われる虚偽の決算報告を指す。」ということで、つまりは「嘘の経営状態をでっち上げる」という事に成ります。

更に分かりやすく言うならば、赤字なのに黒字である様に書類を改ざんするといったモノです。何故この粉飾決算を行うかと言うと、株式会社の場合は当然ながら株主がいる訳ですから、経営者はその株主=オーナーから経営を任されている立場に成ります。そのオーナーに成績を見せる際、成績が悪いと自分の立場が危うくなる訳です。

なので実際は赤字にも関わらず黒字で有る様に見せ、株主に安心させる、つまりは株主を「騙す」のです。山田千賀子は2014年時点で既にてるみくらぶでこの粉飾決算に手を染めていたと言います。となると2014年の段階でてるみくらぶの経営はかなり傾いていたという事に成りますね。

てるみくらぶの経営状況を誤魔化すために粉飾決算に手を染め始めた山田千賀子てるみくらぶ元社長。粉飾決算を一度でも行うと、いつそれがバレてしまうかと毎日眠れぬ日々を過ごす事になると言われていますが、彼女は2014年以降ずっとその恐怖を抱いたまま経営を続けてきたという事です。

2016年にてるみくらぶは過去最高売上を記録していた

実は2016年にてるみくらぶは過去最高の売上を記録しています。これはそのまま額面通りに捉えれば素晴らしい結果という事に成りますが、実際はこれも粉飾決算に導き出された架空の数字だったのです。東京商工リサーチがてるみくらぶを調査したところ、1年以内に破産するリスクが極めて高いという調査結果が出ています。

またこの年を境に東京商工リサーチ宛にてるみくらぶの信用調査依頼が殺到していたとも言われています。「いたちの最後っ屁」ではありませんが、破産寸前てるみくらぶがこの2016年に最後の大仕掛けに出ていた事がこれらの情報からもお分かり頂けるかと思います。

てるみくらぶの業績UPの為に格安パッケージを大量販売

そしてその翌年の2017年にてるみくらぶは傾いた業績をアップさせるために、大量の格安パッケージツアーを販売したのです。その中身は旅行業に携わる人間なら誰でも一目瞭然な程に「絶対に採算が取れない内容」でした。つまり、売った時点で赤字になるパッケージを大量販売していたのです。

これは即ちそのパッケージツアー販売自体が詐欺目的である事を明確に物語っています。売るだけで損失を生むモノを販売する企業などある筈が無い。という事は、このパッケージツアーは遂行されない可能性が高いという事に成ります。

しかもこのパッケージツアーの販売方法が決定的だったらしく、全て現金一括のみの取扱いとしたそうです。どの業界においても「現金一括」を謳えばそれだけで「資金繰りが怪しいな」と勘ぐられるモノですが、てるみくらぶはなりふり構わず眼の前の現金をかき集めるといった手段に出たのです。

そうした事情を知らない顧客からは、そのパッケージツアーは非常に魅力的でした。明らかに他の格安旅行会社のパッケージツアーよりも安く、内容も充実しているのですから、個人旅行を手配する事に疎い方からすればもってこいの商品です。こうしててるみくらぶのパッケージツアーを購入した人々は、その後大変な目に遭遇することに成ってしまったのです。

2017年にてるみくらぶ利用者に被害が続出した

案の定格安パッケージツアーを大量販売したその後、てるみくらぶ利用者に被害者が続出する事と成ります。海外で航空券を発行する事が出来ない利用者が多数いる事がテレビでも取り上げられ、それら旅行者が日本に帰国できない状態にあるなど大きな問題と成りました。

マスコミも連日このてるみくらぶの話題で持ち切りと成っており、当時の報道を振り返ると如何にこの問題が社会的な注目を集めていたかが分かります。またツアーの突然の中止などが相次ぎ、いよいよてるみくらぶに疑惑の目が向けられて行ったのです。

山田千賀子てるみくらぶ元社長が詐欺容疑で逮捕

2017年11月8日、山田千賀子てるみくらぶ元社長とその幹部は警視庁により詐欺容疑で逮捕されました。実は山田千賀子が逮捕される半年程前の2017年(平成29年)3月27日に、株式会社てるみくらぶは東京地方裁判所に破産を申請し倒産していたのです。

パッケージツアーで海外に旅立っている利用者からの問い合わせには「システム障害」として対応し、不意打ちの形で突然この日てるみくらぶは破産を発表したのです。これに驚いたのは今まさに旅行中のてるみくらぶ利用者達でした。

渡航先にいるにも関わらず「チケットが取れない」「ホテルにチェックイン出来ない」といった事例が続出、しかもパッケージツアーを販売した当のてるみくらぶは破産してバックレてしまったのです。どうにか自力で手配出来た利用者は何とか帰国出来た様ですが、中には本当に渡航先に取り残されたままの人も居たのです。

これらのてるみくらぶ利用者に一切の説明もなく、旅行中の利用者に対する責任を果たすこと無く、突然一方的に破産してしまったてるみくらぶ。これは詐欺事件云々という以前に、人として終わっていますね。
 

詐欺容疑で逮捕された山田千賀子とてるみくらぶ幹部ですが、その後11月28日に再逮捕。そして1月17日にも再逮捕されています。逮捕容疑は何れも詐欺で、虚偽の決算書類を銀行に提出し、航空機のチャーター代を騙し取った疑いという内容でした。逮捕された山田千賀子元社長らはこの逮捕事実を間違いないと認めたそうです。

ただし、この3件の逮捕容疑は何れも銀行を相手にした融資金詐欺に絡むモノであり、利用者に販売したパッケージツアーの件については逮捕も何もされていません。こちらは明確な詐欺事件では無いため、騙すつもりで販売したとは立証出来ないのです。

てるみくらぶの詐欺被害者は9万人との噂も

てるみくらぶを巡る一連の詐欺事件はこうして明るみに出ましたが、この詐欺事件により被害者と成ったてるみくらぶ利用者は何と9万人にも及ぶと言われています。これら9万人の被害者は山田千賀子やてるみくらぶ幹部が逮捕されたところで、何がどうなる訳でも無いのです。

そもそもてるみくらぶが破産した以上、後は破産管財人が破産後の処理を行いますので、そこで被害者は債権者として支払った旅行代の返金等を求めていく訳ですが、当然支払った旅行代金が全額返還される事は絶対にありえません。なので最終的に被害者は泣き寝入りを余儀なくされる事に成るのです。

てるみくらぶ破産による負債総額は151億円に上る

てるみくらぶに拠る一連の詐欺事件の被害者数も凄いですが、破産による負債総額も驚くほどの金額です。てるみくらぶの破産による負債総額は151億円に登ると言われています。その債権者の多くはてるみくらぶ利用者である小口債権者ですが、中には大きな負債を背負わされる事に成った取引業者も有ったのでは無いでしょうか?

そういった取引企業が有った場合、取引先の破産や倒産の影響で連鎖的に破産や倒産を余儀なくされるケースも多々あります。破産による被害者は人だけではなく、取引していた企業もまた「連鎖倒産」という形の被害者となるのです。

てるみくらぶが破産した原因は?

では、てるみくらぶが何故破産したのでしょうか?その破産した原因は何処に有るのでしょうか?ここからはてるみくらぶの破産原因について検証して行きたいと思います。

てるみくらぶの破産原因は山田千賀子元社長のワンマン経営にある

てるみくらぶ破産の原因は偏に山田千賀子元社長のワンマン経営に有ったと言われています。だからと言って決してワンマン経営が悪い訳ではありませんが、ワンマン経営の経営者は誰よりも優れ、そして誰よりも鋭いアンテナを張り巡らせて居なければ成りません。それが出来るのであればワンマンでも何の問題も無いのです。

ですが世の99%の経営者がそんな辣腕経営者ではありません。なので其々の部署に特化したスペシャリストを配置して業務を任せ、自らは判断及び指揮決定を行えば良いのです。これは組織において当たり前の事なのですが、てるみくらぶではこの当たり前がどうやら機能しておらず、それが破産の原因と成った様ですね。

その上で破産原因を追求するとすれば、山田千賀子が時代の移り変わりを読めなかった事に有ると言えます。てるみくらぶのウリは自社サイトでの予約システムでした。それは他社が未だネットでの予約システムを導入していなかった為のリーチだったのです。

そのリーチが有る間に時勢を読み、次の一手を打たなかったことが最大の原因です。其処に胡座をかいてしまった事で、他社の追随に何の対策も打つことが出来なかったのです。これが原因と成っててるみくらぶの経営が傾き、その経営悪化が原因と成って粉飾決済に手を染める事に成ったのでは無いでしょうか?

そうした視点でみると、やはり山田千賀子の経営能力に今回の破産原因が有ると言えます。自身の能力を客観的に見極められる力があれば、いつまでもワンマンに拘らず、優秀な人材を揃える事も出来た筈です。この倒産の原因を作り出したのは間違いなく経営者である山田千賀子で、その責任は重いです。

山田千賀子元社長の私生活にもてるみくらぶの破産原因が⁉

また山田千賀子の私生活にもてるみくらぶが破綻した原因があったのでは無いかと言われています。それもその筈で、山田千賀子は逮捕前はかなり贅沢な暮らしっぷりであったそうなのです。勿論会社が軌道に乗っていて、自身も役員報酬として相当の報酬を得ていてと言うことであれば何も問題はありません。

然しながら山田千賀子はてるみくらぶの経営悪化を隠すために粉飾決済を行い、その後も自らの生活ベースを下げること無く豪勢な暮らしを送ってきたのですから、それ即ち「現在の生活を失いたくない」という事と同意義です。それが後々に成ってツケが回って来たのですから、彼女が逮捕された事自体も自業自得と言えます。

旅行業における過去4番目の大規模破産となったてるみくらぶ

てるみくらぶの倒産は、これまでの旅行業者の破産・倒産における過去4番目の大規模な倒産と成りました。151億円もの負債を旅行業者が作り出す事自体が稀で、然も格安旅行を謳うてるみくらぶがこの様な大規模な負債総額を抱えての倒産となった事は、大きな波紋を呼びました。

てるみくらぶの倒産劇は、旅行業界全体の厳しさを物語っていると言っても過言ではありません。過去日本の旅行業はこうした代理店が中心と成って行われておりましたが、現在ではネットの普及もあり個人でチケットを取り、ホテルを予約する方が安上がりに成りました。

そんな中で旧来のパッケージ型ツアーを販売しても顧客にとってのメリットが見いだせない時代と成っています。昔は航空会社が空席をまとめて代理店に卸していた為、代理店のパッケージツアーに申し込めば、低価格で旅行に行けるメリットがありましたが、それも現在と成っては古い過去の話です。

そうして状況が旅行業自体を圧迫しているのは言うまでもありません。実際に旅行業者の倒産は年々増え続けている状態にあり、明日のてるみくらぶと成る可能性をどの旅行代理店も抱えているとも言えるのです。対岸の火事と静観している余裕は、他の旅行業者にも無いのは火を見るよりも明らかです。

てるみくらぶの詐欺事件の被害者について

旅行中に放置された利用者や、ツアー代金を支払ったにも関わらず突然ツアーが中止に成った利用者の方達はてるみクラブの代表的な被害者ではありますが、ではその他で被害者と成った人々にはどの様な方がいらっしゃったのでしょうか?ここではそんなてるみくらぶに被害者についてまとめてみました。

てるみくらぶへの融資を行っていた銀行が被害者となった

山田千賀子とその幹部が警視庁に逮捕された際、その相手が銀行であった事は先程述べた通りです。銀行は虚偽の決算書類によって誤信させられ、てるみくらぶに数億円の融資を行ってしまった訳ですから、確かに銀行は立派な被害者です。てるみくらぶはかなり前からもう自転車操業状態だったのでしょうね。

てるみくらぶの従業員も被害者に

てるみくらぶで働いていた社員達はどうでしょうか?彼らも事前に何も知らされずに倒産を迎えたと言いますから、被害者と言えば被害者です。ただ、自社の様子がおかしい事は絶対に分かっていた筈で、それでもそのまま会社に残り続ける事を選んだ訳ですから、原因の一旦は従業員にも有るのではないでしょうか?

てるみくらぶの新卒内定者も被害者に

驚くべき事に、てるみくらぶは台所事情が火の車で有ったにも関わらずしっかりと新卒採用をしていたそうです。彼ら内定者は4月から新社会人だという矢先の3月27日に、務めるはずの会社が突然倒産した事をし知ることに成りました。

その後日本旅行業協会がてるみくらぶの内定者たちに対し就職説明会を行い、その説明会に参加した内定者の殆どが他の旅行業者に内定を決めたとされており、最悪のケースは免れた様です。然しながらあくまでも「殆ど」であり「全て」ではないという事もまた事実です。

てるみくらぶの詐欺被害者の中には芸能人も

また今回のてるみくらぶの被害者の中には芸能人も含まれており、タレントの矢部美穂さんや栗山夢衣さん、お笑い芸人のぶっちゃーさんなどが今回のてるみくらぶの詐欺被害に遭われたそうです。購入した側に何かしらの原因があった訳では無いので、こればかりはお気の毒であるとしか言いようがありません。

山田千賀子元社長と詐欺事件被害者のその後

では最後に山田千賀子と事件被害者達のその後と現在の状況についてご紹介しておきましょう。逮捕されたその後の山田千賀子は一体どうなったのでしょうか?そして現在は何処で何をしているのか?また、海外に取り残された被害者たちはその後無事に全員帰国することが出来たのでしょうか?

山田千賀子元社長はその後も終始言い訳で反省の姿が見られない

山田千賀子元社長は倒産したその後も一貫して言い訳ばかりで、一向に反省の色が見られないとして、世間から大きな批判を浴びました。その言いっぷりはまるで自分には何の原因も関係も無いと言わんばかりの口ぶりで、これには被害者たちも怒り心頭だったのではないでしょうか?

最後まで頑張り通した上での倒産であればいざ知らず、粉飾決算の挙げ句に倒産したのですから言い訳なんぞしている場合では無いでしょう。最初から騙すつもりで客から金を巻き上げておいて、その上謝罪もしないだなんて非道にも程があります。頭すらまともに下げられないとは何とも情けない限りですね。

その後もてるみくらぶから被害者への返金は行われていない?

現在もてるみくらぶの全ての被害者への返金は行われていません。そもそもこの倒産によって返金される金額は債権のおよそ2%程度で、殆どの人は数千円程度しか返金される事は無いのです。倒産の場合、残った資産を債権者全てで分配する事に成りますので、こればかりは諦めるしかありません。

現在てるみくらぶが倒産してから約2年が経過しましたが、実際に返金手続きが行われるのは未だ先だと言われています。

てるみくらぶの詐欺事件により他の格安旅行会社にも悪影響が

てるみくらぶの詐欺事件は、その後の旅行業界に大きな影を落とすことに成ったと言われていますが、これはどういう事なのでしょうか?

大手旅行会社や個人で旅行手配をした方がという空気に

てるみくらぶが起こした詐欺事件が、「格安旅行会社自体が危険だ」という誤ったイメージを消費者に与える事に成ってしまった様で、実際てるみくらぶ事件以降その後の売上がどんどん下がっているという企業も多いそうです。

消費者としてみれば大手旅行代理店の方が安心ですし、個人で手配できる事であれば個人で手配したほうがリスクが低いと認識してしまっているのでしょう。真っ当に頑張ってきた他の旅行業者にも負の影響を与えたてるみくらぶの罪は大きいですね。

山田千賀子元てるみくらぶ社長の現在

山田千賀子は現在どの様な毎日を送っているのでしょうか?最後に山田千賀子の現在についてまとめてみました。

山田千賀子元てるみくらぶ社長は現在も服役中

山田千賀子は現在も刑務所で服役生活を送っています。彼女が現在何処の刑務所で服役中なのかは情報が無いため分かりませんでした。

2018年7月に懲役6年の実刑判決が下り服役

2018年7月に山田千賀子の第一審判決公判が行われ、山田千賀子に対し裁判所は検察側の求刑した懲役8年に対し、懲役6年の実刑判決を下しました。山田千賀子はこれを受け入れ、実刑判決が確定しております。収監当時の山田千賀子は68歳で、満期出所だった場合は出所時には74歳という事に成ります。

破産後山田千賀子元社長は町田市の公団住宅に?

てるみくらぶの倒産と共に山田千賀子自身も自己破産申請を行っており、その後は町田市の公営住宅で刑が確定するまで生活していたそうです。現在は収監中であるためこちらの公営住宅は既に引き払っているモノと見られ、出所後はまた新たな住居を探す事に成ると思われます。

事件前は家賃35万の高級マンション暮らしだった山田千賀子元社長

事件前のは家賃35万円もする高級マンションで優雅な暮らしを送っていたとされる山田千賀子。そんな彼女がまさか市が運営する公営住宅に入居することに成るとは夢にも思わなかった事でしょう。68歳で自己破産し、無一文の状態で刑務所での服役生活を送るとは、現在もその現実を受け入れられていないのではないでしょうか?

また彼女が本当に大変なのは出所してからです。どんなに早くても彼女が出所した時にはもう70歳を超えている訳ですから、そこから人生をリスタートさせなければ成りません。当然年金関係に関しては充分な備えが有るでしょうが、自己破産した以上蓄えはないので、老後はそれなりに大変です。

また世間の目も当然気に成るでしょう。これだけの被害者数を数える詐欺事件を起こした張本人ですし、出所後に何処で事件の被害者と遭遇するか分かりません。しかもその時自分は相手が被害者である事すら分からないのです。恨み辛みを持っている人がいてもおかしくはないでしょうし、おちおち外出も出来ませんね。

そんな中で老後を過ごさなければ成らないと考えると、出所後が不安で堪らないのでは無いでしょうか?いっその事物価の安い国に移住して、年金で慎ましく生活したほうが良いかも知れません。それらも全て自らの招いた罪として死ぬまで背負って行く他無いのですから。

山田千賀子元てるみくらぶ社長は現在も服役生活中

今回はてるみくらぶの詐欺事件と、元社長である山田千賀子についてを中心にまとめて参りました。現在も服役中であるてるみくらぶの元社長山田千賀子。彼女が今後どの様な人生を送るか分かりませんが、しっかりと日々反省し過ごして頂きたいものです。

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